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2022.06.17

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6.5(日)の朝に行われた、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴しました!!
今回も岡本一抱(1655-1716)の『万病回春病因指南』を題材に、「嘔吐・翻胃(おうと・ほんい)」というテーマでの講義でした。
これねー、意外と多いんです。
特に若い人で。
最近も、消化器内科の先生から、比較的若い患者さんの「FD(Functional dyspepsia 機能性ディスペプシア)」の患者さんを紹介して頂き、何例か診ているところです。
実は僕自身も、20代のある時期に、一過性でしたが、嘔吐癖のようなものがついてしまったことがあって、以前はお酒を飲んでも相当飲まなければ吐くことはなかったのですが、
少し飲んだだけで吐くようになり、酒を飲んでいなくても常に悪心があるような状態となり、結構苦労した思い出があります。苦笑
また、患者さんでは、もう10年以上前ですが、すい臓がんの末期の患者さんで、亡くなる寸前まで診させてもらった患者さんでしたが、最後はもう黄疸が出て、嘔吐が止まらず、
吸い飲みの水や、自分の唾液を少し飲んだだけでも真っ黄色の胆汁まで吐いてしまい、非常に可哀想だったのをよく覚えています。
(まさに今回の講義で言う”翻胃”、”上膈”の病の状況だったんでしょうね。)
このように、軽症から重症まで、非常に様々な思い出がよぎる嘔吐ですが、今回の講義では「胃の冷え」に注目しつつ、「脾胃は寒熱の偏りを嫌う」ことに着眼せよ、という内容で、非常に参考になりました。
具体的には、嘔吐を治す時に、もし胃の冷えが原因のものであれば、生薬では生姜や山椒が重要になるということです。
酒ばっか飲んで嘔吐する人に、乾姜を使うことが重要とは、湿熱や湿痰を攻下する事ばかりを考えていた、20代の頃の僕にはほとんどない視点でしたね。笑
(・・・あの当時、とある有名な漢方の先生が、僕に対して温剤を処方した意味が、少し分かりました。)
まあ、平たく言えば、吐くことによって邪気を排出する側面と、吐くことによって正気が傷られる側面があり、そのバランスをよく考え、かつ、吐くことの原因を慎重に追及しないと、なかなか治らないよ、ってことですね。
あとは、酒飲んだら、基本的には運動と利尿が重要で、むやみに下したらいけないよ、とか、奥村先生が以前から盛んに研究されている「膜原」に対する理解、というのも、重要な指摘ですね。
やはり膈膜ライン、帯脈ライン、その中心にある胃土エリアは重要だ、というところに行き着きますね。
また、今回も奥村先生の古典研究の精緻さが光っており、日本の江戸期の古典の中に引用されている、中国の古典にさらに当たって、その文章の内容の違いから、
各時代、各国の先生方の考えを類推するという、ベーシックだけど非常に重要な研究方法で、いつもながら、頭が下がる思いがしました。
こうやって、臨床上よくある症状でも、歴史を掘り下げると、非常に奥が深いことがよく分かりますね。
なお、本ライブ配信は北辰会会員限定企画です。
これを機に入会の方はこちらからぜひ!!
2022.03.28

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3.24(木)の夜は、第39回の順天堂東医研で喋ってきました!!
2月に行われたシンポジウムも大変盛況で、5月にはスピンオフ企画としてのイベントも行われるとか。。。
(また告知があると思います。)
コロナ禍によって思いがけず全国に広げることが出来たこの活動、是非とも、多くの医学生に参加して頂きたいと思いますね。
〇
今回の講義テーマは
「東洋医学のキホン 臓腑経絡学 脾胃 -2022-」
「東洋医学的診察法③ 腹診 -2022-」
の二本立てです。
実はこの二つの講義は、2019年に私が順天堂東医研で行った講義であります。
(なのでリビルドバージョン、という意味を込めて―2022―と銘打ってある訳です。)
コロナ禍以降、順天堂東医研はオンライン講義になったので、2020年の春以降の講義に関しては、全て動画で残っているんですが、2019年に私と長瀬先生がやった講義は、資料は残っているものの、講義動画は一切残っていません。苦笑
これでは、基礎理論に関しては同じ講義を何度も何度も、何年もしなくてはならないので、永久不変である東洋医学のキホン部分については、全て資料とともに動画で残してアーカイブ化しよう、ということになりました。
ですので今回、最新情報を加えてスライドをリビルドし、再講義している訳です。
あと1回講義すれば、2019年に私が喋った分に関しては完全映像化終了です。
次の扉を開くことが出来ますね。。。(^^)
今回は初めて参加なさる大学の学生さんも多く、非常にいい質問が飛び交って、2コマ終わって懇親会の1時間も、機嫌よく喋ってたらあっという間に3時間経ちました。笑
体感時間は一瞬でしたね。
当日の質問の中には私の知らなかった内容もあり、また翌日も質問を頂き、自分自身も非常に良い復習が出来ています。
さて、世の中はネガティブな情報で溢れかえっていますが、この活動は、2022年度も楽しみですね。
2022.03.27

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3.23(水)の夜に行われた、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を、OD視聴しました!!
今回も岡本一抱(1655-1716)の『万病回春病因指南』を題材に、「眩暈(げんうん、めまい)」というテーマでの講義でした。
蓮風先生が患者さんや我々にたまに仰ることとして、
「メマイはマヨイやで。」
というのがあります。
なかなか、刺さる言葉だと思います。苦笑
(言葉も鍼なんだよね。。。)
まあ、初学者の人にとって、眩暈ときたらすぐに肝が悪い、風邪(ふうじゃ)だ、としてしまいがちですが、実際はもっともっといろいろな病機があります。
今回はそれに関して、鍼灸と湯液の観点から丁寧に解説して下さいました。
なかでも、補中益気湯で眩暈が治療できるなんていう話は、我々からすればスッと理解できる話でも、初学者の先生方にとっては意外と衝撃的だったかもしれません。
また、我々が日々よく使う後渓と神門という経穴があるのですが、この二穴を対比するのに『難経』64難の剛柔の話を使って説明したりと、まさに昔の北辰会の後の飲み会を思い出す内容でしたね。笑
また、北辰会方式の裏ワザともいえる「裏井穴」の話なども、改めて使ってみようと思わされる内容でした。
今回で1年が経ったこの講座ですが、2022年度からは隔月になり、日曜日開催になり、朝からになるそうです。
(まあ、その方が健全ですし、先生方にも無理がないと思いますね 笑)
いやー、それにしてもアーカイブ配信最高だ☆
2022.03.17

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3.10(木)の夜は、順天堂東医研、第二回アーユルヴェーダ勉強会を視聴しました。
2018年の発足以来、私が東洋医学の基礎と鍼灸を担当し、2019年の4月からは長瀬眞彦先生が漢方を、2020年の春からは勝又摩吏先生がヨガを担当し、伝統医学の学習の幅を広げてきた順天堂東医研。
今回、番外編ということで、インド伝統医学であるアーユルヴェーダに関して、二回目の勉強会が行われました。
普段我々がやっている中国伝統医学、イスラム文化圏で行われているユナニ医学と並んで、世界三大伝統医学と言われることもある、インド伝統医学であるアーユルヴェーダ。
興味を持っている人も多いと思います。
今回のテーマはアーユルヴェーダの中でも、シロダーラという治療法に関して。
見たことある方も多いのではないかと思いますが、眉間の少し上の部分にオイルを垂らす、あの独特な治療法です。
近年では癒しブームとも相まってか、ヘッドスパやエステと抱き合わせで行われることも多いようで、多少市民権を得てきた感じがあります。
(まあ、なかなか本格的な施術を受けられる施設は少ないようですが。。)
アーユルヴェーダでは、全身に中国伝統医学で言う「経穴」のような治療ポイントが存在する、と考えます。
それのことを「マルマ」といい、これは全身に107つあるとされています。
(全身を1つのマルマと考えると108つとなるそうで、これは煩悩の数ですね 笑)
そこにオイルを垂らす治療法が「シロダーラ」というやつで、これは心身の浄化を行う「パンチャカルマ」という治療において非常に重要な段取りの一つとされます。
経穴に対する微妙な刺激というのが、全身に著しい変化を及ぼすという事実を日々実感している我々鍼灸師にとっては、経穴にオイルを垂らすというのも、なかなか興味深い手法だな、と思います。
パンチャカルマには他にも浣腸療法や点鼻薬を入れる方法、瀉血法や催吐法まであるそうですが、まあ、シロダーラくらいまでなら受けてみたいかな、って感じですね。苦笑
まあ、こういう知識に触れるのも、たまにはいいと思います。
◆参考文献
『アーユルヴェーダ入門』地球丸からだブックス
2022.02.17

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2.16(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!
今回も岡本一抱(1655-1716)の『万病回春病因指南』を題材に、「鬱証」というテーマでの講義でした。
現代の心療内科分野でいう「鬱病」と、東洋医学のいう「鬱証」は違います。
(※クロスオーバーする部分はありますが。)
まずここを変に混同すると、後々、整合取れてない、訳の分からない話になっていきますのでご注意を。苦笑
・・・で、東洋医学的な「鬱証」においては、特に現代の都会暮らしの患者さんの多くにおいて重要なのが「肝鬱気滞(かんうつきたい)」という病理。
北辰会では、江戸期京都の名医、後藤艮山(1659-1733)の「一気留滞説」を参考に、「気滞病理学説」を提唱し、様々な病気に鍼で対応しています。
この「肝鬱」という概念のベースになる「東洋医学的のいう”肝の臓”の疏泄作用」に関して、恐らく初めて述べたのは中国、金元時代の四大医家の一人、朱丹渓(1281-1358)です。
今回は『万病回春病因指南』以外にも、朱丹渓(1281-1358)の『局方発揮』『丹渓心法』や、以前このブログでもとり上げた江戸期の高津敬節の『鍼灸遡洄集』などなど、
様々な文献や方剤を参考に、北辰会の漢方医である竹本喜典先生の補足解説も頂きながら、東洋医学のいう「鬱証」に関して、非常に多角的に説明して下さいました。
今回印象的だったのは、「鬱証」の治療において、意外と温剤に力点が置かれている点。
鬱証を見る時に、その患者さんが冷えに偏っているのか、熱に偏っているのかの判断は重要です。
ここを見誤ると、余計に心身の状態が悪化してしまう場合があります。
コロナ禍によって、社会全体に閉塞感が漂っていますが、まさにこういう時に「鬱証」に相当するような病態が起こります。
清明院でもこの二年は灸法が大活躍しており、大いに納得しました。
アーカイブ配信で何度も繰り返して聴けるこの講義、2000円は安すぎます!!
会員の方は勿論、これを機に入会の方はぜひ!!
2022.01.28

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1.26(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!
今回も岡本一抱(1655-1716)の『万病回春病因指南』を題材に、「諸気」というテーマでの講義でした。
今回印象的だったのは、男女の違いに関するお話し。
女性特有、男性特有の病気はともかく、あらゆる病気において、性差があるものは多いですね。
この性差の問題を、東洋医学ではどう考えるか、という部分に関して、万病回春以外の文献も参考にしつつ、男女の陰陽の問題として
「陽道:散、陰道:閉」
と端的に解説して下さいました。
なかなか含蓄のある内容だったと思います。
また終盤では、虚実や脈状の考え方に関して、これまた重要な内容のお話がありましたね。
沈と伏の違い、滑と濇の違い、などなど。
まあ、弁証にしても診察にしても、「〇〇=〇〇!!」と、通り一遍で杓子定規な考え方を持ったら、すでにして間違いの始まり、ということなんでしょう。
しかも今回は、会長である蓮風先生から、臨床と古典に関するミニ講義もありました!
西洋医学のベースはサイエンスである、一方、東洋医学にもサイエンスはあるけども、それ以前に伝統がある!という、我々が改めて認識するべき、根本的な部分を指摘して下さいました。
先生がいつも仰ることではありますが、やはりこの指摘は重いと思います。
アーカイブ配信で何度も繰り返して聴けるこの講義、2000円は安すぎます!!
会員の方は勿論、これを機に入会の方はぜひ!!
2021.12.24

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12.22(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!
12.22からの二週間は、二十四節気では「冬至」ですね。
1年で最も昼が短いと、よく言われます。
1年で最も、自然界の陽気が弱く、相対的に陰気が強いともいえる時期。
そのバックボーンから、色々なことを想定しながら治療にあたるべき時期ですね。
・・・二十四節気・七十二候はどれも大事で興味深いけど、やはり特に重要で、陰陽の動きを大きく感じるのは二至二分四立の八節でしょうな。
今回のテーマは「口舌」です。
最近で、「口舌の病」に関するホットな話題といえば、コロナ後遺症の「味覚障害」ですかね。
私も最近、コロナ後遺症の味覚障害に関しては、数例ですが治療にあたらせて頂きましたが、私が診ている限りにおいてはそこまで深刻なものは少ないようで、
普通に治療すれば順調に回復するものが多いようです。
・・・これからオミクロン株の第6波がどうなるか。
すでに市中感染が報告されていますので、クリスマスと年末年始の人流増加によって、またPCR陽性者数が増加することは目に見えていますね。苦笑
これも、どこまで重症化するのか、感染力はどうか、後遺症はどうか、まだまだ不明ですね。
まあ我々としては、粛々と感染対策+東洋医学的な冷静な対応、に尽きます。
あとは「口舌の病」と言えば口内炎や舌炎、舌痛症などが、日常的によく診る訴えではないでしょうかね。
(あと清明院ではけっこう多い、”口腔扁平苔癬”とかね。)
今回印象的だったのは、新風先生から、
『黄帝内経霊枢』脈度萹(17)の「心氣通于舌.心和則舌能知五味矣.」、
口問篇(28)の「人之自齧舌者.何氣使然.此厥逆走上.脉氣輩至也.少陰氣至.則齧舌.少陽氣至.則齧頬.陽明氣至.則齧脣矣.視主病者.則補之.」、
五閲五使篇(37)の「口脣者脾之官也.舌者心之官也.」
あたりを引用して、舌と心の関わり、口内炎の発生メカを説明しておられたことです。
よく中医学で、「舌は心に開竅する」といって、舌のことを耳や鼻と同じ「竅(きょう、つまり穴)」として語ることがあるのですが、普通に考えて、
「舌って穴じゃねえじゃん。。。(^^;)」
と思うでしょう。
しかし、岡本一抱(1655-1716)は『万病回春病因指南』のなかで、
「舌は穴じゃないけど、皮膚と同じように湊理(そうり)があって、そこに飲食物が入って、五味を感じるんだよ」
と、説明しています。
(うーん、なんかじゃっかん苦しいような。。。( ;∀;))
また、ずいぶん前にFBに書いたけど、この「開竅」するところに関しては、『黄帝内経素問』金匱真言論(4)では、
「南方赤色.入通於心.開竅於耳.藏精於心.故病在五藏.」
と書かれているということも見逃せません。
(因みに金匱真言論で腎が開竅するのは二陰です。)
で、陰陽応象大論(5)においては、よく言われる
肝:目
心:舌
脾:口
肺:鼻
腎:耳
という話が出てきます。
「心は耳、腎は二陰」という説があったということは、踏まえておく必要があると思いますし、こういう諸概念については、あまり機械的に用いない方が良いということも重要ですね。
また今回は、あらゆる医家の配穴論についても触れて下さり、個人的には最近よく使っている「陽陵泉」をフィーチャーしてくれたのが嬉しかったですね。
まあこのように、基本から臨床まで、縦横無尽に聴くことが出来る古典ライブ。
会員の方は勿論、これを機に入会の方はぜひ!!
2021.12.03

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最近、講演会やら学会に参加し過ぎて、レポート書くのが追い付かないんですが(苦笑)、ようやく追いついてきました。
以前このブログでも告知しましたが、11.28の日曜日は、厚生労働省、日本医師会後援、第39回、日本東方医学会学術大会に参加してきました!!
今回の大会テーマは「耳・鼻からはじまる健幸長寿 ~本邦初!東方の叡智が集結」です!
東方医学会は現在、いつも順天堂東医研で大変お世話になっている、長瀬眞彦先生が会長を務めておられます。
私は2019年度からこの学会で学術委員を拝命させて頂いており、今回は初の座長、発表者として登壇させて頂きました。
今回、春から清明院で半年間研修なさった、三井記念病院の総合内科、リウマチ膠原病内科の増田卓也先生とともに、
「漢方治療で難渋し鍼灸治療併用により著効したフクロウ型体質の一例」
というタイトルで発表させて頂きました。
(・・・とはいっても、口演発表なさったのは増田先生であり、私は座長席でニコニコしていただけでしたけど。笑)
気心が知れた医師と共同して、漢方と鍼灸で、西洋医学的な検査データもキッチリ押さえつつ、一つの症例を仕上げる、これはとてもいい仕事ですね。
現在、清明院ではそういう症例が増えてきましたので、今後も折に触れて発表していこうと思います。
また今回は、順天堂東医研の学生さんが、医大生を対象にして、鍼灸に対する認知度をアンケート調査してくれた発表もしており、初めてなのに大変落ち着いた発表だったことに大感心しましたし、
医師の認知度、ひいては患者さんの認知度、理解度を高めるうえで、今後、医学部で鍼灸師が当たり前に講義を行う重要性を感じました。
「東方」という言葉の意味は、一般的には西欧の国々(ヨーロッパ)から見て東に位置する国々を指すようで、東方医学会では、中国伝統医学のみならず、
チベットやインドなど、全ユーラシアの伝統医学を学んでいこう、という、なかなか特殊な学会です。
ダイバーシティ、ダイバーシティと、喧しく叫ばれている昨今、非常に時宜を得ている学会ではないでしょうか。
今回もチベット医学あり、アーユルベーダあり、漢方あり、鍼灸ありの、とても充実した学会でしたね。
コロナ禍が落ち着いている束の間のベストタイミングでの開催で、ハイブリッド開催となり、会場とオンライン参加で半々くらいだったのではないでしょうか。
会場もある程度、ディスタンスの保たれた状態で、ほど良い入り具合でちょうど良かったですね。
感想として、やはり対面はいい!!笑
これまで散々、このブログでオンライン講義を褒めまくってきましたが、それは色々な意味での利便性に優れているからであって、産まれてこの方、
対面講義を聴いて育ち、自身も対面講義をして、育ってきた私としては、この方が良いに決まっています。笑
久々となった、講演後の御挨拶や名刺交換でも、以前からお会いしたかった色々な先生方や、意外な先生方と繋がることが出来て、大変嬉しかったですね。
シロダーラやってみたい。。。(゚∀゚)
2021.09.17

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9.15(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!
水曜日は毎週、東洋鍼灸専門学校での講義なので、21:10まで講義なんですが、学校を出て、21:15くらいからスマホで講義を聴きながら、
チャリこいで家に帰り、家で片付けと明日の準備をしながら、講義を聴けるという素晴らしさ。
もう、オンライン講義なしでは生きていけない。。。笑
しかも、分かりにくかったところを翌日にOD配信で確認できるというお得さ。。。
北辰会会員に限らず、対面実技指導が受けられないコロナ禍のうちに、しっかりと学術のレベル、特に「学」のレベルは、最高まで高めましょう。
臨床家にとって、学と術は両輪の輪です。
今回の第5回古典ライブのテーマも
「古典に学ぶ病因病機 ~万病回春病因指南を題材として~」
であり、今回は
「内傷(脾胃)」
にフォーカスした内容でした!
奥村学術部長の圧倒的知識量と、新風代表のサクッとしたまとめ、というコンビネーションで語られるこの講義ですが、回を重ねるごとに分かり易さが増している感じがあります。
今回は、今の晩夏~初秋の時期にタイムリーな「内傷」で、主に金元の4大医家の一人である李東垣(1180-1251)の説を引きながら、
内傷のほとんどは中気(中焦の気≒脾胃の働き)が関係している、従って脾胃に着眼した治療は重要、という内容でした。
(なかなかの極論ではありますが。。。)
食欲の秋であり、また、夏の間にした暴飲暴食の影響が悪い面で出てきやすい時期でもありますので、このことについて知っておく、意識するのはとても重要です。
今回は、なぜか僕だけ(苦笑)画面がフリーズしましたが、どうにかリカバリーできました。(^^;
まあこういう不具合とか操作上の問題なんかも、今後の5Gの時代ではどんどん改善されてくるのでしょう。
こうやって何回もやっていくうちに、講師の方も、視聴者の方も、オンライン講義に慣れて、コロナもまだまだ長引きますから、今後は座学はこれが間違いなく主流になることと思います。
こんな便利なことに慣れたら、もはや以前に戻れるわけないですな。(*‘∀‘)
今回、印象的だったのは、「補中益気湯の中に柴胡と升麻が入っていることの重要性」というお話。
金元の4大医家の中でも、特に脾胃の働きを重視し、”補土派”と言われる李東垣(1180-1251)が創方した薬として有名で、現代の臨床でも非常によく使われる「補中益気湯」という薬(補気剤)があります。
これの中身(構成生薬)は、各古典によって多少の違いはありましょうが、基本的には
人参・白朮・黄耆・当帰・柴胡・陳皮・炙甘草・升麻(by『中医臨床のための方剤学』)
なのですが、この薬の中に入っている柴胡と升麻は、表証の薬(辛凉解表薬)でありながら、補気剤に配合すると升陽作用を発揮します。
これを鍼で表現しようとすれば、脾胃を補う配穴に、臨泣などの木気を巡らせる配穴を足すと、補中益気湯のそういう側面が表現できたりします。
臨床上、上實下虚や上熱下寒、いわゆる冷えのぼせや、人体の上下のアンバランスが起こった状態の患者さんに接する機会は多いですが、
意外と中焦脾胃に注目して「補気昇提」という考え方で治療するとうまくいくケースがあります。
何でも清熱や降気を考えりゃいいってもんじゃない。
中焦を補気し、清陽を押し上げることで、かえって邪気が降りる、足が温もる。
ここもなかなか、東洋医学の臨床家の腕の見せ所でしょう。
改めて、よくよく考えておくべきだと思いましたね。
また、以前から奥村先生が深く研究されている腹診論に関して、先天易と後天易と境界と、木土の五行の相生相剋の話、また、味岡三伯門下で岡本一抱(1655-1716)の同期で、
弟子の中の四傑といわれる浅井周伯(1643-1705)の子孫が記したと言われる「五蔵決用圖」の話など、今回もなかなか含蓄のあるお話を頂きました。
まあ簡単にいうと、江戸期の医家は腹部に宇宙を見て、治療をやっていた、ということですね。
これを壮大で、スケールが違う!美しい!!と取るか、Primitiveととるか、非科学的でとるに足らない、思弁的であり、観念論では病気は治らない、と斬るか。
・・・とまあこのように、2000円では安すぎる、非常に学びのあるこの講座、会員の先生方限定の講座ですが、これを機に入会の方はぜひ☆
「なんちゃって」じゃない、本気の東洋医学の素晴らしい世界が、待っていますよ☆
〇
2021.08.20

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8.18(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!
日々感染者が過去最高と大騒ぎになり、医療も逼迫どころか部分的に崩壊しているという報道がなされる中、歩みを止めない北辰会。
毎月の最新のeラーニング講義配信に加え、随時配信の基礎~応用講座の数々。
さらに毎月1回のライブ配信に加えて、この古典ライブです。
(正直、有り得ないボリュームだと思います。向学心の高い人にとっては、超お得なメニューでしょう。笑)
しかもOD配信で何度でも視れるというお得さ。。。
対面実技指導が受けられないコロナ禍のうちに、しっかりと学術のレベル、特に「学」のレベルを最高まで高めましょう。
臨床家にとって、学と術は両輪の輪です。
今回の第四回古典ライブのテーマも
「古典に学ぶ病因病機 ~万病回春病因指南を題材として~」
であり、今回は
「火証」
にフォーカスした内容でした!
奥村学術部長の圧倒的知識量と、新風代表のサクッとしたまとめ、というコンビネーションで語られるこの講義ですが、回を重ねるごとに分かり易さが増している感じがあります。
今回は灼熱の夏に「火証」で、タイムリーな内容の筈だったんだけど、最近雨が続き、妙に気温が下がってますね。。。苦笑
(まあ昨日今日あたりは上がっていますが。)
まだまだ残暑で、9月末くらいまでは暑い日が続きますので、「火証」について知っておくのは良いことです。
今回も、途中でマイクのトラブルもありましたが、すかさずリカバリーできていました。(^^)
こうやって、やっていくうちに講師の方もオンライン講義に慣れて、コロナもまだまだ長引きますから、今後は座学はこれが間違いなく主流になることと思います。
・・・もう、昔には戻れませんね。
切ない気もしますが、仕方ないことです。
過去にもこうやって、馬での移動から人力車、自動車、飛行機へと変容してきたのが、ここ数百年の人類の歴史です。
今回もそうなるでしょう。
今回の講義にしたって、診療が終わって、スマホで聴きながらチャリをこいで家に帰り、洗濯物やら片付けやらなんやらをしながらワイヤレスイヤホンで聴いていました。笑
こんなこと言うと、
「それじゃ集中力が・・・」
とかいう批判が聞こえてきそうですが、他のことに気をとられてて聞き逃がしたところとか、不明瞭な印象の部分については、後日オンデマンド配信でじっくり聞き直せば再び頭に入るので、まったく問題ないです。
こんな便利なことに慣れたら、もはや戻れるわけないですな。(*‘∀‘)
今回、印象的だったのは、「正治と反治(逆治と従治)」というお話。
「火証」といえば激しい熱証な訳ですから、治療は当然清熱法という、熱をとる、冷ますやり方を行うのが常道なんですが、それをあえて温める治療を行うことで回復させるという方法について。
これについては、私も臨床上やることはあるのですが、「どういう場合に」行うか、というシャープな判断については、ピタッといかないこともあります。
ここもなかなか、東洋医学の臨床家の腕の見せ所でしょう。
また、熱証があるということは陰分の不足がある、陰分の根源は腎の臓なんだから腎に着眼することが重要、というのも、よく言われることですがやはり重要です。
そこで、腎をどういじるの??という問題に直面しますからね。
どちらも改めて、よくよく考えておくべきだと思いましたね。
また、以前から奥村先生が深く研究されている「相火論」や「膜」に関して、岡本一抱の行燈の説や、有名な沢庵和尚の『五臓註』の図を引き合いに、
なかなか含蓄のあるお話を頂きました。
・・・とまあこのように、2000円では安すぎる、非常に学びのあるこの講座、会員の先生方限定の講座ですが、これを機に入会の方はぜひ☆
「なんちゃって」じゃない、本気の東洋医学の素晴らしい世界が、待っていますよ☆
〇
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2026.02.27
2026年 3月の診療日時2026.02.18
2026年1月の活動記録2026.02.01
2026年 2月の診療日時2026.01.29
2025年12月の活動記録2026.01.06
2026年 1月の診療日時2026.01.01
2026「丙午」謹賀鍼年!!!2025.12.30
年内診療終了!!2025.12.12
患者さんの声(睡眠障害、その他不定愁訴)2025.12.05
2025年11月の活動記録2025.12.01
2025年 12月の診療日時2025.11.22
患者さんの声(15年以上メンテナンスで継続通院)2025.11.20
11.22(土)、25(火)、通常通り診療やります!!2025.11.19
2025年10月の活動記録2025.10.29
2025年 11月の診療日時2025.10.15
2025年9月の活動記録2025.10.10
清明院16周年!!!2025.10.01
2025年 10月の診療日時2025.09.20
2025年8月の活動記録2025.09.01
2025年 9月の診療日時2025.08.15
2025年7月の活動記録2025.08.01
2025年 8月の診療日時2025.07.04
2025年6月の活動記録2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)