東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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第32回日本病院総合診療学会に参加して参りました

 

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こんばんは 謝敷です。
 
 
 
 
 
昨日は2月22日。私の大好きな猫ちゃん達の日であり、
はり師、きゅう師の国家試験だったようですね!
新しい仲間が増えて、この業界より活気づくといいなと思います。
 
 
 
 
 
 
私は、2月21日・22日と、日本病院総合診療学会に参加して参りました。
場所は長崎。
異国情緒を含みながら、路面電車がタイムスリップしたような昔の日本を彷彿とさせる坂の多い長崎は、
やはり大好きな街の一つです。
(全く話が変わりますが、私がいつか住みたい街ランキングは、長野、香川、長崎、横浜です!!)
 
 
 
 
 
学会では、毎月、総合診療学会の初期臨床研修医の方を対象に実施している
鍼灸勉強会の活動と意識変化についてポスター発表をさせて頂きました。
少しアウェイ感を感じ緊張していましたが、会場では、色々な先生が質問をしてくださり、
鍼灸に興味を持って下さっているドクターがいらっしゃることを感じました。
 
 
 
 
 
そして何より2日に開催されたシンポジウム「鍼灸で変わる総合診療:温故知新の治療アプローチの可能性」が最高でした!
朝一番のプログラムでしたが、会場は沢山の先生方がいらしていました。
あはき師として有名なてらぽん先生こと寺澤佳洋先生が、鍼灸とは?といった概要を説明され、
続いて沖縄県立中部病院の崎山広大先生が、沖縄での医鍼連携の実際を具体的にご紹介下さり、
熊本赤十字病院の三谷直哉先生が、入院病棟での鍼灸臨床の実際をご紹介下さいました。
どれも臨床現場において、医師も患者さんも「ここに困っている!」という点にしっかりと対応されている事例ばかりで、
会場の鍼灸への興味は一気に高まりました!
 
 
 
 
 
しかし、実際に鍼灸臨床や、鍼灸師の病態把握は掴めないため、
すごく良さそうだし、いつか連携してみたいけれど、
学会が終わってしまったら、医鍼連携に踏み出すには、少し難しそう…というところで!!
院長がご登壇!!総合診療の重鎮であられる座長の東邦大学 佐々木陽典先生とともに、
会場の聴講者を対象に体表観察を行い鍼のデモをされました。
 
 
 
 
 
既にあたたまっていた会場でしたので、
デモが始まるや否や、院長の体表観察を近くで見ようと、
会場の先生方が一気に前に集まり、立ちながら観察している先生も!
 
 
 
 
 
専門的な言葉は用いないけれど、鍼灸師が体表観察をとおして何を捉え、
どのように思考し、治療に繋げているかが説明され、
体表観察では、”これなら自分でもやってみたい!”と思われた方が多いのではないかなと感じました。
コーディネータ-であり、色々な学会で弾丸のように様々な難題に風穴を開ける
三井記念病院の増田卓也先生のニヤリと最高に嬉しそうな笑顔が、
シンポジウムの意義を達成された証拠だったように思います。
 
 
 
 
 
 
 
今回の学会では、病院総合診療という領域の先生方の視野や視点を伺うことで、
臨床現場のニーズはどこにあるのか、ということを感じ取ることができたように思います。
エビデンスは、臨床現場で「おぉ!」とか「使える!」「助かる!」という情報でなければ、
単なる研究者の興味関心で終わってしまいます。
患者さん、医療従事者、鍼灸師、様々な立場の人に、役立つエビデンスとは何か…
改めて、スタート地点に立ち戻る機会を頂きました。
 
 
 
 
 
 
そして「ジェネラリスト」である総合診療の先生方から発せられる言葉には、
人間だからこその理解と複雑性が垣間見られ、
医学の追求ではなく、目の前の人(「患者さん」というより「人・同胞」というイメージ)のことを考え共に歩むこと、
ひいてはその地域全体、文化等も含めて、健全な社会作りに取り組む姿勢や気概を感じました。
これが医療にとことん向き合う人達の視野なのだなと思います。
 
 
 
 
 
 
貴重な機会を頂き、ご指導頂いた多くの先生方、
いつも最前線で鍼灸を必要な人々に届ける活動をされている院長をはじめとした先生方に
改めて感謝と敬意の気持ちでいっぱいとなる2日間でした。
ありがとうございました!私も頑張ります!
 
 
 
 
 
 

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こんばんは 謝敷です。
 
 
 
 
 
 
2月に入りましたね。実は今日は、母の誕生日です。
昔、何かの冊子で、2月を以下のように例えている文章に出会ったことがありました。
(完全には覚えていないのですが…)
 
 
 
 
 
”真っ暗で冬の寒さが厳しい早朝。家の台所だけ明りが灯り、そこではお母さんが朝ごはんの準備を始めています。
2月の大地は、このお母さんのように、
暗く冷たい土の中で、ほんのりと温もりと明りを灯し、春の芽吹きの準備を始めます…”
 
 
 
 
 
12年以上、5時に起きて朝ごはんとお弁当を作ってくれた母の姿。
当時は、爆睡していて覚えていないのですが(笑)、
今になって、その姿が容易に目に浮かび、母の愛情に感謝の気持ちが湧いてきます。
明日は節分、明後日は立春ですね。 
土の中の種や球根は、大地からの愛情にも似た力と、日々変化する日差しの温もりにくすぶられて、
そろそろ寝起きの伸びをするように、顔を出し始めるでしょうか。
そう思うと、ツンとした冬の空気も好きですが、百花繚乱の春も待ち遠しくなりますね。
 
 
 
 
 
 
さて、Practice based Evidence実践(臨床)に基づく医療についての論文を読み進めています。
前回は、RCTの課題について現実と理想のバランスの難しさを見ていきました。
前回投稿はこちら
 
 
 
 
 
今日は、2つ目の課題を見ていきます。
 
 
 
 
RCTでは、研究参加者の個性(ばらつき)を減らすため、「選択基準」として、参加できる条件を設定します。
例えば、PMSに対するツボ押しの効果を検討しようと思ったら、以下のような条件が設定されるかもしれません。
 年齢は18~45歳まで
 定期的な月経周期を有している方
 低用量ピルやホルモン療法を受けていない方
 器質的な婦人科疾患の診断、治療を受けていない方
 うつ等の精神疾患の診断、治療を受けていない方    等々…
 
 
 
 
 
 
こうした選択基準(や除外基準)を設け、
対象者の特徴をある程度均一にすることで、
研究対象である「PMS」に対する介入(ツボ押し)効果を検討しやすくなる、ということですね。
 
 
 
 
 
 
 
しかし、実際には、
14歳の初潮からPMS症状がある、
周期が安定していないけどPMS症状が苦しい、
ピル等を服用してもPMS症状が改善されない、
子宮筋腫も有している、うつの診断もされた…
という患者さんがいらっしゃいます。
 
 
 
 
 
 
でも、この研究では、これらの患者さんは対象から外しているため、
この研究の結果が、これらの特徴をもつ方々にも同様に当てはまるかどうかは、不明ということになります。
そして、この論文では、こうした基準によって、研究参加できる患者さん像は、
全体の10~15%に過ぎず、適応外が多くを占めることもある、と紹介しています。
 
 
 
 
 
 
 
そのため、RCTでは研究の選択基準(参加基準)に見合う被験者を探すために、沢山の人数を募集し、
介入(治療)効果の有無を検討するに十分な人数に介入を行う必要があるため、
膨大な資源(時間や人手、資金など)が投じられます。
 
 
 
 
 
しかし、この研究結果は、一部の患者さんには有効(または無効)だという可能性が分かっても、
それ以外の大多数の患者さん(選択基準外の人々)にも同様の結果をもたらすとは断言できません
(一般化可能性が低い)。
 
 
 
 
 
つまり、RCTでは「純粋な効果」を検討するために選択基準が厳しく設定されますが、
その結果、現実に多く見られる患者さんの多様性が削ぎ落とされ、
研究結果の一般化が難しくなる、という問題が生じるということです。
 
 
 
 
 
 
 
ここでも、現実と理想のバランスの難しさが課題となっているのですね。
「有効性」という言葉の背景には、こうした「〇〇の人には」という目に見えない条件がある、ということですね。
来週も続きを見ていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(参考文献)
Horn SD, Gassaway J. Practice-based evidence study design for comparative effectiveness research. Med Care. 2007 Oct;45(10 Supl 2):S50-7. doi: 10.1097/MLR.0b013e318070c07b. PMID: 17909384.
 
 
 
 
 

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