東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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七草

 

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こんばんは。吉澤です!

 

 

 

早いもので2026年も1週間が経過しようとしております。

 

 

 

そんな本日1月7日は『七草』と言われており、七草粥を食べるという風習があります。

 

 

スーパーマーケットなどにも七草セットがたくさん並んでおりました。

 

 

七草粥は、お正月のごちそうで疲れた脾胃を休め、体に溜まった余分なものをやさしく外へ出す「薬膳」です。

 

 

七草のそれぞれの効能は以下のように考えられております。

 

 

① セリ(芹)

  • 性味:涼

  • 効能:清熱・利尿・解毒

  • 体内にこもった熱を冷まし、湿を排出する

 

 

 

② ナズナ(薺)

  • 性味:平

  • 効能:涼血・止血・利水

  • 血の熱を冷まし、巡りを整える

 

 

 

③ ゴギョウ(御形/ハハコグサ)

  • 性味:平

  • 効能:潤肺・止咳・和中

  • 肺を潤し、乾燥や喉の不調を防ぐ

 

 

 

④ ハコベラ(繁縷)

  • 性味:涼

  • 効能:清熱・解毒・消腫

  • 体内の炎症を鎮め、余分な熱を排出

 

 

 

⑤ ホトケノザ(仏の座/コオニタビラコ)

  • 性味:平

  • 効能:健脾・和胃

  • 脾胃の働きを助け、消化機能を整える

 

 

 

⑥ スズナ(菘/かぶ)

  • 性味:温

  • 効能:消食・下気・和中

  • 食積を解消し、気の巡りを促す

 

⑦ スズシロ(蘿蔔/大根)

  • 性味:涼

  • 効能:消積・化痰・清熱

  • 食べすぎによる停滞を解き、痰や熱を除く

 

 

 

七草を柔らかいお粥としていただくことで、脾胃に負担をかけず、体を穏やかにリセットすることができます。

 

 

 

七草粥は、年のはじめに体調を整え、春へ向かう準備をするための、先人の知恵が詰まった一杯です。

 

 

 

七草粥を食べて、2026年もしっかり走り出しましょう!

 
 
 
 
≪参考文献≫
・中医食療方
東洋学術出版社
 
 
 
 

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プラセボとは(同一化の法則)⑫

 

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こんばんは 謝敷です。
 
 
 
 
 
 
 
12月も早中旬にさしかかりました。
皆様は年賀状は書きますか?
私も約30年間、書き続けていたのですが、2年連続祖父母の喪中が続き、
去年は、書くタイミングを逸して、ついに年賀状文化をフェードアウトしてしまいそうです…
 
 
 
 
 
 
もともと、「手紙を書く」という文化が好きなうえ、
友人からの写真入り年賀状は、お子様が小さな頃から保管しているくらい嬉しいお便りなので、
本当は続けたいなと思っているのですが…きっと今年も…断念か…><笑
 
 
 
 
 
 
 
さて、かなり長くなりながらも、プラセボとは何か、についての論文を見ています。
(過去投稿)
 
 
 
 
 
 
 
今日は、同一化の法則によって解かれる
これまでのプラセボに対する誤解について見ていきます。
 
 
 
 
 
 
 
このレポートでは、プラセボについて、これまで議論されてきた3つの課題を挙げ、
同一化の法則を用いれば、それらも解消されると述べています。
 
 
 
 
 
 
1つ目は、プラセボ反応が強いと、
真の治療のノイズ(邪魔)となる、という点です。
 
 
 
 
 
 
このレポートでは、そもそも臨床の目的は「症状の改善や治癒」であり、
「薬を使うこと」ではないと述べたうえで、
ゆえにプラセボ的アプローチが有効であるならば、
むしろ臨床上はそれを積極的に活用し、
プラセボ反応を下げるのではなく、どのように臨床に活用すべきかを考えるべき、
と述べています。
 
 
 
 
 
 
 
 
2つ目は、プラセボは、患者さんの自律性を損ない、
医療者の影響力が大きすぎるため危険であるという点です。
 
 
 
 
 
 
この点に対しても、プラセボがノセボ効果(悪効果)と化してしまう理由は、
医療者の言葉や態度が、患者さんの無力感や依存、不安に影響しているからであるとし、
患者さんが自身で考えられるような説明やセルフケアの促し、
医療者にも不明なことは不明であると正直に伝えることを行なえば、
過度な依存(同一化)は弱まると説明しています。
 
 
 
 
 
 
 
最後に、プラセボ効果は、脳内神経伝達物質によって説明できるという点です。
 
 
 
 
 
 
 
脳内の神経伝達物質は、何かが起きたことによる反応の一つであり、
物質レベルでは、「なぜ起こるか」については説明できない、と述べています。
 
 
 
 
 
 
 
よって、プラセボは、
言葉や期待等といった情報に起因し、心理的な反応→生理反応の順で起こること、
医療従事者の言動が患者さんの無力感や不安をとおして強く影響すること、
プラセボ効果は除外すべき対象ではなく、有用な治療リソースと考えるべきであること、
ノセボ(逆効果)を避けるためには、医療者の慎重かつ誠実なコミュニケーションが最も重要である
と、まとめています。
 
 
 
 
 
 
 
 
薬物や治療方法の効果検討においては、その治療や行為の真の効果を検討するうえで、
プラセボ効果は除外すべきであると考えますが、
私も、臨床上は大いに活用すべき一つの効果であると思います。
 
 
 
 
 
 
一方で、鍼灸治療は、時に、プラセボ効果だ!!と言われることがありますが、
同一視の法則に従えば、
疑心暗鬼で鍼灸の門を叩く人が多い現代社会において、
プラセボ効果を発揮しづらく、心理的な要因だけでは、その効果は語れない、と言える気がしますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
来週は、最終回!
総括部分を読み、全体を振り返ってみたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
<参考文献>
Bierman SF, Weil A, Dahmer S. Placebo and the law of identification. Front Psychiatry. 2024 Dec 6;15:1474558. doi: 10.3389/fpsyt.2024.1474558. PMID: 39713767; PMCID: PMC11659211.
 
 
 
 
 
 
 
 

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