東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2024年2月の活動記録

2024.03.14

 

 

 

 

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2024年、2月に入っても、グイグイとやっております!!

 

 

活動報告が一つ一つ書くと多過ぎるんで、もう月ごとに1記事に纏めます!笑

 

 

まず2.11(日)~12(月)北辰会の冬季研修会(順雪会)で熱海へ。

 

「順雪会(じゅんせつえ)」を含む記事 参照

 

 

忌々しいコロナ禍によって、2020年の冬季研修会が中止となって早4年、ついに、2019年以来5年ぶりの冬季研修会(順雪会)を開催すること出来ました!!

 

 

今回は、初日からビッチリと打鍼、古代鍼、刺鍼の実技指導が続き、2日目のメインは藤本新風代表、初の「公開臨床ノーカット版」です。

 

 

「全身の冷え」という、なかなか手ごわい主訴の患者さんでしたが、見事な弁証と治療で、素晴らしい効果を挙げておられました。

 

 

詳細はこちら(北辰会ブログ)!!

 

 

そして2.17(土)ドクターズプライムアカデミア「東洋医学へのいざない 生理学編⑪ 気血津液精神の生理と病理」です!

 

 

今回で、生理学編を1区切りとし、だいぶ過去講義も充実してきたので、再配信でキッチリ勉強して頂いて、次回からは隔月でゆるゆると進めていこうと思っています。

 

 

2.18(日)は北辰会本部会、2.19(月)藤本漢祥院にて研修です。

 

 

蓮風先生も、冬季研修会で久々に会員の顔を見て、非常に元気になっておられたのが印象的でした。

 

 

2.25(日)順天堂東医研第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」

 

 

今回はゲストに日本アーユルヴェーダ学会の会長である北西剛先生をお迎えして、いつもお世話になっている日本東方医学会会長、長瀬眞彦先生とともに、

 

「花粉症」をテーマに、インド伝統医学のアーユルヴェーダ、漢方、鍼灸の立場から知見を述べるという企画でした。

 

 

事後のオンデマンド配信も視られますので、見逃した方、まだ申し込んでない方はこちらから!!

 

 

今回、この企画を仕切ったのはなんと医学部の1年生!!

 

 

映像も音声も綺麗に撮れているし、しっかりと編集してあるし、素晴らしいの一言です。

 

 

未来は明るいね。

 

 

・・・てなわけで、2月も毎日数十人治療しつつ、毎週末、どっかで講演してたり、実技指導してたりします。。。笑

 

 

 

幸せなことです。

 

 

 

 

 

 

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2024年1月の活動記録

2024.02.02

 

 

 

 

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2024年となり、早1か月が過ぎ去りました。

 

 

早い。。。

 

 

早すぎる。。。

 

 

以前は何かイベントに出ると、その都度ここに報告していましたが、今後は1月分まとめようかな、と思います。

 

 

月に出席しているイベントが多すぎる。。。

 

 

自分自身の講演も、常に何かのイベントの準備をしている状態です。苦笑

 

 

・・・まあでもこうやって、呼んで頂けるうちは、最大限期待に応えて参りたいと思います。

 

 

さて、1月は清明院に関わる多くの医師を招いての、上品な新年会から始まりました。笑

 

 

幸先が良いですね。(^^♪

 

 

1.10(水)には東洋鍼灸専門学校での講義が始まり、1.13(土)にはドクターズプライムアカデミアでの講義「臓腑経絡学 各臓腑経絡の相互関係」をやりました。

 

 

DPAでの臓腑経絡学シリーズも各論を終えて、佳境を迎えていますね。

 

 

1.15(月)には、静岡県伊東市まで、鍼灸学校時代の恩師(88歳!)に面会に。

 

 

学生時代はよく分からなかった話や、当時の貴重な話をたくさん伺うことが出来ました。

 

 

ああいったご高齢の先生方は、鍼灸近代史の生き字引ですから、色々な面で、もちろん今の感覚と違う部分はあれども、その話は傾聴すべきであると思っています。

 

 

本で読むよりも、全然リアリティが違いますね。

 

 

そして1.15(月)の夜は日本東方医学会DAPAカンファレンス

 

 

今回は清明院スタッフの樫部が「COVID-19罹患後に寝たきり状態となった高齢者の1症例」を発表しましたが、自分ところのスタッフが発表するってのは、自分が発表する以上に心臓に悪いですね。苦笑

 

 

まあ、彼女も今回で二回目の発表で、まずまずうまくいったんじゃないかと思います。

 

 

1.18(木)はDPA繋がりで、企業向けオンラインセミナー「東洋医学でプチ不調解消!」に登壇しました。

 

 

東洋医学を普及啓蒙する上では、こういう、一般人向けセミナーも大事ですね。

 

 

まずまずうまく喋れたかな、と思うので、今後も誘いがあれば、極力受けたいと思っています。

 

 

1.21(日)北辰会本部会に出席、翌日は藤本漢祥院で研修。

 

 

今回も蓮風先生から、色々と大事なことを教えてもらいました。

 

 

1.25(木)順天堂東医研にて「東洋医学的診断法④ 衛気営血弁証・三焦弁証」を講義。

 

 

堅いテーマですが、思いがけずいい話が出来たと思います。

 

 

また、今回は頑張っている若手の先生との新たな出会いもあり、それも嬉しかったですね。

 

 

1.27(土)関西中医鍼灸研究会のオンライン講義を聴講。

 

 

今回の講師は浅川要先生による「爪甲診」

 

 

爪甲診に関しては、かつて私も何度か講義していますが、この業界ではレジェンド的な存在である浅川先生の講義は流石の情報量で、初めて知ることがいくつかありましたし、

 

改めて鄧鉄涛(とうてっとう)先生のヤバさがよく分かりました。

 

 

1.28(日)北辰会関東支部にて指導。

 

 

今回は本部から藤本新風代表も見えて、御自身の症例を発表して下さいました。

 

 

この日は清明院副院長の齋藤君も準講師昇格試験を受けておりまして、次世代の成長を感じることが出来ました。

 

 

1.29(月)の夜は日本東方医学会新・中医臨床カンファレンスを聴講。

 

 

花粉症に対して、よく東洋医学を知らない医師から、病名処方的に小青龍湯という漢方薬が出ることがありますが、これを熱証傾向の人が知らずに長期服用すると、結構ヤバいことになる、ということがよく分かる症例でした。

 

 

厳に気を付けて頂きたいものです。。。

 

 

・・・と、まあこんな感じで、月に10回くらい、色々なものに参加したり、喋ったりしております。

 

 

うーん、やっぱ、ちょっと整理していかないとかな、これは。。。

 

 

 

 

 

 

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2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!

2024.02.01

 

 

 

 

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本日は告知です!!

 

 

来たる2.25(日)、毎年恒例の順天堂大学東洋医学研究会第5回、特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!

 

 

今回も、座長を順天堂大学大学院公衆衛生学教室谷川武主任教授にお願いしまして、日本東方医学会会長である長瀬眞彦先生日本アーユルヴェーダ学会理事長である北西剛先生と御一緒させて頂きます。

 

 

インドの伝統医学といえばアーユルヴェーダですが、正直、私は全くの門外漢です。苦笑

 

 

でもまあ、以前から色々な先生から、チョイチョイこれに関して仄聞はしてますし、本も何冊かは持ってはいますが、キッチリと履修して、臨床に使っている訳ではない、という感じです。

 

 

ですので今回、日本で唯一のアーユルヴェーダ学会の理事長である北西剛先生からお話を伺えるのが、非常に楽しみです☆

 

 

まあ、このシンポジウムは、例年通り一般の方も御参加頂ける講演会ですから、事前の企画段階で、あまり難しい話にならないように、との配慮から、タイムリーで身近な話題である「花粉症」を題材に、

 

鍼灸、漢方、アーユルヴェーダそれぞれの見地から、それぞれの考え方における、共通点や相違点を採り上げて、何か建設的な議論が出来れば、と思っています。

 

 

さて、どうなるやら分かりませんが、楽しんで参りたいと思います!!

 

 

会場はお茶の水の順天堂大学、どなたでも参加できますし、医療系学生の方は無料、リアルタイム配信はないけど、アーカイブ配信はあります!!

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

2.25は、順天堂大学に全員集合で!!

 

 

 

 

 

 

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患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)

2023.11.26

 

 

 

 

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「患者さんの声」を頂きましたので紹介します。

 

 

下記以外の「患者さんの声」についてはHP内およびGoogleのクチコミページ 参照

 

 

 

 

 

 

60代女性 会社員

 

 

【症状】

 

背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿

 

【既往歴】

 

20代 乾癬

40代 網膜裂孔

50代 網膜剥離 大腸ポリープ 頚椎症 高血圧

 

 

(以下本文↓↓)

 

 

私は今年の春先から、突然のアレルギーに悩んでいました。

 

首から背中にかけて、見た目は何ともないのですが強い痒みがあり、洋服が擦れてイガイガムズムズの違和感がなんとも言えず、不快な毎日を2ヶ月ほど過ごしておりました。

 

 

皮膚科を受診しまして、抗アレルギー薬を服用すれば少し落ち着くのですが、止めるとまたぶり返す、の繰り返しでした。

 

 

ご縁があり、清明院様での初診の翌朝のことです。

 

 

まるで魔法にかかったように痒みと不快感がほぼ消えていることに心底驚きました。

 

 

信じ難いかもしれませんが何の誇張もない事実です。

 

 

また、洗顔をしますと何だか手触りがツルツルしていることにも気づきました。

 

 

先日美容室に伺った際、長く担当していただいている方より「最近、お肌の調子が良さそうですね。」と美容のプロフェッショナルからもお墨付きをいただき、こちらも大きな副産物でした。

 

 

今後も健康+美容のためお世話になりたいと思っております。

 

 

もし私のように謎の皮膚アレルギーで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、何かのお役に立つかと思いクチコミさせていただきます。

 

 

 

 

【清明院からのコメント】

 

 

この方は6月に治療に見えましたが、4月から特にキッカケもなく、急に痒みを発症し、痒みとともに易怒、イライラといった症状を発症していました。

 

 

皮膚科ではアレルギー性皮膚炎と言われ、こうアレルギー剤の処方を受けたものの、薬を切るとまたかゆみが再発するので、一生飲むことに不安を覚えて、清明院に来院されました。

 

 

初診時、「心肝気鬱」と弁証し、治療を開始すると、劇的に痒みが改善しました。

 

 

また、よくよく話を聞くと、発症の1か月ほど前から何となくキムチを多く食べており、こういった極端な食生活も、是正するように伝えました。

 

 

その後、浮腫や夜間尿に関しても効果を実感され、基本的な肌の調子が良くなっていることを非常に喜んで下さいました。

 

 

このように、「西洋薬は効いているけど、飲み続けるのが不安」という患者さん、意外と「東洋医学的な鍼灸治療」が突破口になるかもしれませんよ。

 

 

 

清明院の経験上、思いがけず、いい結果が得られることが、割とあるように思います。笑

 

 

 

因みに、アトピーや花粉症などの、アレルギーに関する我々の基本的な考え方は、師である藤本蓮風先生のご著書『アレルギーは鍼で治す』に、

 

一般の方向けに分かり易く書かれていますので、ご興味のある方はぜひお読みください。(^^)

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会、第7回古典ライブを視聴しました!!

2021.12.01

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11.24(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!

 

 

11.24は二十四節気では小雪ですね。

 

 

立冬を過ぎ、冬至に向かう段階、養生が重要です。

 

 

今回のテーマは「鼻病」です。

 

 

 

最近で、鼻病に関するホットな話題といえば、コロナ後遺症の「嗅覚障害」ですね。

 

 

まあ、コロナに限らず、インフルエンザでも、普通のカゼであっても、熱が下がったり、食事がとれるようになったりして、ほぼほぼ回復した時に、嗅覚障害だけが残る、なんてことは、よくある話ですね。

 

 

私も最近、コロナ後遺症の嗅覚障害に関しては、数例ですが治療にあたらせて頂きましたが、そこまで深刻なものは少ないようで、普通に治療すれば順調に回復するものが多いようです。

 

 

 

・・・さて、これから第6波がどうなるか。

 

 

まあ、あとは「鼻病」と言えば花粉症や副鼻腔炎など、日常的によく診る訴えではないでしょうかね。

 

 

 

 

鼻病を診る上で特に重要なのは、表面的な冷えによって、鼻に熱が籠って、鼻塞や嗅覚障害が起こっているものです。

 

 

また、鼻は天門、口は地戸、その間に「人中」という経穴がある、よって、気付けで人中を使う意味を考えることが出来る、という話も、個人的には好きでしたね。笑

 

 

五臭は天、五味は地、五味の異常は重視されるけども、五臭の異常は軽視される場合がある。

 

 

鼻は明堂とも言われる重要な部位で、鼻病を軽視してはならない。

 

(因みに、上星穴の部分を明堂という古典もある)

 

 

 

その他、酒製大黄といって、大黄を酒で洗って使ったり、酒に浸して使ったりすることで、薬効が及ぶ位置を変えることが出来る、とか、脾胃へのダメージを軽くできる、とか、

 

そういった、漢方薬を理解するうえで欠かせない「修治」のお話や、以前このブログでも紹介した「一貫堂医学」の処方群で重要視される「黄連解毒湯」「荊芥連翹湯」のお話し、

 

さらに菅沼周桂(1706-1764)『鍼灸則』本郷正豊『鍼灸重宝記』その他の江戸期の重要な伝統鍼灸古流派の諸文献のお話し、

 

印堂と肺、奇穴の鼻通と胆などなど、重要な話が飛び出しまくるこの講座、是非チェックしてください☆

 

 

また今回も、漢方医である竹本喜典先生からもコメントがあり、厚みがありましたね。

 

 

まあ、まさに北辰会の飲み会みたいな内容なんですが(笑)、講義用にきちんと整備された内容になっていますので、これを2000円で聴けるのは安すぎると思います。

 

 

 

会員の方は勿論、これを機に入会の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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「小青龍湯」という薬

2019.04.06

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ここんとこ、

 

「牛車腎気丸」という薬

「治打撲一方」という薬

 

というお話を書きましたので、ついでなんで、最近花粉症でよく使われている「小青龍湯」についても触れておきましょう。

 

 

まあ湯液の話を、私のような実践で使っていない、ズブの素人がするのも実に僭越なんですが、あまりにもこれを処方されていて、しかも効果を感じていないと仰る患者さんを診ることが多いので、

 

僕自身の備忘録的な意味と、彷徨う患者さんのために、この薬に関する基礎的な内容を書いておこうと思います。

 

 

この薬の出典は後漢の時代、あの張仲景が書いた『傷寒論』であります。

 

「張仲景(ちょうちゅうけい)」という人物

墓マイラー 27(番外編) 張仲景先生

『傷寒論(しょうかんろん)』という本         参照

 

 

小青龍湯は、有名な麻黄湯という漢方薬の加減方と言われます。

 

(麻黄湯も傷寒論に出てくる薬です。)

 

 

麻黄湯も最近、

 

「インフルエンザに効く!」

 

とか、

 

「キムタクが常備してる!」

 

とかいわれて、非常に有名です。

 

 

これについても、後で簡単にまとめておきましょう。

 

 

この麻黄湯は、よくカゼのひき始めに使われます。

 

 

小青龍湯は、もともとはカゼのひき始めの状態が改善せずに、なおかつ「水邪」が存在する時に使う薬、と、『傷寒論』に定義されています。

 

 

『傷寒論』内の条文では

 

傷寒表不解.心下有水氣.乾嘔發熱而欬.或渇.或利.或噎.或小便不利.少腹滿.或喘者.小青龍湯主之.

 

傷寒心下有水氣.欬而微喘.發熱不渇.服湯已.渇者.此寒去欲解也.小青龍湯主之.

 

傷寒表不解.心下有水氣.乾嘔發熱而欬.或渇.或利.或噎.或小便不利.少腹滿.或喘者.宜小青龍湯.

 

とあり、また『金匱要略』には

 

病溢飮者.當發其汗.大青龍湯主之.小青龍湯亦主之.

 

欬逆倚息不得臥.小青龍湯主之.

 

婦人吐涎沫.醫反下之.心下即痞.當先治其吐涎沫.小青龍湯主之.

 

とも書いてあります。

 

 

漢方薬の専門家でもない僕が、あまり難しい解説をしてもしょうがないし、そもそも出来ないので、要はこれらを簡単に言うと、表面に寒邪があって、

 

なおかつ心下(みぞおち)に水邪がつっかえてる場合に使う方剤であって、これとは違ったメカニズムで症状の出ている花粉症には効かない、

 

あるいは害になりかねない、ということになりますね。

 

 

また、たまたま合っていたとしても、この薬を服用して、表邪の存在、心下の水気の存在が除去、改善された後になっても、この薬を継続して服用していたら、

 

今度はまた違った病変に結び付く可能性もあります。 

 

 

漢方薬はサプリメントなどではなく薬なのであり、素人考えでドラッグストアで買ってきてメチャクチャな使い方をしたりするのは、厳に気を付けたいですね。

 

 

 

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春は出会いの季節

2019.03.10

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春は出会いの季節です。

 

 

花粉症ばかりではない。(苦笑)

 

「花粉症」を含む記事 参照

 

 

大体、せっかくの春に、花粉が怖くて外に出れないなんて、悲しすぎる。

 

 

鍼をして、体調を調えて、ガンガン外に出ましょう。

 

 

因みに、間違ったことをやっている患者さんが多いので書いておきますが、前にも書いたけど、鼻がムズムズしたら、すぐに鼻にティッシュ詰めてマスクで押さえちゃいましょうね。

 

 

強くかんだり、しょっちゅうすすってたら、治るもんも治らず、悪化していきますよ☆

 

 

鼻の粘膜にも、治るヒマを与えてあげないと。

 

 

 

 

清明院にも、新スタッフが続々と入ってきています。

 

 

この春から新生活になる人も、多いでしょう。

 

 

いい出会いがあるといいですね☆

 

 

 

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小建中湯について 2

2019.03.05

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ここまでのお話し

 

四君子湯と六君子湯

平胃散について 

安中散について

大建中湯について

小建中湯について     参照

 

 

前回、小建中湯の話がエラク中途半端に終わったので、続きを書きます。(^^;)

 

 

小建中湯は、実は以前このブログにもチョコッとだけ登場しています。

 

「麦飯」ってどうでしょう?? 7

「紅汗」について考えてみましょう。15   参照

 

 

小建中湯は、桂枝湯のアレンジ版であることは前回お話ししました。

 

 

しかし、ここら辺を細かく話していくと、『傷寒論』の太陽病の講義みたいになってしまうので、ここではしません。(^^;)

 

(興味ある人は、無数に出ている『傷寒論〇〇』という本を5冊くらい買って勉強しましょう。)

 

 

小建中湯は、今日では東洋学術出版『中医臨床のための方剤学』「脾虚肝乗」という言い方をするように、脾の臓が弱ってしまって、肝の臓とのバランスが崩れたものによく使われます。

 

 

もちろん、この薬のもともとの出典は『傷寒論』ですから、寒邪に傷られた傷寒病の、ある段階においても使いますし、これをやって治らなかった場合に小柴胡湯を使う、という流れもあります。

 

「小柴胡湯」を含む記事   参照

 

 

また、『傷寒論』の中の小建中湯適応の脈診所見に「陽脈濇、陰脈弦」という、解釈次第では色々拡大出来るような脈状の表現も出てきます。(*‘∀‘)

 

 

あるいは『金匱要略』の中にも、この薬は”虚労病”、”黄疸病”、”婦人病”のところに出てきます。

 

 

さらに『金匱要略』では、目的に応じて、小建中湯黄耆(おうぎ)を加えて「黄蓍建中湯」という薬を提示していたり、少し時代が下って中国唐代、

 

孫思邈(そんしばく 581?-682)『千金翼方』では小建中湯当帰(とうき)を加えた「当帰建中湯」があったり、日本の江戸期、あの華岡青洲(1760-1835)の

 

『瘍科方筌(ようかほうせん)』では、この「黄蓍建中湯」「当帰建中湯」を組み合わせて、さらに膠飴を使わずに「帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)」という方剤を創方し、

 

癌が潰れて膿が止まらず、日々憔悴していくほどの重篤な病人に使用していたようです。

 

孫思邈という人物

遠方からの患者さんが増える

墓マイラー 44 華岡青洲先生

華岡青洲という人物        参照

 

 

・・・まあしかしこの、

 

「肝と脾のバランスが崩れている」

 

ことが、カゼから花粉症からアトピー、リウマチ、癌まで、あらゆる現代病の根本原因になっていることは、臨床上、実に多いと思います。

 

「脾」って何ですか?(その9)

「肝」って何ですか?(その13)    参照

 

 

ここんとこをシンプルに調整してくれる薬だからこそ、約2000年の風雪に耐えて来れたんでしょうね。

 

 

 

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一貫堂医学について 7(スペインかぜの治療)

2018.09.15

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これまでのお話・・・

 

墓マイラー 52 森道伯先生

森道伯という人物

一貫堂医学について 1(三大体質五大処方)

一貫堂医学について 2(瘀血証体質について)

一貫堂医学について 3(臓毒証体質について)     

一貫堂医学について 4(解毒証体質について)

一貫堂医学について 5(解毒証体質の続き) 

一貫堂医学について 6(温清飲について)       参照

 

 

 

さて、マニアックな話、ドンドンいきましょう。

 

 

ドンドン読者を置いていきます。

 

 

そしてみんな離れていって、終いには一人になりそうです。(爆)

 

 

・・・ともかくここまで、一貫堂医学における「三大体質・五大処方」について書いてきました。

 

 

よく勘違いされがちなこととして、

 

「一貫堂って、全ての患者を3つの体質に分類するんでしょ?それも全部実熱でしょ??そんなん、無理あるっしょ~~!!(;’∀’)」

 

というミスリード。

 

 

普通に考えて、そこだけ切り取って、名医・森道伯を語れる訳ないですね。(・ω・)ノ

 

 

矢数道斎(格)先生のまとめた『漢方一貫堂医学』には、森道伯先生のほぼ晩年の3年間のカルテに使った方剤が集積して一覧表にしてありますが、

 

当然ながら「それ以前の」数十年がある訳です。(笑)

 

 

まあ、色々な症例やエピソードがあると思うんですが、有名なのは「スペインかぜVS森道伯」のエピソードでしょう。

 

 

まず「スペインかぜ」を簡単に説明しますと、1918年~1919年(大正7年~8年)にかけて起こった、アメリカ発の強毒性インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)です。

 

 

アメリカ発なのにスペインかぜと呼ぶのは、情報源がスペインだったから、だそうです。

 

 

ちょうどこの時は第一次世界大戦(1914~1918)の末期であり、このスペインかぜが大戦を早期に集結させた要因の一つである、という見方もあるぐらいの大事件であったようです。

 

 

そのくらい被害は大きく、全世界で5億人が感染、死者は5千万人~1億人、とも言われています。

 

 

日本にも被害が広がり、現在タレント論客として活躍している竹田恒泰さんの曾祖父君にあたる竹田宮恒久王をはじめ、多くの日本人が感染しました。

 

 

この時、森道伯先生はスペインかぜを3つに分類し、

 

胃腸型・・・香蘇散+茯苓・白朮・半夏

 

肺炎型・・・小青竜湯+杏仁・石膏

 

脳症型・・・升麻葛根湯+白朮・川芎・細辛

 

で治療し、たいへん効果を挙げたそうです。

 

 

これらも、現在でもよく使われる、割かしなんてことない処方なんですが、この処方からしても、決して実熱のみを重視していたなんて思えません。

 

 

スペインかぜの弁証論治を、非常にシンプルな形に落とし込んだように見えます。

 

 

因みに各方剤の出典は、

 

香蘇散は北宋の国定処方集である『和剤局方』

 

小青竜湯は後漢の張仲景(150?-219)による『傷寒論』

 

升麻葛根湯『閻氏小児方論』という本が出典で、有名な葛根湯の変方かと思いきや、やや似て非なる配合の薬です。(笑)

 

 

僕のPCに入れてある『東洋医学辞書』では

 

葛根湯は葛根5.0・麻黄・大棗各4.0・桂枝・芍薬・生姜各3.0・甘草2.0

 

升麻葛根湯は葛根5.0・芍薬3.0・升麻・乾生姜各2.0・甘草1.5

 

と出てきますが、『中医臨床のための方剤学』では

 

葛根湯は葛根12g・麻黄、生姜9g・桂枝、炙甘草、白芍、大棗6g

 

升麻葛根湯は赤芍6g・升麻、葛根、炙甘草3g

 

と、ずいぶん違います。

 

 

こういうの(同じ方剤名でも時代や文献で構成生薬が違う)も、方剤学のややこしいところですね。(苦笑)

 

 

まあともかく、

 

 

香蘇散風寒表証+気滞の薬で、現代ではストレスからくる肩凝りだの胃もたれだのといった、肝鬱肝胃気滞によく使われる薬です。

 

 

小青竜湯風寒表証+脇下の水飲の薬で、現代では「くしゃみ三回小青竜」な~んていう、実に胡散臭い謳い文句があって、花粉症によく使われる薬なんですが、

 

何も考えずに長期服用すれば徐々に内熱が籠っていき、別の病を形成します。(~_~;)

 

 

西洋薬と比べて、副作用がなくて眠くならないから助かるわ、な~んつって、冬から春に長期服用している患者さん、ホントに多いです。

 

 

升麻葛根湯は、小児の麻疹(はしか)の薬として有名で、肺胃の熱毒を叩く薬です。

 

 

これらを強毒性のインフルエンザに巧みに応用した訳ですね。

 

 

・・・まあいずれにせよ、よく後世派と言われる一貫堂ですが、古方派の使うような方剤も臨機応変に臨床応用していたことが分かります。

 

(そういえば後世派、古方派についても書いてなかったですね。いい機会なんでこれが終わったら書きましょう。)

 

 

次回、感染症に対する東洋医学の考え方を書きます。

 

 

 

続く

 

 

 

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二十四節気では啓蟄を迎え、1週間がたち、春分まで1週間となりました。

 

 

もう完全に春ですな。(゚∀゚)

 

 

・・・というか、もはや夏に向かっています。

 

 

空気が、日差しが、もうすでに、いくらか夏です。(笑)

 

 

これだけ自然界が明瞭に変化しますと、人間も当然影響を受けます。

 

 

まずは花粉症

 

 

定番ですね。

 

 

このブログでも何度も書いております。

 

花粉症と東洋医学 参照

 

 

そして意外とうつ病。

 

精神科疾患と東洋医学 参照

 

 

これは、春になって、少しヤル気が出て、治療する気になった、というパターンもあれば、肝乗脾でガクッと悪化して、

 

慌てて治療に来たというパターンがあります。

 

 

そして最近多いのが突発性難聴

 

「突発性難聴」を含む記事 参照

 

 

どれも非常に、清明院は得意です。

 

 

上記3疾患で苦しむ多くの患者さん達、試してみませんか、東洋医学、伝統鍼灸。

 

 

全て完璧に治せるとは言いませんが、モノによってはいいことあると思いますよ。

 

 

 

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