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菊の節句

 

 

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

 

9月9日は五節句のひとつ、重陽の節句です。

 

 

 

 

重陽の節句は別名、菊の節句とも呼ばれます。

 

 

 

 

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菊の花は10月や11月に見頃を迎える花ですが、菊の節句は旧暦の9月を指すので、新暦の現在とはズレが生じ、馴染みが薄い節句になってしまっています。

 

 

 

 

菊の節句では、菊を用いて不老長寿を願ったり、秋の収穫をお祝いするとされています。

 

 

 

 

菊の節句というくらいですから、菊を使った料理を食べたり、菊酒を飲んだりする習慣があるそうです。

 

 

 

 

ちなみにこの菊は、菊花(キクカ、キッカ)と呼び、漢方薬としても使用されます。

 

 

 

 

菊花の性味は辛・甘・苦・微寒、主な効能は疏風散熱・清肝明目・平降肝陽・清熱解毒などで、杞菊地黄丸や釣藤散などの方剤に使用されています。

 

 

 

 

効果としては、目の疾患に使用されたり、めまいやふらつき、頭痛などの症状に用いられるそうです。

 

 

 

 

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端午の節句と鯉のぼり②

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

ゴールデンウィークも終わり、今日から仕事の方も多いのでは?

 

 

 

もう終わってしまいましたが、前回に引き続き、端午の節句にちなんだ内容です。

 

 

 

端午の節句といえば、鯉のぼりですね。

 

 

 

鯉のぼりの歴史は、江戸時代まで遡ります。

 

 

 

江戸時代のはじめ、端午の節句になると武家屋敷では、家の前に柵を結って、兜や槍、薙刀などと共に、幟(のぼり)を立てていたそうです。

 

 

 

出陣の様に、定紋(正式な家紋)付きの外幟が、やがて小さくなり座敷幟となりました。

 

 

 

そして、武家が家紋を掲げるのに対し、町人たちは、鯉のぼりを掲げるようになったそうです。

 

 

 

これが、鯉のぼりの始まりと言われています。

 

 

 

鯉のぼりは、子供が無事に立身出世しますようにという、意味です。

 

 

 

また、中国の故事に龍門という激流の滝があり、その滝を登りきった鯉が龍に変化したという、登竜門の逸話があります。

 

 

 

ちなみに、鯉のぼりの、鯉の上にいるひらひらしているものは、何を意味するかご存知ですか?

 

 

 

あれは、吹き流しと言って、鯉のぼりの風習よりも、歴史があります。

 

 

 

ちゃんと名前があるんですね。ご存知でした?

 

 

 

実は、吹き流しは、戦国時代から、魔除けとして、使われていました。

 

 

 

戦が終わった後に、 『やっと災いが終わったから、もう災厄が、来ないように!』 と、魔除けとして幟に付けていたようです。

 

 

 

この吹き流しですが、赤・青・黄・白・黒の5色で構成されていて、五行説から、由来されています。

 

 

ちなみに、ポールの先端についている、丸い物にも、ちゃんと意味があります!

 

 

 

上の丸い球体の物は、回転球や天球と言われるもので、神様を呼んで降りる時の目印です。

 

 

 

子供が産まれたら、早く神様に降りてきてもらい、子供を守ってもらいたいという事から、この様な形になっているそうです。

 

 

 

そして、下の車輪のような物は、矢車と言われて、弓矢の印です。

 

 

 

車輪にすることで、どこから魔が来ても、弓矢で射抜く意味があるようです。

 

 

 

今までは、ただ何となく飾っていた鯉のぼりですが、このように色々な歴史があるんですね。

 

 

 

日本の習慣にはいろいろな意味が込められていて、本当に面白いですね。

 

 

 

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