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先日は久し振りに午前中が空いていたので、お布団を干しました!
お日さまにあてたお布団てぽかぽかして本当に気持ちがいいですね
************************
最近読んでいた本に、色々と考えさせられることがありました。
E.キューブラー・ロス『死ぬ瞬間-死とその過程について』
精神科医の著者が、病院で死が近づいている末期の患者さんへインタビューを行い、
現在や現在に至る精神状況についてや
家族、医療スタッフとの関係、
まわりに望むことなどについて語ってもらった記録です。
患者さんだけでなく、家族についてもインタビューを行い掲載しています。
200人へのインタビューを通じ
「死」ということが
絶命するその瞬間のことのみでなく
「不治の病」と告知されてから、絶命するまでの過程にあり、
人生の最終段階においてひとが感じる不安や恐怖、希望といった心の動きを研究した本として金字塔的な著作であると、薦められたのがきっかけで読み始めました。
書籍では、著者が患者さんの精神の変化として挙げる五段階
否認と孤立
怒り
取り引き
抑鬱
受容
の流れに沿いインタビューが掲載されています。
病院でのガン患者さん中心のインタビュー、自分のおかれた状況を言語化できる人が対象で
大なり小なりキリスト教の教育がバックボーンとしてある
ということで、日本人の状況とは異なるだろうと感じる場面も多々ありましたが、
患者さんの表面的な言動の真意や、それが伝わらないゆえの家族、医療スタッフとの葛藤については考えさせられることが多かったです。
一番心に残っているのは、
患者さん本人は死を受け入れるための準備があり、死について語りたい場合もあるのに、まわりが死をタブー視していると、それに関する話題を避けようとしたり、表面的に患者さんをなぐさめようとして、
患者さんが本当に望んでいる会話ができないことがある
という点です。
こちらが「死」をいけないことだと思っていると、無意識にも話題を避けてしまう
これは死だけでなくて、他の病気や、痛み、認知症などへの恐怖についても押し広げて考えることができると思いました。
なぐさめたり、励ましたりすることを求められる場合もあるけれど
ただ話を聞いてほしい、受け入れる過程で不安について語りたい場合もあること
「認めたくない」という段階にある相手に
無理やりこちらの理論で(それが客観的にみて事実でも)何かを認めさせることはかえって逆効果なこと、
など、ふだんの往診に置き換えて読んでいると、自分なりの発見がありました。
患者さんの気持ちについて整理して考える、よいきっかけになりました。
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この期間は道路がすいているので往診の移動がとてもスムーズです!
さて、今日は、前回ブログで御紹介したおりものについてのお話を一度中断して、今回は「子宮移植と妊娠」のニュースについて書きたいと思います。
*************
4/12に22歳のトルコ人女性がドナーにより提供された子宮で妊娠2週目であるというニュースが発表されました。
この時点で、陽性反応がでてすぐの発表であったと思います。
彼女が入院しているのはトルコのアクデニズ大学病院
4/29の時点で妊娠6週、胎児の心拍もエコーで確認され、母子ともに経過は順調だそうです。
この女性は世界で5000人に1人の確率で発生するといわれる、生まれつき子宮がない状態で、2011年に死亡したドナーの女性から子宮の提供を受けました。
今回御自身の卵子で妊娠されたということで、卵巣はもともと備わっていたと思います。
子宮の移植後も医師たちは慎重を期して18か月経過観察しており、その間生理も順調であったということで今回の体外受精、移植、そして妊娠の流れとなりました。
子宮移植については、すでに10年以上前サウジアラビアで閉経後のドナーから20代女性への移植の例もありましたが、生理はきたものの術後14週で合併症が起こり摘出となったため、移植が成功したこと自体が世界初であるそうです。
また、スウェーデンでは2012年に子宮頸がんで子宮を失った女性と、生まれつき子宮がない女性の2人に、母から娘へ子宮移植の手術が行われて成功し、現在経過観察中であるということです。
今回妊娠したトルコ人女性は順調に分娩の段階となれば帝王切開し、その後移植した子宮を摘出する予定だそうです。
子宮は中医学では「女子胞/胞宮」と呼ばれ「奇恒の腑」に分類されます。
「蔵と寫」ふたつのはたらきを行う場所として大きな役割を担っていますが
子宮とかかわりが深い月経は「腎」「任/衝脈」「気血」など、体の状態が充実して初めて正常に機能します。
参考:女性生理と「心-腎-子宮」調節作用~(社)北辰会本部基礎コース昼講義
移植を行って、月経が順調におこなわれるということは、機能的な部分がスムーズに運行しているからで
手術の成功はもちろんのこと、もともと患者さんの体に十分な力があったからこそと思います。
こうして高度生殖医療にまつわる技術が進化していくと、ますます倫理的な問題が個々に投げかけられると思いますが、
芽生えた命、このまま、お母さんの生命力と赤ちゃんの生命力を活かして無事にこの世に生を受けることができるようにと願います。
参考
YAHOO!SHINE ”Womb Transplant Patient Derya Sert is Pregnant, Confirms Doctor”
AFP BB NEWS スウェーデンで母から娘への子宮移植手術に成功、世界初
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