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前回のお話・・・
小児喘息と霊台 参照
続きいきます。
こういう、”経穴の意味”を調べる場合、大事なことの一つは「その経穴の漢字の意味」です。
古代中国人は、最初にこの”霊台”という経穴を命名した時、どのような意味を込めたのか。
ここを想像することは、経穴学の第一歩でしょう。
この経穴は「霊」を乗せる「台」と書きます。
そんじゃ、台はともかく、「霊」って何なんでしょう。
「霊」そのものの語句の意味は、いくつかの辞書によれば、
1.不思議な力や働きをもつ存在。万物に宿る精気。
2.肉体に宿ってその活動をつかさどる精神的実体。たましい。
3.死者のたましい。
4.不思議な力をもつ。人知で測り知れない
5.肉体と独立して存在すると考えられる心の本体。また、死者の魂。霊魂。たま。
6.目に見えず、人知でははかりしれない不思議な働きのあるもの。
7.たたりをなす生き霊や死霊。怨霊(おんりょう)。
などと出てきます。
また、漢字字典的には、
1.清らかな精気
2.たましい。
3.人知でははかりがたい不思議な力
4.さとい。かしこい。
5.みこ
6.水玉、露。
7.君主のおくり名の一つで、死後に災いをもたらしそうな人につける。
(学研『新漢和大辞典』藤堂明保ほか)
また、他の漢字辞典では、
「霊」の元の字は雨乞いの儀礼を意味し、神霊に関わることをみな「霊」という。(『字統』白川静)
とか、
”あやし”とか、”くし”と読む場合もある。(『字訓』白川静)
とか、
1.いのち、いきもの
2.こころ、おもい
3.さいわい、たすけ、いつくしみ(『字通』白川静 ※重複するものは省いています。)
とか、
1.まこと
2.すぐれたもの
3.たくみ(ものの精巧なもの)
4.あらたか
5.効き目のあること
6.あきらか
7.「霊台」で、たましいのあるところ(『広漢和辞典』諸橋轍次ほか ※重複省略)
とか、ちょっと難しいけど、
1.陽の精気を神といい、陰の精気を霊と言う。
2.神の精明なるものを霊という。(『康煕字典』渡部温 ※重複省略)
など、色々な意味があります。
(ありすぎてワケ分かりませんか?(笑))
まー、漢字の意味を調べるときは、上記の藤堂、白川、諸橋の三先生+康煕字典が非常にいいですな。
僕はそれを基本としています。
長くなったので、これらをまとめての解釈は次回。(笑)
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2014.04.09

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今日の東洋鍼灸専門学校での講義で話題になったので、ちょっと触れておきます。
教科書『東洋医学臨床論 鍼灸編』の「小児喘息」のところの、治療穴に「霊台(れいだい)」という経穴が出てきます。
・・・これ、何ででしょ?
因みに霊台はここです。↓↓

↑↑反応で取っていますので、教科書的にはもう少し上だろ!という意見があるかもしれませんがあしからず。
霊台のちょっと上にある「身柱(しんちゅう)」という経穴も、小児喘息にはよく効く経穴として、本などにはよく紹介されております。
ここで重要なのは、患者さんも鍼灸師も、
「小児喘息=霊台とか身柱」
という、間違った考え方を持たないことです。
誰でも彼でも、小児喘息になったら霊台や身柱をやっておけば治るかと言うと、そうではありません。
”どういう場合に”霊台や身柱を使うのか、という診断力が重要なのです。
続く
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2013.08.28
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今日は久々に学校で、「小児の症状」について喋ってきました!!
鍼灸院に意外と多い、小児の患者さん。。。
彼らは大人のように余計なことを一切考えないせいか、非常に鍼がよく効くのです。(笑)
小児の鍼に対する反応は非常に素直。
そして早い。
彼らは、病気になると、悪くなるのも早く、よくなるのも早いです。
子供は東洋医学では「陽体(ようたい)」といわれ、陽気が盛んである、という場合がありますが、要は「気の動き」が早いのです。
それに合わせた治療をしないといけませんので、術者にはそれ相応の技術力が要求されます。
また、小児に対する術者の態度や、治療院の雰囲気も重要です。
子供が怖がってしまって、入ることすら嫌がるようでは、治療になりません。
こないだ、北辰会の大先輩の治療院を見学しに行ったのですが、ここらへん、サスガでした。。。
緊張する子供をうまくあやして、さっとわからないように鍼をする。
それまで緊張していた子供が、帰るころには笑顔が出て、先生が
「また診せに来てくれる?」
と問うと、
「うん。」
とのこと。
・・・ん~、あまり伝わらないだろうけど、その空気感、サスガでした。
蓮風先生も、
「子供を自由自在に扱えたら大したもんだ。」
と、よく仰います。
なにしろ、大変素直で、すべてを見透かす、非常に可愛く、ある意味コワいのが、小児です。
清明院も、たまに清明保育園状態になることがありますが(苦笑)、僕なりに何とか頑張っております。
・・・とまあ、そんなことを話してきました。
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2010.10.23
本日も満員御礼でございました!!(感謝)
そして今日は、お子ちゃま達が何人も訪れまして、久々に「清明保育園」となりました!(笑)
つかの間の園長気分です。
小児の患者さんを診ていると、色々と気付くことがあります。
今日初診にみえた3歳のHちゃんは、最初、不安丸出しのお顔で、お父さんに隠れるように清明院に入ってきました。
そして、いざ僕が近づくと、せきを切ったように泣き出しました。
(苦笑・・・そろーりと近づいたんだが。。。)
実は、初診の時は、こういう子どもは珍しくないです。
今まで、小児科の病院で、たくさん怖い思いや痛い思いをしてきたんだと思います。
だから白衣を見ただけで、イコール痛いことや怖いことをされる、と思いこんでしまうんですね。
その対策のために、白衣を脱いで治療にあたることも、これまではやったりしましたが、最近はそれもしません。
なぜならば、鍼によって、
絶対に痛がらせない
しかも「効く」ということを体で理解させる
自信があるからです。
小児というのは、大人に比べて、「治る力」が非常に活発です。
しかもたまにいる大人のように、
「科学で完全に解明されてない、まったく不可思議な、この鍼灸という治療が、最新の科学に基づく西洋医学の専門病院によって、〇〇病と診断された、この私に果たして効くのだろうか・・・。」
などという雑念もございません。(苦笑)
言い方は悪いけども、小児というのはまだ動物に近い部分があって、非常に素直に、迅速に反応を示すし、それを理屈抜きで理解することが出来ます。
ですから、体に出ている反応をよーく診ておいて、大きくバランスの崩れている部分を「ちょこっと」いじってやるだけで、たいがい、よい方向に向かいます。
しかし一方で、大人よりも内臓も骨も筋肉も脆弱であり、ひとたび病気になると、悪化していくのも早い、という特徴があります。
なので場合によっては、詰めて治療に通ってもらわなくてはならない場合もあります。
清明院でも場合によっては、朝治療して、夜もう一度来てもらったり、毎日来てもらわなければいけないケースもあります。
まだまだ、小児と鍼灸については色々と書きたいこともあるんですが、今日は北辰会関東支部前日勉強会のお時間となってしまいましたので、この辺で終わりにします。
「小児と鍼灸」については、今後も折に触れて書いていきたいと思います。
鍼灸というのは、小児のあらゆる病に大変、有用性の高い医療だと思います。
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2010.09.04
本日は朝から予約満タンでございました!(感謝)
トランス状態。
そして今日はお昼ごろは清明保育園となりました。(笑)
園長気分満喫。
清明院では、現在、小児の患者さんが増えています。
以前、小児と鍼灸、小児と鍼灸(その2)に書いたように、これはとてもよいことだと思っています。
小児のあらゆる病に、鍼は非常に有効です。
親御さんとしては、かわいいわが子の一挙一動が心配でならない訳ですから、信頼できる医療機関に連れていきたいけど、
なるべくなら薬は使わせたくない、という思いは、皆さん持っておられるようです。
ここまさに、鍼の出番です。
しかし残念ながらこのことが、意外と知られていないんです。
小児というのは、「治る力」が非常に活発です。
それをちょっと引き出してあげるだけで、色んな症状が、ぐんぐんよくなるのを、よく目にします。
夜尿症、疳の虫、アレルギーなどなど、お困りの方はぜひご相談下さい!
明日は再び鍼の勉強で大阪に向かいます。
鍼最高。
常にトランス状態。
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2010.06.19
今日も朝からバタバタと臨床臨床・・・。
相変わらず鍼にとりつかれております!
(ありがたやー)
今日はお昼は清明小学校、午後は清明保育園となりました。(笑)
大人はもちろん、小学生も、赤ちゃんも、み~んな鍼でございます!
・・・念のため言っておきますが、清明院では小児には極力、怖がったり痛がったりすることを、無理に押さえつけてやるようなことはしません。
基本的には打鍼か古代鍼という、皮膚に刺さない鍼を用います。
小児というのは、大人に比べて敏感であるため、嫌がるのを無理に皮膚に刺すよりは、こういうやり方の方がよく効きます。
小児も「痛くなく、しかもよく効く」ということが体で分かると、だんだんと自分から
”せんせいはりして~”
って感じになってきます。(笑)
たまに、発熱時や、炎症があまりにもきつくて急いで治療しなくてはならない場合などに、ふつうの鍼(毫鍼)を使う場合がありますが、
その時は本人や親御さんに十分確認した上で行いますし、どうしても嫌だということであれば、無理に行うことはしません。
ですので、小児の患者さんでも安心して治療を受けることが出来るため、清明院には徐々に小児たちが増えていっている訳です。(笑)
医学、医療と言えば西洋医学しかない、東洋医学は怪しい、と思っている大人よりも、彼ら子供の方がよっぽど鍼に素直な反応を示します。
幼いころに、鍼で病気が治ったことのある子供が大人になったら、
「東洋医学なんて怪しい、胡散臭い。」
・・・なんて言うはずありません。
コレは20年後、30年後、必ず大きな波及効果を生むはずなんです。
清明院では、大人はもちろんですが、今後もどんどん子供の病気に取り組んでいこうと思っています。
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2010.01.10
清明院には、小児の患者さんがたくさんいます。
みんな最初は鍼を怖がって暴れていましたが、慣れればおとなしいもんです(笑)
アトピーや小児喘息や、てんかん、発達障害、ひきつけ、夜泣き、夜尿症などなど、小児の病気には鍼灸はよく効きます。
関西の方では、「小児はり」と看板に書いてある鍼灸院も珍しくありませんが、関東ではなぜかあまり見かけませんね。
(何でだろ?書こうかな。)
小児というのは、大人に比べてはるかに敏感です。
なので皮膚に刺さらない(先のまるい)鍼を使って治療することが多いので、子供が痛みを感じることはありません。
(それを解らせるまでが結構大変だったりするんですが・・・。)
小児を診ていて思うのは、意外と、子供はストレスを抱えている、ということです。
(東京だからなのかな・・・?)
これについて、親御さんの姿が鏡に映っているのかなとか、子供はストレスの解消法が分からないからかな・・・とか、
色々と考えますが、結局はケースバイケースであり、子供によりけり、といった感じです。
子供というのは、さっきまではしゃいでいたのが、次の瞬間には泣き出したり、その逆もあったりと、なかなか心をつかむのが難しいですが、
あまり策を弄せず、真っ直ぐに鍼を通じて、「言葉なき会話」を通して仲良くなっていくことが多いし、その方が良いような気がします。
小児と仲良くなってしまうと、治療がとても楽だし、もっとよく効く様になります。
下手に強い薬なんか使って無理やり治そうとするより、鍼灸で自然に治した方が、僕はイイと思います。
皆さんはどうでしょうか?
・・・そう、思いませんか??
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2026.07.16

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これまで、多くの症例を世に出してきた。
20代の頃、経験がない分、少しでも理論武装しなくてはと、自分なりに一生懸命理論をやって、まあ、「口だけは」そこそこ強くなった。苦笑
でも、
「理屈はともかく、で?実際どんな症例やってんの??」
と言われた時に、モゴモゴ言ってて全然パッと具体例や治験例を出せない鍼灸師にだけはなりたくなくて、症例報告は定期的に出し続けようと決めて、早25年以上経ちました。苦笑
なので今では
「どんな症例やってんの?」
と言われたら、即答で
「最近はこんな症例を、こんな考えでやってるよ。」
だし、それに対して
「へえ、じゃあそれ、みんなが分かるように説明してよ。」
ってなった時に
「ああいいよ。いつ??」
と言えるようになりました。
(もちろん、そのレベル、完成度は全然まだまだですが。。。)
とにかく、いつも理屈ばっか打ってたりとか、やった、治った、よくなった、とか、一生懸命あれやこれやと宣伝して、やれ患者さんが何人来たとか、そればっかり自慢して、いざ表には症例出さない、それでは、世間様に対しては説得力がない。
SNSや、自分のHPに書く人はまだいいけど、多くの場合、それでは一方通行だし、真偽が危うい。
開業して軌道に乗るまではそれでもいいのかもしれないけど、ある程度の段階まで来たら、それなりの有識者からしっかりと批判をしてもらって、それを甘んじて受け入れてでも、キッチリと情報、証拠を整えて学会に出す、やっぱりこれが重要じゃないかと思います。
自分のやってる鍼灸が医学だというんなら、誰にでも分かるように説明できる筈です。
僕が初めて公に発表したのは、確か26歳の頃、北辰会関東支部の定例会で、でした。
あれも印象深い症例です。
それ以前の、19歳から26歳までの間も、常に自分自身の症例を俎上に載せて、勉強会でも何でもやってきました。
26歳の発表以降は、数十例の症例を世に出し続けてきました。
こないだふと思ったので、ここらへんで、以下に備忘録として、これまでに発表した症例の主なものを列記しておきます。
(そしてこの記事は今後、年一くらいで更新、アップデートしていこうと思います。)
〇
◆2008
「痿証(上肢運動麻痺)、頚椎症性脊髄症、アメーバ赤痢、HIVキャリアの一症例」@北辰会関東支部定例会
◆2009
「頸椎ヘルニア、アトピー性皮膚炎、鬱証の一症例」@北辰会関東支部定例会
◆2013
「子宮癌末期の一症例」@北辰会本部定例会
「リウマチ性多発筋痛症と診断された両足底痛の1症例」@北辰会本部定例会、日本伝統鍼灸学会(発表後、論文として日本伝統鍼灸学会誌『伝統鍼灸』第40巻第3号(通巻79号)に投稿)
◆2017
「再生不良性貧血の増悪が危惧された妊婦の1症例」@日本中医薬学会(発表後、論文として『日本中医薬学会雑誌』第8巻第1号に投稿)
「乳児のアトピー性皮膚炎の1症例」@日本伝統鍼灸学会(発表後、論文として『伝統鍼灸』第45巻第1号(通巻92号)に投稿)
◆2020
「COVID-19治癒後の諸症状の一症例」@日本中医薬学会
◆2021
「漢方治療で難渋し、鍼灸治療併用により著効したフクロウ型体質の一例」@日本東方医学会(増田卓也医師と共同発表の上、「睡眠・覚醒相後退障害 (DSWPD) の最新の知見と鍼灸治療の可能性」として『東方医学』 39巻 1/2号に投稿)
「小児難治性ネフローゼの1症例」@DAPAカンファレンス
「脊柱管狭窄症、認知症、胃瘻の一症例」@DAPAカンファレンス
◆2023
「コロナワクチン接種後に発症した動悸などの諸症状の一症例」@日本東洋医学会
◆2024
「フィッシャー症候群に鍼灸治療が奏功した一症例」@日本中医薬学会
「10年以上西洋医学的治療を拒否し続けてきた膀胱癌患者の一症例」@Metropolitan FM Conference
◆2025
「口腔扁平苔癬に対する鍼灸治療15症例の検討 ―北辰会方式に基づく臨床的知見―」@日本歯科東洋医学会
◆2026
「北辰会方式鍼灸治療に基づく嗅覚障害14例の症例集積 -病機と治療反応性の検討-」@世界中医薬学会連合会(WFCMS)耳鼻咽喉口腔科専門委員会 第18回学術シンポジウム(中国、広州)
たぶん漏れてるのもチラホラありそうだけど(苦笑)、取り敢えず以上の15題、ということになる。
(うち2題は症例集積、なお、今年中に2例発表予定。)
上記の他、内輪の勉強会で発表した症例や、発表しようとしたけど様々な事情にボツになった症例、講義の中で使用した症例まで入れたら、上記の倍以上の数に上ると思う。
(なので体感的には数十例、という感じ。)
こう見返してみると、この世界に入った1999年から2009年は開業前であり、先ずは開業して独立することに学術面、経済面、精神面において全集中すべき時期だったし、諸先輩方の臨床や症例にひたすらに学んだ時期だったため、公への発表は意識的に控えていた。
(・・・とはいえ、2008年には1本出しており、これも非常に印象的な症例だった。)
清明院を開業した2009年から2020年までは寡作に見えるが、この時期は開業してひたすら清明院を軌道に乗せたけど、2011年には東日本大震災があったり、それでも2015年には拡大移転して・・・、とかいうことをやりながら、せっせと東洋鍼灸専門学校や北辰会、東京衛生学園での講義、講演などをこなしていた時期で、
人前に立ち、何かを教える、診察や鍼灸の実技を見せる、また、臨床を論文化、文章化する、ということの徹底練習、訓練、という時期であったし、また、自分の症例よりも、むしろ後輩の症例や講義資料を添削しまくっていた時期だったように思う。
2020年から、公に症例を出す動きが加速している。
これはコロナ禍に入って、偶然にも時間が出来たことと、2018年の順天堂東医研発足をきっかけに、多くの医師、医学生たちと関わっていく中で、やはり事実はしっかりと発表する、出来れば論文化する、ということの意義を強く感じたためであり、恐らく今後も、出来る限りは継続することになると思う。
清明院に見学に来た多くの医師から言われるのは、
「こんなに凄い症例だらけなのに、何で出さないんですか??」
とか、
「こういう貴重な事実がいくらあっても、それを発表しなかったら、結局はなかった、という評価、認識になってしまう。」
ということです。苦笑
ですので今後も、
「事実があったら叫べ!!」
という、蓮風先生の教えに従って、この医学の良さをアピールし続けようと思います。
いやはや、時間がない。。。
2025.10.15

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2025年9月も、日々の臨床の傍ら、色々やっておりました!笑
今年で早14年目になる東洋鍼灸専門学校での講義も、夏休みが明けまして、昼夜新しいクラスの皆さんの後期授業が始まっております。
後期はどんな学生さんに会えるか、楽しみでもあります。
実は清明院は東京衛生学園専門学校と、東洋鍼灸専門学校の、学外実習施設にもなっています。
今年の夏も、色々な学生さんが来ましたね☆
(まだもう少し来るようですが)
・・・まあ、彼らに少しでも鍼灸の良さが伝わったなら、幸甚です。
世の中を見ればネガティブなニュースも多く、この先、世界は、日本はどうなっていくのか、一庶民には分かりませんが、どうあれ、僕は毎日、新宿の路地裏で鍼灸治療をやるだけです。笑
9.8(月)は日本東方医学会の分科会であるDAPA(医鍼薬地域連携研究会)カンファレンス。
今回は東京の鍼灸師、島田りか先生による「不眠の鍼灸治療の一症例」の症例検討会。
不眠と言えば、鍼灸臨床でもよく遭遇する疾患であり、精神科の薬でもうまくコントロール出来なかったり、コントロール出来ていても、継続的な服用に不安を感じておられる患者さんが一定数おられる訳ですが、こういったものにも、意外と鍼灸が効くことが、事実としてあると思います。
今回、興味深かったのは、鍼灸治療の経過中に、その患者さんにプライベートで非常に強いストレスが加わり、急激に不眠を発症し、それに後から気が付いた、という症例であり、日本東方医学会の精神科専門医の先生からもコメントも頂き、
非常に有意義な内容だったと思いますし、非常にためになる内容だったと思います。
また今回も時間が足りないほど、非常に活発な意見交換が出来て、素晴らしかったです。
「医師と鍼灸師で、鍼灸師の症例を検討する」この活動も、今後まだまだ磨きをかけて、伸びて欲しい活動の一つです。
因みにこの勉強会は、毎月オンラインで開催しております。
どなたでも参加できますので、次回は11.10(月)の20時~90分です!!
是非、こちらのページからお申し込み下さい。
(お申し込み下さった方には、アーカイブ配信もあります!!)
9.14(日)は順天堂東医研主催の猪苗代湖生薬ワークショップ。
これは去年の9月にも行われたワークショップで、今年も日本で唯一のアムチ(チベット医)、小川康先生をお招きして、自分たちで火を起こしてBBQやって食事してみたり、厚朴の木(ホオノキ)を切って、いきなり煎じて飲んでみたり、
黄柏の木から染物を作ってみたりと、医学生たちに非常に貴重な体験を提供できたんじゃないかと思います。
ラーニングピラミッドを例示するまでもなく、こういう、教室を飛び出したフィールドワークや、お祭り的なイベント、学生が学生に教える機会を設ける、というのは非常に大事ですね。
学生の記憶に深く残ったことでしょう。
9.18(木)は順天堂東医研に参加してきました!!
今回の講師は長瀬眞彦先生で、講義テーマは
「東洋医学で見つける“自分の整え方”-若者の悩みから学ぶ-」
というお話。
今回は長瀬先生が普段見ている、10代、20代の若者の症例のお話を中心にして下さいました。
清明院もそうですが、小児~20代の若い人が、西洋医学的な方法でなかなか解決がつかず、東洋医学を求めて来院することは非常に多いです。
出来ればあまり強い西洋薬などは使わずに、心身ともに溌溂と成長出来たら良いのですが、なかなか難しい、厳しい状況に直面しておられる方もおられます。
鍼灸、漢方は、悩める若者や、その親御さんにとって、時に非常に大きな力になります。
まだかかったことがない人は、是非ともご検討下さい☆
(もちろん、きっちりと徹頭徹尾東洋医学的に診たてて、治療を進めることのできる先生に、です。)
9.27(土)-28(日)は姫路で行われた第31回日本病院総合診療医学会学術大会に参加してきました!!
この学会にはこれまでにも何度か講演でお邪魔させていただいているのですが、今回は(一社)北辰会代表、藤本新風先生が初登壇され、実技デモも披露するということで、それを見届けに行ってきました。
また今回のシンポジウムでは、2024年から医鍼連携で大変お世話になっている獨協医大総診科の志水太郎教授、勝倉真一先生、有名な熊本赤十字病院の加島雅之先生にもご登壇いただき、非常に豪華な会になりました。
肩関節の激痛のモデル患者さんに新風先生が選択した処置は何と「井穴刺絡」。
会場の医師の先生方がしげしげと物見高そうに見学している様子から、徐々に医師の鍼灸への興味関心が高まっている雰囲気を感じ取ることが出来て、嬉しかったですね。
ドラマ『19番目のカルテ』でさらに有名になった感のある総合診療医ですが、ドラマでも描かれていたように、医師の業界内では総合診療医に対して色々な声もある、という話が、他の講演でも取り上げられており、
25年前にこの業界に入って以来、白い目で見られ続け、見下され続けた鍼灸師である僕から見て、共感できるような話が多々ありました。苦笑
9.29(月)は日本東方医学会主催「新・中医臨床カンファレンス」です。
こちらも月に一回のオンライン開催で、ここでは、医師による中医学的な臨床の最前線が、ありありと分かると思います。
今回も「熱中症後の体力低下」の症例で、第一線の医師の先生方の対応や御見解が、非常に勉強になるカンファレンスでした。
次回は10.27(月)20時〜 (60分程度)となります。
お申込みはこちらから!!
9月はこんな感じで、なんじゃかんじゃとやっていました。
ここから年末に向けて、まだまだバンバンいきますよー!!!
〇
2023.03.06

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2.18(土)~19(日)の二日間、宇都宮で行われた第26回、日本病院総合診療医学会にて登壇させて頂きました!
今回の大会テーマは「DIAGNOSTIC EXCELLENCE 総合診療、これからの診断学」ということで、大会長の志水太郎先生が、日経メディカルのインタビューに
「診断学の未来を創る、歴史的2日間にしたい」
とまで仰っている本大会の末席に加えて頂いたことを、大変嬉しく思います。
時間枠は19日の最後、シンポジウム「東洋医学、とても役立つもう一つの診断学」というテーマで、いつもお世話になっている長崎の寺澤佳洋先生を座長に、
清明院初代研修医、三井記念病院の増田卓也先生との三人でやりました。
いわゆる日本漢方の中心的な考え方である「方証相対」と、中医学の基本的な考え方である「弁証論治」を、西洋医学の診断学における「System 1」「System 2」「Pivot and Cluster Strategy:PCS」と対比させながら説明する、という試みでした。
巷では、脈も舌も腹も診ずに、また「東洋医学的な問診」もかけずに、西洋医学的な病名や症状のみから、安易に漢方を処方したり、西洋医学的な治療が行き詰まっているからと言って、
「まあ漢方でも・・」
とか、
「漢方ぐらいしか・・」
と、いわゆる「病名漢方」「症状漢方」「でもしか漢方」みたいな出され方が横行し、挙句の果てにはその考え方で濫用されたエキス製剤が枯渇するとか、有害事象が発生するという事態に陥り、
生薬資源の無駄遣いが囁かれる現代日本において、こういうシンポジウムがなされたことは、大変喜ばしいことだと思います。
当初は、同時刻に別の会場でやっている講義も非常に強力であることから、100人くらい入る教室で、5人とかしか来なかったらどうしようか・・・、とか言っていたんですが、
意外と、数十人もの先生方に熱心に聴きに来ていただき、質問も活発に出て、講演後は多くの先生方と名刺交換し、学会後にメールのやりとりで繋がることが出来て、
やはりリアル開催の学会は良いなと、再認識しました。
今回は他にも、増田卓也先生は一般発表(Best of Best Abstracts)でも「東洋医学の臨床推論―診断学を駆使した弁証論治を目指して―」というタイトルで発表なさり、
清明院二代目研修医、丸山晃央先生はポスター発表で「東洋医学的なアプローチが奏功した9歳女性の起立調節障害の一例」を私と連名で発表なさり、
(一社)北辰会の小児科医である、和歌山の児玉和彦先生は初日の最後に「小児・青年期の診断」というテーマで御講演なさいました。
皆さん爆裂してて、最高でした。
私もこの業界に入って23年になりますが、医師の学会に朝からフルで参加したのは初めてのことで、何から何まで、大変刺激的でした。
やはり、本当に患者さんのことを考えるなら、東洋医学と西洋医学は積極的に組むべきですね。
多くの臨床医の、学会での姿に触れることが出来たのは、私にとって大変貴重な経験になりました。
この学会に登壇するのは去年の夏以来2回目なんですが、今年は他にも、西洋医学の学会で登壇することがありそうです。
まあこうやって、少しづつでも理解者を増やし、患者さんのために、組める人と組んでいきます。
〇
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2026.09.01
2026年 9月の診療日時2026.08.07
2026年7月の活動記録2026.08.01
2026年 8月の診療日時2026.07.16
これまでに竹下が世に出した症例2026.07.08
2026年6月の活動記録2026.07.04
2026年5月の活動記録2026.07.01
2026年 7月の診療日時2026.06.03
2026年 6月の診療日時2026.05.07
2026年4月の活動記録2026.05.02
2026年3月の活動記録2026.05.01
2026年 5月の診療日時2026.03.28
4.12(日)、講演やります!!2026.03.27
2026年 4月の診療日時2026.03.24
2026年2月の活動記録2026.02.27
2026年 3月の診療日時2026.02.18
2026年1月の活動記録2026.02.01
2026年 2月の診療日時2026.01.29
2025年12月の活動記録2026.01.06
2026年 1月の診療日時2026.01.01
2026「丙午」謹賀鍼年!!!2025.12.30
年内診療終了!!2025.12.12
患者さんの声(睡眠障害、その他不定愁訴)2025.12.05
2025年11月の活動記録2025.12.01
2025年 12月の診療日時2025.11.22
患者さんの声(15年以上メンテナンスで継続通院)2025.11.20
11.22(土)、25(火)、通常通り診療やります!!2025.11.19
2025年10月の活動記録2025.10.29
2025年 11月の診療日時2025.10.15
2025年9月の活動記録2025.10.10
清明院16周年!!!2025.10.01
2025年 10月の診療日時2025.09.20
2025年8月の活動記録2025.09.01
2025年 9月の診療日時2025.08.15
2025年7月の活動記録2025.08.01
2025年 8月の診療日時2025.07.04
2025年6月の活動記録2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時