東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 頭痛

久々に風邪をひく

2017.06.21

20170429_231933.JPG

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

  ↑↑↑        ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

いやー、久々にやってしまいました。。。

 

 

一昨日の夕方から、咽喉にじゃっかんの違和感が。。。

 

 

そして、昨日の朝から、じゃっかん節々が。。。

 

 

そして、昨日の午後からは明らかに熱発している感覚があり、診療が終わって、家についてからはフラフラに。。。

 

(診療中はシャンとしてましたよ☆そこはプロなんでね。気力であります。(゜レ゜))

 

 

11時ごろに熱を測ったら39度。

 

 

食欲なし、少し悪心あり、上半身を中心に体重節痛、頭痛キツイ、咳、くしゃみ、鼻水はナシ、全身倦怠感と熱感が強い。

 

 

咽喉を見ると、左右、特に右の扁桃が赤く腫れている。

 

 

12時間後の11時10分からは、東鍼校で1時間半講義です。

 

 

さあ、間に合うか。

 

 

朝までに平熱に下げれるか。

 

 

もう、悪戦苦闘しながら、あの手この手で攻めました。

 

 

・・・で、どうにかこうにか、咽喉に違和感は残ったものの、朝には平熱で、無事講義を終えることが出来ました。

 

 

ふー、あぶねー。。。

 

 

僕が風邪で寝込むのは、年に一回あるかないかなんで、毎回焦りますね。(苦笑)

 

 

まあでも、咽喉痛から来て、そのまま急激に高熱、っていうパターンがほとんどです。

 

 

いわゆる温病型ですね。

 

 

寒気から来るやつもないことはないけど、稀ですね。

 

 

この咽喉痛、咽頭の違和感の時点で即座に対処して治さないと、大体今回のような破目になります。

 

 

今回の失敗は、2日前から咽喉痛があったのに、ほったらかしにしといたからです。

 

 

あの時点で対処していれば、なんてことなかったです。

 

 

でも、何もせんでも治ってしまうパターンもあるので、その辺の見極めが難しい。

 

 

いい教訓になりました。

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

 

「ヨガ教室行ってもいいですか?」

2017.04.10

**********************************************************************************************

      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
  ↑↑↑        ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

最近多い、ヨガ教室に通っている、あるいは通っていいですか?と仰る患者さん。

 

 

ピラティスもしかりですな。

 

 

若い女性に多い。

 

 

ヨガ教室に行ったら〇〇が治ったんです、とか、〇〇が悪化したんです、とか、我々の臨床では非常によくある話です。

 

 

現代人は、毎日長時間、PCの前で座っている仕事が多いです。

 

 

 

そうすると、からだがなまって、気血が欝滞し、色々な症状が出て来ます。

 

 

腰痛、肩こり、頭痛、眼精疲労、冷え性、浮腫み、生理痛、ヒドイものになると精神疾患や腫瘍などなど。。。

 

 

これを解決する健全な方法が「運動」です。

 

 

そこで、美しい芸能人やモデルもやってる、スタイリッシュな「YOGA教室」という選択肢に、若い女性が殺到する、という、実に分かりやすい構図です。

 

 

ところが、何でもそうですが、「体にいいこと」というのは、やり方を間違えると、両刃の剣となります。

 

 

「YOGA」を始めてから何かが悪化した、という人は、僕らの日常の臨床の中で、意外といます。

 

 

・・・ということは、「YOGAやピラティスの”正しい”運用」というのが大事、ということですね。

 

 

では、正しい「YOGA」とは一体何なのか。

 

 

「YOGA」に関しては、私は門外漢ですが、鍼灸医学のプロの端くれとして、ここらで分かる範囲でまとめておき、考えてみたいと思います。

 

 

そして何気ないこの問題から、少々深い部分にも入ってみたいと思います。

 

 

 

 

まず、「YOGA」の意味と歴史から。

 

 

「YOGA」というのは、サンスクリット語で「繋ぐ」とか、「繋がり」、「統治する」という意味だそうです。

 

 

山下博司『ヨーガの思想』講談社選書メチエ によれば、もともとの語源は「ユジュ」(牛や馬と車をつなぐ軛(くびき))が語源で、

 

色々な解釈があるようですが、「絶対者との結合」「自己との結合」というような意味を持っているそうです。

 

 

歴史的には、約5000年以上前の古代インド(インダス文明)に発した伝統的な宗教的行法と言われますが、これも専門的にはなかなか難しい問題を含むようで、

 

正確に確定するのは困難なようです。

 

 

佐保田鶴治『ヨーガの宗教理念』によれば、本来の「YOGA」は古代インドの諸宗教(バラモン教、ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教など)と密接に結びついており、

 

輪廻転生(生まれ変わり)の世界から、悟りの世界へ解脱することを目的として行われるものだそうです。

 

 

岩波の『仏教辞典 第二版』によれば、仏教でも、ヨガは基本的修行法として尊重されてきたようです。

 

 

現代で世界的に流行している、身体的ポーズ(アーサナ)を強調した、いわゆるフィットネスとしてのヨガは、本来の意味からすると非常に部分的であり、

 

本来の意味とはかけ離れていると思います。

 

(もちろん良い悪いは別として、です。当然ながら、いい面はあります。)

 

 

長くなりそうなんで、続く☆

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルサイト

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

すいぶんハッキリと春。

2017.02.25

20170219_185159.jpg

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
  ↑↑↑        ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

いやー、24節気では雨水となり、春一番も吹き、もうすっかり春の雰囲気がしてきました。

 

 

花粉症にビビる人が増えていますが、鍼灸と養生で乗り切りましょう。

 

 

ビビって不安がって何もしなければ、春の思うがままです。(笑)

 

 

花粉症のいやな諸症状に加えて、のぼせ、頭痛、慢性の止まりにくい咳(気逆咳)、眩暈、この辺はみんな春に起こりやすい病です。

 

 

花粉や季節が悪いんじゃないですよ!

 

 

その季節に過剰に反応している体側がおかしいのです。

 

 

まあ春は、簡単に言えば、のぼせやすくなるんです。

 

 

東洋医学では、春には春の養生法があります。

 

 

精神的にも肉体的にも、伸び伸びゆったり過ごしましょう。

 

 

締め付けの強い下着や洋服、髪をきつく縛るのもやめましょう。

 

 

下半身を冷やさないようにして、睡眠時間は十分にとりましょう。

 

 

あとは鍼でしょ。

 

 

春は新緑や桜のきれいな、素晴らしい季節です。

 

 

 

全く恐れることはないです。

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

頭から汗が出る人 3

2016.06.26

_20210405_180628

 

 

 

**********************************************************************************************
         にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
   ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

3.『傷寒論』辨太陽病脉證并治下第七.の、大陷胸湯のところに、

 

「太陽病.脉浮而動數.浮則爲風.數則爲熱.動則爲痛.數則爲虚.頭痛發熱.微盗汗出.而反惡寒者.表未解也.

 

醫反下之.動數變遲.膈内拒痛.胃中空虚.客氣動膈.短氣躁煩.心中懊憹.陽氣内陷.心下因鞕.則爲結胸.

 

大陷胸湯主之.若不結胸.但頭汗出.餘處無汗.劑頸而還.小便不利.身必發黄.」

 

と、出てきます。

 

 

これは、カゼに対して、間違った治療をやったら、頭から汗が出て、黄疸まで出る場合があるよ、っちゅうことです。

 

 

しかもここでは、なかなかヤバい病態の話をしています。

 

 

すぐに適切な処置を行わないと、命にかかわるケースもあります。

 

 

カゼだからと言って、ナメたらいけません。

 

 

多くの人は、現在でも、最終的にはカゼから肺炎を起こして死ぬのです。

 

 

僕も長いこと往診をやっていますので、色々な症例が頭をよぎります。。。

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルサイト

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

 

最近観た映画

2015.08.14

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
    ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

最近も、ヒマさえありゃあ映画観てます。(笑)

(さらに…)

肩こりと東洋医学 5

2014.11.05

**********************************************************************************************
          にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
    ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************


これまでのお話・・・

肩こりと東洋医学
肩こりと東洋医学 2
肩こりと東洋医学 3
肩こりと東洋医学 4

 


では、続きいきます!!

 

 

◆「肩」という部位と日本人

ここまで、

1.中国も含む外国には、「肩こり」を示す適切な訳語がない。

2.よって、中医学にも、「肩こり」の治療に絶妙な考え方がない。

3.そこで、「肩こり」という現象は日本人独特なのか、という疑問が生じるが、そうではなく、日本人が「肩こり」を過剰に意識し過ぎるから、

よく問題になるのではなかろうか。

4.日本人が「肩こり」を過剰に意識するものだとすれば、そこには色々な原因が想定できるが、文献調査や論文から、一つの仮説として、

 

江戸期の日本人の社会状況や、「滞り」という病因への意識、按摩の流行などが考えられる。


という流れで話を進めてきました。


さて今日は、

”では日本人の「肩」への特別な意識とは、具体的にどういうところに現れているか”

というお話です。


肩こりと東洋医学 3に書いたように、夏目漱石、樋口一葉あたりが「肩がこる」「肩がはる」という表現を使っていますが、この時点では、

 

まだ「こる」「はる」というように、”動詞”でした。

これが「肩こり」という名詞として、あたかも”病名”のようになりだしたのはいつごろか、という観点があります。

名詞化されることによって、一つの病名のようになっていくんですね。


「頭が痛い」「頭痛」に、「熱っぽい」「発熱」にと、名詞化されることによって、認識が明確化する側面があるのです。

それによって、医者にも患者にも、さらに意識されるようになる。

この辺の話は、立川昭二氏の『からだことば』が参考になります。


「肩こり」という名詞的な使われ方は、志賀直哉(1883年(明治16年)― 1971年(昭和46年))の『暗夜行路』あたりには出て来るようです。

(直子と要の不貞の名シーンですね。)



日本語には他にも、

「肩の荷が重い」

「肩書き」

「肩たたきに遭う」

「肩で風を切って歩く」

「肩をいからせて」

「肩のこる話」

「肩の力を抜いて」

「肩ひじ張らずに」

などなど、”肩”は、緊張や責任、権威や男性らしさの象徴としての、様々な言葉があります。


このように、名詞化されたり、日常生活で使われる言葉になったりすると、暗示効果があるのか、ますます”そういうもの”として意識されだす面があるのです。


そして、意識したところに、気血は集まる。

したがって、そこに気血が滞りやすくなる、という訳です。

江戸時代に(・・まあそれ以前からあったのかもしれないが)、肩こりというものが多くの国民に意識され、様々な過程を経て、現代にいたります。

その流れの中で、「肩」という部位と、日本人のメンタリティーが大きく関わり、医者からも患者からも盛んに「部位的に」意識され、結果的に、

 

ごくありふれた不快な症状として、全国民に広まっていったんじゃないでしょうか。

続く

読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!


   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

「痛み止め」服用の是非

2014.10.15

wp-1584969207064.jpg

 

 

清明院では現在、スタッフを急募しております!!

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。

 

**********************************************************************************************
人気ブログランキングへ
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
    ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

昨日、「ピル」服用の是非という記事を書きました。

今日は、「痛み止め」について書きます。

非常に多い、「痛み止め」が手放せない患者さん達。。。


生理痛もそうですし、片頭痛もそうです。

慢性の痛み疾患をお持ちの患者さんにとって、この「痛み止め」がなかったら、まともに社会生活を営むことすら難しい、というケースもあることでしょう。

ですから当然、否定的ではないです。

「痛み止め」使用が仕方ない場合、場面、というのは厳然とあるし、僕だって患者さんに対して、場合によっては、一時的には、「痛み止め」で痛みを止めることを勧めちゃう場合もあります。

私ごとですが、最近、親不知を抜いた日の晩、どうにかこうにか、鍼で何とかしましたが、鍼してもなかなか痛みが止まらなかった時、

どれだけ歯医者から頓服でもらった痛み止めに手が伸びそうになったことか。。

(笑・・・バカみたいですか?まあ、一般人から見たらそうでしょうが、鍼師にはそう思ってほしくないなあ。。。)

いつも蓮風先生が仰るように、自分の行う東洋医学に誇りを持つなら、出来る限り自分なりに東洋医学的に考えてやってみて、それでもどうしてもダメな時に、

 

他の医学に頼るのだったら話は分かるけど、最初から何かあったら病院病院、薬薬、なんていう鍼師は、論外中の論外、と、僕も思います。

そういう人は東洋医学なんて、すぐに辞めた方がいいんじゃないかぐらい、思います。

・・・まあともかく、そうは言っても、僕も小学生の時、虫歯があまりにも痛くて、食事も出来ないぐらいしんどかった時に、歯医者からもらった痛み止めを飲んで、

見事に数分後に、劇的に痛みが止まった時の、あの感動は良く知っています。(笑)

だから、薬に頼ってしまう心理も、非常によく分かる。

・・・が、しかし、です。

冷静に考えて、痛みというのは、体からの危険信号である場合があります。

 

(多いです。)

この痛みを、痛み止めによって無理に止めてしまうと、かえってよくない場合があります。

痛み止めに頼って、痛みをやり過ごしているうちに、

”どうせ痛みが出たら、薬で止めればいーやー”

という考え方になってしまって、そのまま数年、数十年経ってしまうと、ろくなことがありません。

痛みのメカニズムをよく考え、理解し、痛みが出ないように養生、生活改善、治療をすることによって、身体を、痛みの出にくい状態にしておくことで、

様々な病を予防できると思います。

そして鍼灸は、その大きな助けになると思います。


・・・ま、知ってる人のみが、得をするってことだわね。(*‘∀‘)

読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

代々木公園の蚊でデング熱!?

2014.08.28

清明院では現在、スタッフを急募しております!!

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。

**********************************************************************************************
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
    ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

最近、海外旅行歴のない日本国民が、70年ぶりに「デング熱」という病気に感染したというニュースが、国民に不安と衝撃を与えています。

(さらに…)

血圧と東洋医学 3

2014.07.02

**********************************************************************************************
人気ブログランキングへ
     にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
   ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 


これまでのお話

血圧と東洋医学 
血圧と東洋医学 2
 参照

 


では続きいきますよ~

 

本日も学校で、

「高血圧症・低血圧症」

について喋ってきました!!

この高血圧、低血圧なるものを、東洋医学ではどう考えるかについては、最初に述べました。

 


東洋医学には、そもそも「血圧」という概念はないのです。

 

だから、

「高血圧って、五臓のうち、どれの病気なんですか??」

とかっていう疑問は、ナンセンスなんです。

 


正しくは、

「ある高血圧の人が持っている頭痛なんですが、これはどのように弁証したらいいのでしょうか?」

が正しい。


高血圧そのものを問題にするのではなく、その人にどんな症状、不具合が出ているかが問題なのです。


従って、高血圧が続くと、西洋医学的な

「心臓」「腎臓」「脳」

には負荷がかかってきますが、それを即座に東洋医学的な

「心の臓」「腎の臓」「脳髄海」

に負担がかかる、という風に短絡的に結び付けるのは間違いです。

 


・・・しかしまあ、学校で講義していると、これがなかなか、何遍言っても、伝わんないんだよね~~~。。。(~_~;)

 

 

ともあれ、我々東洋医学の立場としては、血圧の数値についてはもちろん一定の参考にはしつつ、その患者さんにどのような症状が出ているか、

 

その東洋医学的な原因や病理は何か、を考えて治療に当たっている、ということが重要で、その結果、血圧に変化が起こるケースはよくありますが、

 

もちろん100%ではないし、鍼をすれば必ず血圧が上がるとか下がるとかいうものではない、ということです。

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

血圧と東洋医学

2014.06.24

**********************************************************************************************
人気ブログランキングへ
     にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
   ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>


クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

明日、東洋鍼灸専門学校にて、「高血圧症・低血圧症」について喋ってきます。

 


内容が結構あるので、2週に渡るかもしれません。。。( ゚Д゚)

 

血圧といえば、末梢血管の内圧のことで、心臓がドクンと血液を送り出した時の圧と、逆に心臓に血液が流れ込み、心臓がグワーッと膨らんできた時の血管内圧を、血圧計で診ます。

 


これが極端に高かったら「高血圧症」、極端に低かったら「低血圧症」と言われます。

 


因みに2014年4月1日に、日本高血圧学会が、5年ぶりに新たな基準を発表しました。


(コロコロ変わるのよね~なんでかしら~へへ~)

 



 

一般的には「高血圧症」の方が問題視されます。

 

血圧が高いと、脳や心臓や腎臓に持続的、慢性的な負担がかかるからです。

 


この結果、脳がやられれば脳卒中、心臓がやられれば心筋梗塞や狭心症、腎臓がやられれば腎不全から透析を余儀なくされたり、もしそうなってしまえば、

 

患者さんのADL、QOLに著しく影響する、大問題だからです。

 


だから、リスクヘッジのために降圧剤を飲め飲め、という先生がいるようですが、ここは医師の間でも非常に大きな議論があるようです。

 


 

 


「低血圧症」の方は、問題がない場合も多いのですが、短期間で徐々に血圧が下がっており、同時に出血傾向があったり、発熱してたり、貧血を伴っていたりした場合、

 

白血病など、大きな病気が隠れている場合もあります。

 


・・・まあ、現代日本では誰でも知ってるこの「血圧」ってやつですが、東洋医学には、実はそんな考え方、もともとありません。(笑)

 


まあ、誤解の無いよう申しますと、東洋医学では血圧計でうかがうことのできる「血圧」ってやつの数値を問題にするのではなく、極端な高血圧や低血圧になると出てくる、

 

頭痛やめまいなどの様々な「症状」や、脈や舌などに現れてくる異常な「東洋医学的所見」を問題にし、それらがどういうメカニズムで出ているかを、

 

東洋医学的に分析し、治療してきたし、している、というわけです。

 

 

つまり、血圧が高かろうが低かろうが、その人に症状がなく、舌診や脈診などの東洋医学的所見が正常であれば、それは正常と考え、治療対象にはしない、ということです。

 

 

逆に、血圧が正常であっても、その人に症状があり、異常な東洋医学的所見があれば病気と考え、治療対象にするわけです。

 

 

ここにも、機械的に平均値、異常値を問題にする西洋医学と、個体差を問題にする東洋医学の違いが端的に現れていますね。

 

まあ、東洋医学的に考えて治療した結果、西洋医学の言う「血圧」なるものが、異常値から正常値に戻る場合もあります。

 

あるいは症状は取れたけど、正常値に戻らない場合もあります。

 

そうなると、「数値」って一体、何なんだ。。。という気もしないでもないです。(苦笑)

 

まあ両医学の、人体に対する考え方の違いが顕著に出てくるテーマなんですね。

 

血圧というのは。

 

気が向いたら続く

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿