東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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Search Results for: 春

「芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん)」というお薬

2019.07.05

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昨日、「温経湯」という漢方薬に関して書いた。

 

「温経湯」というお薬    参照

 

 

我々鍼灸師が、なぜ湯液を勉強しないといけないかというと、僕が思うのは、単純に飲んでいる患者さんが多いからです。

 

 

漢方薬を飲んでいる患者さんを治療する以上、その漢方薬が東洋医学的にどういう作用を患者さんに及ぼしているかを考えて、それを加味して診たて、処置しないといけません。

 

 

まあこれは西洋薬もしかりなんですが、西洋薬の場合は、即東洋医学の理論に置き換えるのはなかなか難しいのに対して、漢方薬であれば理論上は簡単に変換することが出来ます。

 

 

それが効いてるとか効いてないとかの意味を考えることが出来ます。

 

 

これに対して、西洋薬や外科手術を、一つ一つ、東洋医学的にどう評価するのか、という問題は、今後の課題でしょう。

 

(西洋医学の先生方、是非一緒に研究しましょう。)

 

 

ともかく、こないだとある先生とやり取りしていて、「温経湯」のついでに話題に出てきた「芎帰調血飲」という漢方薬があります。

 

 

これも、温経湯ほどではないけど、たまに飲んでおられる患者さんがおります。

 

 

『中医臨床のための方剤学』には、「温経湯」の附方(似た薬)として紹介されています。

 

 

・・・さて、どんなお薬か。

 

 

この薬の出典はあの『万病回春』です。

 

『万病回春』を含む記事    参照

 

 

『万病回春』は中国明代、1587年に龔廷賢(きょうていけん)先生がまとめた本で、全8巻、その内容は、江戸期の偉大な医家たちに大きな影響を与えまくった本です。

 

 

「芎帰調血飲」の別名は「芎帰補血湯」と言います。

 

 

『金匱要略』では、温経湯”閉経後の婦人”を例に挙げて紹介されているのに対し、『万病回春』に出てくる芎帰調血飲、”産後の夫人”を例にとって、

 

30パターン近い、様々なバリエーション(加減方)とともに紹介されています。

 

 

ド頭に「産後一切の諸病」と書いているくらいだから力強い。(笑)

 

 

まあ簡単にまとめて極言すれば、要は、産後に気血が弱って気滞血瘀、瘀血が残留したものでしかも寒証のものに使う、というワケです。

 

 

名前に「芎帰」とついているくらいですから、主薬は川芎当帰でしょう。

 

 

川芎と言えば活血行気、当帰と言えば「血中の気薬」といわれ補血活血行気、であります。

 

 

温経湯芎帰調血飲の違いは、呉茱萸が入っているかどうかが大きいでしょうね。

 

 

・・・これをどう考えるか。

 

 

どう使い分けるか。

 

 

鍼ではどうか。

 

 

呉茱萸「暖肝」てナニしてんの??

 

 

疑問は尽きません。

 

 

 

続く

 

 

 

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6月(一社)北辰会定例会東京会場

2019.06.25

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6.23の日曜日は高田馬場で行われた(一社)北辰会定例会東京会場へ。

 

 

今回は本部から鍼灸 大仙堂院長、山本克仁先生もお見えでした。

 

 

朝から清明院元副院長、現寧心堂院長の森岡健介先生による基礎中医学講義「津液」。

 

過去記事 森岡  参照

 

 

(一社)北辰会は、中医学を理論のベースに置いていますが、今では『北辰会方式 理論編』として全面的に理論化、書籍化され、非常に学びやすくなったと思います。

 

 

朝イチは私と森岡の鍼灸学校の同期でもある伝統鍼灸かみなり院長、土田丈先生による経穴解説「肺経・大腸経・胃経」。

 

 

朝二は春宵堂治療院本山裕子先生による経穴解説「脾経・心経・小腸経」。

 

 

経穴は解説はかつて「北辰会常用腧穴講義」と題して、蓮風先生がシリーズで講義して下さった、北辰会の人気講義なんですが、

 

今では『経穴解説』として書籍化され、非常に勉強にしやすくなったと思います。

 

 

3名とも、”読めばわかる”部分を超えた講義をやってくれたと思います。

 

 

午後は現在、北辰会の育成運営の責任者である山本克仁先生の鮮やかな実技デモの後、各班に分かれて実技練習「原穴診・背侯診・取穴」

 

 

これも今では、『体表観察学』『北辰会方式 実践編』という二冊がありますので、大変勉強しやすくなっております。

 

 

書籍も充実、講師も充実、やってますね~、北辰会。

 

 

2005年くらいから、藤本新風先生を中心に、次世代に向けて様々な改革を進めてきました。

 

 

最近では、2018年に新代表に就任した藤本新風先生が、伝統鍼灸学会では他流派の先生方と実技コラボしたり、三旗塾で講演したり、良導絡自律神経学会で講演したり、

 

今度大阪で行われる鍼灸フェスタで講演したりと、外へ外へと力が向いてきております。

 

 

他流派の先生方ともどんどん交流して、日本の鍼灸界、今後も盛り上げたいですね☆

 

 

 

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中国の宇宙論 ⑥ 地動説との接触

2019.06.01

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これまでのお話し

 

 

中国の宇宙論 ① イントロ

中国の宇宙論 ② 蓋天説 

中国の宇宙論 ③ 渾天説

中国の宇宙論 ④ 宣夜説  

中国の宇宙論 ⑤ その他の説         参照

 

 

◆地動説との接触

 

 

古代から諸説紛々であった中国の宇宙論、まあ最終的には渾天説が最も支持を集めたようで、そのまま大きな変化はないまま、明代まで来たようです。

 

 

因みに、宇宙論に伴う日月星辰に関する学問(天文学)、暦に関する学問(暦法、運気論)、西洋の天文学に関しては、また長い話になってしまうので、

 

いつか書くことにして、ここでは立ち入りません。(^^;)

 

(まあそんなん書き出したらエライことになるー てかムリー 時間とお金があれば大学で一から教わりたいー )

 

 

明代に至って、あのコペルニクス(1473-1543)地動説地球球体説がイエズス会士によって中国に流入して、ようやく変更を迫られたようです。

 

 

渾天説では、水に浮かんだ大地を天球が取り囲んでおり、日月星辰はその天球上を絶え間なく動く、ということになっていましたが、地動説では大地そのものが動いている、

 

ということになり、話がまったく変わってきます。

 

 

しかし、『春秋』緯書である『元命苞』には「天左旋、地右動」とあり、『運斗枢』には「地動則見於天象」とあり、

 

「中国にはもともと地動説の考え方があった!!」

 

という説もあります。

 

(でもまあ、後出しじゃんけん感は否めない。。。)

 

 

また、公転の問題においても、『書経(尚書)』の緯書である『考霊曜』には

 

「・・・地常動不止・・・」

 

とか、

 

「・・・地体雖静而終日旋転・・・」

 

という記載もあるそうです。

 

 

また唐代の『開元占経』や、宋代の『太平御覧』にも、公転を示唆するような記載は見られるものの、歴史的にはあまり重視されてこなかったようです。

 

 

まあこのように、一見、メインストリームでない、マイナーな理論の中に、実は良いものがある、あるいは良いものどころかメインストリームよりも正しいものがある、

 

というのは、現代も同じですな。

 

 

自転公転説はともかく、地球球体説が、西洋では紀元前からあったのに対して、中国では天円地方論がメインであった、という違いは興味深いと思いますね。

 

 

 

天に対する意識、感覚が西洋と違うからではないか、と愚考しますが、どうなんでしょうね。。。

 

 

 

続く

 

 

 

 

【参考文献】

 

「蓋天説と渾天説の話」日本科学史学会

「梁武の蓋天説」山田慶児

Wikipedia「蓋天説」

『中国古代天文学簡史 日訳版』浅見遼訳 近代出版

『中国天文学研究』小沢賢二著 汲古書院

『東洋天文学史論叢』能田忠亮著 恒星社

『中国天文学・数学集』薮内清 編 朝日出版社

『古代中国の宇宙論』浅野裕一 岩波出版

 

 

 

 

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中国の宇宙論 ③ 渾天説

2019.05.25

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これまでのお話し

 

中国の宇宙論 ① イントロ

中国の宇宙論 ② 蓋天説       参照

 

 

◆渾天説とは。

 

 

古代中国で、「蓋天説」の後に出てきた、もう一つの有名な宇宙構造論が「渾天(こんてん)説」です。

 

 

「渾天」とは、大きく丸い天、というほどの意味です。

 

 

これは、宇宙を卵のようなものと捉え、黄身が大地、殻が天、上半分は空気、下半分は水、と考え、殻である天が動いているとする、いわば

 

「素朴な天動説」

 

です。(笑)

 

 

これまた、こちらのサイト様の図示とご説明がたいへん分かりやすかったです。<m(__)m>

 

 

これで、二十八宿(星座の動き)二至二分(夏至・冬至・春分・秋分)など、色々なことが説明できるようになったのですが、天が水中に潜るという説、

 

天地が水に浮かんでいるという説は、前漢の当時に「蓋天説支持派」から、かなり論難されたようです。(苦笑)

 

 

蓋天渾天論争では、前漢末期の揚雄さん桓譚さんという人がずいぶん激しく論争したことが知られているそうです。

 

 

しかしまあ、結果的には渾天説の方が実際の現象と合致するため、徐々に渾天説が優勢となっていったという経緯があるらしく、現代的な球面天文学からみても、

 

蓋天説から渾天説への変遷は、科学の進歩、ととれます。

 

 

渾天説を大成したと言われる人物に、後漢の科学者、政治家である張衡(78-139)という人物がいます。

 

 

彼は紀元前4世紀からある「渾天儀」という天球モデルを完成させた人物として有名であり、その著書の中で「渾天説」を明確に述べたことで知られています。

 

 

渾天儀に関してはこちらのサイト様の解説が、実に詳しくて参考になります。

 

 

彼が作った渾天儀は、水時計の水の流れを応用して水流で動き、二十八宿の位置など、現実の現象、位置と悉く一致したといいます。

 

(・・・なんかそれ、欲しいな。。(゜o゜))

 

 

この渾天説と人体観、医学の関わりですが、僕としては真っ先に李時珍(1518-1593)の説が思い浮かびます。

 

 

李時珍の『奇経八脈考』冒頭の「八脈」の部分に、

 

「陽維脉は表、陰維脈は裏で乾坤を言い、陽蹻脉は左右の陽、陰蹻脉は左右の陰で東西を言い、督脈は後ろの陽、任脈衝脈は前の陰で南北を言い、帯脈は諸脈を束ねる、六合を言うなり。」

 

とあります。

 

(文章はかなり省略意訳しています。)

 

 

渾天説における天球の、赤道にあたる部分が帯脈、上下(天地、転じて表裏)は維脈、左右(東西)は蹻脈、前後(南北)は任督衝と、奇経八脈それぞれで、

 

球体としての人体(六合、つまり宇宙)の気のバランスをとっている、と考える説です。

 

 

因みに”宇宙”という単語の出典は『尸子』あるいは『淮南子』であります。

 

(”宇”が空間を意味し、”宙”が時間を意味します。つまり宇宙とは時空のことであります。)

 

 

李時珍は恐らく、天文学についても相当深く理解していたことでしょう。

 

 

彼が、小宇宙である人体を、球体(三次元空間における空間物体)として考えた時に、奇経八脉を用いてこのような論を説いたのは、鍼灸臨床家としては非常に面白い説だと感じます。

 

 

 

続く

 

 

 

 

【参考文献】

 

「蓋天説と渾天説の話」日本科学史学会

「梁武の蓋天説」山田慶児

Wikipedia「蓋天説」

『中国古代天文学簡史 日訳版』浅見遼訳 近代出版

『中国天文学研究』小沢賢二著 汲古書院

『東洋天文学史論叢』能田忠亮著 恒星社

『中国天文学・数学集』薮内清 編 朝日出版社

『古代中国の宇宙論』浅野裕一 岩波出版

 

 

 

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順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ③

2019.04.28

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これまでのお話し

 

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ①   参照

 

 

◆まずはリサーチ

 

 

2017年に日本中医学会で成田先生の御活動を知り、何とか関東で同じようなことを出来ないかと考えるとともに、まずは現状を把握してみよう、と思いました。

 

 

ちょうど中医学会に行く前に、千葉大の和漢診療科を見学させていただいたことがあったので、千葉大の先生方に聞いてみたり、東京に帰って来てから、

 

今度は北里大学の東洋医学総合研究所に研修に伺ってみたり、日本東洋医学会の地方会に参加してみたり。。。

 

千葉大学附属病院 和漢診療科にお邪魔してきました!!

北里大学、東洋医学総合研究所にて研修してきました!!  

(一社)日本東洋医学会に参加してきました!        参照

 

 

・・・そうして、大体の現状を把握しました。

 

 

分かったのは、

 

1.鍼灸と漢方をバランスよく教えているところは少ない

(ほとんどは漢方偏重であり、鍼灸は体験させるのみという感じで、体系的に鍼灸医学を教えているとは言えない)

 

2.東洋医学教育は大学間でバラつきがあり、ほとんど教えてない、というところが多い

(全国共通のカリキュラムもない、医師国試にも出ない、教えられる講師が足りない)

 

3.学生には意外と東洋医学を学びたいというニーズはあるが、受け皿がない(少ない)

 

4.大学をまたぐような学生のネットワークも少ない

 

というあたりです。

 

(もし間違っていたらご指摘ください。)

 

 

これは大いに改善の余地があるなあ、と思い、何か出来る筈だよなー、と悶々と考えていたのが去年の春~夏くらい。

 

 

そして、夏のある日、つけ麺でも食いに行くかな、と思って運転していた車の中で、ふと閃きました☆

 

 

 

続く

 

 

 

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「五行」のはたらき 3

2019.04.20

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これまでのお話し

 

「五行」って何ですか?(その8) 

「五行」のはたらき 1 

「五行」のはたらき 2          参照

 

 

 

◆稼穡とは

 

 

まず、土の働きである「稼穡(かしょく)」というのは、学生さんにとっても覚えにくい、現代ではなかなか使わない言葉なんですが、

 

「稼」=穀物を植える

 

「穡」=穀物を穫り入れる

 

という意味であり、まさに農業そのもの、といった意味です。

 

 

 

古代中国は、もちろんながら農耕民族、農耕文化であり、

 

「土≒農業する場」

 

であったわけです。

 

 

 

日本でも、平安時代の仏教説話集である地蔵菩薩霊験記に、

 

「稼穡は皆万民の命を重くするところ天下の重宝なり」

 

と出てくるそうですし、

 

「土≒農業する場」

 

という理解、設定には、何ら違和感はなかったでしょうね。

 

『精選版 日本国語大辞典』参照)

 

 

 

因みに、魏の宋均の注である、『春秋』の緯書(※)である『春秋元明苞』では「土=吐」と説明し、後漢の許慎の『説文解字』では「生きてるものを吐き出す」と説明し、

 

「土」という文字に含まれる「二」は大地の表面と地中を示し、「|」は生命が地中から地表に芽を出している姿、と説明しています。

 

(※)・・・漢代、儒家の経書を神秘主義的に解釈した書物。

 

 

まあつまり、大地(土)は、気をたっぷりと蓄えており、様々なものを生み出す場だよ、と。

 

 

 

故に「土は万物の母」であると言われたりもします。

 

(因みに『老子』の第一章に「万物の母」という言い方が出てきますが、これは五行の土の働きを言ったものではなく、天地そのもの(宇宙)のことを言っています。)

 

「老子」という人物    参照

 

 

 

老子第一章の「万物の母」と五行の土の「万物の母」を絡ませた説明では、この論文が面白かったですね。

 

 

 

 

土は万物の母であり、方位(空間)では中央に位置し、季節(時間)では各季節の終わりと始まり(土用)、あるいは日本では梅雨と秋雨の時期(※)を指します。

 

((※)・・・『内経気象学入門』P37~参照。『黄帝内経』の諸篇では”長夏”といって6月に土があてられていますが、これは日本の気候とは必ずしも一致しません。)

 

 

 

つまり自然界の中で、中心であり、キーであり、緩衝材であり、バランサーであり・・・、行き過ぎない状態をもって良しとします。

 

 

 

人間の生命で言えばまさに「胃の気」ですね。

 

胃の気の脈診⑧ 衝和と弦急の脈    参照

 

 

 

東洋医学的に細かく言えば、臓腑経絡では脾の臓(足太陰脾経)と胃の腑(足陽明胃経)であり、経穴では陰経の兪原穴、陽経の合穴が配当されます。

 

脾・胃    参照

 

 

 

五行の土(どろ)が配当されている臓腑経絡、経穴に鍼灸をする時、一つには

 

「土気を動かしている」

 

という意識を持って、効果を観察するといいと思います。

 

 

 

たとえばよく使う「天井穴」とかね。(゚∀゚)

 

 

 

続く。

 

 

 

 

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今日から土用!!!

2019.04.17

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今日は2019.4.17でございます!!

 

 

今日から5.5までが「春の土用」であります。

 

 

現在、二十四節気では「清明」節です。

 

(清明院の清明です。(^^))

 

 

「清明」の意味は「清浄明潔」であります!!

 

 

二十四節気をさらに3つに分けた七十二侯では、今は末侯の「虹始見(にじはじめてあらわる)」であります。

 

 

虹が始めてあらわるということは、梅雨に向かって空気が潤ってくることを示します。

 

 

・・・で、次の節は「穀雨」であります。

 

 

そして、土用が明けて、「穀雨」の次の節、5.6からがいよいよ「立夏」であります。

 

 

また、今年の穀雨~立夏は新元号である、「令和元年」でもあります。

 

 

春の終わりに潤った空気が、患者さんに何を起こすか、また、改元によって忙しくなる患者さんに、何が起こるか、GWの連休の過ごし方はどうするのか、

 

これらの諸問題をよくよく考えて、慎重に対処しないといけません。

 

 

土用で穀雨だから、空気が潤うから、イコール脾が弱るだの、イコール土克水で腎に来るだの、そういう短絡的発想はやめましょうね☆

 

 

やはり多面的観察が大事。

 

 

でも、時節も大事。

 

 

我々は、生物学的人間であると同時に、社会学的、文化的人間を診ているのであります。

 

 

蓮風先生や、『内経気象学』の橋本浩一先生も良く仰るが、東洋医学では、基本として運気や時節を鑑みつつも、常に実際の気候気象、風向や気温湿度、

 

その患者に起こった現象等々から、多面的観察の上で総合判断しなさいよ、という、重要な教えです。

 

 

陰陽論を、機械的に運用するという愚を犯してはならない。

 

 

 

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また一瞬にして・・・

2019.04.12

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今日も朝から難しい病気に立ち向かう。

 

 

同時進行で役所関係の仕事を片付けていたら、あっという間にこの時間。。。

 

 

今日みえた患者さんが飲んでおられた、「チャーガ茶」について書こうと思ったが、一瞬にして時間が経ってしまった。。。

 

 

二十四節気では「清明」、来週17日からは春の土用、それも書きたいんだが。。。

 

 

今日はなんか、喘息、逆子、アトピー性皮膚炎、脱毛症、癌、骨折の術後、橋本病、うつ病、慢性膵炎、パニック障害、嗄声、カゼなどなど、

 

バラエティーに富んでましたね。

 

 

書きたいことは山ほどあるんですがねえ。。。

 

 

いかんせん時間が。。。

 

 

やはり診療と勉強以外に、院長的事務業務が入ってくると、想定外の時間を食われる。。。(~_~;)

 

 

でもまあ、こういう時は無理しないに限りますね☆

 

 

まずは寝ます。(-_-)zzz

 

 

 

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今日は督脈が大活躍☆

2019.03.20

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二十四節気、明日はいよいよ春分です!!

 

 

しかも明日は満月です!!!

 

 

そんな訳で、今日は督脈大活躍。

 

 

至陽、八椎下、脊中などなど。。。

 

 

どれも、大変素晴らしい想像を与えてくれますね。

 

 

・・・ただ、患者さんによっては滋陰、補血、温補腎陽なんかも、かなり炸裂してましたね。

 

 

ここら辺のシャープさを、もっとシビアにしないと。

 

 

陰陽、今日も動いております!!

 

 

 

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新スタッフが続々と。。。

2019.03.13

20190121_200202.JPG

 

 

 

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去年の秋から出している、清明院の求人・・・。

 

 

今回初めて、あはき3療すべて持っている人限定にしたためか、あるいはもう、この業界には職人志向、本格志向の人材が極めて少ないということなのか、

 

開業以来と言っていいくらい、けっこう苦戦していました。(笑)

 

 

・・・しかーし、サスガ鍼の神に守られている清明院、春になり、ちゃーんと決まってきました。

 

 

もうほぼOKです。

 

 

これで晴れて、開業するために退職するスタッフや、家庭の事情で退職するスタッフを、どうにか送り出せそうです。

 

 

・・・まあしかし、僕がかれこれ15年以上、開業前からやってきた、往診事業部ですが、これ以上肥大化させる気は、正直あまりないです。

 

 

一般の方は、あまり分からないと思いますが、数年前から、この業界の在宅保険診療という分野にも、ガンガン大きな企業が参入してきました。

 

 

大きな資本をもって、桁違いの患者さん(というか利用者さんだね。。)を集め、次々に全国展開しています。

 

 

個人では、こういう企業さんの宣伝広告費や営業力には、とても敵わないです。(;’∀’)

 

 

しかも今年からは「受領委任制度」という新制度も導入されて、結果的に事務手数が非常に増えてきました。

 

 

昔ながらの、自転車操業の、ウチのような現場の人間は、疲弊するばかりです。

 

 

行政からの嫌がらせじゃないかとすら感じます。。。(苦笑)

 

 

・・・まあ、国民の医療費が年々上がって、おまけにかつてない少子高齢化であり、社会保障費削減、とりわけ医療費削減は避けて通れない政治課題であり、

 

現行の国民皆保険制度の中の、どの部分を削減するかとなれば、相対的に医師よりも発言力の弱い鍼灸マッサージ、柔整に目が向くのは当たり前でしょう。

 

 

ただし、国家予算90兆のうち、年間の医療費は現在約40兆円、その中で鍼灸マッサージと柔整すべて合わせて、たったの4000億円、1%です。

 

 

この4000億円なんて削減したって、全体から見たら砂漠に水撒くようなもんで、残りの39兆6000億円に手ェ突っ込むべき、と考えるのは僕だけでしょうか。(笑)

 

 

・・・まあ仕方ない、こういう、世の中の大きな流れは止められない。

 

 

僕は今後も、患者さんもスタッフも、職人志向、本物志向の人だけ相手にしながら、新宿の片隅でボチボチやります。(゚∀゚)

 

 

 

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