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こんばんは、永井です。
内傷病因についてです。
内傷の発病因子は人体自体に由来、
今日は飲食内傷についてです。
飲食物は後天の水穀の精微の原料であり、その飲食物が適切でないと、
飲食物は脾胃による納穀、腐熟、
飲食内傷には飲食不節と飲食不潔の2つがあります。
まず飲食不節は
①飢飽不調
②寒温不適
③飲食偏嗜
に分けられます。
①飢飽不調
これは飲食不足や過食、食事を摂る時間帯が不規則なことです。
常に飲食不足だと、水穀が不足し精微を化生出来ないため、
次に過食についてです。
現代人は過食傾向と言われていますが、日常的に過食していると、
これが慢性化すると、運化が無力になり実から虚に変化し、
続いて食事時間の不規則についてです。
普段から食事の時間が不規則だと、脾胃の運化機能失調により、
慢性化すると、中気を損傷し、中焦虚寒になり、食欲不振、悪心、
全身の気血が虚弱になると、抵抗力が弱くなるので、
さらに脾不統血になると、吐血、下血が見られます。
②寒温不適
摂取する飲食の温度も大切で、熱すぎたり冷たすぎたり、
冷たいものや生ものは脾胃の陽気が損傷され、
熱いものは胃腸に積熱し、胃陰が損傷され、
胃陰不足や胃腸積熱で腹慢、便秘症状が出ます。
③飲食偏嗜
偏食のことです。
飲食の五味は五臓の関係し、五味は五臓を養います。
偏った味の物ばかり食べていると、
飲食不潔についてです。
飲食不潔とは、腐敗変質した食物、洗ってない、
穢濁の気が食物と一緒に胃に入り込んで昇降失調させるため、
重いと濁気が清竅を蒙閉して意識不明になったり死亡に至ります。
毒物の誤食は生命に危険を及ぼし、
次回へ続きます。
参考文献
『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所
『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰
『中医弁証論』 編著 柯 雪 帆
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こんばんは!樫部です。
本日は「味覚」について、お話していきたいと思います。
前回のお話はこちら!
味のお話といえば、『霊枢 五味論篇』、『難経 三十四難』ですね。
五味は、辛、酸、甘、苦、鹹(かん)を指します。
※鹹(かん):患者さんから質問されることが多いのですが、「塩味」を意味します。
中医学では「味」という観点から薬物、食物の効能を整理、分類しています。
辛味:散、行
酸味:収、渋
甘味:緩、補
苦味:瀉、燥
鹹味:軟堅、潤下
清明院でも使用している、北辰会カルテにも五味について、お聞きする欄があります。
「これってどういう意味ですか?」と患者さんから質問されることが多々ある項目でもあります。
なかなか日常生活で無意識に摂っている「味」ですが、
「仕事が忙しくなると無性に辛いものが食べたくなるんですよね…」とか、「甘いものに目がないんですよね…」というふうに、
味の偏りによって五臓のどこが病んでいるのか、過剰摂取している場合は、その五味に関連性が強い臓を傷めてしまう可能性があります。
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
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