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こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話し・・・
マイコプラズマ肺炎急増(その1)
マイコプラズマ肺炎急増(その2)
マイコプラズマ肺炎急増(その3)
マイコプラズマ肺炎急増(その4)
マイコプラズマ肺炎急増(その5)
マイコプラズマ肺炎急増(その6)
では続き行きます!!
今回は「寒邪」です。
「寒邪」とは「寒冷の邪気」です。
つまり、「冷え」を生みます。
「寒邪」が最も旺盛となるのは冬です。
しかし、秋頃から少しずつ登場し始めます。
単純に寒くなってきますからね。
「寒」は、陰陽で分けると陰の範疇です。
つまり、「寒邪」は「陰邪」であるといえます。
陰は、「上下」で分けると、「下」になりますから、陰邪である「寒邪」は、
体の下部(下焦)から侵(おか)していきます。
ですから”底冷え”というのです。
冬は「潤下(じゅんか)」という性質を備えています。
潤は滋潤、下は下行の意味です。
つまり、潤し、下る。
これを、人体においては「腎臓」がつかさどっております。
腎臓については院長ブログ 「腎」って何ですか?(その1~) 参照
(西洋医学の腎臓=Kidneyとは違いますよ!!)
この腎臓は、体にとって非常に重要な働きをいくつもしている臓です。
その中の一つとして、「衛気(えき)」の生成があります。
「衛気」とは、簡単に言えば、
体表をめぐっている気のことで、外界からの刺激に対して防御作用をつかさどった気
の名称です。
つまりバリアです。
(イメージとしては、ドラゴンボールZでスーパーサイヤ人になった時、体の周りが金色の気でおおわれますよね。あれです(笑))
その他にも、体を温め、皮膚を栄養・滋潤し、充実させ、汗腺の開閉を行っていたりもします。
このバリアである「衛気」は、腎臓を基にして作られます。
この「衛気」が正常に働いているが故に、人は気候や温度の変化に対応でき、体調を崩さずついていけるのです。
しかし、「寒邪」は、似た者同士の腎臓と共鳴することで、「腎臓」にダメージを与えます。
そうすると、腎臓は正常な働きを失います。
結果、「衛気」を作り出せなくなる訳です。
衛気が作り出されないということは、バリアを失うということです。
つまり、外界からの刺激をもろに食らいます。
そのため、風邪を引きやすくなったりします。
そして、どこがもろに食らうかというと、皮膚(東洋医学的には皮毛と言います)です。
皮毛は、肺と関係が深いですから、やはり肺臓がダメージを負いやすい状況が生まれてしまうことになります。
つまり、5つ目に、
寒邪の出現により、衛気が作り出せずに、肺臓に悪影響を生む環境が形成されやすくなった。
ということが、挙げられます。
次回に続く。
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マイコプラズマ肺炎急増(その1)
マイコプラズマ肺炎急増(その2)
マイコプラズマ肺炎急増(その3)
マイコプラズマ肺炎急増(その4)
続き行きます!!
前回は、秋の収斂作用が内熱を漏れにくくさせた、という話でした。
今回は、秋における気候という視点から、考えてみたいと思います。
東洋医学では、自然界の気候変化を大きく6つに分けました。
これを、
「六気(ろっき)」
と呼びます。
その6つとは、
「風・暑・火・湿・燥・寒」
です。
それぞれ、
「ふう・しょ・か・しつ・そう・かん」
と読みます。
古代中国民族は農耕民族でしたから、自分たちの生命線である農作物に多大な影響を及ぼす気候については、本当によく研究していたようです。
この「六気」は、旺盛になる季節が決まっています。
風は春に、暑・火は夏に、湿は長夏(夏と秋の間)に燥は秋に、寒は冬に盛んとなります。
この辺は何となくわかりますよね。
春は風がよく吹くし、夏は暑いし・・・云々
この「六気」の変化が過度になりすぎたり、逆に不足したりすると、体に異常を引き起こす因子となると考えられています。
(この辺の話は『素問』運気七篇あたりに詳しく書いてありますよね。)
異常を引き起こす因子のことを「邪(じゃ)」と呼びます。
それが6つあるので、
「六邪(りくじゃ)」または「六淫(りくいん)」
なんて呼ばれます。
つまり、「風邪・暑邪・火邪・湿邪・燥邪・寒邪」というようになります。
そして、マイコプラズマ肺炎が流行する秋冬にかけては、
「燥邪」と「寒邪」が活躍します。
活躍なんていうと何かプラスイメージになっちゃいますが・・・。
次回に続く。
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