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2016.04.28
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「患者さんの声」をいただきましたので紹介します。
60代 女性
【症状】関節リウマチによる手足の痛み、シェーグレン症候群による乾燥症状
【既往歴】子宮内膜症、胆石、自律神経失調症
十年ほど前に患ったリウマチの痛みが、昨年末からまた出てきてしまいました。
治癒したと思っていたのでショックでした。
検査結果は、やはりリウマチの値が出ており、シェーグレン症候群も合併していました。
幸い、検査値はどちらも軽度でしたが、手足の痛みをベースに日替わりで身体の様々な箇所が痛み、辛い状態でした。
処方してもらった抗炎症鎮痛剤があまり体に合わず、免疫抑制剤を服用することにも不安がありました。
今まで働き続けてきてくれた体の何処にも弊害を及ぼすことなく、対症療法ではなく、体全体が元気になりたいとの思いが強く、
治療方法を色々探していた時に、友人が鍼治療を勧めてくれました。
鍼といえば、肩こりや腰痛治療のイメージだったのですが、リウマチも治療して下さるとの事でお世話になることにしました。
治療開始当初は痛みが増したように感じたり(好転反応)、日によって痛む場所が変わるのでモグラ叩き状態でした。
正直な所、鍼一本刺すだけで本当に効果があるのかなあと思ったこともありましたが、痛みはあっても体が軽くなってきたり、
食欲も増し、口内の渇きが気にならなくなってきたりと、
治療を重ねる毎に心身共に楽になっていきました。
治療して頂いて二カ月経った現在、日替わりの痛みはなくなり、手足の痛みも軽減していて、とても有難く、嬉しく思っています。
竹下先生には食べ物をはじめ、色々な養生を教えて頂き、質問にも丁寧に答えて下さって感謝しています。
痛みが完全に無くなることを願いつつ、治療をして頂きながら養生に心がけ、「大丈夫!」と明るい気持ちで過ごさせてもらいたいと思っています。
これからも宜しくお願い致します。
【清明院からのコメント】
本症例は、初診がH28年の2月、とある鍼灸院さんからの紹介でした。
関節リウマチやシェーグレン症候群というのも、清明院では意外と多く診る疾患です。
西洋医学的には痛み止めやステロイドを使って、効果薄だと、免疫抑制剤を使ったりしてコントロールするしかなく、
いずれにしても対症療法的であり、たとえうまく症状がコントロールできていたとしても、患者さんとしては非常に先行きが不安な疾患でもあります。
こういうものに、東洋医学が力を発揮します。
東洋医学的な考え方に基づく、「根本的な体質改善」が見込める可能性がある、ということです。
西洋医学的な数値がどうであれ、リウマチの関節炎や、シェーグレンの乾燥症状が起こる状況、外的環境にさらされても、
それが起こらない体質に改善される場合がある、ということです。
本症例の患者さんは、初診の10年前にもリウマチの痛みを発症したことがあり、今回、10年ぶりに再発してしまったこと、
病院から出された薬があまり効かなかったことに、非常に不安感を覚えておりました。
また、10年前に発症した時は漢方薬で治したそうで、もともと東洋医学に理解のある患者さんでした。
このように、どんな病気であれ、東洋医学の考え方に肯定的な患者さんは、治療がうまくいきやすい傾向があると思います。
初診時、「痹証(肝鬱痹≒著痺:脾湿肝鬱)」と証を立て、治療を開始すると、初診治療後から非常に手応えのある変化を見せました。
多少、治療後に瞑眩が出たり、症状が右往左往することはありましたが、5診目には症状が緩解し始め、そのままブレずに、
冷静に有効打を与え続け、2か月後、20診目には関節炎の消退をみました。
今後も、外部環境がいかに変化しても、リウマチやシェーグレンの症状が出ないような体質になるよう、治療を進めさせていただこうと思います。
また、本症例で興味深いのは、リウマチによる関節炎を主な標的として治療を進めていたのですが、シェーグレン症候群による渇き症状も、
同時に改善していることは、注目に値すると思います。
東洋医学は、全身のバランスを整えることによって、その患者さんの「治る力」を最大化しようとする治療です。
化学物質による強引な対症療法ではありません。
ですので、こういう、嬉しい副産物が付いてくることはよくあります。
アレルギーや自己免疫疾患など、西洋医学が比較的苦手とするような疾患に、伝統鍼灸、試してみては如何でしょうか。
試す価値「大」だと思います。
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2013.05.11
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今日も朝から、大雨の中、「ノンストップ・鍼灸臨床大会」でした。
悪天候の中、遠方からわざわざ足を運んで下さった患者さん達に感謝します。
また、風邪で発熱し、悪天候もあって動けず、残念ながら診せに来れなかった患者さん、週明けにお待ちしています。
今日の新患さんは、癌の方、リウマチの方です。
清明院が、こういう重篤な疾患そのものを、東洋医学的に診たてて治療してほしい、とご相談いただける鍼灸院であること、
ありがたく、誇らしく、また、心して、腹くくって、精一杯、臨ませていただきます。
あー、全てに感謝します。
やっぱ臨床、イイネ。(笑)
ホント、気合い入ります。
清明院は重篤な疾患の患者さんが多いけど、もちろん軽症から重症まで、老若男女、ゆりかごから墓場まで、
清明院は対応しますので、皆さん、困ってたり、諦めてないで、どんどん出てきて下さいね♪
「治未病」です。
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2026.08.07

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2026年7月も、日々の臨床の傍ら、色々やっておりました!笑
〇
7.5(日)は大阪で行われた(一社)北辰会、関西部会。
今回のメインイベントは北海道の千葉顕嗣先生による「手指痛」の症例。
千葉先生は日々の臨床の傍ら、北辰会機関誌『ほくと』の編集長として、バリバリ頑張っておられる先生です。
「手指痛」という訴えは、けっこう多くて、安静を保つことが難しい部位でもあり、なかなか治りにくいのがありますね。
中にはリウマチなどの全身疾患、自己免疫疾患が隠れてる場合もあったりして、意外と侮れない症状です。
今回のはリウマチである可能性もないとは言いきれないような症例でしたが、弁証や手法を色々と試行錯誤しながら、結果的にうまく改善させた症例でした。
北海道にはまだ北辰会方式をなさる先生は少ないので、今後も千葉先生に頑張ってもらって、もっともっと増えて欲しいですね。
〇
7.11(土)は清明院BBQ@京王屋上!!

BBQ、たまにやると良いね!!
この日は清明院ゆかりの医師たちも来てくれました!!
〇
7.13(月)は日本東方医学会の分科会であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)カンファレンス。
今回は熊本の若手開業鍼灸師であり、最近綺麗になった北辰会公式HPの作成をなさった木山祐輝先生による「百会穴の一本鍼で、動眼神経麻痺が早期に改善した一症例」の症例検討会。
動眼神経に限らず、全身のあらゆる神経麻痺も、鍼灸をうまくやると奏効することがあります。
開業したてでヤル気満々の木山先生が、師匠である藤本蓮風先生の教えを忠実に守り、見事に麻痺の症状を治して見せた症例でしたが、出来たら症状を治した後も経過を観察できると、なお良かった症例だと思います。
また今回も脳神経内科専門医の先生からコメント、ご解説をいただくことが出来ましたし、時間が足りないほど、医師からも鍼灸師からも非常に活発な意見交換が出来て、素晴らしかったですね。
「医師と鍼灸師で、鍼灸師の症例を検討する」この活動も、今後まだまだ磨きをかけて、伸びて欲しい活動の一つです。
因みにこの勉強会は、毎月オンラインで開催しております。
どなたでも参加でき、次回は9.14(月)の20時~90分です!!
是非、こちらのページからお申し込み下さい。
(お申し込み下さった方には、アーカイブ配信もあります!!)
〇
7.16(日)は順天堂東医研の定例勉強会!
今回の講師は私で、テーマは新シリーズ、疾患別各論で、第1弾は「頭痛」にしました!
まあ、各論というのは、臨床現場でよく遭遇する症状に対して、東洋医学の基本的な考えを知っておく、という意味で非常に分かり易いと思います。
これまで、順天堂東医研ではシリーズ講義として、2018年12月の発足以来、約8年間の間、以下の6つのテーマでシリーズ講義をしてきました。
1.臓腑経絡学(十二臓腑経絡全て+奇恒之腑、奇経八脈、全9回)
2.基礎中医学(全6回)
3.弁証問診(全7回)
4.体表観察学(全7回)
5.東洋医学的診断法(各種弁証、全6回)
6.経穴学(十二経+奇経、奇穴、全9回)
上記の、全44コマ(1コマ2時間)は、動画、資料ともにすべて残っており、どの講義も永久保存版です。
興味のある医学生の方は、ぜひ順天堂東医研に参加して下さい。
さてこれから、各論シリーズを、これまでの内容も振り返りながら、先ずは10回を目指して、進めてみようと思います。
〇
7.27(月)は日本東方医学会主催「新・中医臨床カンファレンス」です。
こちらも月に一回のオンライン開催で、ここでは、医師による中医学的な臨床の最前線が、ありありと分かると思います。
この勉強会は、第一線の臨床家の先生のリアルな症例報告が聴けて、さらにそれを多くの医師や鍼灸師が、それぞれの立場から意見出しをする、非常に貴重な機会です。
今回は私用により、リアルタイム参加はかなわず、オンデマンドでの参加となりました。
今回はいつもお世話になっている、高嶺の森の診療所の関隆志先生の「芍薬甘草湯エキス製剤などが無効の足の痙攣の75歳女性」という、東洋医学の現場ではよく見かける症状の症例で、第一線の医師の先生方の対応や御見解が、非常に勉強になるカンファレンスでした。
今や患者さんでも、「足がつったら芍薬甘草湯」とか、「足がつったらツムラの68番」とか言っちゃって、かなり有名な漢方薬の一つなんですが、実は臨床はそう簡単なもんじゃないです。
足のつりというのは、東洋医学的に診ても血虚はもちろんのこと、寒邪や湿邪や陰虚や血瘀などなど、色々な原因から起こるものであり、そこはきちんとした診断に基づいて処置しないと、結局はなかなか治らなかったり、
ただ単につった時の症状緩和をするだけで、漫然と飲んでいるうちに甘草の副作用である「偽アルドステロン症」が問題になったり、ということもあります。
ですので、いつも患者さんには、本格的に治療目的で漢方を飲むなら、自己判断や、東洋医学に詳しくない先生の処方は止めて、きちんと1から10まで東洋医学的な診たての出来る、漢方専門の先生にかかって下さいね、とお伝えしています。
(もちろん、ただ単に”漢方専門医”の資格を持っている医師、という意味ではなく、です。)
(また、場合によってはこちらから紹介します。)
今回の症例はそういう示唆を含んだ、良い検討会でした。
次回は9.28(月)20時〜 (60分程度)となります。
お申込みはこちらから!!
〇
・・・という感じで、7月もなんやかんやとやっていました。
7月は診療日が多かったし、色々な先生方と飲む機会も多かったので、素晴らしかったです☆
やっぱ臨床やりたいだけやって、酒飲んで、寝たいだけ寝る、これが究極かな。。。
まあ世の中を見れば、戦争は長期化しそうだし、地震など、ネガティブなニュースや不安なニュースも多く、この先、世界は、日本はどうなっていくのか、一庶民には分かりませんが、まあどうあれ、僕は毎日、新宿の路地裏で鍼灸治療を、やれるとこまでやるだけです。笑
なんかあったら、いつでも清明院に来ましょう☆
〇
2026.07.16

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これまで、多くの症例を世に出してきた。
20代の頃、経験がない分、少しでも理論武装しなくてはと、自分なりに一生懸命理論をやって、まあ、「口だけは」そこそこ強くなった。苦笑
でも、
「理屈はともかく、で?実際どんな症例やってんの??」
と言われた時に、モゴモゴ言ってて全然パッと具体例や治験例を出せない鍼灸師にだけはなりたくなくて、症例報告は定期的に出し続けようと決めて、早25年以上経ちました。苦笑
なので今では
「どんな症例やってんの?」
と言われたら、即答で
「最近はこんな症例を、こんな考えでやってるよ。」
だし、それに対して
「へえ、じゃあそれ、みんなが分かるように説明してよ。」
ってなった時に
「ああいいよ。いつ??」
と言えるようになりました。
(もちろん、そのレベル、完成度は全然まだまだですが。。。)
とにかく、いつも理屈ばっか打ってたりとか、やった、治った、よくなった、とか、一生懸命あれやこれやと宣伝して、やれ患者さんが何人来たとか、そればっかり自慢して、いざ表には症例出さない、それでは、世間様に対しては説得力がない。
SNSや、自分のHPに書く人はまだいいけど、多くの場合、それでは一方通行だし、真偽が危うい。
開業して軌道に乗るまではそれでもいいのかもしれないけど、ある程度の段階まで来たら、それなりの有識者からしっかりと批判をしてもらって、それを甘んじて受け入れてでも、キッチリと情報、証拠を整えて学会に出す、やっぱりこれが重要じゃないかと思います。
自分のやってる鍼灸が医学だというんなら、誰にでも分かるように説明できる筈です。
僕が初めて公に発表したのは、確か26歳の頃、北辰会関東支部の定例会で、でした。
あれも印象深い症例です。
それ以前の、19歳から26歳までの間も、常に自分自身の症例を俎上に載せて、勉強会でも何でもやってきました。
26歳の発表以降は、数十例の症例を世に出し続けてきました。
こないだふと思ったので、ここらへんで、以下に備忘録として、これまでに発表した症例の主なものを列記しておきます。
(そしてこの記事は今後、年一くらいで更新、アップデートしていこうと思います。)
〇
◆2008
「痿証(上肢運動麻痺)、頚椎症性脊髄症、アメーバ赤痢、HIVキャリアの一症例」@北辰会関東支部定例会
◆2009
「頸椎ヘルニア、アトピー性皮膚炎、鬱証の一症例」@北辰会関東支部定例会
◆2013
「子宮癌末期の一症例」@北辰会本部定例会
「リウマチ性多発筋痛症と診断された両足底痛の1症例」@北辰会本部定例会、日本伝統鍼灸学会(発表後、論文として日本伝統鍼灸学会誌『伝統鍼灸』第40巻第3号(通巻79号)に投稿)
◆2017
「再生不良性貧血の増悪が危惧された妊婦の1症例」@日本中医薬学会(発表後、論文として『日本中医薬学会雑誌』第8巻第1号に投稿)
「乳児のアトピー性皮膚炎の1症例」@日本伝統鍼灸学会(発表後、論文として『伝統鍼灸』第45巻第1号(通巻92号)に投稿)
◆2020
「COVID-19治癒後の諸症状の一症例」@日本中医薬学会
◆2021
「漢方治療で難渋し、鍼灸治療併用により著効したフクロウ型体質の一例」@日本東方医学会(増田卓也医師と共同発表の上、「睡眠・覚醒相後退障害 (DSWPD) の最新の知見と鍼灸治療の可能性」として『東方医学』 39巻 1/2号に投稿)
「小児難治性ネフローゼの1症例」@DAPAカンファレンス
「脊柱管狭窄症、認知症、胃瘻の一症例」@DAPAカンファレンス
◆2023
「コロナワクチン接種後に発症した動悸などの諸症状の一症例」@日本東洋医学会
◆2024
「フィッシャー症候群に鍼灸治療が奏功した一症例」@日本中医薬学会
「10年以上西洋医学的治療を拒否し続けてきた膀胱癌患者の一症例」@Metropolitan FM Conference
◆2025
「口腔扁平苔癬に対する鍼灸治療15症例の検討 ―北辰会方式に基づく臨床的知見―」@日本歯科東洋医学会
◆2026
「北辰会方式鍼灸治療に基づく嗅覚障害14例の症例集積 -病機と治療反応性の検討-」@世界中医薬学会連合会(WFCMS)耳鼻咽喉口腔科専門委員会 第18回学術シンポジウム(中国、広州)
たぶん漏れてるのもチラホラありそうだけど(苦笑)、取り敢えず以上の15題、ということになる。
(うち2題は症例集積、なお、今年中に2例発表予定。)
上記の他、内輪の勉強会で発表した症例や、発表しようとしたけど様々な事情にボツになった症例、講義の中で使用した症例まで入れたら、上記の倍以上の数に上ると思う。
(なので体感的には数十例、という感じ。)
こう見返してみると、この世界に入った1999年から2009年は開業前であり、先ずは開業して独立することに学術面、経済面、精神面において全集中すべき時期だったし、諸先輩方の臨床や症例にひたすらに学んだ時期だったため、公への発表は意識的に控えていた。
(・・・とはいえ、2008年には1本出しており、これも非常に印象的な症例だった。)
清明院を開業した2009年から2020年までは寡作に見えるが、この時期は開業してひたすら清明院を軌道に乗せたけど、2011年には東日本大震災があったり、それでも2015年には拡大移転して・・・、とかいうことをやりながら、せっせと東洋鍼灸専門学校や北辰会、東京衛生学園での講義、講演などをこなしていた時期で、
人前に立ち、何かを教える、診察や鍼灸の実技を見せる、また、臨床を論文化、文章化する、ということの徹底練習、訓練、という時期であったし、また、自分の症例よりも、むしろ後輩の症例や講義資料を添削しまくっていた時期だったように思う。
2020年から、公に症例を出す動きが加速している。
これはコロナ禍に入って、偶然にも時間が出来たことと、2018年の順天堂東医研発足をきっかけに、多くの医師、医学生たちと関わっていく中で、やはり事実はしっかりと発表する、出来れば論文化する、ということの意義を強く感じたためであり、恐らく今後も、出来る限りは継続することになると思う。
清明院に見学に来た多くの医師から言われるのは、
「こんなに凄い症例だらけなのに、何で出さないんですか??」
とか、
「こういう貴重な事実がいくらあっても、それを発表しなかったら、結局はなかった、という評価、認識になってしまう。」
ということです。苦笑
ですので今後も、
「事実があったら叫べ!!」
という、蓮風先生の教えに従って、この医学の良さをアピールし続けようと思います。
いやはや、時間がない。。。
2022.04.08

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今日は告知です。
急ですが、4.14(木)の20時から、Dr.’s Primeさん主催の医師、医学生向けの無料講座にて講演します。
(1時間弱ほどだと思います)
タイトルは「鍼灸の世界へのいざない」。
日本、世界において、非常に多様な考え方や方法論を持つ、深遠な鍼灸の世界。
今回はその一端を、初学者に向けて分かり易く解説、実演します。
メインとなる対象は医師、医学生だけど、どなたでも参加できるそうです。
(ただまあ、医療従事者向けは向けかな。今回のは一般の方が聞いても、意味不明かもしれません。)
講師は私と、先日のブログでも紹介した長崎の医はき師、寺澤佳洋先生と、清明院の研修医でもあった、三井記念病院リウマチ膠原病内科の増田卓也先生です。
(最近、このメンバーで何度も仕事出来て嬉しいですね。)
寺澤先生からは鍼灸の基本とあらまし、増田先生からは鍼灸医学の基本的な考え方や現代的な研究、医師の現場での実際、私からは肩こりのモデル患者へのデモ治療の動画をお見せし、解説します。
どんな質問が出るか、楽しみですね☆
お申込みはこちらから!!
2021.12.30

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清明院、昨日の12.29(水)で、年内最終の診療を終えました!!!
2020年に続いて、終わりの見えないコロナ禍が続く中、それとはまた別に、日々次々と起こってくる諸問題を、一つ一つ冷静にクリアして、
最終的にはかなり体勢を立て直し、2022年にいい形で繋ぐことの出来る年になったと思います。
これも患者さんをはじめ、優秀なスタッフや、応援して下さる皆々様のお蔭です。
本当に有難う御座います。<(_ _)><(_ _)>
私個人としては、業界活動的には(一社)北辰会でのオンライン講義や実技デモはもちろん、東洋鍼灸専門学校での週1の講義、順天堂東医研での月1の講義やシンポジウム、
日本中医薬学会のイベントへのゲスト参加、日本東方医学会での学術委員としての仕事、大船中央病院主催の総合内科医の勉強会(大船GIM)へのゲスト参加、
日本プライマリケア連合学会でのシンポジスト参加や、今年初めて参加する学会などなど、今年もフル回転させて頂くことが出来ました。
また、今年の活動の中で非常に大きかったのは、4月から三井記念病院の総合内科、リウマチ膠原病内科の若手医師である増田卓也先生を、清明院初の研修生として、半年間お迎えすることが出来たことです。

このご縁で、今年は総合内科医、プライマリケア医の先生方の世界と、ほんの少しですが触れあうことが出来て、僕自身も大変勉強になり、刺激になりました。
彼らの勉強量、臨床量は素直に凄いし、西洋医学そのものの凄さももちろんあるけど、あえてその中に飛び込んで、東洋医学的鍼灸に全振りした話を表現した場合に、どういうリアクションが来るのかというのは、
僕の中でも一つの挑戦であり実験でしたが、皆さん非常に好意的に評価して下さり、これまで何度も、現場の医師からゴミ同然の扱いを受けてきた僕としては(苦笑)、報われた思いというか、単純に嬉しかったです。
医師の先生方の懐の深さと鋭敏な理解力を感じましたし、北辰会方式という治療方式が持つ説得力を、改めて強く感じることが出来ました。
僕の鍼灸臨床家としての、医師との関わり、交わりは、来年以降も続きそうで、すでにいくつか、楽しみな話が動いています。
「まっとうせな。」の精神でいこうと思います。笑
コロナ禍はまだまだ続くでしょうし、気学によれば来年は五黄土星の年なんだそうで、天災や戦争の起こることが多い年周りなんだそうですね。。。
(天保の大飢饉、富士山噴火、関東大震災も五黄土星の年に起こっているんだとか。)
秋からチョイチョイデカめの地震が起こっているし、世界情勢もそちらこちらで緊張感が高まっているので、けっこうマジで警戒しています。
まあ、予め取りうる対策はキチッと取っておいて、出来る範囲でチャレンジを続け、「まさか」が起こってしまった時は不動心で粛々と問題解決、生きてる限り、これに尽きますね。
皆様来年も、どうぞ宜しくお願い致します!!!<(_ _)><(_ _)>
2021.12.03

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最近、講演会やら学会に参加し過ぎて、レポート書くのが追い付かないんですが(苦笑)、ようやく追いついてきました。
以前このブログでも告知しましたが、11.28の日曜日は、厚生労働省、日本医師会後援、第39回、日本東方医学会学術大会に参加してきました!!
今回の大会テーマは「耳・鼻からはじまる健幸長寿 ~本邦初!東方の叡智が集結」です!
東方医学会は現在、いつも順天堂東医研で大変お世話になっている、長瀬眞彦先生が会長を務めておられます。
私は2019年度からこの学会で学術委員を拝命させて頂いており、今回は初の座長、発表者として登壇させて頂きました。
今回、春から清明院で半年間研修なさった、三井記念病院の総合内科、リウマチ膠原病内科の増田卓也先生とともに、
「漢方治療で難渋し鍼灸治療併用により著効したフクロウ型体質の一例」
というタイトルで発表させて頂きました。
(・・・とはいっても、口演発表なさったのは増田先生であり、私は座長席でニコニコしていただけでしたけど。笑)
気心が知れた医師と共同して、漢方と鍼灸で、西洋医学的な検査データもキッチリ押さえつつ、一つの症例を仕上げる、これはとてもいい仕事ですね。
現在、清明院ではそういう症例が増えてきましたので、今後も折に触れて発表していこうと思います。
また今回は、順天堂東医研の学生さんが、医大生を対象にして、鍼灸に対する認知度をアンケート調査してくれた発表もしており、初めてなのに大変落ち着いた発表だったことに大感心しましたし、
医師の認知度、ひいては患者さんの認知度、理解度を高めるうえで、今後、医学部で鍼灸師が当たり前に講義を行う重要性を感じました。
「東方」という言葉の意味は、一般的には西欧の国々(ヨーロッパ)から見て東に位置する国々を指すようで、東方医学会では、中国伝統医学のみならず、
チベットやインドなど、全ユーラシアの伝統医学を学んでいこう、という、なかなか特殊な学会です。
ダイバーシティ、ダイバーシティと、喧しく叫ばれている昨今、非常に時宜を得ている学会ではないでしょうか。
今回もチベット医学あり、アーユルベーダあり、漢方あり、鍼灸ありの、とても充実した学会でしたね。
コロナ禍が落ち着いている束の間のベストタイミングでの開催で、ハイブリッド開催となり、会場とオンライン参加で半々くらいだったのではないでしょうか。
会場もある程度、ディスタンスの保たれた状態で、ほど良い入り具合でちょうど良かったですね。
感想として、やはり対面はいい!!笑
これまで散々、このブログでオンライン講義を褒めまくってきましたが、それは色々な意味での利便性に優れているからであって、産まれてこの方、
対面講義を聴いて育ち、自身も対面講義をして、育ってきた私としては、この方が良いに決まっています。笑
久々となった、講演後の御挨拶や名刺交換でも、以前からお会いしたかった色々な先生方や、意外な先生方と繋がることが出来て、大変嬉しかったですね。
シロダーラやってみたい。。。(゚∀゚)
2021.06.16

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6.12(土)の夜は、大船中央病院院長である須藤博先生が主催されている、第51回、大船GIM Online(総合内科医のための臨床推論を主な内容とした勉強会)にゲスト参加してきました!!
この勉強会と私の御縁は、この4月から週1で清明院に研修に見えている、三井記念病院の総合内科、膠原病リウマチ内科の医師である増田卓也先生が、
かつてこの大船中央病院で須藤先生の元で研修されたOBであり、東洋医学の身体診察を紹介してほしいという話になったことがきっかけであり、
増田先生はまだ教わりたてなので、私に補足解説と、実際の実技を見せてほしいという流れになったところから始まりました。
まあ何かを、自分で机に向かって勉強しているだけでは、自分の目線からしか物事は見えないが、それを人に教えるというのは、自分とは全く違った視野、視座から対象を見つめ直すことに繋がるので、
それが結果的に自分自身の学びになると思っていることから、この20年、基本、教えを乞われれば断らない主義なので、行ってきました!!
(実は気分によっては、けっこう断ったりもしてますが。(笑))
また、以前「ドクターG」という番組がありましたが、総合内科の臨床推論というものにも以前から非常に興味津々で、普通にそれが聴いてみたかったというのもあります。(笑)
で、今回は増田先生の方から最初に体表観察の一部の概要を講義し、私の方で実際の体表観察を簡単に解説しながら動画でお見せする、という企画でやらせて頂きました。
・・・結果は、実に素晴らしかったです。
事前申し込みの時点で、普段よりも全然多くの申込があり、申込者のほとんどは現場の第一線の医師だったそうで、医師の間での潜在的な東洋医学への興味関心の高まりを感じました。
今回、臨床推論の方の症例は「77歳女性の繰り返す頭痛、発熱」「27歳女性の嘔吐」の二症例でしたが、総合内科医の先生方の精緻な推論、膨大な知識を持った上で、
理詰めで診療を進めていくプロセスは、思考過程や目的は違えど、東洋医学の弁証論治の過程と似ている所があり、非常に刺激的で興奮しました。
また、我々の講義では、視聴しておられる医師の先生方や、司会の須藤先生も、我々固有の立場、根本哲学を予め一定程度理解して下さっているように思え、
それを尊重し、酌んで下さっているような質問内容やご発言が多々あり、そこが非常に嬉しかったです。
私が鍼を持ってから、現在までの20年以上の時間の中には、医師に対して「東洋医学」と主張しただけで、まるで取り合ってもらえず、「ゴミ同然」の扱いをされた経験もある身としては、
やはり「分かってくれる人は分かってくれるんだナー」という実感を得ました。苦笑
かつて戦後間もない頃、GHQから鍼灸医学の存続を護って下さった中心人物である、東大教授である板倉武先生が仰ったように、一方が一方を強引に、無条件に併呑するのではなく、
たとえ部分的、局所的であれ、こういう活動が、互いの哲学、思想の違いを理解し、尊重し合った、患者さんのための協力が出来る話に繋がれば、これほど嬉しいことはないですね。
・・・とまあ色々、今後の展開に希望が膨らむ内容でした。
約4時間、体感時間は一瞬でしたね。(笑)
増田先生、須藤先生、ご視聴くださった先生方、大変ありがとうございました。
是非アンケートで、ご感想をお聞かせ下さい。
因みに、須藤先生がブログに感想を書いて下さいましたので、そちらも合わせてぜひ。<m(__)m>
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2021.06.04

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すでにFBの方では告知したんですが、やってない方のために、このブログでも告知しておきます。
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2021.05.14

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先日、5.10の夜20時から、日本東方医学会の分科会の一つともいえるDAPA(Doctors, acupuncturists, pharmacists’ association 医鍼薬地域連携研究会)に参加してきました!!
(20時から21時までの短時間のオンライン講座です。)
この研究会では、医師と鍼灸師を中心に、その他薬剤師などの多職種間での、地域医療における連携の在り方を考える、というのがテーマであり、
必ず実際の症例を通じてそれを行う、というのがこの会のポイントだろうと思います。
今回の症例は逆子(39週)と関節リウマチ。
どちらも鍼灸院ではよく診る疾患で、しかも西洋医学とコラボすることになる可能性が高いものでしょう。
逆子に関しては、よく足の小指にある「至陰という経穴にお灸」をするなんていうのが、いわゆる「特効穴的治療」みたいな感じで伝わっております。

↑↑赤いシール貼ってあるとこね。足の小指の先。
因みに、清明院にはしょっちゅう逆子の患者さんが見えますが、私は至陰の灸は滅多にやりません。(^^;
もともとは「右の」至陰で足太陽膀胱経、足少陰腎経から、結果的に命門の陽気を高める、というのが使用目標であり、メディカルユーコン『経穴解説 増補改訂新装版』では、
至陰で効果が出ないものは、腰の命門穴を使うという話が紹介されています。

↑↑命門穴はここね。なんか効きそうでしょ。(^^)
また北辰会では以前から、逆子の場合に打鍼でやる手法を、蓮風先生が提案して下さっています。
(ここでは詳しくは延べませんが)
逆子の妊婦さんを診た場合に、腎陽、命門火の不足があれば至陰への灸法を使う可能性が出てきますが、臨床的にはそこまでのものはあまり見かけない、という印象がありますし、
現代では画像診断も進歩していますから、物理的に胎児に臍帯が巻き付いているパターンや、臍帯が極端に短い場合、前置胎盤など、母体側の器質的異常にも注意を払わないといけないと思います。
いずれにせよ、治療は正確な弁証に基づいてなされるべきものと思います。
因みに因みに、至陰への灸が逆子に効く、という話の正確な出典については定かでないですが、近代文藝社『鍼灸経穴名の解釈と意義』によれば、
中国宋代、王執中による『鍼灸資生経』(1220)や中国明代、龔廷賢の『寿世保元』(1615)に難産に至陰を使った話が出てくるようです。
『中国針灸穴位通鑑』でさらに調べますと、上記よりもさらに少し前の時代の『太平聖恵方』(992)には、すでに同じ話の記載があったようです。
また、もともとの至陰穴の穴位効能の最古の出典ともいえる『甲乙経』や『明堂経』では、瘧(ぎゃく:マラリア)のような症状(寒熱往来)と、
頭部の症状が主であるということも、個人的には非常に重要だと思います。
さらに、原典としての『黄帝内経』や『難経』における「井穴」の意味も鑑みないといけないでしょう。
もともと存在した、それらの考え方を応用して、10世紀ごろまでには、難産や胎位不正に応用的に使われるようになったのが、最初であろうと思われるからです。
(そもそも、逆子という概念自体、分かってきたのは18世紀後半です。しかも世界初の記述は日本の賀川玄悦(1700-1777)『子玄子産論』であります☆)
また、1952年の『日本東洋医学会誌』において、森道伯先生の弟子で産婦人科医、東洋鍼灸専門学校の校長も務めた石野信安先生が逆子の治療に関して発表したのが、日本では有名ですが、
石野先生は三陰交という経穴を推奨しており、その著書『女性の一生と漢方』の中で、「最近中国では至陰に灸をして効果があったという報告がある」と書いていますので、
「逆子に至陰の灸」を復活させたのは近代の中国なのかな、という感じがします。
(どなたか詳しい方、ご教示下さい。<(_ _)>)
・・・とまあこのように、特効穴というのは、なぜそこが特効穴と言われているかをよく考えて使わないと、臨床で効果を本当の意味で引き出すことは難しいと、常々思っています。
病理を分析した上で狙ってやった、ということでないと、たまたま効いたとしても、それはマグレということになってしまう。
逆子に関しては、以前このブログに何度か書きました。
また今回の症例検討では、逆子に関する鍼灸治療のEBMのお話も出ました。
「日本医事新報社」記事 参照
まあ、産婦人科の先生の中には、「逆子の鍼灸治療は無意味だ」「ほとんどのものは自然に改善する」という主張もあるようですが、一方で、上記のような仕事があることも事実です。
こうしたことを踏まえて、安全安心で、ポジティブな気持ちで運用したいものですな。
関節リウマチについても、東洋医学では古くから「痹証」という概念でとらえ、その病態や治療法を考えてきました。
また、後ほど紹介しますが、4月から清明院に、膠原病を専門とする若い医師が研修に見えているのですが、西洋医学の方でも、治療に難渋する症例は少なくないようです。
まあ、私の経験上、逆子にもリウマチにも、鍼灸は非常に有効だと思いますので、積極的に活用するべきだと思いますね。
この会も徐々に受講者が増えてきて、発言も活発に行われ始めました。
今後、さらに盛り上げる予感を感じさせています。(^^)
次回は6.14(月)の夜20時から、お申し込みやお問い合わせはDAPAのFBページからどうぞ!!(受講費安いです!!)
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2026.09.26
2026年8月の活動記録2026.09.01
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これまでに竹下が世に出した症例2026.07.08
2026年6月の活動記録2026.07.04
2026年5月の活動記録2026.07.01
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2026年 6月の診療日時2026.05.07
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2026年3月の活動記録2026.05.01
2026年 5月の診療日時2026.03.28
4.12(日)、講演やります!!2026.03.27
2026年 4月の診療日時2026.03.24
2026年2月の活動記録2026.02.27
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2026年 2月の診療日時2026.01.29
2025年12月の活動記録2026.01.06
2026年 1月の診療日時2026.01.01
2026「丙午」謹賀鍼年!!!2025.12.30
年内診療終了!!2025.12.12
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2025年11月の活動記録2025.12.01
2025年 12月の診療日時2025.11.22
患者さんの声(15年以上メンテナンスで継続通院)2025.11.20
11.22(土)、25(火)、通常通り診療やります!!2025.11.19
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順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
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