東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(一社)北辰会、第12回古典ライブを視聴しました。

2022.06.17

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6.5(日)の朝に行われた、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴しました!!

 

 

今回も岡本一抱(1655-1716)『万病回春病因指南』を題材に、「嘔吐・翻胃(おうと・ほんい)」というテーマでの講義でした。

 

 

これねー、意外と多いんです。

 

 

特に若い人で。

 

 

最近も、消化器内科の先生から、比較的若い患者さんの「FD(Functional dyspepsia 機能性ディスペプシア)」の患者さんを紹介して頂き、何例か診ているところです。

 

 

実は僕自身も、20代のある時期に、一過性でしたが、嘔吐癖のようなものがついてしまったことがあって、以前はお酒を飲んでも相当飲まなければ吐くことはなかったのですが、

 

少し飲んだだけで吐くようになり、酒を飲んでいなくても常に悪心があるような状態となり、結構苦労した思い出があります。苦笑

 

 

また、患者さんでは、もう10年以上前ですが、すい臓がんの末期の患者さんで、亡くなる寸前まで診させてもらった患者さんでしたが、最後はもう黄疸が出て、嘔吐が止まらず、

 

吸い飲みの水や、自分の唾液を少し飲んだだけでも真っ黄色の胆汁まで吐いてしまい、非常に可哀想だったのをよく覚えています。

 

(まさに今回の講義で言う”翻胃”、”上膈”の病の状況だったんでしょうね。)

 

 

このように、軽症から重症まで、非常に様々な思い出がよぎる嘔吐ですが、今回の講義では「胃の冷え」に注目しつつ、「脾胃は寒熱の偏りを嫌う」ことに着眼せよ、という内容で、非常に参考になりました。

 

 

具体的には、嘔吐を治す時に、もし胃の冷えが原因のものであれば、生薬では生姜や山椒が重要になるということです。

 

 

酒ばっか飲んで嘔吐する人に、乾姜を使うことが重要とは、湿熱や湿痰を攻下する事ばかりを考えていた、20代の頃の僕にはほとんどない視点でしたね。笑

 

(・・・あの当時、とある有名な漢方の先生が、僕に対して温剤を処方した意味が、少し分かりました。)

 

 

まあ、平たく言えば、吐くことによって邪気を排出する側面と、吐くことによって正気が傷られる側面があり、そのバランスをよく考え、かつ、吐くことの原因を慎重に追及しないと、なかなか治らないよ、ってことですね。

 

 

あとは、酒飲んだら、基本的には運動と利尿が重要で、むやみに下したらいけないよ、とか、奥村先生が以前から盛んに研究されている「膜原」に対する理解、というのも、重要な指摘ですね。

 

 

やはり膈膜ライン、帯脈ライン、その中心にある胃土エリアは重要だ、というところに行き着きますね。

 

 

また、今回も奥村先生の古典研究の精緻さが光っており、日本の江戸期の古典の中に引用されている、中国の古典にさらに当たって、その文章の内容の違いから、

 

各時代、各国の先生方の考えを類推するという、ベーシックだけど非常に重要な研究方法で、いつもながら、頭が下がる思いがしました。

 

 

こうやって、臨床上よくある症状でも、歴史を掘り下げると、非常に奥が深いことがよく分かりますね。

 

 

なお、本ライブ配信は北辰会会員限定企画です。

 

 

これを機に入会の方はこちらからぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会関東支部定例会に参加しました。

2022.05.24

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5.22(日)は、約二年ぶりに(一社)北辰会関東支部の定例会に参加してきました!

 

(4月は私用で欠席したので、5月からの参加です。)

 

 

今年度からは、取り敢えず1日丸々実技指導です。

 

(ただし、会員限定、事前予約性ですのでご注意を。)

 

 

午前中は基礎、午後は臨床ということで、体表観察の一つ一つの実技の基本を、二年ぶりですがいつも通り確認しながら行いました。

 

 

参加者は、二年ぶりに会う人もいれば、チョコチョコ会っている人も。

 

 

清明院の2021年度の研修医であった増田卓也先生も参加されており、非常に熱心に教わっておられました。

 

 

若手の医師が、東洋医学的な体表観察術を朝から教わりに来る、素晴らしいことです。

 

 

今後、きっと多くの患者さんが救われることでしょう。

 

 

二年ぶりの北辰会での実技指導でしたが、皆さんやはり熱心です。

 

 

一つ一つの触り方や、診方考え方をチェックし、所見を得たら、それを問診情報と繋げてまとめ、治療穴をはじき出す必要があります。

 

 

その上で、その治療穴に適切な手技で刺鍼する必要があります。

 

 

てなわけで、この医学をちゃんとやろうと思ったら甘くなく、なかなか先は長いのですが、それでも患者さんのためにも、自分自身のためにも、一歩一歩着実に作り上げていってほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研、アクティブラーニングイベントに参加してきました。

2022.05.11

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5.9(月)の夜は、順天堂東医研のAL(アクティブラーニング)イベントに、オブザーバーとして参加しておりました。

 

 

これはどういうものかというと、実は先日行われた第3回シンポジウムのスピンオフ企画のようなもので、あの時シンポジウムに登壇された千葉大教授の並木隆雄先生と、

 

その場で意気投合した順天堂教授の谷川武先生の発案によって、今年度の新入生の歓迎イベントとして、並木先生と、横浜薬科大准教授である伊藤亜希先生が行っている、

 

動画やオンラインを駆使した教育ツールであるAL(アクティブラーニング)というものを使って、全国の医大生みんなで漢方の初歩を学んでみよう、という企画です。

 

 

今回、そこまで大きく告知宣伝したわけでもなかったのに、全国16の医学部から、60名を超える参加者があり、大変盛り上がっていました。(゜o゜)

 

 

学生主催のイベントでこれは、なかなか凄いことで、今はあっという間にネットやSNSを介して全国の仲間と知り合うことが出来、イベントを行える、スゴイ時代です。

 

(もちろん、反面怖い部分もありますがネ。)

 

 

これを上手く使えば、自身の学術の研鑽、同じ考え方を持つ仲間の獲得には絶対有益だと思います。

 

 

また今回、嬉しかったことに、私の地元である群馬大学医学部の学生が多く参加しておりました。

 

 

実は、群大医学部は私の実家から徒歩5分の位置です。笑

 

 

小学生の時は群大のキャンパス内にあるイチョウの木の下で銀杏を拾っていましたし、中高生の時は群大の目の前にあるボーリング場と、併設されているゲーセンにたまっていました。笑

 

 

高卒後、群大医学部に進学し、今では立派な医師になった同級生もいます。

 

 

また、今から数十年前、蓮風先生が群馬で行った講演会の後の懇親会で、参加していた医大生に鍼灸医学を熱く語った様子の一部がテープ起こしされて、

 

北辰会機関誌『ほくと』に載っているんですが、その学生は群大の学生で、現在では有名な先生だったりします。

 

 

因みに私の母も叔母も、現在、群大病院にかかっていたりします。苦笑

 

 

そんなわけで、群大の子らはなんか他人に思えなくて、地元に帰ったような気分もして、なんか嬉しかったですね。

 

(まあ、群大生でも、群馬の子ばかりではなかったようですが。。。笑)

 

 

アクティブラーニングの学習ツールに関しては、私も今回初めて使ってみましたが、まあ、欲を言えば改善した方が良い点はあるとは思いますが、

 

基本的には何回も視れるし、好きな時間に視れるし、基本的知識を身に付けるには非常に有用なツールだな、と思いました。

 

 

東洋医学の概念、例えば「六病位」についてだったら、まずはそれに関する講義動画を視て、その後に知識を確認する問題が出て、回答を選択して、正誤を判定する、というものです。

 

(この動画が短いというのもいいですね。)

 

 

これを繰り返せば、自分が「六病位」のどこが理解できていないのか、すぐに浮かび上がる、というもので、厳しい受験戦争を勝ち抜いてきた医大生にとっては、こういうのはお手の物でしょう。

 

 

今後はもっともっとインターフェースやユーザビリティが向上し、恐らくyoutuberみたいな語り手も現れ、全体的にブラッシュアップされていき、基礎学習の主流になるんでしょうね。

 

(大学で行う座学授業、無くなっちゃうね。。。苦笑)

 

 

東洋医学の内容は膨大ですが、基礎的な内容自体は数千年変わらない訳なんで、こういうツールをうまく活用して繰り返し繰り返し学んで、会得したら、後が楽だと思います。

 

 

懇親会ではほんの少しですが、全国の学生さんとお話しすることが出来ましたが、いつもながら士気が高く、スゴイ可能性を感じましたね。

 

 

 

・・・さてさて、今年度も楽しみなことが色々ありそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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三旗塾主催、第19回中医オープンセミナーを視聴しました。

2022.03.25

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3.20(日)に行われた、お世話になっている金子朝彦先生が主催する第19回、中医オープンセミナーを、OD視聴しました。

 

 

こうやって、当日は用事でリアルタイム参加出来なくても、後からアーカイブ視聴できるのは非常に嬉しいことですね。

 

 

しかも一時停止してメモしたり、聴き直したり、すでに知っている内容のところは倍速再生したりも出来る、これも最高です。

 

 

今回の講師はなんと、清明院の初代副院長である松木宣嘉先生

 

 

彼は約10年前に清明院を退職し、現在は香川県の高松で開業しながら、鍼灸専門学校で教鞭をとりつつ、岡山大学の大学院に通って、学位をとるために奮闘中です。

 

 

20年前から知っていますが、常に勉強熱心であり、一見クールですがアツい男だと思います。

 

 

松木先生からは腹診のお話。

 

 

このブログにも何度か登場した、江戸末期、あの江戸医学館の多紀元堅(1795?-1857)の著作『診病奇侅』と、和久田叔虎(生没年不詳 18世紀末~19世紀初めころの人物)『腹証奇覧』『腹証奇覧翼』の内容を引きながら、腹診における重要点をまとめた、分かり易い講義。

 

 

章門という経穴、水分という経穴、あるいは腹部における動悸や「離れ」という所見などなど、腹診において重要な内容に関する江戸期の医家の見解をまとめてくれました。

 

 

後半は山梨の保坂明宏先生による「経産婦が逆子になる理由」という講義。

 

 

逆子についてはこのブログでも以前チョロッと書きました

 

 

保坂先生の講義では非常に詳細に、仙骨、仙腸関節、骨盤周辺、胸郭を中心に、患者さんの動作の異常から、それらの診察法を非常に細かく解説して頂き、

 

仙腸関節と側腹部の筋肉を調整することで高確率で逆子が改善できるという理論を解説して頂きました。

 

 

まだ若く、金髪でロン毛という個性的なルックスの先生ですが、非常によく勉強、実践しておられる様子が伝わりましたね。

 

 

講義も上手で、スライドの作り方も非常に上手だし、慣れているなと感じました。

 

 

今回の講師は二人とも僕より年下で若く、こうやってだんだん業界が年下だらけになってきて、俺もジジイになっていくんだろうな、という感じもしましたね。笑

 

 

こういう、まったく毛色の違う若手二人を思い切ってキャスティングした金子先生、流石です。<m(__)m>

 

 

こういうのはとてもいいことですので、今後も30代といわず、20代の無茶なやつらに、ビビらずにガンガン前に出てきてほしいと思います!!

 

 

かつて、昭和初期に東洋医学を復興しようとした先生方の多くは20代ですからね。

 

 

令和だからできないなんてことはない筈です。

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会、第10回古典ライブを視聴しました。

2022.02.17

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2.16(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!

 

 

今回も岡本一抱(1655-1716)『万病回春病因指南』を題材に、「鬱証」というテーマでの講義でした。

 

 

現代の心療内科分野でいう「鬱病」と、東洋医学のいう「鬱証」は違います。

 

(※クロスオーバーする部分はありますが。)

 

 

まずここを変に混同すると、後々、整合取れてない、訳の分からない話になっていきますのでご注意を。苦笑

 

 

・・・で、東洋医学的な「鬱証」においては、特に現代の都会暮らしの患者さんの多くにおいて重要なのが「肝鬱気滞(かんうつきたい)」という病理。

 

 

北辰会では、江戸期京都の名医、後藤艮山(1659-1733)「一気留滞説」を参考に、「気滞病理学説」を提唱し、様々な病気に鍼で対応しています。

 

 

この「肝鬱」という概念のベースになる「東洋医学的のいう”肝の臓”の疏泄作用」に関して、恐らく初めて述べたのは中国、金元時代の四大医家の一人、朱丹渓(1281-1358)です。

 

 

今回は『万病回春病因指南』以外にも、朱丹渓(1281-1358)『局方発揮』『丹渓心法』や、以前このブログでもとり上げた江戸期の高津敬節『鍼灸遡洄集』などなど、

 

様々な文献や方剤を参考に、北辰会の漢方医である竹本喜典先生の補足解説も頂きながら、東洋医学のいう「鬱証」に関して、非常に多角的に説明して下さいました。

 

 

今回印象的だったのは、「鬱証」の治療において、意外と温剤に力点が置かれている点。

 

 

鬱証を見る時に、その患者さんが冷えに偏っているのか、熱に偏っているのかの判断は重要です。

 

 

ここを見誤ると、余計に心身の状態が悪化してしまう場合があります。

 

 

コロナ禍によって、社会全体に閉塞感が漂っていますが、まさにこういう時に「鬱証」に相当するような病態が起こります。

 

 

清明院でもこの二年は灸法が大活躍しており、大いに納得しました。

 

 

アーカイブ配信で何度も繰り返して聴けるこの講義、2000円は安すぎます!!

 

 

 

会員の方は勿論、これを機に入会の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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第37回、順天堂東医研を視聴しました!!

2022.02.01

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1.27(木)の夜は、第36回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回の講師も、いつもお世話になっている吉祥寺中医クリニック院長の長瀬眞彦先生

 

 

講義の内容は

 

「六淫:内邪について 自分の内面をみてみると… 」

 

という内容。

 

 

以前このブログにも書きましたが、東洋医学には、西洋医学のように細菌やウイルス、細胞などという考え方はなく、独特な病因論があります。

 

 

それが「邪気」と呼ばれるものですね。

 

カテゴリ  邪気(発病因子)   参照

 

 

これは、主に自然界の極端な環境変化によって、外界から侵襲して来ると考えられる「外邪」と、様々な原因によって体内から発生する「内邪」とに分けられます。

 

 

外邪は中医学ではよく「六淫(りくいん)の外邪」と呼ばれて「風・寒・暑・湿・相・火」の6種類に分類され、それぞれに症状や病理、治療法が深く検討されています。

 

 

今話題のコロナウイルスなんかも、こういった考え方を応用して対処し、高い効果を得たという報告があったことは、すでに伝えた通りです。

 

新型コロナウイルス肺炎診療ガイドライン試行第8版(中華人民共和国国家衛生健康委員会弁公庁)日本語訳版

 

 

内邪については「内生五邪(ないせいごじゃ)」と呼ばれて「風・寒・熱・湿・燥」の5種類に分類されて、それぞれに症状や病理、治療法が検討されています。

 

(ここで、外邪も内邪も、性質はほとんど一緒であることは注目に値しますね。)

 

 

今回は上記のうちの「内生五邪」に関するお話。

 

 

暴飲暴食などの飲食の不摂生や、過度のストレス、睡眠不足などなど、日常生活における様々な要因によって、体内に「内邪」が発生すると、それに応じた症状、病変が起こってきます。

 

 

例えば、暴飲暴食から体内に「湿邪」が発生したとなると、湿邪性の症状や病変が起こることは勿論、外邪としての「湿邪」をも、感受しやすくなります。

 

 

それまでは大丈夫だったのに、曇りなどの湿気の多い日や、雨の日などには、鈍重感や鈍痛や痺れなど「湿邪」による病変を起こしやすくなります。

 

 

雨天前にこういった症状が強くなったという御経験のある方も多いでしょう。

 

 

中医学ではこれを、内と外の邪気が合わさってしまっている、という意味で「内外合邪(ないがいごうじゃ)」と言います。

 

 

これは場合によってはかなり危険で、急性の脳卒中や心筋梗塞などは、東洋医学的にはこういうメカニズムで発症することが少なくないです。

 

 

だから、その人に起こりうる病理を予測しておき、予め生活養生をし、内邪を作らないことが、あらゆる病気を予防することになる訳ですね。

 

 

今回も非常に分かり易い解説で、全国津々浦々の医大生の皆さんから、鋭い質問が乱れ飛んでいたのが印象的でした。

 

 

さて、次回は先日告知したように、2.24(木)19:00~21:00に行われる、

 

第三回 特別公開シンポジウム「東洋医学の学び方~伝統医学とどう向き合っていくか~」

 

です!!

 

 

今回は千葉大の和漢診療科の教授である並木隆雄先生をゲストにお招きして、いつもながら大変豪華な特別回となっております。

 

 

お申込みされた方には、事後のアーカイブ配信もありますので、当日視聴できない方もぜひご参加ください!!

 

 

お申し込みはこちらから、お早めにどうぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

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診療再開!!

2022.01.04

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皆様、改めまして、明けましておめでとう御座います!<m(__)m>

 

 

清明院、本日から、外来、往診ともに、診療再開しています。

 

 

年末にぎっくり腰を発症したご高齢の患者さん、もともと、パーキンソンのようなすくみ足の症状があったのですが、これがなぜか、ぎっくり腰の痛みがあるうちは、すくみ足が全く治ってしまっていたとのこと。

 

 

またそれ以外にも、ヒドイ坐骨神経痛の患者さん、年末に清明院で治療した後、一時的に痛みが悪化。苦笑

 

 

しかし、それが引いたら、なかなか変化しなかった痛みが、以前の半分ほどに減少。

 

 

患者さん、これを喜んでいいのか、微妙な反応。笑

 

 

・・・さあ、これらは東洋医学的には、どういう病理変化を意味するか。

 

 

こういう謎解きが、朝から非常に面白い。

 

 

やっぱ臨床、最高ですね。

 

 

 

 

・・・ところで年末のライジン、様々な議論を呼んでいるようで、いいですね~ 笑

 

 

身内や関係者だけが集まったような、体育館でやっているようなアマチュアの格闘技の大会では、ああいったことはないので、久々の3万人超満員の会場で、

 

テレビで生放送までして、やった後に様々な議論を呼んで、波風立ってこそのエンタメ、プロ興行、といったところじゃないでしょうかね。

 

 

改めて猪木は凄いですね。笑

 

 

この二年、コロナで日本中どころか世界中が全体的に元気がなかったように感じますが、徐々に元気と熱気を取り戻してきている感じがしました。

 

 

まあとはいえ、オミクロン株は日本でも着々と増加しているので、このまま1月2月と増えていけば、残念ながら再び自粛モードとなりそうですね。苦笑

 

 

 

・・・さて、今年も一歩一歩、確実にやります。

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会、第7回古典ライブを視聴しました!!

2021.12.01

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11.24(水)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!

 

 

11.24は二十四節気では小雪ですね。

 

 

立冬を過ぎ、冬至に向かう段階、養生が重要です。

 

 

今回のテーマは「鼻病」です。

 

 

 

最近で、鼻病に関するホットな話題といえば、コロナ後遺症の「嗅覚障害」ですね。

 

 

まあ、コロナに限らず、インフルエンザでも、普通のカゼであっても、熱が下がったり、食事がとれるようになったりして、ほぼほぼ回復した時に、嗅覚障害だけが残る、なんてことは、よくある話ですね。

 

 

私も最近、コロナ後遺症の嗅覚障害に関しては、数例ですが治療にあたらせて頂きましたが、そこまで深刻なものは少ないようで、普通に治療すれば順調に回復するものが多いようです。

 

 

 

・・・さて、これから第6波がどうなるか。

 

 

まあ、あとは「鼻病」と言えば花粉症や副鼻腔炎など、日常的によく診る訴えではないでしょうかね。

 

 

 

 

鼻病を診る上で特に重要なのは、表面的な冷えによって、鼻に熱が籠って、鼻塞や嗅覚障害が起こっているものです。

 

 

また、鼻は天門、口は地戸、その間に「人中」という経穴がある、よって、気付けで人中を使う意味を考えることが出来る、という話も、個人的には好きでしたね。笑

 

 

五臭は天、五味は地、五味の異常は重視されるけども、五臭の異常は軽視される場合がある。

 

 

鼻は明堂とも言われる重要な部位で、鼻病を軽視してはならない。

 

(因みに、上星穴の部分を明堂という古典もある)

 

 

 

その他、酒製大黄といって、大黄を酒で洗って使ったり、酒に浸して使ったりすることで、薬効が及ぶ位置を変えることが出来る、とか、脾胃へのダメージを軽くできる、とか、

 

そういった、漢方薬を理解するうえで欠かせない「修治」のお話や、以前このブログでも紹介した「一貫堂医学」の処方群で重要視される「黄連解毒湯」「荊芥連翹湯」のお話し、

 

さらに菅沼周桂(1706-1764)『鍼灸則』本郷正豊『鍼灸重宝記』その他の江戸期の重要な伝統鍼灸古流派の諸文献のお話し、

 

印堂と肺、奇穴の鼻通と胆などなど、重要な話が飛び出しまくるこの講座、是非チェックしてください☆

 

 

また今回も、漢方医である竹本喜典先生からもコメントがあり、厚みがありましたね。

 

 

まあ、まさに北辰会の飲み会みたいな内容なんですが(笑)、講義用にきちんと整備された内容になっていますので、これを2000円で聴けるのは安すぎると思います。

 

 

 

会員の方は勿論、これを機に入会の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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第28回 日本未病学会学術大会を視聴しました!

2021.11.28

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11.20(土)~21(日)に行われた、第28回、日本未病学会学術総会を視聴しました!

 

 

九州、沖縄ときて、今度は大阪です。

 

 

最近、毎週末、自宅のベッドにいながら、全国を飛び回っていますね。笑

 

 

今回、この学会には初めての参加です。

 

 

「未病」というキーワードに反応して、です。

 

 

この学会は、医師が中心の学会で、「予防医学」を中心に研究しているようです。

 

 

しかし、そもそも「未病」という言い方は東洋医学の言葉です。

 

 

我々のバイブルの一つである『黄帝内経素問』四気調神大論(2)に、

 

「是故聖人不治已病.治未病.不治已亂.治未亂.此之謂也.夫病已成而後藥之.亂已成而後治之.譬猶渇而穿井.鬪而鑄錐.不亦晩乎.」

 

「病気になる前に治療するのが大事!病気になってから治療するなんて、喉が渇いてから井戸を掘るとか、戦争が始まってから武器を作るようなもんだぜ!」

 

という有名な文章が出てきます。(意訳by竹下)

 

また、同じ素問の刺熱篇(32)にも

 

「病雖未發.見赤色者刺之.名曰治未病.

 

「五臓の病がどこに出てくるかを、顔の赤みを見て予想して、あらかじめ治療しとく、これを”未病を治す”というのだ~」

 

ともあります。(意訳by竹下)

 

 

また『黄帝内経霊枢』逆順篇(55)にも

 

「黄帝曰.候其可刺奈何.伯高曰.上工刺其未生者也.其次刺其未盛者也.其次刺其已衰者也.下工刺其方襲者也.與其形之盛者也.

與其病之與脉相逆者也.故曰.方其盛也.勿敢毀傷.刺其已衰.事必大昌.故曰.上工治未病.不治已病.此之謂也.」

 

「黄帝:鍼するタイミングっていつがいいの?? 伯高:うまい先生は、病が始まる前に鍼して治しちゃいます。まあまあの先生は、病がまだ盛んになる前に鍼して治します。イマイチの先生は、病が衰えた頃に鍼して治します。

 

で、ヤブ鍼医者は、病が猛烈な時に鍼したり、外見は良くても中身がダメなものに鍼したり、病態と脈が合わないものに鍼して失敗します。これが”未病を治す”道理でっせ~!!」

 

とあります。(意訳by竹下)

 

 

未病学会が使う「未病」という熟語は、もともと東洋医学のバイブルである『黄帝内経』の言葉なんですね。

 

 

そして、『黄帝内経』は、漢方薬の古典というよりも、どちらかというと気の医学を説いた、鍼灸の古典です。

 

 

ですので、未病学会に鍼灸の部会がないのは寂しい、という思いから、今回参加してみました。

 

 

発表内容は、公衆衛生学的な内容が多いようです。

 

 

鍼灸の発表もチラホラあるけど、「東洋医学的な鍼灸治療」の発表はないようです。

 

 

こういうところにも、アピールできたらいいですね。

 

 

 

 

 

 

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第11回 DAPAカンファレンスを視聴しました!

2021.10.13

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清明院では現在、求人募集しております。

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10.11(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスに参加してきました!!

 

 

今回のテーマは、「コロナワクチン副反応と鍼灸」

 

 

10月13日現在、ワクチン二回接種済みの方が国民の6割を超え、65歳以上では8割を超えた日本。

 

参考サイト(日本経済新聞))

 

 

日々、人流は増す一方ですが、感染者数は都内では今年最低まで減り、もはや次の波は来ないのでは?という声も囁かれるになったり、いよいよ経済活動の本格的な再開を、という期待も高まっています。

 

(個人的には性急だと思いますが。。。)

 

 

一方で、コロナ後遺症やワクチンの副反応の問題もクローズアップされていますね。

 

 

さて、ここに対して、鍼灸は何か出来ないか。

 

 

個人的には、大いにできるのではないかと思っています。

 

 

まあ、ワクチンの副反応に関しては、発熱や疼痛やモデルナアームなど、激しいものに関しては、今のところ一過性であることがほとんどのようですが、

 

地球上でこれだけの人数が打ったわけですから、今後明瞭に何かデータが出て来ることでしょう。

 

 

コロナ後遺症については、個人的には、去年日本中医学会で症例発表もしましたし、あれから10例ほどは診ました。

 

 

今のところ、どの症例も、非常に治療効果は良いようですが、まだまだ、今後も診る機会はあるでしょうし、色々なパターンがあるようですから、

 

一概に鍼灸が有効と言い切る訳にはいかないのが実情です。

 

 

今回は、ワクチン接種後に様々な症状を訴えた患者さんへの鍼灸治療の報告と、コロナの患者さんと向き合う場合に、その患者さんのかかりつけ医と連携して治療を進めることの重要性を説いた内容でした。

 

 

まだ完全に公にはしませんが、この日はとある総合病院の医師と、鍼灸院の連携の話なんかも出ており、この会を通じて、医師と鍼灸師の連携をどんどん強化し、

 

患者さんの利益に繋げていければと思います。

 

 

来月は私も症例を出そうかな、と思っております。

 

 

 

お申込みはこちらから、近日中にいけるようになると思います。

 

 

 

 

 

 

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