東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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わが日々

2010.03.03

こないだ患者さんから、

「なんか先生のブログ読んでたら、先生って治療か、勉強か、飲んでるか、寝てるかしか、してなくないですか?」

と聞かれました。僕は当然、

「その通りでございます!」

とキッパリお答えしました。まあ充実っていうかなんていうかね、今はそれがイイ感じなんです。なのでもしこれに飽きたら、また他のことでもすると思います。

・・・当分、飽きないでしょうけどね。(笑)

僕はもともと極端に飽きっぽくて、昔から身の回りのものごとの全体像が僕なりにつかめてしまうと、とたんにそこにいるのが退屈になります。そのくせ「ヒマ」は嫌いだったりします。

まあ気分屋というか、要は根気がないんですね。(笑)

よく同業の後輩から、

「竹下先生って、どうして鍼をやろうと思ったんですか??」

と聞かれることがありますが、僕は大概、

「んーまあ、ヒマ潰しかな・・・。」

と答えます。(笑)僕は10代の頃、僕は毎日毎日、何か面白いことないかな~、と「真剣に」考えながら日々暮らしていました。

そいで試しに勉強を一生懸命やってみたり、仕事を一生懸命やってみたり、色々やった訳ですが、そこから得た結論は、

「自分が楽しくて、一生懸命になれて、終わりが果てしなくて、しかもそれが世のため人のためになることが、どうも一番飽きなさそうだぞ!」

ということです。

そいで「試しに」東洋医学、鍼灸やってみたら、これがなかなかね、「面白い」んですね~。

(ちなみに僕は人が何かをやった時に、「面白い、楽しい」と思えた時点ですでに才能あり、ということだと思っています。)

そいでこれがまた、ある程度出来るようになると、えらく「人の役に立つ」んですね~。そんでまた、それを極めようと思ったら「果てしない」んですよ。

時間は万人に平等です。1日が10時間しかない人なんて、この世にいません。平等な24時間をどう使おうがその人次第です。

その中で、「つまんなくって」、「人の役に立たなくって」、「簡単に」出来てしまうことをやってたって、僕にとっては「ヒマ」なんです。飽きるんです。もたないんです。

だから、僕にとって鍼灸は最高の「ヒマ潰し」なんです。

(誤解する人がいそうなので付け加えておきますが、遊び半分でやってるという意味ではなく、僕は極めて「真剣に」ヒマ潰しをしている、ということです。)

そんでもって今や「ヒマな日々」とか「充実した日々」とかを考えることは、僕にとって「虚実」を考えることなんであります!

・・・書いてみたはいいものの、今日のブログ、意味伝わったか、若干不安です。(苦笑)

「喜」について

2010.01.31

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今日は「喜」について書きます。

「喜」という感情なんて、あればあるほどイイに決まってんじゃん!

なければそりゃあ病気になるだろうけど、ある分には病気になんかなる訳ないじゃん!

・・・と思った方は、すでにして「喜」の少ない毎日なんじゃないかとお察しします。(苦笑)

まあそれは半分冗談ですが、東洋医学では、一見プラスに思える「喜」という感情も、過多になったり、過少になったりすれば体に不調を起こす、と考えます。

「喜」は基本的には(正常範囲ならば)「喜は気を緩める」「喜は気を下げる」と言って、精神的、肉体的な余分な緊張を緩和し、気を下げてくれます。

 

【参考】

『黄帝内経素問 挙痛論(39)』「・・喜則氣緩.・・」

『同 調経論(62)』「・・喜則氣下.・・」

ですから、強い緊張を強いられる仕事をされている方なんかは、定期的に「喜」という感情がどうしても必要です。

これが「笑い」であったり、恋人や家族との「安らぎの時」であったり、趣味や何かに「没頭する時間」であったり、人それぞれ違うでしょうが、

 

要は「満足感に浸る時間」のこと、と言えば分り易いかと思います。

・・・しかしこれも、「気が緩み”過ぎ”」になると問題です。

東洋医学では、「喜は心をやぶる」と言って、「喜」という感情が過度になると、五臓の中の「心」という臓に悪影響を及ぼす、

と考えます。

(ここでいう”心”は、西洋医学の言う心臓(Heart)のことじゃないよ!)

 

(因みに出典は『黄帝内経素問 陰陽応象大論(5)』です。)

特に「心」の機能のうち、主に正常な精神活動をつかさどる機能が障害されて、情緒不安定や精神異常、不眠など、様々な症状を引き起こす、と考えます。

ですから、東洋医学では、健康な人生には、好きなことをして、

「気が緩む」

時も必要だけど、ここ一番、

「ピシッと緊張する」

時も人間には必要だ、と考えている訳です。

これもやっぱりバランスなんです。

・・・なるほど、確かにそうですよね?

自身の日々を振り返った時、実感される方も多いのではないでしょうか?

・・・ところで、今回は“緊張”と”緩和”の話になりましたが、

「緊張と緩和の法則」

と言えば、落語会の巨人である2代目桂枝雀さん(1939-1999)が提唱した「笑いの法則」ですね。

知ってる人は知ってるでしょうが、人は緊張する場面で、それが緩和する時笑うのだ、というやつですね。

東洋医学では、「笑い」という感情表現も「心(しん)」の働きと関与する、と考えます。

 

【参考】

『黄帝内経素問 陰陽応象大論(5)』「・・在聲爲笑.・・」

『同 調経論(62)』「・・神有餘則笑不休.・・」

『霊枢 本神(8)』「・・心氣虚則悲.實則笑不休.・・」 など

 

お笑い番組や落語を見ていて「笑う」という現象を東洋医学的に考えると、

まず面白いものを見て「喜び」、
  ↓
そして「気が緩み」、
  ↓
それにより「心(しん)」が正常に働いた結果、
  ↓
「笑う」

となる訳です。

・・・ま、そんなこと考えながらバラエティー番組見てる人もいないけど。(笑)

東洋医学ではこのように、五臓(肝・心・脾・肺・腎)が、それぞれある感情、ある感情表現にも関与している、と考えています。

そこらへんの話も、そのうち書こうかな。


では次回は「思」についてです。

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清明院ホームページ最新情報!

2009.11.24

清明院ホームページに、

1「患者さんの声」
2「よくある質問」
3「リンク集」

の3つのページがアップされました!!トップページからすぐにご覧になることが出来ます。

1は、僕がこれまで治療した患者さんの実際の声に、僕からのコメントを載せています。これから鍼灸治療を受けようか悩んでおられる患者さんの、疑問や不安の解消になれば幸いです。

ここは僕の普段の診療が丸出しで、ちょっと恥ずかしいような気もしますが・・・(笑)今後も、新たに届いた「患者さんの声」はブログ上にアップしていく予定ですので、そちらも是非ご覧になって下さい。

2は、普段治療している時に患者さんからよく聞かれることをまとめたものです。ここに載ってないご質問がもしありましたら、「問い合わせ」から、メールをいただければ、お返事いたします。

3は、清明院に所縁のある皆様を紹介するページです。僕が尊敬する先生達ばかりを集めました。

・・・是非ご覧になって下さい。

また今後、HPに何らかの変更、修正、改訂があった時はすぐにこのブログでご報告いたします。

清明院が出来るまで(その1)

2009.11.15

今日は、「清明院が出来るまで」の流れを振り返ってみたいと思います。

僕はそもそも、この業界に入って3日目には、

「あーこりゃゆくゆくは開業しかあり得ないな~・・・。」

と思っていました。

もともと、誰かの下で動く、ということにすごく窮屈さを覚えるタイプなので(苦笑)、

鍼灸師という資格が持つ独立開業権に魅力を感じて飛びこんだ部分もあります。

・・・しかし、そうはいってもこの業界、そんなに甘くはありません。

この世の中で、鍼灸だけで独立して生計を立てられてる人なんて鍼灸師全体の人数から考えたらそうはいません。

僕のような凡人にそれが可能なんだろうかと、不安に感じることもありました。

「もし今無理に開業したとして、借金背負って首吊ったらしゃれにならんしなー・・・。」

とか、ネガティブ思考になっちゃって、なかなか踏ん切りがつかなかった時期もあります。

・・・でも今は、何とかやれてます。

やっとやっとですが、どうにか食えてます。

人間やっぱ頑張ればそれなりに成長します。

10代のころ、友達とみんなで将来どうしたいとか、何になりたいとか、世の中をこう変えたいとか、

しょっちゅう集まっては無茶な夢を語り合ってたことが、今ようやく現実のものになってきたなんて、なんか感動的です。

(まあ実際は、そんな美しい道のりでもなかったけどね)

清明院開業に関しては、今年(平成21年)の4月ごろから僕の頭の中で徐々に考えをまとめていき、8月下旬頃から具体的に行動開始しました。

やってみると、想定してた以上に色々とやることが山積みで、ヒーコラ言いながら何とかやってましたが、

長年副院長として勤めてきた城西治療院のフォローもあって、どうにか進めることが出来ました。

物件選びとか届出とか、設備の発注とか工事とか、患者さんやこれまでお世話になった方々へのあいさつとか、

HP作成とかパンフレット、名刺作成とか、細かい細かい事まで、非常にタイトなスケジュールの中どうにかこなしていきました。

今日はその工事を手伝いに来てくれた僕の友人を紹介したいと思います。
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左上から、中学時代の同級生の保崎くん、くにおくん、只野くん、左下は今回、只野君の紹介で清明院の工事全般を段どってくれた、

TGK 田村技研

の田村さん、と言います。(清明院HPともリンク)

右下は壁紙クロス、床工事を手伝ってくれた高林さんと言います。

保崎くんは電気工事の会社を、只野くんは内装工事の会社を群馬で自分でやってます。

みんな立派に社長さんになっちゃって、お子さんもたくさん居て、頑張ってます。

悪人相だけど気のいい奴らです。(笑)

工事の最初の日、この3人が来てテキパキと仕事をする姿を見て、僕は感動しました。

「昔はあんなだったのに・・・(笑)やっぱ努力すると人間は成長するナー。」

と思い、3人のこれまでの努力を考えると、軽く泣きそうになりました。

僕も頑張らねば・・・。

次回は清明院の内装に関して、写真を使って書こうかなと思います。

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