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こんばんは。樫部です。
7月も終わりに近づき、ようやく青空や太陽が見られるようになってきましたね!
そして、気温も上がってきていますので、汗をかいて水分をとる機会も増えていますね~
環境省の統計によると、熱中症が発生しやすい時期は、梅雨明けから8月にかけてのまさに今の時期からだそうです。
熱中症対策の一つとして、適切な水分摂取が挙げられますが、
皆さんは、正しく水分を摂取出来ていますでしょうか?
「喉が渇いてから飲むのでは遅い」という言葉は、耳にされたことがある方は多いと思います。
この言葉の理由として、
まず、「喉が渇いたなぁ!!」と感じた時点で、体内の水分が約2%が失われてしまっていることが挙げられます。
成人だと体重の60%が水分ですので、60kgの人は36リットルの水分を含んでいて、
その2%ですと、720mlの水分が失われているといえます。
「なーんだ!それくらいどうってことないでしょ♪」と思ってしまいそうなところですが、
体内の水分を3%失うと、体温調節に影響を及ぼすため、スポーツ中のパフォーマンスが低下するという研究結果があり、
体内の水分減少は、2%以内に留めましょうというガイドラインがあるほど、
少量でも体内の水分を失うことは、身体の機能に悪影響を及ぼしてしまいます。
また、飲んでから身体中に取り込まれるまでに約20~30分かかるため、
喉が渇いた状態で汗をかき続ける状況が続くと、回復する間がなく、脱水症状を起こしてしまう可能性もあります。
つまり!
喉が渇いてからでは即座のリカバリーが難しいため、早い段階から水分摂取を始めておく必要があります。
早い段階からの対策は、外に出て活動し始める前の「自宅から」スタートしています。
活動レベルや活動環境にもよりますが、朝起きてから家から出る前に250~500mlの水分を摂取し、吸収した状態にしておくことが望ましいようです。
また、外出中の水分摂取ですが、活動のレベルや活動環境によりますが、30分~1時間に1度、200ml程度の水分摂取が望ましいようです。
続く…
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こんばんは 浅田です
世間では騒がれている通り、5月1日から元号が変わり、「平成」から「令和」となりました。
「令和」ネタのニュースや記事が多く出回っていますが、私も波に乗って「令和」ネタを書きます。
この「令和」という言葉、ご存じの通り日本の古典である『万葉集』の巻五、梅花の歌三十二首の序文から抜粋されたと言われています。
「于時.初春令月.氣淑風和.梅披鏡前之粉.蘭薫珮後之香.」
安倍総理は、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている、と仰っておりました。
偶然ですが、私たちのバイブルである『黄帝内経』にも「令和」という字が記載されているのです。
『黄帝内経 霊枢 終始篇第九』
「凡刺之道.畢于終始.明知終始.五藏爲紀.陰陽定矣.陰者主藏.陽者主府.陽受氣于四末.陰受氣于五藏.故寫者迎之.補者隨之.知迎知隨.氣可令和.」
凡そ刺の道は終始に畢わる。明らかに終始を知り、五藏を紀と爲せば、陰陽定まらん。陰なる者は藏を主り、陽なる者は府を主る。陽は氣を四末に受け、陰は氣を五藏より受く。故に寫する者は之を迎え、補する者は之に隨う。迎を知り隨を知れば、氣和せしむべし。
この『霊枢 終始篇第九』の篇首には、迎随の補瀉について書かれています。
ここでの「令和」は、「補瀉迎随の方法が分かれば、気を調和することができる」という意味があります。
『黄帝内経』の「令和」から考えると、令和の時代の社会情勢、経済、環境を把握し、流れに迎え従えば、安定して調和の取れた時代になる、と考えることができるかもしれません。
ある時は流れに迎え逆らい、ある時は流れに随い、自分の仕事、生活、心身を調和できるような時代にしたいと思います。
参考文献
『現代語訳黄帝内経霊枢』東洋学術出版社
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