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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
「鯉」の薬用としての記述は、中国最古の薬物書『神農本草経』に「鯉は長期に食用しても害 がなく、人の健康を保つ上薬に分類される。」と記載されています。
明の時代、李時珍の著書『本草網目』 に母乳促進効果(催乳効果)について書かれていました。
日本に現存する最古の医学書である、『医心方』や、日本最古の料理本『四條包丁儀式』にも、鯉の記載がみられます。
鯉の特性として、寒熱では平、五味では甘、臓腑は脾、胃に影響を与えると考えられています。
効能として、胃腸の機能を高める、母乳の出を良くする、利尿効果などが挙げられます。
しかし、河川の魚の為、脂っこく、食べ過ぎると胃腸に負担をかけ、場合によっては湿熱を生じてしまう事があります。
その為、もともと胃腸が弱い方は、過食する事により余計胃腸に負担をかけてしまう可能性があり、注意が必要です。
余分な水分が溜まっている方や、妊娠中でむくみのある方は、利尿作用があるため、少量の摂取が望ましいとされています。
味をつけていない鯉のスープは、出産後の体弱で母乳の出が少ない方には、非常に効果があるとされています。
続く
『東方栄養新書』(メディカルユーコン) 著:梁 晨千鶴
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こんばんは!樫部です。
本日は前回の続きとして、胃脘痛の弁証分類についてお話していきたいと思います。
前回のお話はこちら!
胃脘痛の弁証分類は主に7つあり、すべて内傷によって引き起こされます。
1.脾胃虚寒
気虚体質であったり、慢性病に消耗により、脾胃の陽虚をきたして内寒が生じると、胃が温養されなくなる為、胃脘痛を引き起こします。
心窩部に持続性の鈍痛を訴える特徴があります。
その他にも、食欲不振、摂食量減少、水様の嘔吐がみられます。
増悪因子は、患部を冷やす、空腹時であり、
緩解因子は、患部を押さえる、温める、食後です。
2.寒邪犯胃
今の時期に多く見られそうな、冷たいもの、生ものの多量摂食時や寒冷により、寒邪が裏に入って脾胃を侵した為に胃脘痛を引き起こします。
胃脘部に絞られるような痛みが突然生じるといった特徴があります。
緩解因子は患部を温めることであり、温飲を好みます。
痛む時は悪寒も伴い、白い唾液を吐き出します。
3.肝火犯胃
肝鬱化火、辛辣物や濃い味の食物の嗜好、温熱性の薬物の過用による胃熱、六淫邪の化熱入裏により、
火熱が脈絡を塞ぐことで気血を失調させ、胃脘痛を引き起こします。
この場合、心窩部の強い灼熱性の疼痛を訴え、かつ拒按です。
冷やすと心地よく、温めることを嫌がる特徴があります。
その他に、胸やけ、呑酸、口乾、口苦がみられ、
場合によっては、吐血、便血、煩燥してイライラしやすいといった症状を伴います。
少し長くなってしまいそうなので、残りの4つに関しては、次回のお楽しみということで!
つづく
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
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