東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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瘀血とは

 

 

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こんばんは 浅田です

 

 

 

 

瘀血は現代医学にはない概念で、現代の人には馴染みがあまりない存在です。

 

 

 

 

今日は「瘀血」の字解きを通じて、「瘀血」とはなんなのか、簡単に書いていきます。

 

 

 

 

「瘀血」を調べてみると、

 

「血液の循環が悪くなって起こる病気」、

 

「古い血液」、

 

 

「流れずに滞っている血液」、

 

という説明があります。

 

 

 

 

瘀血の「瘀」だけ調べてみると、

 

 

「ふさがる」、

 

「停滞」、

 

「血の滞る病気」、

 

 

という意味がありました。

 

 

 

 

「瘀」は「淤」から由来するそうで、「淤」には、

 

 

「どろ」、

 

「にごる」、

 

「詰まったどろ」、

 

「どろが沈殿してふさがる」、

 

 

という意味があります。

 

 

 

 

「淤」の「さんずい」を、「瘀」の「やまいだれ」に変えて、「瘀血」という言葉を病症を意味する言葉に変化させたそうです。

 

 

 

 

現代語としては、ほぼ使われなくなっていますが、「蓄血」「留血」「積血」「敗血」「古血」「悪血」など、以前「瘀血」は様々な別名で呼ばれていました。

 

 

 

 

どれも、体内に溜まった血液の病理産物として認識されていたようです。

 

 

 

 

このように、「瘀血」という文字を解いて、「瘀血」の由来を辿ってみると、「古くて、流れない血液は身体に災いを来す」という考え方があるそうです。

 

 

 

 

続く…

 

 

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

先週に引き続き、「⑨女性・男性に関わる問診:月経(女性カルテ)」に関して、書いていきたいと思います。

 

 

F・月経痛の問診事項

 

 

 

痛みの起こる期間の症状 疑われる病理

 

 

①月経前~月経初日・2日目に痛みがあり、月経後は楽。

 

→邪実型・肝気実型

 

 

②月経中期~後期にかけての痛み、月経が終わっても鈍痛が続く

 

→正気の弱り

 

 

③月経の後半に向けて体が弱り、血色が悪く(青白く)なる 

 

→血虚あるいは気血両虚

 

 

④ ③+さらに冷や汗をかいて疲労倦怠、四肢厥冷

 

→血虚十陽虚

 

 

痛みの性質、種類と疑われる病理

 

 

遊走性・間欠性・脹痛・痛みに下堕感を伴う 

 

→気滞

 

 

固定性・持続性・塊がある・塊が出ると痛み軽減する。 

 

→血瘀、瘀血

 

 

激痛・ひきつるように痛む・圧痛がある 

 

→実証・熱証

 

 

鈍痛・押さえると楽になる 

 

→虚証

 

 

絞約痛

 

→寒証

 

 

刺すような痛み

 

→熱証・血瘀

 

 

痛みの緩解因子と疑われる病理

 

 

暖める・さする・入浴

 

→寒証あるいは気滞

 

 

冷やす

 

→熱証

 

 

運動

 

→気滞

 

 

排便

 

→実証

 

 

好きなことをしている間

 

→心神の問題

 

 

痛みの増悪因子と疑われる病理

 

 

暖める・さする・(入浴や運動)

 

→熱証

 

 

冷やす 

 

→寒証

 

 

運動・ (長時間の)入浴・肉体疲労・排便

 

→虚証

 

 

精神疲労

 

→心肝の問題

 

 

 

天候(雨・曇り)

 

→湿邪・心神の問題あるいは気血の停滞

 

 

 

次週に続きます。

 

 

 

お楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

 

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