東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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患者さんの声(30代女性、便秘、胃痛、眼精疲労、頭痛、倦怠感など)

2010.02.12

「患者さんの声」をいただきましたのでご紹介いたします。

30代 女性 

症状:便秘、胃痛、眼精疲労、頭痛、慢性の疲労倦怠感etc..

 

 

1年ほど前に転職をして、24時間365日眠らない会社に入社してしまってから、生活のリズムというものをすっかり失い、

気付くと毎日がプチ体調不良で、今日は胃が痛い、今日は目が疲れて頭痛がする、便がたまりすぎて気持ちが悪い、などなど。。。

 
元気なんだけど元気じゃない状態が続いていました。

特に便秘はひどく、2週間、便が出ない時もありました。

万年寝不足で寝ても疲れが取れず、重い体を引きずって仕事をやっとの思いでこなす日々を1年続け、心身共に随分疲れていたと思います。


 
その時期に、私の従兄弟と祖母がすでに清明院にお世話になっていて

「とにかく一度竹下先生の鍼治療を受けてみなさい!」

と祖母と叔母にしつこく言われていて、

「そんなに言うならじゃあお試しで・・。」

と、軽い気持ちで最初に清明院に行ったのは去年の10月です。

正直、鍼は怖くて苦手なので長期で通える自信はありませんでした。

 
竹下先生の治療は他の鍼治療と違って1、2本しか鍼を刺しません。

・・・が、正直に言うと、しばらくはその1、2本の鍼も怖くて治療の前は少し気が重かったです。

 
それでも辞めずに通った理由は、1回目から効果が実感できて、2回目、3回目と確実に身体が軽くなっていくのがわかり、身体が喜んでいるのを実感したからです。

 
平均して1週間に1度くらいしか便が出ず、下剤にもあまり反応しなくなり、多少腐った物を食べても全く壊れない、

ある意味強靭で鈍感な私の腸を初回の1本の鍼が動かした、というのは感激でした。

 
鍼が終るとその日は少しだるいのですが、そのだるさのまま寝るとぐっすり眠れて、朝起きると頭の霧が晴れたみたいにすっきりしています。

 
そうしてもっと元気になりたい、と思って通っていくうちに気付いたらゴワゴワだった髪の毛がサラサラになっていて、パンパンだった肩こりもあまり感じなくなっていました。

 
先生は、

「これは治療の副産物だよ、これからお肌もきれいになるよ。」

とおっしゃって下さいました。

嬉しくてまた真面目に通っていくうちに今までの重い身体を引きずって仕事をする、という感覚はなくなっていて、疲れの感じ方が違ってきたように思います。

 
そのほかにも胃が痛い、と言えばその日の治療後には治っているし、まぶたが痙攣する、と言えば痙攣を止めてくれます。

清明院に通い始めて3ヶ月経ちますが、3ヶ月前に比べて体も心もとても軽くて元気に生活している事を幸せに思います。

 
たまに竹下先生は魔法使いなのでは!?と思います。

先生的には東洋医学の方程式に基づいて結果を出して下さっているのだと思いますが、

ツボに鍼、って???ツボがどこに見えているんだろうか?

とか、よくよく考えると謎だらけですが、誠実に、確実に治療をして下さるので

「不思議だよね~・・・。」

って言いながら家族でお世話になっています。

 
祖母も昨年から体調を崩し、週に4回往診して頂いてますが、鍼の後は元気と食欲を取り戻して起きてくるので安心します。

祖母の気分が落ち込んでいる時も先生が優しい言葉をかけてくださるそうで、祖母自身も鍼の後は安心しています。

本当に感謝です。


 
私も仕事柄生活が不規則で体調を崩しやすいので、まだまだお世話になっていく予定なのでよろしくお願いします。

そして世の中の清明院を知らない人に、是非お勧めしたいです。

〈清明院からのコメント〉

この方は、凄まじいハードワーカーで、当院に見える以前から、すでに患者さんであった御家族の方から、

「是非診てもらいたい家族がいる」

というお話を伺っていました。

 


初診の時は、ご本人も書いておられるように、「お試し」な感じがにじみ出ていましたが(笑)、1回目の治療で、1週間近く出ていなかったお通じが4日後の2診目までに続けて3回もあり、

その後も回を重ねるごとに、鍼の様々な効果を実感されたようです。

現在は便秘についてはほぼ問題なく、ハードな仕事から来る疲労感などの改善のため、御一家で治療に通っていただいております。

本来の鍼、東洋医学では、病の根本にアプローチします。

最近、「美容鍼灸」というものがブームになっているようですが、清明院では、なにも特別なことをしなくても、この患者さんのように、

病の根本にアプローチ出来れば、肌荒れやダメージヘアなどの美容に関する女性の悩みにも、十分に対応できる、と考えております。

今後も、ハードな仕事を乗り切れる、健康な体づくりのお手伝いをさせていただければ、と思います。

 

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患者さんの声(40代女性:偏頭痛、四十肩、首肩こり、腰痛など)

2009.12.02

今日は、新たに届いた「患者さんの声」をアップしたいと思います。

新しい「患者さんの声」については届き次第随時更新していきますので、HPの方と合わせて、是非ご覧になって下さい。

(↓↓清明院HP内「患者さんの声」)

http://seimei-in.com/voice/index.html


◆40代 女性 

症状: 偏頭痛、四十肩、首肩こり、腰痛

 

 

肺気腫で寝たきりだった母が、左膝に拘縮を起こした時に週3日往診に来ていただいたのがきっかけで、竹下先生には家族ぐるみでお世話になっています。

 

母はほんの少しの刺激で、呼吸苦の発作を引き起こす時もあり、出来るだけ負担のかからないように全身状態に気を配って治療して下さる姿勢に、

 

母も私も安心と信頼を覚えました。

 

 
母はもともと薬剤師で、漢方薬を中心に扱っていたことから、東洋医学には少なからず馴染みがありましたし、鍼灸治療には効果があることも知ってはいました。

 

・・・とは言え、健康診断の血液検査さえも逃げ出したくなるほど、針嫌いな私です。

 
 
介護者定番病の一つと言われる腱鞘炎を患った際、整形外科で処方された湿布を貼って凌いでいたところ、セーターで隠した包帯をすかさず見つけた先生は苦笑しながら、

「早く言って下さい。」

と気軽に診て下さり、この期に及んでなおも腰が引けていた私も、観念して治療を受けました。

ところが、痛みは全く感じず、蚊に刺されたような刺激があるだけで、まさに拍子抜けです。

 


決して西洋医学を否定せず、専門医やかかりつけ医の意見を尊重しながら、鍼灸治療を行う姿勢もまた、先生への信頼を深めてくれました。

3回の母の治療後に必ず診ていただき、整形外科では長引くと言われていた痛みが1週間ほどで和らぎ始め、気づけば楽になっていたのを今も忘れられません。

 

 
以降、ぎっくり腰の再発、四十肩、ストレスによる不眠や倦怠感、肩こり、頭痛、アレルギー性鼻炎など

あらゆる症状に早め早めに対応していただき、お灸もそれまで抱いていたイメージとは全く異なるものであると、身をもって体験しました。

 
 
介護する側もされる側も青息吐息になりがちの在宅介護生活を、無事に乗り切れたのは鍼灸治療があったからこそと、心から感謝しています。

 


特にこれといった症状のない現在、けれど五十路を間近に控えた身体は若いころとは違った症状を訴え始め、そんな身体のメンテナンスとして
2週に1度のペースで治療を受けています。

問診後のお腹の触診で、

「○○な事がありませんか?」

と、ずばり言い当てられ、体は隠し事が出来ませんね、と苦笑することも度々ですが、これからも鍼灸治療は続けるということは、隠さずに申し上げます。

 

 

<清明院からのコメント>

 

 


この方のお母様は、重度の肺気腫を患っておられ、安らかに亡くなられる、ほんの数日前まで往診にて治療させていただいておりました。

その頃から、主介護者であった娘さんを治療させていただくようになり、現在に至ります。


 
寝たきりの人ひとりを、在宅で介護する、ということは、並大抵のことではありません。

主介護者(この場合娘さん)やその周りにいるご家族にかかる精神的、肉体的負担は想像を絶するものがあります。


 
特にこの患者さんのお母様の場合は、一度呼吸苦の発作が起こってしまうと、見る見るうちにパニック状態になってしまい、

御家族は夜中も目を離すことが出来ず、相当大変だったろうと思います。

 
こうした場合に、当院では被介護者はもちろん、介護者であるご家族にも鍼灸治療を受けることをお勧めしています。

 
この方の場合は「心肝気鬱(しんかんきうつ)」と証を立て、鍼灸治療を続け、肉体的な負担が減ると、精神的にも前向きになり、

つい暗く弱気で落ち込み気味になってしまいがちな介護生活を、なんとか乗り切ることが出来ました。

本当に最後まで、在宅介護でよく頑張ったと思います。

 
 
また、本患者さんのように、お母様が亡くなられた後も、当院を信頼して治療の相談をしてきて下さることは、我々にとっても大変嬉しいことであります。

 
娘さんから頂いたこの文章を読んでいてふと思い出しましたが、お母様が亡くなられた後、娘さんご夫婦が、主治医の先生、ヘルパーさんと私を、

 

 

「お別れ会」といってお食事会にご招待いただき、決してしんみりせずに、楽しいひと時を過ごさせていただいたことがありました。

 


 
当時まだまだ経験が浅く、知識も少なく、呼吸苦発作が起こらないようにと祈るように、慎重に、緊張しながら治療する私を、もともと薬剤師であり、

 

医療人としては大先輩であるのに、

「先生、先生」

と呼んで下さり、丁寧な態度で、最大限立ててくれたお母様の、優しいお人柄がよく表れているように感じた食事会だったことを、懐かしく思い出します。 

 

 
今後も、このご一家の健康な日々を見守っていきたいと考えております。

 

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患者さんの声(睡眠障害、その他不定愁訴)

2025.12.12

 

 

 

 

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「患者さんの声」を頂きましたので紹介します。

 

 

下記以外の「患者さんの声」についてはHP内およびGoogleのクチコミページをご参照下さい。

 

 

 

 

50代女性 

 

 

◆初診時の主訴:睡眠障害(入眠困難)

 

 

◆既往歴:

幼少期~ アレルギー性鼻炎

20代 睡眠時無呼吸症候群

30代 盲腸

50代 人工股関節手術

50代 ヘバーデン結節、ブシャール結節(手術)

 

 

私は、長年飲食業で、朝晩逆さまな生活をしており、不眠や肩コリなど、体のあちこちに不調を感じていました。
 
 
病院へ行っても「どこも悪くない」と言われたり、たくさんの薬を出されたり。
 
 
マッサージにもたくさん通いましたが、一時的には楽になるものの、根本的な改善はありません。
 
 
そんな時、知人から清明院を紹介され通い始めました。
 
 
初診は、とても細かな症状の聞き取りをして頂き、こんなにも自分の体と向き合ってもらえた事がうれしく、安心もしました。
 
 
治療は、院長先生が打つ、たった1本の鍼。
 
 
そのまま休んでいると、呼吸が深まり(息ってこんなに吸えるんだ)血流が良くなり、ポカポカ。汗がじんわりと出て、肩や背中が自然とゆるんでいくのがわかります。
 
 
うとうとして、とても気持ちの良い時間(延長したい位です)治療室は清潔な完全個室なので、リラックスできます。
 
 
毎回の治療の際、私はその時に感じる不調を全てお話しするのですが、風邪のひき始めでのどが痛かった時は、足に鍼を打たれ、
 
 
少しするとのどの腫れと痛みが、スーッとひいていき、驚きました。
 
 
胃もたれや胃痛、頭痛、首の寝違えや腰痛も、いつも帰る頃には楽になっています。
 
 
悩みの種の一つだった頻尿も通い続けるうちに、いつのまにか改善していました。
 
(以前は1時間に2~3回もトイレに通っており、外出が不安でした)
 
 
常に地図状に荒れていて痛かった舌もきれいになり、近頃は体調が崩れにくく又、くずれても回復が早くなっているのを感じます。
 
 
体がもっと元気になるように、これからもお世話になります。
 
 
辛い症状で悩まれている方、どこへ治療に行けばよいか困っている方、清明院をおすすめします。
 
 
 
星5つ
 
 
 
 

 

(↑↑久々に手書きでいただきました。この時代に手書きって、うれしい。)

 

 

 

 

 

 

【清明院からコメント】

 

 

この患者さんは、飲食業にとっては非常に厳しかったコロナ禍の最中に治療に見えて、もう5年近く通院されており、清明院の治療の良さがとてもよく伝わっている症例だと思います。

 

 

既往歴を見ただけでも、西洋医学であれば様々な科にかからなくてはいけないことが分かります。

 

 

よく外部や学生さんへの講演会などでお伝えするのですが、いくつもある東洋医学の良さの中には、

 

「全科性」「副効果」

 

というものがあります。

 

 

「全科性」というのは、東洋医学では人体や病気を分解して要素還元論的には考えないので、ある症状を治療するにも、常に全身、全体のバランスを考えた治療を行います。

 

 

従って、何科の疾患であっても、東洋医学的に対応することが理論上は可能です。

 

(もちろん、何科の疾患でも治せる、ということを言っているのではありません。各科専門医の介入を要する病態があることは重々承知しています。)

 

 

そして、そういった介入をした結果、メインとなる症状以外の症状も改善していくことは珍しくありません。

 

 

例えばこの患者さんのように、睡眠の状態が改善しながら、肩こりや寝違い、風邪症状なども改善していくことは、我々の臨床では日常茶飯事です。

 

 

また、こういった介入を年単位で繰り返すことによって、介入前と比較して、例えば

 

「風邪を引きにくくなった」

 

とか、

 

「疲れを感じにくくなった」

 

とか、

 

「食欲が増して、便通も良くなった」

 

などなど、生命活動の基本となるような生理現象や、健康的な生活状況の平均レベルが上がったと思われるような変化が出ることも、日常茶飯事です。

 

 

今後も日常のあらゆる症状を可能な範囲でコントロールしながら、大病を予防し、万が一なってしまったとしても軽く済み、早期に回復できるように、この患者さんの人生に伴走していこうと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

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2025年10月の活動記録

2025.11.19

 

 

 

 

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2025年10月も、日々の臨床の傍ら、色々やっておりました!笑

 

 

今年で早14年目になる東洋鍼灸専門学校での講義も、夏休みが明けまして、昼夜新しいクラスの皆さんの後期授業が始まっております。

 

 

実は清明院は東京衛生学園専門学校と、東洋鍼灸専門学校の、学外実習施設にもなっています。

 

 

今年の夏も、色々な学生さんが来ましたね☆

 

 

・・・まあ、彼らに少しでも鍼灸の良さが伝わったなら、幸甚です。

 

 

世の中を見れば、ネガティブなニュースも多く、この先、世界は、日本はどうなっていくのか、一庶民には分かりませんが、まあどうあれ、僕は毎日、新宿の路地裏で鍼灸治療をやるだけです。笑

 

 

10.5(日)(公社)日本鍼灸師会第20回全国大会inいばらきTsukubaにて講演してきました!!

 

医道の日本さんが記事にして下さいました☆)

 

 

ここ数年、鍼灸師の業団として日本を代表する公益社団法人である日本鍼灸師会さんが、毎年の全国大会に北辰会の先生方を呼んで実技講演をさせていただいており、大変光栄なことです。

 

 

約半世紀に渡って、この日本で紡いできた、現代中医学を理論的ベースとし、日本伝統鍼灸の理論と手法も組み込んだ、世界で唯一無二の鍼灸治療法である北辰会方式。

 

 

その方法論は、今や様々な学会や業団の先生方に御注目いただいております。

 

 

我々もいっそう気を引き締めて、この方法論の発展と継承を進めていかねばなりません。

 

 

また、近年私が強く主張している医師との医療連携に関しても、年々注目度や必要性が高まってきていると感じました。

 

 

そんな、気持ちを新たにし、再確認した講演会でした。

 

 

10.6(月)日本東方医学会の分科会であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)カンファレンス

 

 

今回は清明院スタッフである永井由梨先生による「新型コロナ後遺症諸症状に対する鍼灸治療の一症例」の症例検討会。

 

 

コロナ後遺症と言えば、鍼灸臨床でも今でもたまに遭遇する疾患であり、コロナ禍が沈静してからずいぶん時間が経った今になって出会うものには、けっこう重症なものも多い訳ですが、こういったものにも、意外と鍼灸が効くことが、事実としてあると思います。

 

 

今回も永井がよく頑張った症例で、参加者からしてもためになる内容だったと思います。

 

 

また今回も時間が足りないほど、非常に活発な意見交換が出来て、素晴らしかったです。

 

 

「医師と鍼灸師で、鍼灸師の症例を検討する」この活動も、今後まだまだ磨きをかけて、伸びて欲しい活動の一つです。

 

 

因みにこの勉強会は、毎月オンラインで開催しております。

 

 

どなたでも参加できますので、次回は来年1.19(月)の20時~90分です!!

 

 

是非、こちらのページからお申し込み下さい。

 

(お申し込み下さった方には、アーカイブ配信もあります!!)

 

 

10.12(日)第53回日本伝統鍼灸学会学術大会(東京大会)に参加してきました!

 

 

今回も北辰会からは藤本新風代表、油谷真空副代表、尾崎真哉副代表、原元氣正講師、坂井祐太正講師、森岡健介正講師など、大御所から若手まで、多くの先生が講演や発表などで大忙しで、大変目立っていましたね。笑

 

 

この学会は、日本伝統鍼灸を専門に研究する国内唯一の学会ですので、今後もどんどん、症例発表など、元気のいい若手に出ていって欲しい学会です。

 

 

10.12(日)の夜は、川越に移動して、日本栄養精神医学研究会10周年記念祝賀会に参加してきました!!

 

 

この研究会は、今年の7月に拙講演でお世話になった埼玉の精神科医である奥平智之先生が主催されている研究会で、なんと今回、10周年の節目に「栄養精神医学会」となり、本格的に再始動しました!

 

 

集まった先生方の数や顔つきを見て、奥平先生のバイタリティーの凄さを改めて感じました。

 

 

奥平先生の御尊父は業界では有名な鍼灸家であり、私も同じ鍼灸師二世の後輩として、見習うべきパワフルさがあります。

 

 

栄養学(日々の食事)と精神科疾患は切っても切れない関係だと思いますし、そこを無視しては、治療は出来ないと、私も思います。

 

 

日本栄養精神医学会の今後の益々の発展を、心からお祈り申し上げます。

 

 

10.16(木)順天堂東医研にて講義してきました!!

 

 

今回の講義テーマは

 

「経穴学⑥各論其の五 手厥陰心包経・手少陽三焦経」

 

というお話。

 

 

経穴の話も、いよいよ佳境に入って来ました。

 

 

東洋医学を理解するうえで非常に重要になってくる「三焦」への理解。

 

 

ここをどう処理するかに、その人の個性が出ますね。

 

 

・・・とはいえ、「三焦は三焦」というのが、私の20年以上前からの意見です。笑

 

カテゴリ「心包・三焦」 参照

 

 

医学生の皆さんには、ぜひ色々と考えて頂きたいテーマですね。

 

 

また今回は冒頭に、部長である石井奈々子さんから、先日姫路で行われた第31回日本病院総合診療医学会学術総会の参加報告もあり、最近ドラマ「19番目のカルテ」でも話題になった総合診療という分野と、

 

東洋医学の親和性の高さについても、今後東医研から巣立ったメンバーには、よくよく考えて欲しいテーマだと思いますね。

 

(因みにこの日の藤本新風先生の講演の詳細に関しては北辰会ブログで記事になっています。)

 

 

実際に、この日会場でたまたま会った順天堂東医研のOB(今は研修医)の先生が、西洋医学の専門は総合診療に進むことにしたと報告してくれたのを聞いて、嬉しくなりました。

 

 

10.19(日)は東京、日本歯科大学生命歯学部にて行われた第43回日本歯科東洋医学会学術大会(三学会合同学術大会)にて発表してきました!!

 

 

発表内容は「口腔扁平苔癬に対する鍼灸治療15症例の検討 ―北辰会方式に基づく臨床的知見―」

 

 

 

この、口腔扁平苔癬という病気を始めて治療したのは15年ほど前です。

 

 

二例ほど、「患者さんの声」に書いてくれた患者さんもおります。

 

患者さんの声(50代女性 口腔扁平苔癬、肩こり、疲労倦怠感など)

患者さんの声(50代女性 口腔扁平苔癬 イボ、ホクロの急激な増加、疲労倦怠感など)

 

 

以来、それを見た患者さんや、紹介などで、年に1人くらいポツポツと見えるようになり、全部で15例になり、そのほとんどで、有効な変化が出ています。

 

 

今回、それを纏めて、症例集積として発表しました。

 

 

それも、ルーツからして日本東方医学会との兄弟的な関係である日本歯科東洋医学会で発表出来たことが、非常に嬉しかったです。

 

 

会長の山口孝二郎先生や、役員や若手の先生方も非常によくして下さり、それもまた、非常に嬉しかったです。

 

 

今後、歯科、口腔外科と鍼灸師の医療連携というのも、面白い、かつ重要なテーマだと思っています。

 

 

それを現場で本格的にやるのであれば、歯科東洋医学会の先生方の御協力は不可欠だと思います。

 

 

今回、全然知らない土地に単独で突っ込んできたような、無謀なムーブでしたが、その端緒にはなったのではないかと思います。笑

 

 

10.27(月)日本東方医学会主催「新・中医臨床カンファレンス」です。

 

 

こちらも月に一回のオンライン開催で、ここでは、医師による中医学的な臨床の最前線が、ありありと分かると思います。

 

 

今回も「偏頭痛・めまい」の症例で、第一線の医師の先生方の対応や御見解が、非常に勉強になるカンファレンスでした。

 

 

次回は1.26(月)20時〜 (60分程度)となります。

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

まあー、10月はこんな感じで、毎週末、なんじゃかんじゃとやっていました。

 

 

 

ここから年末に向けて、まだまだバンバンいきますよー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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清明院のコロナ後遺症対応に関して

2023.05.12

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清明院では現在、求人募集しております。

 

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

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2023年5月8日(月)から、新型コロナウイルス感染症は5類に変更となりました。

 

厚労省サイト 参照

 

 

5類になったことで、この3年間の騒動も、ようやく一つの節目を迎えた、と言って良いでしょう。

 

 

この3年間で、職を失い、生活が全く変わってしまった人、また、感染してしまったことで、お身内や近しい方が亡くなってしまった、という方など、無数の悲しみと不幸が、世界中を襲いましたね。

 

 

コロナ以前の当たり前が、当たり前でなかった、ということを嫌というほど思い知らされた3年間だったと思いますし、現在もなお、後遺症で苦しんでいる方が多数おられることと思います。

 

 

ですので、5類になったと言っても、なーんかこう、スッキリ!という感じはないですよね。。。

 

 

またすぐに新しい感染症のパンデミックが起こる可能性だってありますし、地震などの天災も、不穏なペースで続いていますし、戦争のこともありますから、

 

まだまだ慎重に、様子を見つつ、徐々に元の生活に戻していこう、というフェイズに入った、というくらいの感じですね。

 

 

ところで、たまに聞かれるのでここに書いておきますが、清明院でのコロナ後遺症対応ですが、2020年の段階から、普通にやっております。

 

(当たり前のことと考え、特に宣伝もしてきませんでした。苦笑)

 

 

 

個人的には、2020年の秋に、第10回、日本中医薬学会学術大会にて「COVID-19 治癒後の諸症状の⼀症例」と題して、症例発表をさせて頂きました。

 

 

これは恐らく、日本で最初の、コロナ後遺症を鍼灸のみで扱った症例の、学会発表だったであろうと思います。

 

 

コロナ後遺症に関しては、もちろんその後もチョイチョイ、相談されては診ておりまして、いずれも非常に効果的だなあ、という印象を持っております。

 

 

・・・というわけで、いくつかの症例を、ここに簡単に紹介しておきます。

 

 

◆症例1 50代女性 

主訴:全身倦怠感、嗅覚障害、味覚障害、痰

他院の鍼灸師からの紹介

コロナ感染以前からあった倦怠感が、コロナ感染で増悪し、その他の症状も出現し、改善しない。

「肝鬱腎虚」と弁証し、初回治療後、長時間睡眠。数回の治療で改善。

 

◆症例2 30代男性 

主訴:記憶障害、集中力低下、浅眠、頭痛、抑鬱感、倦怠感、胸痛、下痢、腹痛、動悸、唇の荒れ

HPを見て来院

コロナ感染後、諸症状が出現し、無理して仕事を続けて、さらに悪化した。他院の漢方薬で少し改善するも、改善しきらない。

「湿熱中阻>肺腎陰虚」と弁証し、1回の治療で大幅に改善。

 

◆症例3 40代男性 

主訴:関節痛、筋肉痛、下痢、脱毛

清明院患者の紹介

コロナ感染後、脱毛の症状が出る。その1か月後にワクチン接種後、それまでになかった症状が出現。

「肝脾鬱結≧心血不足」と弁証し、5回の治療で大幅に改善。

 

◆症例4 30代男性 

主訴:集中力低下、頭痛、倦怠感、息苦しさ、胸痛、脱毛、動悸

清明院患者の紹介

コロナ感染後、多様な症状が出現。休職を余儀なくされた。

「湿困脾土≧心肝気鬱」と弁証し、6回の治療で職場復帰、15回ほどの治療でほぼ回復する。

 

◆症例5 30代女性 

主訴:嗅覚消失

鍼灸師からの紹介

コロナ感染後、嗅覚が消失。

「肝気犯肺(魄気の異常)」と弁証し、1回で好転。10回ほどの治療でほぼ回復する。

 

 

・・・とまあこんな感じですが、挙げていったらキリがない感じです。

 

(因みに、当院の新規の患者さんのほとんどは、既存の患者さんか、鍼灸師や医師の先生方からの紹介です。(感謝合掌))

 

 

ここで強調しておきたいのは、当院では、「コロナ後遺症だから〇〇穴」とか、「コロナ後遺症だから〇〇証」などといった固定的、画一的な考え方は用いず、

 

あくまでも一例一例において、「その患者さんに」何が起こったのかを東洋医学的に分析、理解して治療に当たっている、ということです。

 

 

また最近では、コロナワクチン接種後に起こった、原因不明の体調不良がなかなか改善しない、という患者さんも多数見えており、こちらに関しても、鍼灸治療は非常に有効である、という印象を持っております。

 

 

今後も、国の方針としてワクチン接種は続けるのでしょうし、コロナに感染してしまって、後遺症に悩まれる患者さんもおられることでしょうから、これからもコロナ後遺症や、ワクチン接種後の体調不良の対応には、

 

「日本の医療の番外地」である路地裏の零細鍼灸院として、力を入れていきたいと思っています。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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第13回 DAPAカンファレンスを視聴しました。

2021.12.14

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12.13(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスに参加してきました!!

 

 

今回のテーマは先日の学術大会のテーマでもあった「耳鼻咽喉科領域の連携」です。

 

 

症例は二例、「顔面麻痺、顔面痛、耳鳴」の症例と、「顔面麻痺、口唇ヘルペス」の症例でした。

 

 

顔面麻痺は、実は鍼灸院では割かしよく診る疾患であります。

 

 

そして、個人的にはこの病に非常に鍼灸は有効だなあ、という印象を持っています。

 

 

顔面神経麻痺の中に、有名な「ベル麻痺」というものがあります。

 

MSDマニュアル家庭版 参照

 

 

そして日本神経治療学会標準的神経治療「ベル麻痺」の標準治療ガイドライン(2019年版)によると、

 

「鍼灸治療は現時点では十分なエビデンスがないので、標準治療ではなく治療選択肢に留めるべきである。」

 

と、我々からすると冷徹で残念なコメントがあります。苦笑

 

 

まあ、「同じ”西洋医学的病名”の集団にどれだけ効くか」に応えるエビデンスが無いものはダメ、とあまり言われるとキツイのが、患者さん一人一人の体質や生活状況を含めた「個」に対して、

 

如何に柔軟に合わせられるかに腐心するのが長所である東洋医学ですね。笑

 

 

医療において重要なのは集団か、個か。

 

 

EBM、EBMと喧しく言われるようになってもう20年以上になりますが、この水掛け論みたいなやつはいつまで続くんでしょうかね。(^^;)

 

(ま、普通に組みゃいーじゃん、つー話なんだけどね。)

 

 

ただ、顔面神経麻痺といっても、中には鍼灸でも治りの悪いものもありますし、発症からあまりにも時間が経過してしまったものは特に動きにくいという印象があります。

 

 

また、今回の症例でもそうでしたが、経過中に頭痛や耳鳴や不整脈など、思わぬ症状を患者さんが訴えて、不安がることはあります。

 

 

そういう時に、医師とうまく連携しながら、検査して調べたりしてもらいながら、治療を進めることで、患者さんも安心して治療を進めることが出来る面は確かにありますね。

 

 

不安は全ての病を治りにくくします。

 

 

毎回、鍼灸師にとっても、医師にとっても学びがあるDAPA、次回は年明けの1.17の夜だそうです!

 

 

 

お申込みはこちらから、近日中にいけるようになると思います。

 

 

 

 

 

 

 

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第51回、大船GIM Onlineにゲスト参加してきました!!

2021.06.16

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6.12(土)の夜は、大船中央病院院長である須藤博先生が主催されている、第51回、大船GIM Online(総合内科医のための臨床推論を主な内容とした勉強会)にゲスト参加してきました!!

 

 

この勉強会と私の御縁は、この4月から週1で清明院に研修に見えている、三井記念病院の総合内科、膠原病リウマチ内科の医師である増田卓也先生が、

 

かつてこの大船中央病院で須藤先生の元で研修されたOBであり、東洋医学の身体診察を紹介してほしいという話になったことがきっかけであり、

 

増田先生はまだ教わりたてなので、私に補足解説と、実際の実技を見せてほしいという流れになったところから始まりました。

 

 

まあ何かを、自分で机に向かって勉強しているだけでは、自分の目線からしか物事は見えないが、それを人に教えるというのは、自分とは全く違った視野、視座から対象を見つめ直すことに繋がるので、

 

それが結果的に自分自身の学びになると思っていることから、この20年、基本、教えを乞われれば断らない主義なので、行ってきました!!

 

(実は気分によっては、けっこう断ったりもしてますが。(笑))

 

 

また、以前「ドクターG」という番組がありましたが、総合内科の臨床推論というものにも以前から非常に興味津々で、普通にそれが聴いてみたかったというのもあります。(笑)

 

 

で、今回は増田先生の方から最初に体表観察の一部の概要を講義し、私の方で実際の体表観察を簡単に解説しながら動画でお見せする、という企画でやらせて頂きました。

 

 

・・・結果は、実に素晴らしかったです。

 

 

事前申し込みの時点で、普段よりも全然多くの申込があり、申込者のほとんどは現場の第一線の医師だったそうで、医師の間での潜在的な東洋医学への興味関心の高まりを感じました。

 

 

今回、臨床推論の方の症例は「77歳女性の繰り返す頭痛、発熱」「27歳女性の嘔吐」の二症例でしたが、総合内科医の先生方の精緻な推論、膨大な知識を持った上で、

 

理詰めで診療を進めていくプロセスは、思考過程や目的は違えど、東洋医学の弁証論治の過程と似ている所があり、非常に刺激的で興奮しました。

 

 

また、我々の講義では、視聴しておられる医師の先生方や、司会の須藤先生も、我々固有の立場、根本哲学を予め一定程度理解して下さっているように思え、

 

それを尊重し、酌んで下さっているような質問内容やご発言が多々あり、そこが非常に嬉しかったです。

 

 

私が鍼を持ってから、現在までの20年以上の時間の中には、医師に対して「東洋医学」と主張しただけで、まるで取り合ってもらえず、「ゴミ同然」の扱いをされた経験もある身としては、

 

やはり「分かってくれる人は分かってくれるんだナー」という実感を得ました。苦笑

 

 

かつて戦後間もない頃、GHQから鍼灸医学の存続を護って下さった中心人物である、東大教授である板倉武先生が仰ったように、一方が一方を強引に、無条件に併呑するのではなく、

 

たとえ部分的、局所的であれ、こういう活動が、互いの哲学、思想の違いを理解し、尊重し合った、患者さんのための協力が出来る話に繋がれば、これほど嬉しいことはないですね。

 

 

・・・とまあ色々、今後の展開に希望が膨らむ内容でした。

 

 

約4時間、体感時間は一瞬でしたね。(笑)

 

 

増田先生、須藤先生、ご視聴くださった先生方、大変ありがとうございました。

 

 

是非アンケートで、ご感想をお聞かせ下さい。

 

 

因みに、須藤先生がブログに感想を書いて下さいましたので、そちらも合わせてぜひ。<m(__)m>

 

 

 

 

 

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痰が切れるかどうか

2020.01.10

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最近、「痰」が主要病理になっているものをよく診る。

 

「痰」を含む記事 参照

 

 

癌、喘息、無呼吸、梅核気なんかはもちろん、頭痛や肩こり、坐骨神経痛などなど。。。

 

 

まあやはり、難病(というかしつこい病)に多いように思う。

 

 

西洋医学では「痰」と言えば呼吸器系の炎症性の病気の時に気道に出てくるあの分泌液のことを指すけど、東洋医学では全身どこにでも起こる、

 

生理的水分の停滞を指しますので、全身どこにでも「痰」という邪気は存在しえます。

 

 

しかも、「有形の痰」「無形の痰」なんていう言い方があって、水分が停滞して、粘稠性のある有形の邪気の塊となったものを「有形の痰」と呼称し、

 

まだ、いわば”モワッとしたミスト状”であり、粘滞性はあるけど塊をなしていないものを「無形の痰」なんて言ったりします。

 

 

当然、「有形の痰」の方が停滞のレベルがきつく、崩すのに時間も手間もかかりやすいと言えます。

 

 

しかしながら、「無形の痰」も、有形よりもつかみどころがない、得にくい、という意味では除去が難しいとも言えます。

 

 

このように、程度や特徴で分けているのであって、両者には連続性があり、有形の痰だから固形なんだから、必ず大便や月経血で排出されるとか、

 

無形の痰だから呼吸や不感蒸泄で発散されるとも限りません。

 

 

ただ、治療後の二便や発汗の変化は患者さんに十分に意識させますし、聴取します。

 

 

瘀血であれ湿痰であれ、病理産物を弁えたら、それが「どこに」「どの程度」あるか、「中心はどこか」を、見極めることが重要です。

 

 

これを考えながら、無駄のない手を打っていくのが「弁証論治」のやり方であります。

 

 

因みに、肺の臓の気機を塞いでくる痰に関しては、切れる(喀出できるかどうか)が大事です。

 

 

今日も診ましたが、置鍼中に急に患者さんが咳込んで、

 

「・・・あれ?」

 

と思って診ていると、暫く咳込んでから、ゴロッとした痰を吐き出して、声が綺麗になる。

 

 

気色が明るくなる。

 

 

たとえばこんな感じ。(゚∀゚)

 

 

 

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脊髄損傷と鍼灸

2019.10.14

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「脊髄損傷」という病気があります。

 

 

これは病気というか、ケガ(外傷)からくるものがほとんどです。

 

 

最近ではプロレスラーの高山善廣さんが試合中の事故で起こしました。

 

 

背骨の中には「脊髄」という、中枢神経の束が入っている訳ですが、これが何らかの外傷によって障害されると、主にその障害部位から下のレベルの筋運動や感覚が機能しなくなってしまうという、大変気の毒な病気です。

 

 

この病気は、以前にもプロレスラーのハヤブサさんなど、有名人に何人か患った方がおられますので、知っている人も多いことと思います。

 

 

・・・で、これに対して、清明院の鍼灸はどうか、というお話。

 

 

僕は20代の前半から、今日に至るまで、ずーっと往診(在宅医療)をやらせていただいておりますので、脊髄損傷の患者さんを診させていただく機会は、これまでにも多々ありました。

 

 

仕事が出来ない、あるいは出来ても大変なハンデの中でおやりになっている方がほとんどですので、自費で継続して治療するのは大変なことですし、

 

外来では正直、あまり診る機会は少ないのですが、これまで、往診の患者さんも入れると、10人以上診ています。

 

 

今現在は、外来でも数名、診させていただいています。

 

 

もちろん普段通り、北辰会方式の弁証論治で対応します。

 

 

臨機応変な少数鍼治療と、養生指導が、僕に出来るすべてです。

 

 

これによって、主に飲食、二便、睡眠の状況を変えていき、リハビリでのストレスの緩和や、QOLの向上に繋げていきます。

 

 

脊髄損傷の患者さんに対する対応として、西洋医学的、リハビリテーション医学的に考えることと言えば、

 

「障害機能の回復」

 

「残存機能の維持・増進・改善」

 

です。

 

 

また現在ではiPS細胞を使った「再生医療」がこれにどこまで出来るのか、ということに期待が高まっています。

 

 

これに対して、我々東洋医学ではあくまでも

 

「一人一人の患者さんに合わせた、陰陽バランスの調整」

 

です。

 

 

・・・まあ、それが結果的に、残存機能の維持増進改善や、障害機能の回復に繋がれば良い、繋がるかどうか、どこまでいけるか、という話であるわけです。

 

 

脊髄損傷の患者さんが日々感じておられるストレスは、我々健常者の想像を絶するものだろうと思います。

 

 

生来の麻痺でなければ、健常であった時(動かせていた時)の記憶があるからこそ、尚更でしょう。

 

 

治療後に起こる変化に関して、こちらが過度な期待をし過ぎるとか、あるいは患者さんに期待させ過ぎるのはちょっと違うと思うし、何人か実際にやってみれば分かると思いますが、

 

患者さんも、術者の側も、実際は非常に根気のいる治療です。

 

 

それでも、密にコミュニケーションをとりながら、コツコツとあきらめずに治療していくと、麻痺までは回復しなくても、色々なポジティブな変化が出ることがあります。

 

 

発汗、排尿、排便、睡眠の状況の良性変化、また、上肢が動く患者さんでは車いすを使うので、肩こりや頭痛、逆上せ感などの不快な不定愁訴の改善

 

何より日々の生活で感じるマイナスな気分の良性変化などなど、鍼灸治療の産物、副産物は枚挙にいとまがないです。

 

 

これは僕自身がこれまでに何度も経験しているところです。

 

 

 

本来は、脊髄損傷専門のリハビリ病院でも、積極的に東洋医学的な鍼灸漢方でのアプローチを採り入れるべきだと思っています。

 

 

 

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疲れが出た。。。

2019.09.05

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今朝起きたら、咽喉が痛い。。。

 

(昨日の晩も、じゃっかんおかしかったですが。。。)

 

 

診療開始時間が迫っているので、鍼をする時間はないので、すぐにとある漢方を飲んでおき、昼休み中にスタッフに治療してもらう。。。

 

 

僕は幼少の頃から扁桃が腫れやすく、

 

「あ、きた。。」

 

と思うと、だんだん痛みと腫れの増加とともに全身が怠くなってきて、頭痛や体重節痛、熱発(40度近い)するパターンが多いです。

 

 

経過中、だいたい食欲が落ちるので、3日から5日ぐらい経って、元通りに復活すると、大体5㎏近く痩せています。

 

 

これも面白くて、ある程度体重が増加傾向にあると、だいたい風邪ひきます。

 

(ところで、野口晴哉先生の『風邪の効用』は面白い本ですね。)

 

 

今回、今のところ鍼と漢方の力でどうにか食い止めている感じですが、今晩キチッと寝て、明日の朝には復活できるように、あの手この手で手を打ってみます!!

 

 

自分が病気になると、思考力が低下する中、あらゆる可能性を考えて手を打ちます。

 

 

これもまた修行。

 

 

・・・まあー、今回は富士山登山の疲れが出たかな。

 

 

やはり、事前の十二分な調整、準備、そして終わった後の十二分な休息は重要ですね。(苦笑)

 

 

 

 

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