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こんばんは。齋藤です。
だいぶ、間隔が空いてしまいましたが、前回の続きです。
今回は、馬肉を西洋医学的と東洋医学的に見ていきたいと思います。
まずは、西洋医学的から。
日本で馬刺しの有名な県が二つあります。
馬肉の生産量日本一の熊本県と、日本に二位の福島県です。
面白いのが、この二つの県で馬刺しに使用する、馬の種類が違うという事です。
福島の馬は、サラブレットの様な馬で、体重が軽く脂も少なめでヘルシーだそうです。
熊本の馬は、ロバをものすごく大きく、筋肉質にしたような馬で、体重が重く、脂が多めで、霜降りだそうです。
地域によって違っていたなんて初めて知りましたね。
そんな馬刺しですが、どんな栄養価がふくまれているのでしょうか?
馬肉には、糖分、ビタミンA・B・P、タンパク質が多く、牛肉より鉄分やカルシウム、マグネシウムを多く含んでおり、体を強くして抵抗力を高めます。
他にも、健康に欠かせない必須脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸、オレイン酸等の不飽和脂肪酸)が多く含まれています。
これは人の体内では造ることができない善玉コレステロールで、コレステロール値を下げたり血液循環を良くする効果もあります。
この不飽和脂肪酸が不足すると、発育不良や動脈硬化、心筋梗塞などのリスクが高くなるので、ぜひ馬肉でこの栄養をとってほしいものです。
ちなみに馬肉は、豚肉や牛肉と比べて、カルシウムは約2倍で、鉄分は約2倍〜3倍、グリコーゲンは5倍以上、脂質は5分の1以下、カロリーは半分以下などものすごく体に良いことがわかりますね。
続く
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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
今回は、羊肉を西洋医学的と東洋医学的に見ていきたいと思います。
まずは、西洋医学的から。
羊肉は牛肉などに比べたんぱく質のアミノ酸スコアのバランスがよく、代謝に必要なビタミンB郡、アルギニンや女性が不足しがちな鉄分も豊富といわれています。
ただの鉄分ではなく、吸収しやすいヘム鉄なのがうれしいところで、現代人が不足している亜鉛も補えます。
そして羊肉は何といっても、一時期ブームになった「Lカルニチン」という脂肪を燃焼する酵素がほかのお肉に比べて断然多いようです。
ラムとマトンだとマトンのほうが多く、牛肉の3倍、豚肉の6倍の含有量です。
ただ、当たり前ですが、羊肉を食べれば食べるほど、痩せるわけではないのでそこは注意が必要です。
そしてお肉を食べるときに気になるのがコレステロール。
コレステロール値が高すぎると、血管壁に付着して、血流が悪くなり、生活習慣病の引き金になりかねません。
しかし羊肉にはコレステロール上昇を抑えるパルミチン酸・ステアリン酸、コレステロール値を下げるオレイン酸も含まれています。
羊肉って素晴らしいですね。
女性が喜びそうな成分がいっぱい入っていますね。
しかし、羊肉というとやっぱり気になるのが独特な臭いですね。
羊肉の脂肪が臭みの原因で、マトンは生後1年以上の羊肉の事を言い、脂肪が多くクセも強めです。
ラム肉は生後1年未満の子羊の肉の事を言い、クセが少ないようです。
手間がかかりますが、調理前にきちんと脂身を取り除くことと、ヨーグルト、ワイン、味噌、スパイスなどでクセを抑えられる事ができるそうです。
羊肉を料理したことはありませんが、、、、笑
続く
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