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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回のお話はコチラ。
酸味を食べ過ぎると肝の機能低下ではなく、なぜ、脾の機能低下を起こしてしまうのかという部分に関しては、五臓の相克関係で考えられています。
酸味は肝に入ると言われています。
その為、酸味を食べ過ぎることにより、肝気が強くなり相克関係にある、脾の気が抑えられてしまい、木克土という状態になり、脾の機能低下を起こしてしまいます。
五行の相克関係は、あくまで「互いにバランスをとっている状態」を説明する言葉で、「互いに制御する、互いに抑える」というニュアンスです。
ここでは、肝が強くなりすぎて、脾が肝を抑えることができなくなり、脾の機能低下を起こしてしまう事を説明しています。
その他の臓腑と五味に関しても同様の事が言えます。
ですので、最期に記載されていますが、食養生を行う事により、天から受けた寿命を全うできますよと記載されています。
何度も書いていますが、中庸が大事ってことですね。
続く。
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 小金井 信宏 (東洋学術出版)
現代語訳 黄帝内経素問 上巻 南京中医学院編 石田秀実監訳 (東洋学術出版)
意釈黄帝内經素問 小曽戸丈夫+浜田善利共著 (築地出版)
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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回のお話はコチラ。
暑いですね。
本当に暑いです。
皆さん、体調管理には十分ご注意を。
五味に関する記載は、黄帝内経に色々と書かれています。
今回は、『素問 生気通天論篇』の五味に関する記載について書いていこうと思います。
「陰之所生、本在五味。陰之五官、傷在五味。是故味過於酸、肝気以津、脾気乃絶。味過於鹹、大骨気労、短肌、心気抑。味過於甘、心気喘満、色黒、腎気不衡。味過於苦、脾気不濡、胃気乃厚。味過於辛、筋脈沮弛、精神乃央。是故謹和五味、骨正筋柔、気血以流、腠理以密。如是則骨気以精。謹道如法、長有天命。」
と、五味と五臓の関係に関して記載されています。
簡単に書きますと、以下の通りです。
陰精が生み出される源は飲食の五味にあります。
しかし精を収蔵する五臓は、逆にまた飲食の超過によって損傷する。
酸味が過ぎれば、肝気が盛んになり、脾気が弱る。
鹹味が過ぎれば、大骨が損なわれ、肌肉は萎縮し、心気が抑うつする。
甘味が過ぎれば、心気は落ち着かず、顔が黒ずみ、腎気の平衡がとれなくなる。
苦味が過ぎれば、脾気は潤いを失って消化が悪くなり、胃がはって苦しくなる。
辛味が過ぎれば、筋脈が傷ついて緩み、精神も損なわれる。
人は必ず養生法則を謹んで厳しく守る事により、寿命を享受できる。
飲食の五味は五臓に影響して、病を引き起こしうるものであると説明しています。
続く。
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 小金井 信宏 (東洋学術出版)
『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 南京中医学院編 石田秀実監訳 (東洋学術出版)
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