東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2024年5月の活動記録

2024.06.05

 

 

 

 

 

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2024年5月も、まあまあやりました!!

 

 

まず5.8(水)はとある整形外科医の清明院見学受け入れ。

 

 

もう次々に、色々なところから、医師の見学の依頼が舞い込みますが、これはとてもいいことであると思っています。

 

 

日本の医療の裏街道そのものであり、ある種、日本の医療の最終防衛システムでもある、「路地裏の鍼灸院」に、第一線で活躍する医師が見学に来る、これは面白い事じゃないですか。笑

 

 

以前から、うちに見学や治療に見える医師というのは、本当に色々なことをお分かりの先生が多いなあ、という印象です。

 

 

5.12(日)5.26(日)北辰会の関西部会と関東部会。

 

 

5.13(月)藤本漢祥院での研修。

 

 

北辰会で教わったことが、私の学術の源泉であります。

 

 

北辰会方式を身に付けるのに、北辰会の定例会に毎月出て、藤本漢祥院で研修するってのは、会員全員にとって必要不可欠なことだと思うんですけどね・・・。苦笑

 

 

5.13(月)日本東方医学会の分科会であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)カンファレンス

 

 

今回はベテラン鍼灸師の先生による「顔面神経麻痺後遺症」の症例検討会。

 

 

顔面神経麻痺の後遺症の患者さんに関して、実に長期間にわたって寄り添い、様々な困りごとに一生懸命対処した、非常にリアルな症例でした。

 

 

「医師と鍼灸師で、鍼灸師の症例を検討する」この活動も、今後伸びて欲しい活動の一つです。

 

 

因みにこの勉強会は、毎月オンラインで開催しております。

 

 

どなたでも参加できますので、次回は6.10(月)の20時~、是非こちらからお申し込み下さい。(アーカイブ配信もあります!!)

 

 

5.18(土)は東京大学の山上会館にて行われた、いつも順天堂東医研でお世話になっている谷川武教授日本医師会医学賞受賞記念講演と祝賀会に御招待賜り、参加してきました。

 

 

谷川先生の話はいつもながら非常に分かり易く、若い時分からこれまでの、先生の研究の進め方、そもそもの視点が、いつもながら非常にシャープだなあと、感服致しました。

 

 

先生の御活動は、今後も間接的に多くの人命を救うことになるだろうと思います。

 

 

5.20(月)はオンライン講演、「日本東方医学会ガイダンス」

 

 

これはなんと、日本東方医学会初の試みだそうで、50年以上の歴史を持っている割に、あまり知っている人の少ない日本東方医学会としては、今後、非常に重要な活動になると思います・・・。苦笑

 

 

「医師に対して、中国伝統医学としての、正統な鍼灸を教える」という、今まさに僕がやっている活動を、50年前に始めていたこの学会を、1人でも多くの医師、医学生、鍼灸師、鍼灸学生に知ってもらう、重要な活動です。

 

 

5.23(木)順天堂東医研に参加してきました!!(今回で第64回です!)

 

 

講師は長瀬眞彦先生、講義テーマは

 

「気だとかなんとか言ってるけど、実際に東洋医学って臨床の現場ではどう使われてんのよ」

 

というお話。

 

 

「気」というパワーワードが出た時点で、怪訝な印象を持つ医師、医学生は、これまでもこれからも、多いと思います。

 

 

ですので大事なことは、その実践面において、どの程度の効果や、再現性普遍性が得られるのか、それを学べば、患者さんにどういうことが出来るようになるのか、でしょう。

 

 

前回の講義で私からお伝えした、哲学的で難解な「気」の世界を、非常に分かり易く、臨床例を絡めて展開して下さいました。

 

◆過去記事カテゴリ  「気」  参照

 

 

5.26(日)は、前日の土曜から仙台国際センターにて行われている、第73回、全日本鍼灸学会学術大会

 

 

清明院の第1号研修医である増田卓也先生が、なんとパネルディスカッションと教育講演の2演題で講演です。

 

 

2018年に始まった順天堂東医研がスピンオフ的に生みだしたと言っても過言ではないモンスター、増田卓也先生の今後の動向に注目しましょう。笑

 

 

詳細は北辰会ブログ参照!

 

 

5.27(月)日本東方医学会主催「新・中医臨床カンファレンス」です。

 

 

こちらも月に一回のオンライン開催で、ここでは、医師による中医学的な臨床の最前線がありありと分かると思います。

 

 

今回の症例は、非常に厄介な病でありながら、モノによっては非常に鍼灸漢方が有効な線維筋痛症

 

 

菅沼栄先生の鮮やかな弁証が光った症例でした。

 

 

次回は6.24(月)20時〜 (60分程度)となります。

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

・・・てなわけで5月も、毎日数十人治療しつつ、なんかあれやこれや、色々やってます。笑

 

 

 

さて、どんどんいきましょう!!!

 

 

 

 

 

 

 

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2024年4月の活動記録

2024.05.10

 

 

 

 

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2024年4月も、期始め早々、色々とやりました!!

 

 

芽吹きの時期ですね。(^^♪

 

 

まず4.1(月)日本東洋医学会のちょっとした分科会でのMTG。

 

 

日本東洋医学会と言えば、あの間中喜雄先生も発起人の一人であり、戦後すぐに発足し、70年以上の歴史を持つ学会です。

 

 

東洋医学系の学会の中では唯一の「日本医学会」の分科会でもあります。

 

 

これまでに、数多くの「業界の重鎮」と言われる先生方が、近代の日本の東洋医学を創ってきた学会、と言って良い学会だと思いますが、一方で様々な批判もあったりします。

 

 

そういう部分も、今後は何とか出来ないか、というMTGでもあるので、今後どうなっていくのか、個人的に楽しみです。

 

 

4.8(月)日本東方医学会の分科会であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)カンファレンス

 

 

今回は2024年度の期始めの回、ということもあって、2023年度から不肖代表を拝命している私が、ファシリテーターを務めさせて頂き、新進気鋭の鍼灸師の先生の「フィッシャー症候群の疑い」の症例を解説させて頂きました。

 

 

今回は、私とは旧知である、高名な「漢方眼科医」の先生も参加して下さり、大変重厚な内容になったと思います。

 

 

この活動も、今後伸びて欲しい活動の一つですね。

 

 

因みにこの勉強会は、毎月オンラインで開催しております。

 

 

どなたでも参加できますので、次回は5.13(月)の20時~、是非こちらからお申し込み下さい。(アーカイブ配信もあります!!)

 

 

4.18(木)は再び順天堂東医研にて喋ってきました!!(今回で第63回です!)

 

 

講義テーマは

 

「これから東洋医学を学ぶ皆さんへ―2024―」

 

「初学者のための”気と陰陽”」

 

の二本立てです!!

 

 

「これから東洋医学を学ぶ皆さんへ―2024―」の方は、順天堂東医研ではすでに何度か話している内容なのですが、今回期始めなので、再度リビルドバージョンを語らせて頂きました!

 

 

後半の「気と陰陽」については、実はこの医学を学んでいく上で最も根本的で重要なテーマなのですが、現代人にとって分かりにくい概念でもあり、哲学思想でもあり、という感じで、

 

どうもこの業界でも敬遠されがちなのですが、本来は、一番最初にガッチリ向き合うべきテーマだと個人的には思っています。

 

◆過去記事カテゴリ   「気」   「陰陽」    参照

 

 

この内容を話すのは、僕にとっても久々であり、実に9年前に北辰会で喋って以来でした・・・。苦笑

 

 

纏め直していて、やはり奥が深い内容であり、またいつか、纏め直し、定期的に見つめ直したい内容であると再認識しましたね。

 

 

4.21(日)4.28(日)北辰会の関西部会と関東部会。

 

 

4.22(月)藤本漢祥院での研修。

 

 

北辰会で教わったことが、私の学術の源泉です。

 

 

北辰会方式を身に付けるのに、北辰会の定例会に毎月出て、藤本漢祥院で研修するのは、会員全員にとって必要不可欠なことだと思うんですけどね・・・。

 

 

4.10(水)からは東洋鍼灸専門学校での授業開始。

 

 

今年の昼本科は明るい学生さんが多い印象ですね。

 

 

夜専科の学生さんもなかなか熱心です。

 

 

さあ今後、どんな人物が出てくるか、楽しみですね。

 

 

4.22(月)日本東方医学会主催「新・中医臨床カンファレンス」です。

 

 

こちらも月に一回のオンライン開催で、ここでは、医師による中医学的な臨床の最前線がありありと分かると思います。

 

 

次回は5.27(月)20時〜 (60分程度)となります。

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

・・・てなわけで、芽吹きの時期である4月も、毎日数十人治療しつつ、なんかあれやこれや、色々やってます。笑

 

 

また新たに1名、研修医の受け入れも開始しました。

 

 

これで4人目、幸せなことです。<m(__)m>

 

(5人目も来るかも・・!?)

 

 

 

どんどんいきましょう!!!

 

 

 

 

 

 

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2024年3月の活動記録

2024.04.02

 

 

 

 

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2024年3月も、色々とやりました!!

 

 

僕にとって激動の2023年度、いよいよ最終月でしたので、なんかもう、ここまで来たら精一杯やり切ろう、という、よく分からないマインドになっていました。。。苦笑

 

 

まず3.3(日)浅川ゼミ会講演会にて4時間講演。

 

北辰会ブログにて報告記事を上げてくれました。)

 

 

この講演会も、忌々しいコロナ禍によって、2020年3月に行う筈だったのが直前で中止となって早4年、ついに開催すること出来ました!!

 

 

近代日本の中医学導入の第一人者の一人である浅川要先生の勉強会で講演させて頂けたことは、僕のキャリアの中でも大変幸せなことであり、

 

事後のアンケートでの御意見も好感触であり、ホントやって良かった、やれて良かったです。

 

 

因みに、その翌日の3.4(月)には、とうとう43歳になってしまいました。。。

 

 

流石に43くらいになってくると、もうすっかりオッサンの仲間入りですね。苦笑

 

 

まあしかし、僕が中高生の頃に感じた43歳へのイメージよりは、若くいたいな、とは思っています。

 

(よくのさばっている”イタイオッサン”、にはならないようにありたいものです。。。)

 

 

明らかな老害行為とか、下の世代への嫌がらせ的無理解とかが前面に出るようになったら、もうさっさと退場した方が良いですね。

 

 

今後も前を向いて色々頑張りつつ、自分の能力を活かして、若くてヤル気のある人間のサポートを積極的にしていきたいものです。

 

 

そして、3.5(火)~3.8(金)順天堂東医研のインド研修にご一緒しました。

 

 

最近、国際社会でも色々な意味でどんどんプレゼンスを増しているインドでは、AYUSH省という国家機関を整備し、ヨガ、アーユルヴェーダといった伝統医学を、国を挙げて推奨しています。

 

 

国民の多く(80%と言っていたが、ソースは未確認です。)が、体に不調を感じた時に伝統医学をファーストチョイスするらしく、何と言っても「受療率5%」の日本鍼灸としては、非常に羨ましくも感じましたね。。。苦笑

 

(まあ、統治機構から何から、日本とは違いますので、一概に単純比較は出来ないですが。。。)

 

 

もちろん東洋医学と同じように、色々と、科学的な手法に則った伝統医学の再評価も進めているようで、今後の展開が楽しみですね。

 

 

そして3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会、学術講演会「北辰の医学を求めて」です!

 

(こちらも、北辰会ブログが詳細レポートを上げてくれました。)

 

 

群馬県は、実は北辰会関東支部発祥の地なのです。

 

 

1996年(平成8年)に、群馬県鍼灸師会の役員であった中村順一先生を初代支部長として創設されたのが始まりであります。

 

 

そしてなんと、この2024年度からは、北辰会内部にて組織再編がなされ、約28年間続いた「北辰会関東支部」という名称は無くなり、本部と一本化されました。

 

(もちろん東京での定例勉強会は今後もこれまで通り継続し、”関東部会”という名称に変更となります。)

 

 

「関東支部」という名称がなくなる節目のタイミングで、群馬から講演依頼が来た、ということは、単なる偶然とは思えず、天からの不思議な力を感じながら喋らせて頂きました。

 

 

3.11(月)日本東方医学会主催の医鍼薬地域連携研究会(DAPA)の症例カンファレンス。

 

 

対応に苦慮しながらも、尿管結石の激痛に、鍼灸治療が奏功した症例でした。

 

 

この勉強会は、毎月オンラインで開催しております。

 

 

どなたでも参加できますので、次回は4.8(月)の20時~、是非こちらからお申し込み下さい。(アーカイブ配信もあります!!)

 

 

3.17(日)北辰会役員講師研修会にて実技指導。

 

 

私は講師候補(要はヤル気と能力の高い、若手の先生方)の指導を担当しましたが、皆さんお上手でした。

 

(この勉強会は非公開であり、あまり詳細を述べることは出来ません。まあ、一定のレベル以上の先生方のみを対象にした、内輪の勉強会であります。)

 

 

そして3.18(月)藤本漢祥院での研修。

 

 

蓮風先生が、いつになく爆裂していました。笑

 

 

3.20(水)東洋鍼灸専門学校の謝恩会。

 

 

この謝恩会も、コロナ禍をまたいで2019年以来5年ぶりの開催です。

 

 

卒業生の皆さんの、晴れやかなお顔が印象的でした。

 

 

3.21(木)順天堂東医研

 

 

今回は長瀬先生のタイムリーな講義「花粉症ーシンポの内容を掘り下げー」でした。

 

 

2月に行われたシンポジウムの僅かな時間では、花粉症の東洋医学的な考え方をきちんと掘り下げることはなかなか出来ない、ということで、シンポの内容を補足して下さいました。

 

 

3.25(月)日本東方医学会主催「新・中医臨床カンファレンス」です。

 

 

こちらも月に一回のオンライン開催で、ここでは、医師による中医学的な臨床の最前線がありありと分かると思います。

 

 

次回は3.25(月)20時〜 (60分程度)となります。

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

上記以外にも、3月はこういった活動を通じて、これまで交わることの無かった色々な先生方とアンオフィシャルな交流を多くさせて頂き、やはり対面は良いなあ、と再認識しました。

 

 

 

・・・てなわけで、3月も毎日数十人治療しつつ、毎週末、どっかで講演してたり、実技指導してたりしてました。。。笑

 

 

 

幸せなことですが、2024年度は少しペースを落として、臨床に集中します!!

 

 

 

 

 

 

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3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!

2024.02.04

 

 

 

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またまた告知です!!笑

 

 

もはや、告知板にしましょう!(゚∀゚)

 

 

来たる3.10(日)、群馬県前橋市にある育英メディカル専門学校にて行われる(公社)群馬県鍼灸師会、学術講習会にて、「北辰の医学を求めて」と題して講演します。

 

 

今回、私とはちょっとした奇縁のある、現会長である田中一行先生からご依頼いただき、実現の運びになった訳ですが、個人的に、この講演会には思い入れがあります。

 

 

僕は昭和56年(1981年)3月に、父の故郷である静岡県伊東市で生まれましたが、物心つかないうちに母の故郷である群馬県前橋市に移り、19歳まで群馬におりました。

 

 

で、19歳で鍼灸医を目指して上京し、23年の歳月が流れ、今に至る訳ですが、23年前の当時は、群馬から東京に、何かを目指して出ていっても、

 

当然都会の荒波は厳しいですから、なかなかうまくいかずに、ある意味「負けて」「諦めて」帰ってくる人が多くいました。

 

 

そういう脱落者の先輩方の話を聞くたびに、僕は何としても初志貫徹で結果を出して、そういう人達とは違って、大好きな群馬には「勝って」「成し遂げて」帰って来たい、と、常々思っていました。

 

 

そんなわけで、まあ今回は、群馬での初の講演だし、少しはそういう思いで帰れるのかな、と思っています。

 

(まだまだ全然成し遂げてないけどね。苦笑)

 

 

また、私の鍼灸師人生の運命を変えた研究会と言っていい「北辰会関東支部」ですが、これを創ったのは、群馬の中村順一先生(1948-1997)と、その周辺の先生方でした。

 

 

中村先生は、かつて群馬県鍼灸師会でも青年部長、学術部長を務めた先生であり、全日本鍼灸学会の群馬県地方会の会長でもありました。

 

 

そして、その中村先生が昭和58年(1983年)に、藤本蓮風先生『針灸舌診アトラス』を読んで衝撃を受け、その後も他の北辰会の書籍で勉強を継続し、

 

平成2年(1990年)の5月に、蓮風先生に「ぜひともお会いしたい!」と熱烈な手紙を書いたのが、全ての始まりです。

 

(北辰会機関誌『ほくと』7号「群馬の同志からの手紙」参照)

 

 

その後、1990年代前半に、群馬県鍼灸師会に請われて、蓮風先生が奈良から出向いていって行った講義のタイトルが「北辰の医学を求めて」でした。

 

(残念なことにこの講義の内容は残っていないようですが、概ね『鍼灸医学における実践から理論へ①』(絶版本)の内容だと聞いています。)

 

 

そして、その後も何回か関東での講演を重ね、その動きが、1996年(平成8年)の北辰会関東支部の旗揚げへと繋がっていきます。

 

 

旗揚げメンバーは、群馬県鍼灸師会の先生方の他に、当時「北関東中医学研究会」と名乗って活動していた群馬、埼玉、栃木の先生方が中心となりました。

 

 

その旗揚げメンバーの一人が、私の父、竹下謙でもあります。

 

 

そして、なんと旗揚げの翌年の平成9年(1997年)、惜しくも中村先生は亡くなられました。

 

 

今回、そういう歴史的経緯を振り返ると、約30年の時を経て、群馬にて、この演題で講義させて頂けることが、とても嬉しいです。

 

 

中村先生が、大変な情熱で興し、その命と引き換えにこの世に残したようにも思える北辰会関東支部で勉強させて頂き、その話を出来ることが、大変有難いですね。

 

 

群馬の鍼灸師の先生方と、もう一つは天に向かって、気合い入れて喋ってこようと思います。

 

 

 

 

 

 

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3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!

2024.02.03

 

 

 

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今日も告知です!

 

(なんか最近、単なる告知板と化していますが、まあ、それもまた一興。笑)

 

 

来たる3.3(日)に、東京医療福祉専門学校にて行われる、浅川ゼミ会講演会にて、「北辰会方式の鍼灸治療」という演題で講演させて頂きます。

 

 

浅川ゼミ会を主催されている浅川要先生と言えば、その著作は膨大であり、近代日本における中医学導入の第一人者の一人であり、私から見たら完全に雲上人であります。

 

(なんとあの不朽の名著『針灸学』が復刻されていたようです。)

 

 

その雲上人の講演会で喋らせて頂けるということで、光栄至極、恐悦至極の至りです。

 

 

実はこの講演は、2020年の3月に行うことが決まっていましたが、忌々しいコロナ禍で流れた経緯があります。

 

 

ですので、この講演は実に4年の歳月をまたいで行われる訳ですが、当時、ホントに講演直前で流れたため、すでにPPTは作ってあったのですが、今見てみると、全然甘い出来に見えます。苦笑

 

 

この4年間で、自分自身が臨床家、講演者として思ったよりパワーアップしていることを実感出来ましたし、受講者の皆様には、2020年にやるよりも、全然ハイレベルなものをお届け出来ると思います。

 

 

気合い入れていきますので、是非ご参加下さい。

 

 

受講資格は、浅川ゼミ会の会員さんや、東京医療福祉専門学校の学生さんや卒業生以外にも、鍼灸師、医師、鍼灸学生、医学生であれば参加可能ですので、是非ともご参加下さい☆

 

 

以下のメールアドレスに①氏名②所属③連絡先(電話番号)を送れば申し込み可能だそうです!

asakawaseminar@gmail.com

 

 

大先輩が守って来られた勉強会、リスペクトを込めて、気合い入れていきます。

 

 

 

 

 

 

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2023年、9月~年末の活動一覧

2024.01.11

 

 

 

 

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・・・いやー、去年の9月から、講演だのなんだののスケジュールがこの上なくギチギチになっていて、しかも水面下でも、失敗できない色々な仕事を抱えていて、さらに車も壊れたりとかしてて、

 

流石にブログで逐一報告する余裕もなかったし、言えないことも多いし、年末年始は泥のように、通算40時間ほど寝ていました(これはいつもだけど)ので、

 

「まあしかし、そうはいっても、備忘録的に、活動報告でもしときますか!!」

 

という気持ちになったのが、年をまたいで、今日ようやく、でした。笑

 

 

そこで、過去ブログを確認したら、2023.9.22の拙ブログで、8.31(木)順天堂東医研に参加した、という内容の記事を最後に、特に何も報告出来てなかったようです。。。笑

 

 

流石にこんなんは初めてなんだけど、まあ、厄年(後厄)ながらも充実していた、諸々、慎重を期すために、全集中していた、ということで、良しとしまして(笑)、

 

2023年9月以降の私の対外活動を、スケジュール表見ながら、以下にまとめてみました。

 

 

① まず、9.10(日)には大阪にて北辰会本部会に参加。

 

 

② 9.11(月)は日本東方医学会の分科会(オンライン)であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)カンファレンスに参加

 

 

・・・因みに、次回のDAPAカンファレンス2024.1.15(月)です!!

 

 

発表者は清明院スタッフの樫部であります。

 

 

お申込みは上記の文字リンクから、ぜひ!!

 

 

今回、大きな鍼灸師の団体の先生方や、外部の先生方も参加なさるようです。

 

 

2023年度からは、不肖私がDAPA(ダパ)の代表を拝命しておりますので、2024年はDAPAをさらに良い方向に改革して、活性化していこうと思っております。

 

 

DAPAに参加している鍼灸師、医師の先生方は、非常に真面目に、地域における医鍼連携に取り組んでおられる先生方ばかりです。

 

 

皆様、何卒ご協力の程、宜しくお願い致します。

 

 

③ 9.24(日)北辰会関東支部定例会にて実技指導。

 

 

④ 9.25(月)日本東方医学会の分科会、中医臨床カンファレンスを聴講。

 

 

・・・この講座についても、以前このブログで紹介しました。

 

 

この講座では、最前線の漢方医、鍼灸医の思考過程が分かる、非常に重要なカンファレンスだと思います。

 

 

⑤ 9.28(木)は、第56回、順天堂東医研にて「気血津液弁証・臓腑経絡弁証」を講義。

 

 

⑥ 10.1(日)は大阪にて北辰会本部会に出席。

 

 

⑦ 10.14(土)は医師のためのオンライン勉強会、ドクターズプライムアカデミアにて「臓腑経絡学 胆・肝」を講義。

 

 

⑧ 10.15(日)は東京にて行われた、第13回、日本中医薬学会学術総会「日本の中医学と世界の中医学」に出席。

 

 

⑨ 10.16(月)DAPAカンファレンス(オンライン)に出席。

 

 

⑩ 10.21(土)は三代目研修医の先生の受け入れを開始。

 

 

・・・清明院での医師の研修受け入れは、すでに春から4代目の先生も決定しました。

 

 

清明院の研修医の先生方は全員、とんでもないポテンシャルを秘めた、若い先生方ですので、今後、長きに渡って、非常に面白い活動が出来ることと思います。

 

 

⑪ 10.22(日)北辰会関東支部にて指導。

 

 

⑫ 10.26(木)第57回、順天堂東医研に出席し、長瀬眞彦先生の講義「生薬の話ー不眠に絡めてー」を聴講。

 

 

⑬ 10.29(日)は広島にて行われた第51回、日本伝統鍼灸学会学術大会に出席。

 

 

・・・今大会は第31回、日本刺絡学会学術大会との併催であり、今大会の実行委員長は清明院初代副院長の松木宣嘉です。

 

 

会場で見た彼は、いつになく生き生きとしており、20年以上前から知っている私としては、嬉しい気持ちになりましたね。(^^)

 

 

⑭ 10.30(月)日本東方医学会、中医臨床カンファレンス(オンライン)を聴講。

 

 

⑮ 11.4(土)は医師のためのオンライン講義、ドクターズプライムアカデミアにて「奇経八脈・奇恒之腑」を講義。

 

 

⑯ 11.5(日)北辰会本部会に出席。

 

 

⑰ 11.13(月)DAPAカンファレンス(オンライン)に出席。

 

 

⑱ 11.19(日)北辰会関東支部にて指導。

 

 

⑲ 11.26(日)第41回、日本東方医学会学術大会に会頭として出席、「原点を見つめなおす―医師のための鍼灸セミナーから始まった東方医学会―」という演題で講演。

 

 

・・・2023年という年は、この大会のために、ずーっと全集中していた、と言っても過言ではないです。

 

 

この大会は、2018年の末に、順天堂東医研の立ち上げから始めた、私の

 

「若い医師、医学生に、東洋医学を伝える」

 

活動の、この5年の集大成でもありますし、そこまで僕を導いてくれた藤本蓮風先生、北辰会はもちろん、日本東方医学会の創設者である間中喜雄先生(1911-1989)

 

間中先生亡き後、2015年まで本学会を牽引してこられた谷美智士先生(1937-2015)にもリスペクトの気持ちを込めて、万事うまくいくようにと、

 

何の組織力も持たない私が、先輩方のアドバイスを聴きつつ、初めてやる、学会の会頭という仕事を、どうにか一から段取りしました。

 

 

もちろん、至らない部分も多々ありましたが、順天堂の学生さんたち、清明院の研修医の先生たち、北辰会の先生方、大先輩の先生方、皆さん総出演で協力して下さり、結果は概ね最高でした。

 

 

なかなか大変だったので、暫くは良いけど(苦笑)、

 

「またいつかやりたい!」

 

と思えるような会になったと思います。

 

 

⑳ 11.30(木)は、第58回、順天堂東医研にて「病邪弁証・六経弁証」を講義。

 

 

㉑ 12.2(土)は、医師のためのオンライン勉強会、ドクターズプライムアカデミアにて「臓腑経絡学の最重要点ー総合と総体ー」を講義。

 

 

㉒ 12.3(日)日本東方医学会主催、市民公開講座にて「鍼灸の底力」を講演。

 

 

・・・この講演会も、かつて谷美智士先生がおやりになっていた講演会でありますが、清明院の患者さんが多く聴講に来て下さり、

 

「多くの患者さんの前で、東洋医学の話をする」

 

という経験は初めてだったので、非常に有意義な経験が出来ました。

 

 

患者さんの熱が凄くて嬉しかったのと、ああいう、一般人に向けた活動も、大事ですね。

 

 

㉓ 12.10(日)は、実に4年ぶりとなる、東京衛生学園専門学校での北辰会関東支部代表特別講演にて「近現代の日本の鍼術」を講演。

 

 

・・・これも久々に出来て、実に良かったです。

 

 

同時に、戦後の日本鍼灸の、多士済々の歴史と、その中における蓮風先生の主張がよく分かりました。

 

 

㉔ 12.14(木)は、第59回、順天堂東医研に出席、長瀬眞彦先生の講義「かぜのパターン分類」を聴講。

 

 

㉕ 12.17(日)は、静岡にて行われた第27回、日本統合医療学会学術大会にてワークショップ「医師向けの鍼治療講座」を講演。

 

 

・・・この学会にも、今回初めてお邪魔しまして、座長を関隆志先生にやって頂くことが出来まして、大変光栄でありました。

 

 

 

 

以上、2023年の9月以降は、上記の25講演を、やったり聴いたりしつつ、毎週の東洋鍼灸専門学校での講義は、普通にやっておりました。笑

 

 

・・・いやあー、流石にちょっとこれ、やり過ぎでしょ。苦笑

 

 

まあいずれ、どっかのタイミングで、ガッツリと充電期間に入ろうと思っています。

 

 

そしてまた、激しく放電しましょう。笑

 

 

しかし、今年もすでに色々と、外部での仕事が決まってきています。苦笑

 

 

2024年も、まあほどほどには講演活動もやろうと思っていますが、何よりコロナが明けたことで、2019年で止まっていた、海外研修を再開する流れになりそうです。

 

 

 

そういった全てを、日々の臨床、一鍼一鍼に還元して参りますので、皆様、お楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

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今週からの講演スケジュール

2023.11.21

 

 

 

 

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さて、今週末から、今年を締めくくる、怒涛の大仕事の連続が始まります。

 

 

まずは、何度も告知させて頂きましたが、今週末、11.26(日)に行われる、第41回、日本東方医学会学術大会

 

 

ここでは、不肖私が会頭の大役を務めさせて頂きます。

 

 

お陰様で、近年では最高の申し込み人数を頂いており、医学生、鍼灸学生の参加も多く、オンラインとのハイブリッドや、事後のアーカイブ配信がメジャーになった現在では珍しく、

 

完全対面リアルのみで、しかも若者が多いという、大変活気のある会になることと思います。笑

 

 

そしてもちろん、今週も来週も再来週もその次も、いつも通り、水曜日の東洋鍼灸専門学校での朝晩の実技講義は、普通にあります。。。

 

(東鍼校の年内最終講義は12.20(水)です。)

 

 

さらに、来週の11.30(木)の夜は順天堂大学東洋医学研究会での定例シリーズ講義「病邪弁証・六経弁証」

 

 

これは中医学の基本的な内容ですが、とても重要な部分です。

 

 

もちろん抜かりなくやります。

 

 

そしてさらに週末、12.2(土)の夜はドクターズプライムアカデミアでの講義「臓腑経絡学の最重要点」

 

 

これは実は2018年の年末に、東京衛生学園で行われた、北辰会の代表講演の前座で講義した内容の、復刻改訂版です。

 

 

これもひっじょ~~に、重要な講義です。

 

 

そして、なんとその翌日、12.3(日)(一財)東方医療振興財団主催の市民公開講座「鍼灸の底力」です。

 

 

久々に一般人向けの講演であり、これも気合い入れていきます。

 

(すでにうちの患者さんで、数十人は埋まっているようです。笑)

 

 

一般人に対して、臨床家が、本格的な東洋医学の話を噛み砕いてする機会って、意外とないと思います。

 

 

一般の方はもちろん、鍼灸学生、医学生の皆さんにも、十分楽しんでいただける内容になっております。

 

 

そしてその翌週の12.10(日)東京衛生学園にて、実に4年ぶりに行われる(一社)北辰会代表講演「鍼刺要旨—刺鍼の要諦―」です。

 

 

私からは、午後一に「近現代の日本の鍼術」のお話をしますが、これまたなかなかディープで、永久保存版な内容です。笑

 

 

これも調べていると、色々新しいことが分かってきて、面白い。

 

 

そしてそして、年内最後の大イベントは、12.17(日)に静岡で行われる、第27回、日本統合医療学会学術大会です。

 

 

ここでは「医師のための鍼灸ワークショップ(北辰会方式鍼灸治療と、医師ー鍼灸師の連携について)」を、朝から二時間に渡って行います。

 

 

で、12.20(水)東洋鍼灸専門学校での講義を最後に、年内の講義を終わります。。。

 

 

・・・以上、東鍼校でのいつもの講義を入れたら、1か月の間に、大きな講演も含む全16コマ、気合い入れていきます!!

 

 

「鍼灸臨床だけやってりゃ満足」「患者さんがいればあとは特になんもいらない」と公言してきた竹下が、ずいぶんとまあ、人前(教壇)に立つようになったもんです。苦笑

 

 

「呼ばれるうちが華」と、オファーを有難く受けていたら、いつの間にかこうなりましたが、僕はこれもまた、臨床に大いに還元できる、貴重な経験の数々だと思っています。

 

 

常にアウトプットをすることで、強制的に基本に帰らされるし、臨床上重要な、色々な諸概念に対する理解が、常に更新、洗練され続けます。

 

 

ですので、今後も、体力の続く限りは受けます。

 

 

もちろん、現在清明院は、コロナ禍が明けて、来れなかった患者さんがだいぶ戻ってきていますので、毎日数十人の患者さんを診させて頂きながら、上記のスケジュールをやります。

 

 

個人的には、今年は後厄ということで、年の初めから何が起こるか、何が起こるかと、常にビビっていましたし、今でもかなり警戒していますが、どうにか気持ちよく乗り切れそうです。

 

(もちろん最後まで気を抜きませんが。)

 

 

皆様、私の渾身の全講演、全部聴きに来てください。笑

 

 

日本東方医学会学術大会の申し込みはこちら

 

11.22(水)まで!)

 

 

ドクターズプライムアカデミアの申し込みはまだ未公開のようです。(公開され次第アップします。)

 

 

(一財)東方医療振興財団主催、市民公開講座の申し込みはこちら

 

11.29(水)まで!)

 

 

(一社)北辰会関東支部代表講演の申し込みはこちら

 

12.2(土)まで!)

 

 

第27回、日本統合医療学会学術大会の申し込みはこちら

 

12.15(金)まで!)

 

 

そして、来年もすでに3つ、色々な団体から特別講演のオファーを頂いております。

 

 

もちろん頑張りますが、来年はどっかのタイミングで、南国一人バカンスしたいなー。。。笑

 

 

 

 

 

 

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第54回、順天堂東医研で喋ってきました!

2023.08.18

 

 

 

 

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7.20(木)は、第54回、順天堂東医研で喋ってきました!!

 

 

今回の講師は私です。

 

 

講義テーマは「東洋医学的診断法① 弁証論治総論~八綱弁証」ということで、ついに新シリーズ突入です!!

 

 

順天堂東医研では、鍼灸担当の私も湯液担当の長瀬先生も、東洋医学の学理の基本を「中医学」に置いています。

 

(もちろん、だからと言って他の考え方に対して排他的であったり、やたらに批判的であることはないと付言しておきますし、そこは学生にもいつも注意しています。)

 

 

世界中でも、いまや東洋医学教育といえばほとんど「中医学」が採用されています。

 

 

これは、1949年に建国された現代の中国(中華人民共和国)が、1950年代以降、現在に至るまで、東洋医学専門の医師免許である「中医師」育成に採用し、世界中に一生懸命広めまくった結果であり、

 

それが実際に教育に使いやすく、それを学んだ医師が、医療現場で活躍出来るだけの内容を持っているから、でしょう。

 

 

その中医学の基本が「整体観」と「弁証論治」であります。

 

 

この辺の話に関しては、過去に何度も書いています。

 

カテゴリ「中医学」参照

 

 

1950年代に「弁証論治」という考え方を発表なさったのは、北京中医学院(日本で言えば東大医学部みたいなもん)の教授である任応秋先生(1914-1984)であり、

 

1970年代の日中国交正常化以降、この任応秋先生をいち早く日本に招いて、講演を企画したのが、当時の医師東洋医学研究会(現、日本東方医学会)谷美智士先生だったりします。

 

 

何やら、深い御縁を感じます。

 

 

ところで私が、清明院開業前に、職場の後輩や内輪の仲間相手に、夜な夜な、基礎中医学を一から講義していたなんてのは、実に20年以上前の話です。苦笑

 

 

でも20年経って、様々な経験を経て、私も喋り手として、臨床家として、かなりパワーアップしていると思います。

 

 

・・・さあこれから、中医学の基本中の基本となる各弁証法に関して、全てマルっと講義しようと思います。

 

 

基本というのは、何十年経っても変わりません。

 

 

永久保存版でいきます!

 

 

 

 

 

 

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第26回 日本病院総合診療医医学会に登壇してきました。

2023.03.06

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2.18(土)~19(日)の二日間、宇都宮で行われた第26回、日本病院総合診療医学会にて登壇させて頂きました!

 

 

今回の大会テーマは「DIAGNOSTIC EXCELLENCE 総合診療、これからの診断学」ということで、大会長の志水太郎先生が、日経メディカルのインタビューに

 

「診断学の未来を創る、歴史的2日間にしたい」

 

とまで仰っている本大会の末席に加えて頂いたことを、大変嬉しく思います。

 

 

時間枠は19日の最後、シンポジウム「東洋医学、とても役立つもう一つの診断学」というテーマで、いつもお世話になっている長崎の寺澤佳洋先生を座長に、

 

清明院初代研修医、三井記念病院の増田卓也先生との三人でやりました。

 

 

いわゆる日本漢方の中心的な考え方である「方証相対」と、中医学の基本的な考え方である「弁証論治」を、西洋医学の診断学における「System 1」「System 2」「Pivot and Cluster Strategy:PCS」と対比させながら説明する、という試みでした。

 

 

巷では、脈も舌も腹も診ずに、また「東洋医学的な問診」もかけずに、西洋医学的な病名や症状のみから、安易に漢方を処方したり、西洋医学的な治療が行き詰まっているからと言って、

 

「まあ漢方でも・・」

 

とか、

 

「漢方ぐらいしか・・」

 

と、いわゆる「病名漢方」「症状漢方」「でもしか漢方」みたいな出され方が横行し、挙句の果てにはその考え方で濫用されたエキス製剤が枯渇するとか、有害事象が発生するという事態に陥り、

 

生薬資源の無駄遣いが囁かれる現代日本において、こういうシンポジウムがなされたことは、大変喜ばしいことだと思います。

 

 

当初は、同時刻に別の会場でやっている講義も非常に強力であることから、100人くらい入る教室で、5人とかしか来なかったらどうしようか・・・、とか言っていたんですが、

 

意外と、数十人もの先生方に熱心に聴きに来ていただき、質問も活発に出て、講演後は多くの先生方と名刺交換し、学会後にメールのやりとりで繋がることが出来て、

 

やはりリアル開催の学会は良いなと、再認識しました。

 

 

今回は他にも、増田卓也先生は一般発表(Best of Best Abstracts)でも「東洋医学の臨床推論―診断学を駆使した弁証論治を目指して―」というタイトルで発表なさり、

 

清明院二代目研修医、丸山晃央先生はポスター発表で「東洋医学的なアプローチが奏功した9歳女性の起立調節障害の一例」を私と連名で発表なさり、

 

(一社)北辰会の小児科医である、和歌山の児玉和彦先生は初日の最後に「小児・青年期の診断」というテーマで御講演なさいました。

 

 

皆さん爆裂してて、最高でした。

 

 

私もこの業界に入って23年になりますが、医師の学会に朝からフルで参加したのは初めてのことで、何から何まで、大変刺激的でした。

 

 

やはり、本当に患者さんのことを考えるなら、東洋医学と西洋医学は積極的に組むべきですね。

 

 

多くの臨床医の、学会での姿に触れることが出来たのは、私にとって大変貴重な経験になりました。

 

 

この学会に登壇するのは去年の夏以来2回目なんですが、今年は他にも、西洋医学の学会で登壇することがありそうです。

 

 

まあこうやって、少しづつでも理解者を増やし、患者さんのために、組める人と組んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会関東支部定例会に参加してきました!

2023.02.03

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1.29(日)は、北辰会関東支部の定例会に参加してきました。

 

 

今回は本部から原元氣先生も見えて、再び丸1日実技、テーマは「腹診、原穴診、打鍼」という内容でした。

 

 

私は今回も1日指導。

 

 

腹診も原穴診も、打鍼も、やってないとうまくなりません。

 

 

しかも、原穴診の結果、腹診の結果、その他、あらゆる診察法の結果を頭の中で瞬時に纏め、最小限の処置で最大限の効果を得ようとするのが北辰会方式です。

 

 

勉強会で月に一回教わって、その時は「なるほどー」とか思っても、また次の日から全然違うことしかやってなかったら、絶対に身に付きませんね、こういったプロの技術というのは。

 

 

北辰会の全学術は、実際に病める患者さんを治すためのもの、鍼灸治療のプロのための学術です。

 

 

そして、膨大な古典や中医学の知見の中から、黎明期から考えたら50年くらいの時間をかけて実際に拾い上げて、日々の臨床で追試してみて、間違いなく使えると検証済みの診察法、治療法を教えています。

 

 

ぜひとも、しっかりと覚えて、多くの病める患者さんを救ってほしいと思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

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