東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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スポーツ障害と中医弁証論治

2018.05.28

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一般的に、鍼灸治療というと、スポーツ障害とか、運動器疾患、慢性の肩こり腰痛、というイメージがあるようだ。

 

 

因みに、上記のような主訴の患者さんは、清明院では、いないことはないが、少ない。(苦笑)

 

 

・・・でも、やらないことはない。

 

 

愁訴と関係のないところに一穴、それでよくなる運動器疾患は多い。

 

 

こないだも、スポーツ選手のシンスプリントや、ギックリ腰をスパッと治したばかり。

 

 

でもなぜ、そういう患者さんが少なくなるのか。

 

 

こういう症状を持つ多くの患者さんが、根本治療を期待していないからではないだろうか。

 

(根本治療を諦めているというか。)

 

 

この症状が出た理由は、ああでこうで・・、と説明し、同じような悪化条件にさらされても、肩こり腰痛を発症しないような体になろう、という気がない人が多い気がする。

 

 

多くは、単に気になる肩こりを気持ちよい強さでもんで欲しい、同じように腰痛をもんで叩いてほしい、電気をかけて刺激してほしい、そこにズーンと響く鍼を打って欲しい、

 

というのがニーズではなかろうか。

 

 

だから、清明院のような治療よりも、そういう治療をやっている施設へ行くのだろう。

 

 

僕もかつてそういう治療院や整骨院で働いていたから、非常によく分かるが、ここは諦めてしまわず、根本的体質改善、弁証論治をお勧めしたい。

 

 

十年後、二十年後が全然変わってくるはず。

 

 

 

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AIには鍼も弁証も出来ない?

2017.04.05

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こないだのabemaTVの「スマホで朝生!」が非常に面白かったですね。

 

(まだyoutubeに挙がっているかも。見てない人は見てみて~)

 

 

本家「朝生」よりも若い人多いし、荒れるから面白い。(笑)

 

 

AI(人工知能)で、世の中はどうなるか、というテーマ。

 

 

相変わらず、ホリエモンの鋭い指摘と問題提議が炸裂していました。

 

 

落合陽一さんの奇人ぶりも良かったですね。(笑)

 

 

このままAIがどんどん発達していくと、人間の職業がどんどん奪われていくそうです。

 

 

討論を聞いてても、本当にそうなるのかは微妙ですけどね。

 

 

でもまあ、AIには鍼は打てないね。

 

 

弁証も出来ない。

 

 

東洋医学は、前提として、人間が人間を触って診断治療する医学医療ですのでね。

 

 

人間が人間を触っての評価を基にじゃないと、判断がつかないんですよ。

 

 

ナンボAIが発達しても無理でしょうね。

 

(西洋医学の場合はどうなんだろうか。手術は厳しいかもだけど、薬の処方まではイケちゃうかもね。。。)

 

 

ここで、

 

「刺鍼は難しくても、弁証ならイケるでしょ!」

 

という人がいるかもしれないが、無理ですね。

 

 

北辰会方式では、その弁証の根拠に、詳細な「体表観察」というのを入れてまして、その体表観察は、観察者によって違った結果が出ますのでね。。。

 

 

まあただ、問診から体表観察までやらせてもらって、その情報を打ち込んだら、可能性のある証と病因病理を列挙してくれるぐらいまではイケるか。

 

 

でも治療まで考えると、やっぱ無理だわね。

 

 

ひっひっひ。(゚∀゚)

 

 

 

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「察証弁治」と「弁証論治」 2

2016.11.30

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前回のお話

 

「察証弁治」と「弁証論治」  参照

 

 

 

◆「察証弁治」と「方証相対」

 

 

「弁証論治」と言えば、「証を弁えて、論理的に治療する」一連の過程を言い、それは、現代中医学の基本になっています。

 

 

その現代中医学は、今や世界の東洋医学教育のスタンダードになってきました。

 

(というか、なっています。)

 

 

1840年のアヘン戦争以降、1955年くらいまで、約百年かけて、それまでの長ーい歴史をよく踏まえつつ、「弁証論治」という考え方が中国国内で形成されていくときに、

 

日本の医学の影響はなかったかと言うと、僕は少なからず「あったのではないか」と思っています。

 

 

◆参考 

 

「現代中医鍼灸学の形成に与えた日本の貢献」真柳誠

「中医学から見た日本漢方」平馬直樹

「曲直瀬道三の察証弁治」熊野弘子

「曲直瀬道三の察証弁治と中国医学の受容」熊野弘子

 

 

 

中国では戦乱の度に重要な医学書が散逸するのに対し、日本には重要な医学文献がいい保存状態で多く残っており、幕末の日本の医学者たちの文献学が世界最高峰であったのは、

 

森立之しかり、渋江抽斎しかり、このブログで紹介した通りです。

 

森立之という人物

墓マイラー10

渋江抽斎という人物

墓マイラー 25 渋江抽斎先生   参照

 

 

 

もともと、「弁証論治」と似たような考え方で、日本にあったのが曲直瀬道三(1507-1594)の「察証弁治」という考え方です。

 

 

でもまあ、曲直瀬道三の師匠である田代三喜(1465-1544)の、そのさらに師匠は中国人と言われています。

 

(諸説あるようですが。。)

 

曲直瀬道三(まなせどうさん)について

NHKに曲直瀬道三が参上!!

田代三喜(たしろさんき)という人物  

ツムラメディカルトゥデイ「漢方医人列伝 田代三喜」遠藤次郎 参照

 

 

要は、日本と中国は昔から、お互いに影響を与え合いながら、日本の医者も、中国の医者も、臨床現場、医学教育現場において、よりよいものを作ろうと工夫してきた歴史があります。

 

 

ところが、曲直瀬道三「察証弁治」は、難解であったのか、あまり日本の医家には定着せず、その後登場する医学界の革命児、吉益東洞(1702-1773)あたりから始まる、

 

「古方派」という学派の「方証相対」という考え方の方が、一般的には定着していったような歴史があります。

 

吉益東洞(よしますとうどう)について 参照

 

 

漢方家でない私が語るのは僭越なんですが、この「方証相対」という考え方は、要するに

 

「〇〇湯で〇〇という症状が治せる」

 

あるいは

 

「〇〇という症状が揃えば〇〇湯が効く」

 

という考え方だそうで、悪く言えば短絡的であり、今日よく批判の対象として問題になる

 

「症状漢方、病名漢方、症状配穴、病名配穴」

 

の根本的な原因である、という批判もある考え方ですが、一方で、分かりやすい、現場で運用しやすい、ピタッとハマれば特大ホームラン!

 

という側面もあるようで、現場の医師に好まれた歴史があるのでしょう。

 

 

この「弁証論治派」「方証相対派」の対立は、中国でも日本でも、未だに”一部では”続いていると言ってもいいと思います。

 

 

・・・うーん。

 

 

どうなんだろう。

 

 

 

仲良くやった方がいんじゃないすかね。。。(苦笑)

 

 

 

 

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「察証弁治」と「弁証論治」

2016.11.26

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明日、「弁証論治」について話します。

 

 

「弁証論治」というのは、「整体観(念)」と並んで、中医学の基本です。

 

「弁証論治」って何ですか?

全てにおいて弁証論治

やること為すこと弁証論治

「整体観」って何ですか? 参照

 

 

この「弁証」という言葉ですが、中医学ではなく、哲学用語としての「弁証」という言葉をネットなんか調べていくと、実に果てしない、難解な学問が待っています。(笑)

 

 

まあかつて、このブログ上で、哲学者であるヘーゲルやマルクスについて書きました。

 

ヘーゲルの弁証法 5

マルクスの弁証法 5   参照

 

 

東洋医学で「弁証」という言葉を使う時は、

 

「証を弁(わきま)えること」

 

というほどの意味です。

 

 

「証」とは、その時点における、病態の本質、メインとなる病理状態のことです。

 

 

つまり「弁証論治」とは、

 

「証を弁(わきま)えて、論理的に治療すること」

 

です。

 

 

これが今では、「整体観」と並んで、巨大な「中医学」という学問の基本となっています。

 

 

ところで、この考え方が生まれる全然前、日本の江戸時代に、「察証弁治(さっしょうべんち)」という考え方がありました。

 

 

この考え方を唱えたのは、以前このブログでも紹介した曲直瀬道三(1507-1594)です。

 

曲直瀬道三(まなせどうさん)について

NHKに曲直瀬道三が参上!!        参照

 

 

 

長くなったので続く

 

 

 

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やること為すこと弁証論治

2015.09.05

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この一週間、やることが多すぎて、若干、何が何だか分かんなくなりかけました☆

(さらに…)

全てにおいて弁証論治

2015.07.25

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新清明院が仕上がるまでは、鬼のようなスケジュールです。

(さらに…)

『弁証論治のための論理学入門』

2011.08.23

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こないだ、関西に行った時、大阪は鶴橋にあります、(社)北辰会本部の講師である堀内齋毉龍(さいりゅう)先生の天晴堂鍼灸院にお邪魔してきました。

堀内先生には以前から、陰に陽に、何かとお世話になっております。

僕は実はその時に、この本を、直接著者本人から、発売日前にゲットしておりました。(笑)

(さらに…)

「弁証論治」って何ですか?

2010.02.28

今日は、中医学の基本としてよく語られる「弁証論治」とは何か、について書きたいと思います。

僕もコレ、二十歳の頃、最初に本で読んだ時は、何やら難しそうな熟語だな~・・ワケ分かんなそうだな~・・と思いました。

 

そいで、辞書で「弁証」と調べてみたら・・・

「弁証法とは、哲学用語であり、世界の事物の変化や発展の過程を本質的に理解するための方法、法則であり・・・」

な~んて出てきて、ますます難しそ~・・!タスケテ~!もう無理~!!ってなっちゃいました。(苦笑)

 

・・・でも、あとからよくよく冷静に考えたら、実は「弁証論治」という言葉を理解すること自体は、意外と簡単なことでした。

 

まず、上に挙げたような、いわゆる哲学用語の「弁証」という言葉と、中医学の言う「弁証」という言葉は、意味が違います。

 

全く無関係でもない、という話もあるんだけど、まずは別物、と考えた方が圧倒的に理解しやすいと思います。

 

東洋医学では、「治療する、その時点における病理状態(病態)そのものや、病態の本質」のことを「証(しょう)」と言います。

 

まずこの「証」を判断してから、それに基づき、論理的に」治療を進めることを「弁証論治」と言います。

 

まさに、

「証を弁(べん)じて治を論ずる」

訳ですネ。

 


東洋医学、中医学の言う「弁証論治」というのは、そういう意味であります。

 

ちょっと難しく(というか詳しく)言えば、

「様々な東洋医学独特の診察法(四診法)のような、具体的な分析方法に基づき、様々な東洋医学独特の手法(鍼灸、漢方薬など)によって、

性質の異なる病変を、論理的に解決する方法、過程」

のことです。

 



 

大事なことなので、ここでさらに説明を加えます。

 

患者さんは、鍼灸院に訪れた時に、その時その場で突然、「今まさに」症状を発症した訳ではありません。

 

鍼灸院にかかるまでの間には、まず、これこれこういう体質を持って生まれ、これこれこういう条件がそこに加わったことがきっかけとなって、今回の症状を発症してから、

 

次にこうなって、次にこうなって、そして最後にこうなったから、今の状態に至った、だから診てもらいたいのだ~!という、言わば「病の歴史」というものがあります。

 

 

 

これを「病歴(既往歴・現病歴)」と言います。

 

 


この「病の歴史(病歴)」を、発症以前のそもそもの体質も含めて、まずは細かくお伺いし、それがなぜそうなったのか、「東洋医学的に」分析し、

 

その結果として、今、この瞬間が、「東洋医学的に」どのような状態なのか、それを表わすのが「証」です。

 

例えるなら、治療するその時点での「病気の断面図」のことが「証」です。

 


「証」を明らかにすることを「弁証(べんしょう)」と言います。

 


そして、「論治」ということは、それを「論理的に治療する」訳ですから、先ほど言った「病の歴史」がキッチリと東洋医学の理論でもって、ピシッと分析出来てなければなりません。

 

なのでよく、中医学の成書では

「弁証は論治の根拠であり、論治は弁証の目的である」

なんて言われます。

 

まあ、それがより正確に、的確に、シャープに出来るようになるために、わざわざ日曜日の度に勉強会に行ったり、飽きもせずに何冊も本を読んだりしてるんです。

 


僕らは毎日毎日、こういうことをやっている訳です。

 


決して超能力者なんかじゃないし、鍼が効くということは、何にも不思議現象、超常現象ではないんです。(笑)

 


もちろん、この医学の大前提としての「気」「陰陽」という、東洋の偉大な自然哲学を「あるものと考えて」こそ、の話ですけどネ。(苦笑)

 

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2026年7月の活動記録

2026.08.07

 

 

 

 

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2026年7月も、日々の臨床の傍ら、色々やっておりました!笑

 

 

 

 

 

7.5(日)は大阪で行われた(一社)北辰会、関西部会

 

 

今回のメインイベントは北海道の千葉顕嗣先生による「手指痛」の症例。

 

 

千葉先生は日々の臨床の傍ら、北辰会機関誌『ほくと』の編集長として、バリバリ頑張っておられる先生です。

 

 

「手指痛」という訴えは、けっこう多くて、安静を保つことが難しい部位でもあり、なかなか治りにくいのがありますね。

 

 

中にはリウマチなどの全身疾患、自己免疫疾患が隠れてる場合もあったりして、意外と侮れない症状です。

 

 

今回のはリウマチである可能性もないとは言いきれないような症例でしたが、弁証や手法を色々と試行錯誤しながら、結果的にうまく改善させた症例でした。

 

 

北海道にはまだ北辰会方式をなさる先生は少ないので、今後も千葉先生に頑張ってもらって、もっともっと増えて欲しいですね。

 

 

 

 

7.11(土)は清明院BBQ@京王屋上!!

 

 

 

 

BBQ、たまにやると良いね!!

 

 

この日は清明院ゆかりの医師たちも来てくれました!!

 

 

 

 

7.13(月)日本東方医学会の分科会であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)カンファレンス

 

 

今回は熊本の若手開業鍼灸師であり、最近綺麗になった北辰会公式HPの作成をなさった木山祐輝先生による「百会穴の一本鍼で、動眼神経麻痺が早期に改善した一症例」の症例検討会。

 

 

動眼神経に限らず、全身のあらゆる神経麻痺も、鍼灸をうまくやると奏効することがあります。

 

 

開業したてでヤル気満々の木山先生が、師匠である藤本蓮風先生の教えを忠実に守り、見事に麻痺の症状を治して見せた症例でしたが、出来たら症状を治した後も経過を観察できると、なお良かった症例だと思います。

 

 

また今回も脳神経内科専門医の先生からコメント、ご解説をいただくことが出来ましたし、時間が足りないほど、医師からも鍼灸師からも非常に活発な意見交換が出来て、素晴らしかったですね。

 

 

「医師と鍼灸師で、鍼灸師の症例を検討する」この活動も、今後まだまだ磨きをかけて、伸びて欲しい活動の一つです。

 

 

因みにこの勉強会は、毎月オンラインで開催しております。

 

 

どなたでも参加でき、次回は9.14(月)の20時~90分です!!

 

 

是非、こちらのページからお申し込み下さい。

 

(お申し込み下さった方には、アーカイブ配信もあります!!)

 

 

 

 

7.16(日)順天堂東医研の定例勉強会!

 

 

今回の講師は私で、テーマは新シリーズ、疾患別各論で、第1弾は「頭痛」にしました!

 

 

まあ、各論というのは、臨床現場でよく遭遇する症状に対して、東洋医学の基本的な考えを知っておく、という意味で非常に分かり易いと思います。

 

 

これまで、順天堂東医研ではシリーズ講義として、2018年12月の発足以来、約8年間の間、以下の6つのテーマでシリーズ講義をしてきました。

 

1.臓腑経絡学(十二臓腑経絡全て+奇恒之腑、奇経八脈、全9回)

2.基礎中医学(全6回)

3.弁証問診(全7回)

4.体表観察学(全7回)

5.東洋医学的診断法(各種弁証、全6回)

6.経穴学(十二経+奇経、奇穴、全9回)

 

上記の、全44コマ(1コマ2時間)は、動画、資料ともにすべて残っており、どの講義も永久保存版です。

 

 

興味のある医学生の方は、ぜひ順天堂東医研に参加して下さい。

 

 

さてこれから、各論シリーズを、これまでの内容も振り返りながら、先ずは10回を目指して、進めてみようと思います。

 

 

 

 

7.27(月)日本東方医学会主催「新・中医臨床カンファレンス」です。

 

 

こちらも月に一回のオンライン開催で、ここでは、医師による中医学的な臨床の最前線が、ありありと分かると思います。

 

 

この勉強会は、第一線の臨床家の先生のリアルな症例報告が聴けて、さらにそれを多くの医師や鍼灸師が、それぞれの立場から意見出しをする、非常に貴重な機会です。

 

 

今回は私用により、リアルタイム参加はかなわず、オンデマンドでの参加となりました。

 

 

今回はいつもお世話になっている、高嶺の森の診療所の関隆志先生の「芍薬甘草湯エキス製剤などが無効の足の痙攣の75歳女性」という、東洋医学の現場ではよく見かける症状の症例で、第一線の医師の先生方の対応や御見解が、非常に勉強になるカンファレンスでした。

 

 

今や患者さんでも、「足がつったら芍薬甘草湯」とか、「足がつったらツムラの68番」とか言っちゃって、かなり有名な漢方薬の一つなんですが、実は臨床はそう簡単なもんじゃないです。

 

 

足のつりというのは、東洋医学的に診ても血虚はもちろんのこと、寒邪や湿邪や陰虚や血瘀などなど、色々な原因から起こるものであり、そこはきちんとした診断に基づいて処置しないと、結局はなかなか治らなかったり、

 

ただ単につった時の症状緩和をするだけで、漫然と飲んでいるうちに甘草の副作用である「偽アルドステロン症」が問題になったり、ということもあります。

 

 

ですので、いつも患者さんには、本格的に治療目的で漢方を飲むなら、自己判断や、東洋医学に詳しくない先生の処方は止めて、きちんと1から10まで東洋医学的な診たての出来る、漢方専門の先生にかかって下さいね、とお伝えしています。

 

(もちろん、ただ単に”漢方専門医”の資格を持っている医師、という意味ではなく、です。)

 

(また、場合によってはこちらから紹介します。)

 

 

今回の症例はそういう示唆を含んだ、良い検討会でした。

 

 

次回は9.28(月)20時〜 (60分程度)となります。

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

 

 

・・・という感じで、7月もなんやかんやとやっていました。

 

 

7月は診療日が多かったし、色々な先生方と飲む機会も多かったので、素晴らしかったです☆

 

 

やっぱ臨床やりたいだけやって、酒飲んで、寝たいだけ寝る、これが究極かな。。。

 

 

まあ世の中を見れば、戦争は長期化しそうだし、地震など、ネガティブなニュースや不安なニュースも多く、この先、世界は、日本はどうなっていくのか、一庶民には分かりませんが、まあどうあれ、僕は毎日、新宿の路地裏で鍼灸治療を、やれるとこまでやるだけです。笑

 

 

 

なんかあったら、いつでも清明院に来ましょう☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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2026年5月の活動記録

2026.07.04

 

 

 

 

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2026年5月も、日々の臨床の傍ら、色々やっておりました!笑

 

 

 

 

 

5.11(月)日本東方医学会の分科会であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)カンファレンス

 

 

今回はなんと清明院スタッフ永井由梨先生による「コロナ後遺症の一症例 続篇」の症例検討会。

 

 

コロナ後遺症と言えば、今でもたまに遭遇する疾患でありますが、本症例は2025年の10月にDAPAで発表した症例の続編で、色々と苦心しながら、治療続行している症例でした。

 

 

前回から半年が経過して、順調に回復している様子が分かる症例でした。

 

 

鍼灸治療というのは、劇的に効く場合と、マッタリとゆっくりと効いてくる場合と、メインの症状はなかなか動かなくても、それ以外の症状や全身症状が改善していく場合など、色々なケースがあります。

 

 

いずれにせよ、諦めずに根気よく続けると、色々な良いことがあります。笑

 

 

また今回も時間が足りないほど、医師からも鍼灸師からも非常に活発な意見交換が出来て、素晴らしかったですね。

 

 

「医師と鍼灸師で、鍼灸師の症例を検討する」この活動も、今後まだまだ磨きをかけて、伸びて欲しい活動の一つです。

 

 

因みにこの勉強会は、毎月オンラインで開催しております。

 

 

どなたでも参加でき、次回は7.13(月)の20時~90分です!!

 

(症例は「動眼神経麻痺の一症例」の予定!!)

 

 

是非、こちらのページからお申し込み下さい。

 

(お申し込み下さった方には、アーカイブ配信もあります!!)

 

 

 

 

5.17(日)は大阪で行われた(一社)北辰会、関西部会

 

 

5.24(日)は東京で行われた同、関東部会

 

 

関西では奥村裕一学術部長による「今なぜ古典を読むのか」、関東では「前立腺肥大の一症例」の症例検討会がメインイベント。

 

 

だんだんと、若手が育って来ていますね。

 

 

良いことです。

 

 

・・・さあ今後の北辰会、どうなっていくか。

 

 

 

 

5.21(日)順天堂東医研の新年度2発目の定例勉強会!

 

 

今回の講師は私で、テーマは「経穴学⑨総まとめ」という内容で、2024年の10月から講義してきた内容のラスト回でした。

 

 

2018年に順天堂東医研が発足してから、約8年間の間、以下の6つのテーマでシリーズ講義をしてきました。

 

1.臓腑経絡学(十二臓腑経絡全て+奇恒之腑、奇経八脈、全9回)

2.基礎中医学(全6回)

3.弁証問診(全7回)

4.体表観察学(全7回)

5.東洋医学的診断法(各種弁証、全6回)

6.経穴学(十二経+奇経、奇穴、全9回)

 

上記の、」実に全44コマは、動画、資料ともにすべて残っており、どの講義も永久保存版です。

 

 

今回、新年度1発目だったので、これまでのシリーズ講義の紹介もしたので、まずまず良いスタートになったんじゃないかと思います。

 

 

出来れば全国82大学の医学部の「全て」に、当たり前に東洋医学研究会があって、出来れば普通授業の中にも東洋医学の講義があって、国家試験にも1割くらいは出て、漢方薬はもちろん、鍼灸にも、学生のうちから慣れ親しんで、

 

この医学に対して正確に、無理なく、穏当に理解をしている医師がバンバン世に出てくる時代を目指して、私もまだまだ頑張ります☆

 

 

 

 

5.25(月)日本東方医学会主催「新・中医臨床カンファレンス」です。

 

 

こちらも月に一回のオンライン開催で、ここでは、医師による中医学的な臨床の最前線が、ありありと分かると思います。

 

 

この勉強会は、第一線の臨床家の先生のリアルな症例報告が聴けて、さらにそれを多くの医師や鍼灸師が、それぞれの立場から意見出しをする、非常に貴重な機会です。

 

 

今回は本学会の会長である長瀬眞彦先生「嗄声」という、たまに見かける症状の症例で、第一線の医師の先生方の対応や御見解が、非常に勉強になるカンファレンスでした。

 

 

次回は7.27(月)20時〜 (60分程度)、主訴は「芍薬甘草湯エキス製剤などが無効の足の痙攣」となります。

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

 

 

5.29(金)-31(日)は岡山で行われた第75回全日本鍼灸学会学術大会にて、シンポジストとして参加してきました!!

 

 

我々のシンポジウムは「総合診療と地域の鍼灸院との連携」ということで、座長兼演者は清明院初代研修医の増田卓也先生、演者の一人は二代目研修医の丸山晃央先生という、清明院色の強ーい企画でしたが(笑)、

 

土曜の午前中にも関わらず、会場にはたくさんの先生方が聴講に見えて、注目度の高さをひしひしと感じました。

 

 

他にも獨協医大総合診療科の勝倉真一先生、沖縄中部病院総合診療科の崎山広大先生という、東京から始まった、「総合病院の総合診療科と地域の鍼灸院」による医鍼連携の輪を、地方で実践し、体現して下さっている2名の若手医師にも講演いただき、

 

これから「世界にロールモデルのない」超少子高齢化に突入し、2030年問題、2040年問題という重要な社会課題を抱えている日本にとって、地域医療の一つの在り方として、非常に重要な内容を含んだシンポジウムだったと思います。

 

 

個人的には、何気にこれまで全然ご縁がなかったので、全日本鍼灸学会への登壇は初のことで(苦笑)、なかなか新鮮な気分でした。

 

 

・・・まあとはいえ、別にどこに行っても竹下は竹下、いつも通りです。笑

 

 

多くの肯定的、好意的な御感想をいただいたので、今後も医鍼連携の輪を全国に広げるべく邁進しようと思います。

 

 

 

 

 

 

本学会の詳細なレポートは(一社)北辰会公式ブログに掲載されていますので、ぜひご一読下さい☆

 

 

 

 

 

・・・という感じで、5月もなんやかんやとやっていました。

 

 

 

世の中を見れば、戦争は長期化しそうだし、ネガティブなニュースや不安なニュースも多く、この先、世界は、日本はどうなっていくのか、一庶民には分かりませんが、まあどうあれ、僕は毎日、新宿の路地裏で鍼灸治療を、やれるとこまでやるだけです。笑

 

 

 

なんかあったら、いつでも清明院に来ましょう☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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