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言うまでもないけど、多いですね、不妊症の患者さん。
東洋医学では「不孕(ふよう)」と言います。
清明院は開業当初から
「東洋医学、伝統鍼灸で老若男女、全科疾患対応」
ですから、ことさら不妊治療を強調したことは、これまでもこれからもないだろうと思いますが、それでも増えています。(苦笑)
(ホント多いんで、そろそろ不妊カウンセラーの資格でも取ろうかしら)
30歳を過ぎて、色々悩んだ末、ようやく結婚に踏み切ったものの、今度は子供が出来ない。
簡単に出来るかと思っていたのに。
友達はみんなすぐに出来たのに、何で私は・・・、と焦る。
・・・で、色々調べて、不妊治療をやっている婦人科に行く。
まずは基礎体温つけて、生活見直して、タイミングをとってみる。
しかし、旦那さんがいまいち乗り気でなく、気持ちにギャップが生じ、今度は夫婦関係がうまくいかない。
シビレを切らせて、半ば強引に人工授精、体外受精に進む。
それでも出来ない。
時間は過ぎる、お金はかかる。。。
数値上、画像上は可能性はあるのに、それでもなかなかうまくいかない。
実家の家族からは、色々な言い方でプレッシャーかけられる。。。
どんどん焦る。
どんどん精神的にキツくなってくる。
気の毒にも、こういう状況に悩んでおられる患者さんの、なんと多いことか。
僕らの業界にも、この20年で、「不妊専門鍼灸院」と謳っているところも、爆発的に増えたと思います。
(20年前は、ほぼなかったんじゃないでしょうか)
こうした女性が多い、という世相をよく反映していると思います。
(あと、鍼灸師が普通に鍼灸でメシ食えない、という世相を。)
鍼灸師が、不妊に関する知識を婦人科の専門医並みに勉強し、困っている患者さんをサポートする、お力添えする、これ、いいことだと思います。
患者さんが、婦人科医の説明で、よく理解できていないところを、さらに分かりやすく、専門的に説明する、あるいは各クリニックの特徴を鍼灸師が理解し、
患者さんのニーズに合わせてクリニック選びをサポートする、こういう役目があってもいいと、僕は思っています。
でも、肝心の治療においては、不妊症にはこのツボが100%効く、とか、不妊症にはこの漢方が100%効く、というのはないんですよね。。。
鍼灸漢方の効果を最大化するのは、やはりその先生の東洋医学的な学術力じゃないかと思いますね。
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2018.08.22

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前回のお話
「肺胃不和」という証 2 参照
◆「肺胃不和」は証ではなく病理?
FBの方で、専門家の先生方から質問がチラホラ出ているこのシリーズ。。。(笑)
おもしろいから、もうチョイ引っ張りましょう。(゚∀゚)
ただ、ちょっと今日の話は専門的になっちゃうので、患者さんや一般の方はつまんないかもしれません。。。
そもそも、「肺胃不和」という熟語は、『中医病因病機学』という本の中に、「肺胃の”病理”を示す言葉」として出てきます。
そこだけ見ると、「肺胃不和」という言葉は、「証」ではなくって「病理」じゃないか!と思う人もいるかもしれません。
・・・そこで、『中医弁証学』という本に目をやると、肺と胃が同時に病む病証としては「肺胃陰虚」という証のみが紹介されています。
つまり、『中医病因病理学』と『中医弁証学』では、細かく言うと「肺胃陰虚」という病証が形成される病理過程のことを「肺胃不和」と呼んでいる、
という理解になるのでしょうが、僕は個人的に、治療時点では必ずしも陰虚だけではない気がしています。
どういうことかと言うと、治療時点では「肺胃気滞」「肺胃気逆」あるいは「肺胃熱結」「肺胃気分熱盛」とでも呼びたくなるような病証が、
臨床的にはあるんじゃないか、と思っています。
このように、TCMの成書については、もちろん参考にはするけれども、「TCMの成書が100ゼロで正しい」とするような、教条主義的な取り扱い方はしない、
というのが北辰会のスタンスです。
「実践から理論へ」ですね。
(ただもちろん、今回の話は私の私見であり、北辰会の公式見解とかではないと断っておきます。)
前回書いたように、肺の臓と胃の腑の力の源の中心は「陰液(津液)」です。
十二臓腑というのはこのように、それぞれの特徴に従って、活動の源泉とする精微物質に若干の違いがあります。
例えば肝の臓や心の臓であれば、その活力の源は「津液」よりもどっちかと言うと「血」、腎の臓であれば「精」、ということになるわけです。
このように、TCMの言う、人体を構成する「気・血・津・液・精」それぞれの精微物質が、もちろん全体としては混然一体となりつつも、
各臓腑に適度にバランスよく割り振られて、十二臓腑の生理活性や動的平衡が保たれているのです。
その中で、何らかの原因で「陰液が不足する」という病証があるならば、ある時点では気の停滞や邪熱がメインになる病証だってある筈でしょう。
個人的には、TCMの考え方は、現場ではそうやって融通無碍、臨機応変に運用しないと、単なる言葉遊びや暗記大会や牽強付会になってしまって、
結果的に成果があがらず、行き詰まってしまうように思っています。
続く
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2018.08.18

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こないだ、更年期障害様ののぼせとめまいで、数年前から定期的に通院されている患者さんが仰った。
この2,3年は、長いこと安定していたが、今年の夏前くらいから、軽いものの、少しメマイが出ているのが気になっていた。
やや怪訝に感じながら治療をしていたんですが、ある日、
「ヨモギ茶をやめて、麦茶に変えたら、ずいぶん調子いいみたい。」
と仰った。
この瞬間、
「あーなるほど!!チェックしとけば良かったーー!!!」
と、僕は思ったんですが、さあこれ、鍼灸師の皆さん、意味、分かりますか?
この患者さんに何が起こったか、即座に予測できますか??
ヨモギの生薬名は「艾葉(がいよう)」です。
性味は「苦・辛・温」、帰経は「肝・脾・腎」、効能は「散寒除湿・止痛・温経止血・袪湿止痒」、禁忌は「陰虚血熱」です。
まあ要するに、深い部分を温め、冷えによる痛みを止める効果がある訳です。
ポイントは「陰虚血熱」のものには禁忌で、冷茶として飲んだとしても、性質的には温める作用が強いことを意味しています。
「ヨモギ茶」というのは、ヨモギの煎じ液のようなものですね。
ヨモギの葉っぱを完全に乾燥させたものを、香りがたつまで炒ってから煎じるようです。
そして「艾葉」は何といっても我々にとって重要な、「お灸」の原料であります。
お灸は、ヨモギの葉の裏にある線維から製造します。
我らが東洋医学が、陰の治療が鍼(金属)だとすれば、陽の治療には灸を、そしてその素材として、数ある植物の中から、ヨモギを選んだんですから、
温める作用は相当強く、確かである、と考えていいでしょう。
それに対して、麦茶はどうかと言うと、「大麦」の種子を煎じたものであります。
大麦については以前書きましたが、生薬名としては「麦芽(ばくが)」と言われ、種子を発芽させた状態で使うようです。
これは性味は「甘・平」、帰経は「脾・胃」、効能は「健脾開胃・行気消食・舒肝・回乳(母乳の出をよくする)」、注意点は「回乳に働くので、授乳期」とあります。
(母乳が出過ぎちゃう可能性がある、ってことかな。)
・・・まあ要は、脾胃を調え、気の巡りをよくするものと思っていいと思います。
麦茶が冷やすのか、温めるのかについては、色々な考えがあるようですが、麦茶の製法については発芽した種子ではなく、種子そのものを水洗いして、
乾燥させたものを軽く焦げ目がつくまで炒って、それを煮出すようです。
ですので、寒熱についてはなかなか複雑です。
以前書いたように、「種子」を食べる、と考えれば陰分が強いかな、と思うが、それを乾燥させてしかも炒ってある、しかもそれを煎じた液体を飲む、
という話なので、陽に思いっきり傾けた種子を煎じた液体、と、思えます。
そいでまた、それをキンキンに冷やして飲むと美味いという。。。
(苦笑・・・まあ、”陰的な作用(気味)”のみを抽出した液体、と考えてもいいのかもしれませんね。)
寒熱に関してはそのように、微妙に調整してあるので、温めるとか冷やすという効能よりも、脾胃を調整する、気の巡りをよくする、ここが麦茶のいいとこでしょう。
・・・と、このように考えていくと、熱証の人が夏場にヨモギ茶を飲むよりは、麦茶の方がはるかに良さそうだ、となるわけです。
冒頭の患者さんは、私の診立てでは思いっきり陰虚で熱証(+大いに湿痰)です。
こういうことがあるので、患者さんが日々良かれと思って飲んだり食べたりしているモノには、注意を払わなくてはなりませんし、こちらから先手先手を打って誘導しないといけません。
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2018.08.16

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さて連休明け、さっそくガンガンやっております!!
清明院には、1年中、「咳」を訴えて来院される患者さんが見えます。
春先はのぼせて咳が出る、夏はクーラーで咳が出る、秋は乾燥で咳が出る、冬は風邪ひいて咳が出る。
・・・ってな感じ。
咳と言えば当然、東洋医学的にも最終的には
の病変なのですが、
「なぜ、肺の臓の病変が起こっているのか」
という「病因」と、そのメカニズム(機序)である「病理(病機)」を明確にしないと、上手に治療できません。
「病因病理」を含む記事 参照
(まあこういうこと言うと、アタマ固い人からあいつは疾医だ!対症療法ヤローだ!!って言って突っ込まれたらヤなんですが。。。)
患者は咳を止めてくれって言ってきてんだから、普通に考えて、まずは咳を止めることを全力でやるべきでしょ。
(もちろん体質と病因病理を踏まえてね。)
でもそこで、肺の臓に関する経穴ばっかり触っててもダメ、ということです。
・・・まあともかく、肺の臓の病変と言っても、色々あります。
「肝の臓」からくるもの、「腎の臓」からくるもの、「心の臓」からくるものなどなど。。。
その中で、意外と多いのが「胃の腑」の異常と関係しているものです。
かつてこのブログで述べたように、東洋医学の言う「胃の腑」というのは、「五藏六府」の中の「六腑」の一つであり、人体の中央(中焦)のど真ん中にあり、
「脾の臓」と一体化したような形で、飲食物(水穀の精微)の消化吸収とともに、気血の上下の昇降を調節しているという重要な働きを持ちます。
久々に言うけど、「肺の臓」はLungじゃないし、「胃の腑」はStomachではないことに大大大大前提として注意を払ってもらいたいです。
肺の臓と胃の腑は、気の生成に深く関わりますが、気の昇降運動のうちの「降」に大きく関わります。
その働きのことを、肺では粛降(しゅくこう)、胃では和降(わこう)なんて言われます。
この二つの臓腑の協調性が悪くなったものを「肺胃不和」なんて言います。
(夫婦関係の不和の”不和”です。)
この、気の昇降出入のうちの「降」に異常をきたした、というのが、「咳」という病変に対する、一つの東洋医学的な考え方です。
続く。
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2018.07.30

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これまでのお話
『素問』脉要精微論(17)における「脈の内外上下」 3 参照
◆『黄帝内経素問』脉要精微論(17)のポイント 続き
ここには脈診に関して、まだまだ重要なことが書いてあります。
① 知内者按而紀之.知外者終而始之.此六者.持脉之大法.
→体内の状況を知ろうと思えば脈を診ればいいし、外(経気の流れ)を知ろうと思えば始終を定めればいいよん。
春夏秋冬と内外の6つは、脈を診る上で意識しなければならない大原則でっせー☆
② 尺内兩傍.則季脇也.尺外以候腎.尺裏以候腹.
中附上.左外以候肝.内以候鬲.右外以候胃.内以候脾.
上附上.右外以候肺.内以候胸中.左外以候心.内以候膻中.
前以候前.後以候後.上竟上者.胸喉中事也.下竟下者.少腹腰股膝脛足中事也.
→脈の尺位の外側で腎の状態を窺い、内側で季脇の状態を、真ん中で腹部の状態を窺う。
左の関位の外側で肝を、内側で膈を窺い、右の関位の外側で胃を、内側で脾を窺う。
左の寸位の外側で心を、内側で膻中を、右の寸位の外側で肺を、内側で胸中を窺う。
脈診部位の前(掌側)で体の前半分を、後ろ(肘側)で後ろ半分を窺う。
寸位の掌側で胸から上の状態を窺い、尺位の肘側で下半身の状態を窺う。
〇
ここでは、②の理解が有名かつ重要だと思います。
東洋医学の脈診では、手首の橈骨動脈の拍動部を三部位に分けます。
それを掌側から「寸口(すんこう)・関上(かんじょう)・尺中(しゃくちゅう)」と呼び分けています。
(よく”寸・関・尺”と略されて呼ばれます。)
因みにこの「寸関尺」に関しては、遠藤先生のこの論文が参考になります。
②の文章に書かれているのは、この「寸関尺」の部位を、さらに細かく、内側から診たり、外側から診たり、真上から診たり、掌側から診たり、肘側から診たりする診方を紹介してくれているもの、
というのが一般的な解釈なんですが、日本の江戸時代、多紀元簡(1754?-1810)先生は違った解釈をします。
多紀元簡という人物 参照
彼は、代表著作である『素問識(そもんし)』の中で、これは「尺膚診(しゃくふしん)」のことであると、『内経』および王冰の中を列挙して解釈しています。
「尺膚診」については、ずいぶん前に書きました。
「尺膚診」について 14 参照
・・・まあ要するに、ここは手首の橈骨動脈の拍動部の事を論じているのではなく、前腕全体の診方のことを論じているんじゃないか、という解釈です。

↑↑このような図を使って、説明してくれています。
(『素問識』より)
多紀元簡先生の解釈(尺膚診)ももちろん参考にはなりますが、このように、橈骨動脈の脈診部分を内外上下からみる診方考え方が『黄帝内経』の時代にすでにあり、
そこに全身の各部位や五藏六府が投影されていることが、非常に興味深いところです。
東洋医学お得意の、
「局所は全体の情報を含んでおり、全体の縮図である」
というフラクタル的な考え方が炸裂しているわけであります。
続く
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2018.07.29

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今ちょうど『素問』の「脉要精微論(17)」の脈診の部分を書いているので、ついでに「夢」に関する記載にも触れておきましょう。
東洋医学も「夢」については認識し、どういった意味を持っているのかというのは、議論や考究の対象であります。
この「脉要精微論」の中にも、以下のように出てきます。
是知陰盛.則夢渉大水恐懼.陽盛.則夢大火燔灼.陰陽倶盛.則夢相殺毀傷.
上盛則夢飛.下盛則夢墮.
甚飽則夢予.甚飢則夢取.
肝氣盛.則夢怒.肺氣盛.則夢哭.
短蟲多.則夢聚衆.長蟲多.則夢相撃毀傷.
簡単に訳しますと、
陰実→大河を渡って怖い思いをする夢
陽実→大火が燃え盛っている夢
陰陽ともに実→虐殺損傷し合う夢
上焦が実→飛ぶ夢
下焦が実→落ちる夢
飽食→ものを贈り人に与える夢
飢餓→奪い取る夢
肝気実→怒り狂う夢
肺気実→泣き叫ぶ夢
腹に短虫→人々が寄り集まる夢
腹に長虫→喧嘩してケガする夢
夢に関して、『黄帝内経』では他にも、『霊枢』の方の「淫邪発夢篇(43)」が有名です。
あるいは『列子』の「穆王篇(ぼくおうへん)」というところにも出てきます。
夢については、ずいぶん前に書こうかな、と思ってからずーっとほったらかしになっていたので、そろそろサクッと書きましょうかね。。。(苦笑)
「フロイト」という人物 参照
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2018.07.12

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先日、癌が見つかった患者さん。
癌が見つかった 参照
腹腔鏡での、簡単な切除手術を終え、1週間ほどの入院から帰ってきた。
何でも、手術した日から歩くように言われて、入院中も積極的に軽い歩行運動を勧められたそうだ。
その方が傷の治りが早い、とのことで。
(最近はそういうもんなんですな。(゜レ゜)・・・まあ、モノによるだろうし、賛否分かれそうだけど。)
で、本日再度往診に伺ってきたが、慎重に診たけど、特に変わった様子はなかった。
(じゃっかん陽分に邪が浮いたかな。)
まあ、術前との違いがあるとすれば、大ケガをした人の反応と似ていたね。
(手術後の患者さんを診るといつも感じることなんだけど)
怪我をすると、出血します。
手術しても、出血します。
東洋医学の言う、血脈(血管)から出血、漏出した血のことを「離經の血」と呼んで、一種の瘀血(おけつ)と考えます。
カテーテル検査後の内出血 参照
この瘀血が、手術した部位の気血の通行を阻害します。
五臓では、血とのかかわりの深い、心の臓や肝の臓の働きを主に阻害します。
だからこの瘀血を散らすように持っていきます。
もともと、この患者さんは、癌としての症状は何もなく、健診で判明したもの。
たまたま見つけたから、拡がる前に取ろう、という考え方です。
僕はもちろん、医師と、患者さんのその判断は尊重したいと思います。
あるのが分かってて放置するのは、誰だって気持ち悪いし怖いです。
・・・で、最大限尊重しつつ、どの局面においても、冷静に東洋医学の見地から、出来ることを行います。
本当はこういうのを、西洋医学と、密に連絡、連携とりながらやりたいんだがねえ。。。orz
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2018.06.25

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蓮風先生の講義によく出てくる、
「イランことばっかり考えすぎるから、疲れて病気になるんや!」
という言葉。
普段、患者さんを診ていると、また、自分自身の体調が悪くなった時、非常に納得させられます。
必要なこと、好きなことは、考えすぎるほど考えてもいい。
考えれば考えるほど、結果に対する納得度は上がり、結果的にうまくいかなくても、幸福度が上がる。
だけど、イランことばっかりに気を取られると、単純に心身が疲れます。
で、結果的に肝腎なことの納得度が下がり、結果的に幸福度が下がる。
・・・で、病気になる。
そういう人は非常に多い。
また、注意力が散漫になるので、事故りやすくなる。
そういう人は非常に多い。
自分がイランことに絡めとられてないか、時々、全生活を点検するべきだ。
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2018.06.13

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こないだ、
という記事を書いた。
「門」には当然「門扉」という意味があり、気が入るところでもあり、出るところでもある。
平生は閉まっているものであり、気の往来がある時には開く、という意味か。
また、「門」には地霊を祀る要所、という意味もある。
(白川静『字訓』より)
ところで、「門」という字の付く経穴にはどういうものがあるか。
任脈:石門
督脈:命門、瘂門
手太陰肺経:雲門
手陽明大腸経:なし
足陽明胃経:梁門、関門、滑肉門
足太陰脾経:箕門、衝門
手少陰心経:神門
手太陽小腸経:なし
足太陽膀胱経:風門、殷門、魂門、肓門、金門
足少陰腎経:幽門
手厥陰心包経:郄門
手少陽三焦経:液門、耳門
足少陽胆経:京門
足厥陰肝経:章門、期門
経外奇穴:気門(関元の横3寸)、患門(心兪穴の少し外側、灸で使う)
正穴の別名:督脈の顖会穴の別名として鬼門
(臨床上重要な経穴を赤字にしました。)
赤字以外の経穴にも、思わぬ使い道があることでしょう。
大腸経、小腸経にないというのも興味深い。
大腸、小腸はそれ自体が門みたいなもんだからでしょうかね。
個人的には、顖会穴の別名である「鬼門」は意味が深いように思います。
「顖会穴」については、明代、張景岳が『黄帝内経霊枢』海論(33)における脳髄海の治療穴にある「蓋(がい)」のことを百会ではなく顖会であると言っています。
「気」と「鬼」 参照
ここは僕もよく注目し、場合によっては刺絡したりします。
ある種の精神病の患者さんなんかでは、百会よりも反応の出ている経穴ではないかと思います。
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2018.03.01

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これまでのお話
では続きいきましょう。
◆意識障害の西洋医学的分類
西洋医学でも、通常の意識障害と、一過性の意識障害(失神)を区別して考えるようです。
僕はもちろんながら、西洋医学の救急医療に関しては、ズブの素人ですので、いくつかのサイト様と書籍を参考に、自分なりに調べさせて頂きました。
もしおかしいところがありましたら、是非ご指摘ください。
救急医療においては、意識が戻った後も、何らかの認知障害等が残っている場合は、「意識障害」とし、一過性の失神とは区別するそうです。
当たり前ですが、救急外来では非常によく遭遇する症候だそうです。
救急搬送患者の1割以上だそうです。
・・・まあ、意識障害というのは、結論から言えば「脳の血流の異常」で起こるわけですが、それが一過性のものと、遷延するものでは、病態が異なる、という訳です。
「一過性意識障害」に、明確な定義はないようですが、来院した時点で意識が戻っているかどうかで判別するそうです。
病態に関して、頭部の大きな外傷や、脳卒中では勿論ですが、一過性に意識が消失し、すぐに戻るものについては急な血圧低下(神経反射、不整脈、出血、感染症)による脳の血液循環異常、
低酸素血症、高炭酸ガス血症、低血糖、電解質異常、肝性脳症、尿毒症、低体温、高体温、中毒が考えられるそうです。
(たくさんあるな~。。( ゚Д゚))
上記は脳だけでなく全身性の病態で、一過性の意識障害の7割(!)を占めるそうです。
また、脳局所に限定した疾患では、てんかんやくも膜下出血が2割だそうです。
十数年前に私の親戚が起こしたのは脳腫瘍によるてんかん発作でした。
また、以前職場の同僚が、クモ膜下出血を起こしたことがありました。
あれも怖いですね。
まったく元気に見える人が、ある日急激に倒れてしまう、本人はもちろん、周囲も非常にショックを受ける病気です。
救急では、この意識障害がてんかんなのか失神なのかを、まずは考えるそうです。
失神では、血圧低下による脳全体の虚血に伴って、抗重力筋の緊張が一気に低下するので、転倒時に受け身が取れずに、2割以上の患者が頭部や顔面の外傷を伴うそうです。
この外傷が、致死的な外傷になることもあるそうです。
こないだ、先輩が風呂場の脱衣所で倒れた時は、たまたま段差のあるところに頭が来ていたので、打たなかったのですが、抗重力筋の緊張が一気に緩むというのは、
まさに操り人形の糸を一気に切ったような、勢いのいい倒れ方ですね。
あの倒れ方で、もし頭部の下がコンクリートだったら、確かにヤバかったと思います。
今回の、先輩の時もそうだったし、以前、新幹線の中で中年の男性が僕の目の前で倒れたのを見たことがありますが、その時も、まさにそういう感じ(受け身なし)で、
その中年男性は真後ろに倒れたため、床に強く後頭部をぶつけており、非常に肝を冷やしました。
(新幹線の通路部分はビニール製の床(いわゆるクッションフロア)であり、コンクリートほどは固くないので、大きな頭部外傷はなさそうでしたが、凄い音がしました。)
また、西洋医学では血圧低下の原因を診断することが重要なんだそうで、体内の組織の物理的異常である器質的疾患(心臓・大血管疾患、消化管出血、脱水、アナフィラキシー、パーキンソン症候群、シャイドレーガー症候群、糖尿病、特発性起立性低血圧症)
が関与していた場合に、治療対象になるようですが、これはなかなか素人や専門外の医療人が現場で咄嗟に見分けるのは難しいのではないでしょうか。
(しかしたくさんあるな~( ゚Д゚))
器質的疾患の関与がない場合は、多くは治療せずに経過観察、ということになるようです。
(器質的疾患があるかどうか調べるのに、呼吸等、生命維持をしつつ入院して検査を重ねていく、てパターンもあり得るわけですね)
器質的疾患がない場合に多いのは迷走神経反射ですが、この場合は予後良好だそうです。
(不幸中の幸いパターンですね)
次に多いのは、不整脈等の心原性の失神だそうですが、この場合は予後が悪く、心臓性の突然死の前兆とも言われるそうなので、注意が必要、となります。
他に起立性低血圧、薬剤誘発性(飲酒後も含まれる)、他にも原因不明のものもあるようです。
また、失神と、一過性の脳虚血発作(TIA)が誤診されることが多いそうで、失神は「脳全体の」一過性の血流不全が起こるものであるのに対して、
TIAは「脳の一部分が」一過性の虚血を起こすことによるもので、意識障害の他に回転性のめまいや複視、片麻痺、小脳失調などの神経症状が出るのが特徴で、
症状が一過性の意識障害のみであればTIAとは考えにくいそうです。
上記を踏まえると、今回の先輩のケースでは、西洋医学的には、調べてないから分からないけど、器質的疾患がないとすれば、
飲酒後(ある意味薬剤性)の一過性の失神(迷走神経反射?)
ということで、予後良好の失神であり、事なきを得た、ということになるのでしょうね。
・・・まあそれでも、一過性の意識障害を経験したら、念のため、心臓(心電図)や脳(CTなど)に関しては調べておいてもいいんじゃないかとは思います。
本人はともかく、ご家族としては不安ですしね。
続く
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2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
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2026年1月の活動記録2026.02.01
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2025年10月の活動記録2025.10.29
2025年 11月の診療日時2025.10.15
2025年9月の活動記録2025.10.10
清明院16周年!!!2025.10.01
2025年 10月の診療日時2025.09.20
2025年8月の活動記録2025.09.01
2025年 9月の診療日時2025.08.15
2025年7月の活動記録2025.08.01
2025年 8月の診療日時2025.07.04
2025年6月の活動記録2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)