お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
****************************************************************************************
読者の皆様、 こちらのバナーのクリックにご協力下さい!
こんばんは。齋藤です。
あっという間に1年の半分が過ぎてしまいましたね。
そんな事を感じる頃に迎えるのが、二十四節気でいう「夏至」です。
夏至は10番目の節気で、期間は6月21日~7月6日です。
「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也」と暦便覧に書かれている通り、北半球では、昼が最も長く、夜が最も短い日です。
この日を境に次第に日脚が短くなって行きます。
また、梅雨に入っている為、農家の方達は田植えなどの農作業で忙しい毎日を迎えている頃です。
では、七十二候ではどのように記されているのでしょうか。
初候:乃東枯(なつかれくさかるる)
6月21日頃 で夏枯草の花が黒ずみ枯れたように見える頃。
「夏枯草」(かごそう)はうつぼ草の異名です。
うつぼ草わかりますか?検索してみてくださーい笑
次候:菖蒲華(あやめはなさく)
6月26日頃であやめの花が咲き始める頃。
端午の節供に用いる菖蒲(しょうぶ)ではなく、花菖蒲のことです。
花菖蒲の種類はいろいろあって、江戸系、伊勢系、肥後系など変わった名前で、それぞれ歴史があっておもしろいですよ!
末候:半夏生(はんげしょうず)
7月1日頃 で半夏が生え始める頃。
田植えを終える目安とされました。
「半夏」は「烏柄杓」(からすびしゃく)の異名。
半夏は漢方薬でも使用されていますね。
身体を温めつつ、発散する働きがあって、特に胃腸に溜まってしまった余分な水分に対して有効です。
夏至は梅雨時期の為、陽が1年で1番長いことをあまり実感しにくいですが、陽の気が一番極まっている時です。
陰陽論でいう陽は「動」ですから、気持ち的に解放的になりやすいですし、行動も活発になります。
しかし、ここから徐々に陽も短くなってきて、陽から陰へ少しずつ転化していく時期でもあります。
陰陽論でいう陰は「静」ですから、気分的にも少しずつ落ち着いていき、行動も少し控えめになっていくと考えられています。
続く
読者の皆様、こちらのバナーのクリックにご協力下さい!
****************************************************************************************
読者の皆様、 こちらのバナーのクリックにご協力下さい!
こんばんは。齋藤です。
関東は、今週中にも梅雨入りしそうですね。
雨の中を自転車で往診する日が増えそうですが、事故の無いように気を付けていきたいと思います。
雨の日が続くと、気分が落ち込んでしまいそうですが、明後日6月6日に二十四節気でいう、「芒種(ぼうしゅ)」を迎えます。
期間は、6月6月~6月20日頃までで、立春から数えて9つ目にあたります。
「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時也」と暦便覧に記載されているのですが、毎回の事ですが、全く意味が分かりませんので、調べてみました。
「芒」とはイネ科植物の穂先にある毛のような部分のことで、稲などの穀物の種をまく時期という意味です。
「稼種」で種植えを意味するようです。
その為、田植えの目安とされる時期で、梅雨入りも間近で少し蒸し暑くなってくる頃です。
また、種蒔きが始まると農家は忙しいシーズンに入ると言われていることから、農家の方にとっては「これからはゆっくりする暇がなくなる」と言った意味合いもあったようです。
この芒種を七十二候で見ると3つにわけられます。
初候:蟷螂生(かまきりしょうず)6月6日頃
カマキリが卵からかえる頃。
ピンポン球ほどの卵から数百匹の子が誕生します。
カマキリの卵を見なくなりましたね。
小さいころよく見かけたんですけどね。
バナナみたいな形をしていて(私の勝手な印象です)、そこから恐ろしい数の子供が産まれてくるんですよね。
次候:腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)6月11日頃
草の中から蛍が舞い、光を放ち始める頃。
しかし、噛みそうな文章ですね。笑
湿度の高いところを好む蛍は水中や湿地で育ち、土の中に潜って蛹となって羽化します。
この頃、水辺の腐った草などの下から、成虫の蛍が夕闇を知り光を発し始めることを言いうそうです。
末候:梅子黄(うめのみきばむ)6月16日頃
梅の実が黄ばんで熟す頃。
青い梅が次第に黄色みをおび、赤く熟していきます。
ちなみに梅雨という言葉は、梅の実が熟す頃の雨という意味です。
黴(カビ)が生えやすい季節なので、「黴雨(ばいう)」と書くこともありました。
七十二候をみると、本格的に農業が始まる様子が読み取れますね。
農業を中心に自然と対話しながら生活していたのが伝わってきて、感慨深いですね。
読者の皆様、こちらのバナーのクリックにご協力下さい!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.12.08
「先生」という仕事2025.12.06
婦人科⑬2025.12.05
学生さんへの治療2025.12.04
はじめまして2025.12.03
問診に関して56(⑨女性・男性に関わる問診:月経(女性カルテ)④)2025.12.02
牙齦萎縮(がぎんいしゅく)とは②2025.12.01
第43回日本東方医学会終了!2025.11.30
プラセボとは(同一化の法則)⑪2025.11.29
婦人科⑫2025.11.28
認識の違い2025.11.27
問診に関して55(⑨女性・男性に関わる問診:月経(女性カルテ)③)2025.11.25
牙齦萎縮(がぎんいしゅく)とは①2025.11.24
感謝を込めて2025.11.23
第43回日本東方医学会2025.11.22
婦人科⑪2025.11.21
反応の違い2025.11.19
問診に関して54(⑨女性・男性に関わる問診:月経(女性カルテ)②)2025.11.18
牙歯焦黒(がししょうこく)とは②2025.11.17
血の病㉔2025.11.16
プラセボとは(同一化の法則)⑩2025.11.15
婦人科⑩2025.11.14
関心ごと2025.11.12
問診に関して53(⑨女性・男性に関わる問診:月経(女性カルテ)①)2025.11.11
牙歯焦黒(がししょうこく)とは①2025.11.10
血の病㉓2025.11.09
プラセボとは(同一化の法則)⑨2025.11.08
婦人科⑨2025.11.07
良い季節2025.11.05
問診に関して52(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査④)2025.11.04
牙疳(がかん)とは②2025.11.03
血の病㉒2025.11.02
プラセボとは(同一化の法則)⑧2025.11.01
婦人科⑧2025.10.31
慎重かつ安全に2025.10.29
問診に関して51(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査③)2025.10.28
牙疳(がかん)とは①2025.10.27
そろそろ立冬2025.10.26
プラセボとは(同一化の法則)⑦2025.10.25
婦人科⑦2025.10.24
良い刺激2025.10.22
問診に関して㊿(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査②)2025.10.21
牙歯浮動(がしふどう)とは②2025.10.20
10月20日2025.10.19
プラセボとは(同一化の法則)⑥2025.10.18
婦人科⑥2025.10.17
身近なもの2025.10.15
問診に関して㊾(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査①)2025.10.14
牙歯浮動(がしふどう)とは①2025.10.13
血の病㉑2025.10.12
プラセボとは(同一化の法則)⑤