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こんばんは☆
吉澤です!
先週に引き続き、「⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査)」に関して、書いていきたいと思います。
3.昼夜との関わり
“故陽氣者.一日而主外.平旦人氣生.日中而陽氣隆.
是故暮而收拒.無擾筋骨.無見霧露.反此三時.形乃困薄.”
『素問』生気通天論
人体は、 1日24時間の陰陽とも同調しています。
最も陽気の高まる昼間~夕刻に人間も最も陽気が盛んとなり、
4.風向き
“風従其所居之郷來.爲實風.主生長養萬物.従其衝後來.爲虚風.傷人者也.
主殺主害者.謹候虚風而避之.”
『霊枢』九宮八風
“黄帝曰.願聞歳之所以皆同病者.何因而然.少師曰.此八正之候也.”
『霊枢』歳露論
その季節特有の風向きがあります(夏は南~南東の風、冬は北~
5.月齢
“月始生.則血氣始精.衛氣始行.月郭滿.則血氣實.肌肉堅.月郭空.則肌肉減.
経絡虚.衛氣去.形獨居.是以因天時而調血氣也.”
『素問』八正神明論
気血が大いに弱っている重病患者においては月齢の影響を大きく受
6.天地陰陽・四時陰陽に従った刺鍼術
a.月齢と正気の弱り具合
大きく正気の弱っている患者に対して新月あたりは強く潟法は施さ
b.季節、風向
春であれば上へ上へ気が昇るから、気を下げるような治療を考えます。
春の花粉症や喘息など、上へ上へ突き上げるものは、必ず気を引き下げなければいけません。
上に取穴するか下に取穴するか、多面的観察がこのとき活きてきます。
風向きは東西南北から吹き、春には東から、夏には南から、
また、その季節に吹くはずのない風向きであれば、逆風(邪風)となります。
そういう場合には、慎重に穴を使わなくてはいけません。
例えば、台風が近づくと、外界の湿熱が一気に過度となる。
湿熱の影響を大きく受ける患者には、台風が去った後で治療するのが賢い選択肢ですが、
このように、治療の原則論に合わせ、
次週に続きます。
お楽しみに!
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
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こんばんは。齋藤です。
とうとう今年も残り2か月。
張り切っていきましょう。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
前回は、血と心神の関係に関して書きました。
今回は、血と肝に関して書いていこうと思います。
東洋医学における「肝」には、色々と働きがあります。
その中で血に関する働きとして、血を貯蔵し、血流量を調整する「蔵血作用」があります。
血が何かしらの原因で虚して不足すると、様々な症状が出てきます。
まずは、肝血不足について書いていきます。
血液の流量の調整する働きが失われ、全身の各処に血液が充分に行き渡らず、様々な機能低下を招きます。
肝は眼や筋肉、関節、爪などと非常に深い関りがあります。
眼や爪、筋肉、関節などに問題が発生したり、肝は血海とも言われ、血海が不足すると月経の量が少なくなったり、閉経してしまったりします。
この他にも、肝に蔵される血が不足することで、肝の働きが低下し、疏泄の低下などを引き起こす可能性もあります。
こういった部分に関しては、意図的に問診をして、明らかにする必要はあると思います。
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.11.25
牙齦萎縮(がぎんいしゅく)とは①2025.11.24
感謝を込めて2025.11.23
第43回日本東方医学会2025.11.22
婦人科⑪2025.11.21
反応の違い2025.11.20
治療原則―三因制宜2025.11.19
問診に関して54(⑨女性・男性に関わる問診:月経(女性カルテ)②)2025.11.18
牙歯焦黒(がししょうこく)とは②2025.11.17
血の病㉔2025.11.16
プラセボとは(同一化の法則)⑩2025.11.15
婦人科⑩2025.11.14
関心ごと2025.11.13
治療原則―調整陰陽2025.11.12
問診に関して53(⑨女性・男性に関わる問診:月経(女性カルテ)①)2025.11.11
牙歯焦黒(がししょうこく)とは①2025.11.10
血の病㉓2025.11.09
プラセボとは(同一化の法則)⑨2025.11.08
婦人科⑨2025.11.07
良い季節2025.11.06
治療原則―扶正祛邪2025.11.05
問診に関して52(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査④)2025.11.04
牙疳(がかん)とは②2025.11.03
血の病㉒2025.11.02
プラセボとは(同一化の法則)⑧2025.11.01
婦人科⑧2025.10.31
慎重かつ安全に2025.10.30
治療原則―治病求本2025.10.29
問診に関して51(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査③)2025.10.28
牙疳(がかん)とは①2025.10.27
そろそろ立冬2025.10.26
プラセボとは(同一化の法則)⑦2025.10.25
婦人科⑦2025.10.24
良い刺激2025.10.23
臓腑弁証―腎の病証2025.10.22
問診に関して㊿(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査②)2025.10.21
牙歯浮動(がしふどう)とは②2025.10.20
10月20日2025.10.19
プラセボとは(同一化の法則)⑥2025.10.18
婦人科⑥2025.10.17
身近なもの2025.10.16
臓腑弁証―肺の病証2025.10.15
問診に関して㊾(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査①)2025.10.14
牙歯浮動(がしふどう)とは①2025.10.13
血の病㉑2025.10.12
プラセボとは(同一化の法則)⑤2025.10.11
婦人科⑤2025.10.10
後期は実践2025.10.09
臓腑弁証―脾の病証2025.10.08
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牙歯痠弱(がしさんじゃく)とは