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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
今回は、気の分類について簡単ではありますが、書いていこうと思います。
まずは大きく、陰陽に分けることができます。
例えば、天気は陽気で、地気は陰気というように、夏は陽気で、冬は陰気という風に、陰陽論で分けることができます。
続いて、皆さんもご存じ、五行の気です。
自然界を、陰陽五行論をもとに、木気、火気、土気、金気、水気の5種類に分類することができます。
五行論に当てはめることができるので、木なら、春が該当しますので、春の気ですし、水は冬が該当しますので、冬の気という形に分類することができます。
世界を「天・地・人」と分けた場合、それぞれに固有の気があると考え、それらに分類するという考え方もあります。
また、世の中で起きている状況を正気と邪気で分類する方法があります。
天気や地気などの環境変化が正常な範囲にとどまっているのを正気と呼びます。
これに対して、異常気象などで、人間を病気にさせてしまう変化が起きた場合を、邪気という風に分類します。
その他にも、飲食物や薬を、「香ばしい」「生臭い」など、特徴によって五気に分類したりします。
と、ご紹介してきた通り、様々な分類法があり、それぞれに気の働きや意味が存在しています。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
これまで飲病に関して書いてきましたが、『金匱要略』に、飲病に関して記載されていますので、簡単に紹介したいと思います。
まずは、『金匱要略』の簡単なご説明から。
『金匱要略』は、中国医薬学文献中の古典医籍の1つで、『金匱要略方論』ともいい、後漢時代に活躍した張仲景の著作です。
三国志の時代ですね。
張仲景というと『傷寒雑病論』が有名ですが、この原書は早い時期に亡失してしまったようです。
晋代に入り、王叔和が整理再編し、『傷寒論』をまとめたようです。
晋は、三国時代の戦が終焉し中国が統一され、出来た国家ですね。
この『傷寒論』は、『傷寒雑病論』の「傷寒」の部分にあたり、急性熱病を中心に記載されています。
当時は『雑病』の部分は、発見されていなかったようです。
宋代に入り、林億らが『傷寒論雑病論』を校正し、『傷寒論』と『金匱要略』を編成しました。
この『金匱要略』が、『傷寒雑病論』の「雑病」の部分になります。
『金匱要略』は、中国医学の内科雑病の書物で、22編に分類し、各編を独立させて注解していることが特徴です。
また、臓腑経絡学説を基本論点として、証候はすべて臓腑病理変化の反応であるとしており、この基本論点は本書の脈法中にも現れています。
疾病治療の方面では、人体内臓間の総合性をもとにして、未病の臓腑を治療して、病勢の発展を予防することや、治病の根本として、人体の正気を重視し、同時に祛邪(邪気を取り払うこと)もおろそかにしないことなどが、非常に重要な問題であるとしています。
色々と難しく書きましたが、分類が簡明で、弁証が適切で、治療法が厳格で、方薬の組成が精密で、理論にかなった本で、現在も中医学を学習している人達にとって、参考書になっている、素晴らしい書籍という事です。
参考文献
『金匱要略解説』何 任(浙江中医学院教授)著 勝田 正泰 監訳 内山恵子・勝田正泰・庄司良文・菅沼伸・吉田美保・兵頭明 共訳(東洋学術出版)
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