東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診に関して64(⑨女性・男性に関わる問診:男性生理(男性カルテ)③)

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

先週に引き続き、「⑨女性・男性に関わる問診:男性生理(男性カルテ)」に関して、書いていきたいと思います。

 

 

2. カルテ内容からわかること

 

 

 

C.射精頻度

 

 

 

射精頻度は、健全健康な人の場合、若いうちは盛んで、40代・50となるにつれて徐々に減退していくのが生理です。

 

 

 

『素問』上古天真論の天癸の変化を時間軸の目安として、射精状況の変遷をおおよそのグラフとして示してもらいます。

 

 

グラフ化することによって、年齢不相応に極端に低減(あるいは過剰)している時期がないかに注目することができます。

 

 

 

もしそういう時期があれば、七情の問題の有無や肉体過労の有無、生活環境・家族環境の変化と関連があるのかどうかを考え合わせます。

 

 

 

また、明らかに、射精頻度が高すぎて、房労による勞倦になっていないかどうかも調べることもできます。

 

 

 

ちなみに、貝原益軒の『養生訓』では、『千金方』を参考にしており、『千金方』では、男女交接回数を

 

 

 

「20歳では4日に1回もらす。30歳の者は8日に1回もらす。 40歳の者は16日に1回もらす。50歳の者は20日に1回もらす。

 

60歳の者は精を閉じてもらさないが、体力は盛んであれば1か月に1回もらす。60歳を過ぎて性欲がなければ、閉じてもらしてはいけない。」

 

 

 

とありますが、あくまで参考までとします。

 

 

 

年齢不相応に性欲が充進している場合、生理か病理かの区別が大事になります。

 

 

 

例えば、新婚でもたまにしか一緒に居ない生活環境の場合、連続して複数回の性交があってもこれは病理ではありません。

 

 

 

また、毎週 3~4 回の性交があれば、身体が壮健で精力旺盛だそうです。

 

 

 

性欲充進の病因病機として、①肝欝化火②陰虚火旺が挙げられています。

 

 

 

D. 精液の色

 

 

 

正常な精液は、乳白色~灰白色の不透明な液体で、一回の排出量は2~6mlです。

 

 

 

粘欄で、腥い(栗の花の)臭いがあるものが正常です。

 

 

 

もし、無色透明でサラサラしており、臭いもない精液が出る場合は、虚寒証です。

 

 

 

黄色で粘調度が高く、臭いがきつい場合は湿熱下注。

 

 

 

精液に血が混ざり、鮮紅や淡紅色のもの、あるいは血塊が混ざる場合、血精の可能性があります。

 

 

 

次週に続きます。

 

 

 

お楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

 

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こんばんは 謝敷です。
 
 
 
 
 
 
2月も早いもので中旬ですね。早い…ですね笑
2月はバレンタイン押しの町でしたが、
そんな中、猫の月だ(2月22日にゃんにゃんにゃん)!という商戦も見つけました。
 
 
 
 
 
今日は何だろうかと…調べたら、
語呂合わせで「似(2)合う色(16)の日」とか、
日本で初めて天気図が作られたことにちなんで「天気図記念日」、
NHKのためしてガッテンで、寒天が報道されてブームになったから「寒天の日」だとか…
特に最後の寒天の日で、なんでもありなんだな、と思いました笑
こういうなんだか江戸からありそうな日本人の長閑な感じ、嫌いでないです笑
 
 
 
さて、Practice based Evidenceについての論文を読んでいます。
この意義を検討するため、RCTの課題や限界を整理しているところです。
 
 
 
 
今日は、RCTの最後の課題、そしてやっとPBEの導入を見ていきます。。
 
 
 
 
 
 
最後の課題として提示されていたのは「コスト」です。
実際、RCTを行うためには、
被験者のスクリーニングや、モニタリング、データ収集等、
厳密な研究計画に沿った運営が必要があり、多くの費用が必要となります。
 
 
 
 
 
米国が行った統合失調症に対する抗精神薬の有効性と副作用を検討した研究
(Clinical Antipsychotic Trials of Intervention Effectiveness)では、
1,493人の患者さんを追跡し、6,400万ドルの費用がかかったことが紹介されています。
 
 
 
 
このようなコストに加え、RCTはこれまで見てきたように、
治療そのものの純粋な効果を検討することと、
一般臨床に近い多様な集団における反応を検討する
という、2つのバランスの難しさを抱えていました。
 
 
 
 
 
 
 
そこで、代替案として、すでに収集されている患者特性と
その治療内容が入力された観察データを用いる方法が紹介されています。
しかし、これらのデータは、対象者が無作為化されていないため、
効果の違いが治療によるものなのか、
患者さんの背景による他の因子によるものなのかを
区別することが難しいという課題が残ります。
 
 
 
 
 
こうした問題を解消するため、
既存データを用いて、治療効果の偏りのない推定値を算出し、
情報収集できていない交絡因子(その他の影響する要素)の影響を抑える方法も開発されてきました。
しかし、これらの方法には、高度な統計学的知識を要すること、
また検証困難な仮説に依存してしまうことから、
臨床家にとっては、理解しにくいものとなっているようです。
 
 
 
 
 
 
そこで、治療方法の有効性の検討に際して、
なるべく不確実性を減らすため、
実際に診療している臨床家が重要と考える
包括的な患者情報、治療除法、転記データを収集して検討する方法が提案されました。
その一つがpracticebased evidence for clinical practice improvement (PBE-CPI)です!
 
 
 
 
 
 
 
やっと出てきましたPBE-CPI!
「医療」であるからには、科学的な説明は不可欠です。
でも「医療」は「医学」という単純科学ではなく、
多様な心理的・社会的背景や生活習慣を背景に持つ複雑な生き物である「人間」を対象としています。
 
 
 
 
 
 
この難しそうで、だからこそ楽しそうな課題に、
PBE-CPIはどのような提案をしているのでしょうか。
来週も続きを読んで参ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(参考文献)
Horn SD, Gassaway J. Practice-based evidence study design for comparative effectiveness research. Med Care. 2007 Oct;45(10 Supl 2):S50-7. doi: 10.1097/MLR.0b013e318070c07b. PMID: 17909384.
 
 
 
 
 

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