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2011.08.10

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「患者さんの声」をいただきましたので、ご紹介いたします。
40代 男性
症状:アトピー性皮膚炎による皮膚の痒み、フケ、激しい頭痛、下痢、倦怠感、パニック障害様の諸症状(人ごみや車の運転で不安感、緊張感など)
※この文章は、患者さんの奥様が書いて下さいました。
夫は、昔から病院が嫌いで、ひどい頭痛や下痢、倦怠感に悩まされていたのにもかかわらず、
病院で重大な病名を告げられる事が怖くて、診察を受けることなく、何年もそういった症状を市販の薬でごまかし続けていました。
数年前、夫の父が、会社の健康診断で突然癌があると指摘され、それまで何の症状も無く元気に見えた父が、
入院、手術した途端にみるみる弱って、数か月で亡くなったことがとてもショックだったらしく、
「怖い病気が発見されたら、俺も病気を気に病んで死ぬよ。病気があったとしても、知らない方が長生きできる。」・・・その後、縁あって娘が清明院にお世話になったのをきっかけに、「鍼なら悪いデータやレントゲン写真を見せられることもないだろう」と、
渋々ではありましたが夫も竹下先生に診て頂くようになったのです。
竹下先生が、いつかTVで見た中国の鍼師さんのように、体が針山のようになる程たくさんの鍼を刺すのではなく、
一回の施術に1本しか鍼を使わない、という事も夫にとっては恐怖感が軽減出来た理由のようです。
その頃の夫は、3年程家の中での事務的な仕事を続けていたので、家の中で用を足すのと、たまに駅前の本屋さんに行くなどの15~20分位しか歩くことが無くなり、
これといった運動もせず、また、家族以外の人と会って話す機会がほとんど無く、外見を気にすることも無いためか、
外で働いていた時と比べると20キロ近く太ってしまっていました。
具合が悪くなってしまう為、よけいに家にこもりがちになってしまう、という悪循環に陥っておりました。
治療を始めてすぐに、頭痛や下痢が少なくなり、また、皮膚の状態がとても良くなり、ずっとひどいフケに悩まされていたのが、気が付くと気にならなくなっていました。
その後、だんだん体調が良くなったようで、半年位経った頃、もうこのまま一生外で働けないのでは、と思っていた私の予想に反して、
前に勤めていた事務所に復職をする事になりました。
また、毎回毎回毎回先生が食養生のお話をしてくださったのが効いたためか、食事の嗜好が少しずつ変わり、好きだった肉類よりもあっさりした物や、
野菜を良く食べるようになり、どんなに私に咎められても止められなかった程大好きだった甘いもの(一時期は、飴を毎日1袋食べていました!)もあまり欲しがらなくなったので、
体重がどんどん減っていき、2か月ほどで計10キロ以上痩せました。
今では、体重は安定しており、食欲は前より少し増していますが、リバウンドすることもありません。
ただ一つ、残念なことは、夫は何故か「何となく自然に治った。」と思っているふしがあり、鍼のすごさを今一つ理解できていないということです。
(治療していただいている時には、いつもあんなにリラックスして人前でぐうぐう寝ているくせに!)
人と話す時に緊張しがちな夫に余計な気を使わせないようにと、(空気)のように接してくださった院長先生の「技術」の賜物ではないかと思っております。
鍼で、体から、心を、さらに運命まで整えて頂けたのだなあと、感動と感謝の念でいっぱいです。
今後ともどうぞよろしくおねがいいたします。
この方は、まだ幼い娘さんが治療に来ていたついでに、奥様のすすめもあって、渋々、清明院で治療を受けるようになった患者さんです。(苦笑)
なかなか自分の思っていることや考えていることを人に伝えるのが苦手な方で、あまり無理に喋らせようとすると過緊張が起こってしまうので、
問診よりも体表観察 に重きを置いて、「肝陽上亢(かんようじょうこう)、湿熱(しつねつ)」と証を立て、治療を進めました。
治療中は極力笑わせたり、和ませたりすることに重きを置き、症状のことを細かく細かく聞いていく、ということはあえてあまりしませんでした。
その結果、患者さん御本人としては、鍼がよく効いたというよりは、「自然治癒」だとお考えになったようです。(苦笑)
・・・まあ、鍼というのは、人間にもともと備わった「治る力」を引き出すためのものなので、僕としてはそう思っていただいてもいいと思っています。
清明院HPでも、このブログ上でも、何度も書いているように、あくまでも「自然治癒(治る力)」の手助けをするのが鍼灸治療です。
「”正しい”鍼灸をする」決して鍼灸が患者さんの心身を「完全に」コントロールしている訳ではありません。
「医療」というのはどんなものであれ、あくまでもサポート、「手助け」なのであります。
ですので、この「手助け」に対してどれぐらい重い価値を見い出すかが、人によって違うというのは当たり前です。
ここは興味深いところですネ・・・。
ともかく、本症例の場合は、鍼が明らかに「治る力」の手助けになっている、ということは、上記のような、
治療を開始してからのご主人の心身の著しい変化が、結果から証明してくれていると思います。
初診の時の、御自宅での引きこもり状態から考えると、現在の仕事スタイルは、考えられないほどの激変であり、ちょっと心配な面もありますが、
今後もさらなる症状の改善、心身の安定を目指して、治療を続行していきたいと考えております。
・・・それにしても、この方の「病気を気に病んで死ぬ、知らない方が長生きできる。」という言葉・・・、考えさせられるものがあると思います。
2011.07.04
昨日、7月3日の日曜日は、大阪、上本町で開催された、(社)北辰会本部臨床コースに参加してきました!!
今回、僕は前日から大阪に入って、ちゃっかり先輩のうちに泊めてもらっていました。
そしてちゃっかり、本まで貰ってきました。(笑)
・・・まあともかく、当日午前中は実技練習、
「背候診」。
僕は渡辺厳優先生、水本淳先生に教えていただいていたのですが、やっぱ大先輩たち、スゴイです。
素早い体表観察の中に、重要なポイントを見逃さない慎重さ、治療方針の組み立てと予後予測の分厚さ・・・、普段の自分の臨床を反省しまくりでした。
午後は蓮風先生による「経穴解説の解説」のあと、足立尚哉先生による症例レポート「乳癌再発予防と膝痛」、
そして最後は、神野英明先生による「医易学」と、充実、盛りだくさんの内容でした。
いつも症例レポートでは、僕は色々質問させていただくんですが、今回はあえて黙って他の先生方の質問をよ~く聞いていました。
(これホントに気分的に。深い意味等々はまったくなく。)
そしたら終了後、色んな先生から、
「何で質問せーへんかったんや??」
「今日は来てへんのかと思った!」
「なんや体調悪いんか??」
と関西弁で色々言われて(苦笑)、ちょっと複雑な気持ちになりました。
・・・う~ん、やっぱすればよかったネ!質問。(笑)
また今回の勉強会は、ドクターが大勢参加しておられたのが印象的でした。
午前、午後通じて、どの講義内容も、それ一つでまる1日かけたっていいような、膨大な内容です。
それを部分的に取り出したものを、わずか1、2時間でまとめて話すワケですから、発表する方、教える方は大変です。
そして終わった後は、飲み会・・・。
今回は妙に人数が多くて、にぎやかでした。(笑)
小人数もいいけど、多人数もイイ!
・・・ということで、色んな先生と色んなお話が出来て、楽しかったです!
まー充実の週末、といった感じ。
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2011.02.18

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・・・さて、五臓六腑シリーズを再開したいと思います。
最近、奇経八脈の勉強をやっているせいか、どんどんマニアックな知識が入ってきてしまい、このブログも話が逸れていってしまいそうになりますが、
やはりあくまでも「基本」が大事です!(笑)
「基本」あっての「応用」!
「基本」なくして「上達」なし!!
「一流の技」には「一流の基本」!!!
一生、そのスタンスを堅持していきたいと思っています。
コレは僕が北辰会で教わった、非常に大事なことの一つです。
ところで、一口に「基本」と言っても、色々あります。
理論の基本、技術の基本、仕事の基本、会話の基本、礼儀礼節の基本などなど・・・。
まあこのブログに書けるのは、せいぜい「理論の」基本ぐらいだけど、その方が一般の患者さんも理解しやすいし、僕自身の復習にもなるし、
東洋医学の普及啓蒙にもなるし、色々と都合がよいのです。
・・・さて、皆さんなじみの深い、というか、必ず聞いたことはあるであろうこの「膀胱」という内臓ですが、(膀胱炎とか膀胱癌とか・・・ネ。)
コレもやっぱり西洋医学と東洋医学では内容、概念が大きく異なります。
それについては、これから述べていくとして、まずはこないだまで書いていた、「腎の臓」との関係性を確認しておきたいと思います。
「腎」って何ですか?(その11) までの11話参照
東洋医学の言う「膀胱」というのは、「五臓六腑」の中の「腑」の一つです。
以前述べたように、「ある腑」には、それと最も関係の深い「臓」が存在します。
コレを一対で、「表裏する臓腑」とか、「表裏関係にある臓腑」と呼びます。
東洋医学言う「膀胱の腑」と表裏の関係にあるのは「腎の臓」であります。
そしてこの2つの臓腑は、「排尿」という重大な生理イベントに際して、大きく関わっております。
ここら辺は大枠としては西洋医学ともオーバーラップする考え方だと思います。
西洋医学では、血液中の不要な成分を腎臓が濾し取って、その老廃物を尿管を通じて膀胱に一時的に溜めて、ある一定の量がたまると、神経を介して「尿意」が生じ、
腹圧と括約筋の協調作用でもって、正常な「排尿」というイベントが起こる、と考えます。
尿が作られるプロセスには、東西の医学の認識には大きな違いがあります。
・・・この辺のことを、これから何回かに分けて書いていきます。
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2010.12.09

これまでのお話・・・
スピリチュアルペイン(その4)
東洋医学と「痛み」(その1)
東洋医学と「痛み」(その2)
東洋医学と「痛み」(その3)
東洋医学と「痛み」(その4)
・・・まあ、つらつらと書いてきましたが、この辺でいったん区切りましょう。
僕が年末にしゃべるネタが尽きてしまっても困りますんで・・・。(笑)
西洋医学では、人間の感情や感覚、思考については「脳=brain」を中心に考えます。
それに対し、東洋医学ではこれらのものについても「五臓六腑」、とりわけ「心の臓」を中心に考えます。
・・・と言っても、当然「脳」というものを無視した訳ではなく、もちろん「脳」や「頭部」は重要視はするけれども、人間の正常な生命活動維持には、
あくまでも五臓六腑だぜ!頭部や脳の機能がいくら重要でも、その根本には五臓六腑の正常な働きがあってこそだぜ!!という立場で、生理学、
医学が説明されています。
徹頭徹尾その立場で、このシリーズの最初の方に述べた、緩和ケアにおける「スピリチュアルペイン」のようなものについても考えていきます。
ですから当然、東洋医学では、そういったものに対する対応も、
「気」を正しく動かし、五臓六腑の陰陽、虚実のバランスを整える、
という方法に、結局は帰結します。
(もちろん、傾聴、ともにいる、といった、緩和ケア医療に出てくる方法論も、上記に含まれます。)
・・・話を戻すと、「痛み」をはじめ、あらゆる不快な感覚(症状)というものを取れにくくさせる大きな要因に「不安感」というものがあります。
この「不安感」というものと、「心の臓」は、大変関わりが深いです。
「不安」と症状の関係については、以前も書きました。
この「不安感」というものが現れる東洋医学的な原因として、「心の臓」の異常を考える場合が多いです。
理屈では分かっていても不安である、何をしていても何となく不安である、考え過ぎてしまう、
それにより、症状がなかなかとれない、そして余計に不安になる、という悪循環を何とか断ち切る方法として、「心の臓」へのアプローチを考える場合が、東洋医学にはあります。
これがうまくいくと、
非常に強力な鎮痛効果+何とも言えない安心感、安堵感
を、鍼で表現することが出来ます。
(言葉で言うほど簡単ではありませんがネ。)
しかしこれまで、この考え方、方法論に、何度僕自身が救われたことか・・・。
末期癌の患者さん、重度の精神病の患者さん、あらゆる「心に残る」「忘れられない」症例が、頭を駆け巡ります・・・。
以上で一旦、このシリーズを完結したいと思います。
詳しい話は、年末にしようと思っております。
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2010.09.20

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これまでのお話・・・
「肺」って何ですか?(その1)
「肺」って何ですか?(その2)
「肺」って何ですか?(その3)
「肺」って何ですか?(その4)
「肺」って何ですか?(その5)
「肺」って何ですか?(その6)
「肺」って何ですか?(その7)
「肺」って何ですか?(その8)
「肺」って何ですか?(その9)
「肺」って何ですか?(その10)
「肺」って何ですか?(その11)
☆「肺」を病むとどうなるか
・・・これまで長々と、肺について語ってまいりましたが、ここらでそろそろ完結しようかな、と思います。
まー、いつも言うように、東洋医学の言う「五臓六腑」というのは、西洋医学の言う「内臓」というモノとは全然違うのだ、ということがお分かりいただけているかと思います。
今日は、では実際に「肺の臓」を病むと、どういう現象(症状)が出てくるか、について考えて、「肺」シリーズを一旦完結しようと思います。
一般的には、「肺」の病気と言えば、”肺炎”、”肺癌”、”肺結核”などなど、”肺〇〇”という病名が多く、そしてその症状は主に呼吸器の異常(呼吸困難、咳、痰など)ですよね?
東洋医学の言う、「肺の臓」は、これまで述べてきたように、人間のあらゆる機能に関わりますので、当然症状も、呼吸器の症状のみにとどまりません。
(もちろん呼吸器の症状も出るけどネ。)
具体的には、たとえば
カゼに伴う諸症状(寒気、ノド痛、肩こりetc..)、喘息、尿の色が変わる、胸が苦しい、
などなど、呼吸の症状がメインでありながらも、実に様々な症状が出てきます。
また東洋医学では、
「呼吸器の症状がある」=「肺の臓が中心の病」
とは考えません。
「呼吸器の症状がある」=「肺の臓が異常を起こしている」=「その異常を起こさしめた中心はどこか」
という風に、もう一枚深く考えます。
その上で、その病理の中心が「肺」であれば、治療の対象はそのまま「肺」になりますが、「肺」以外の臓腑の異常が中心であった場合、
そこを治療していくことが出来るのが、東洋医学の賢いところだと思います。
病の中心は何か、
そしてそれはどこか、
こういうところを明らかにして治療するから、あっちもこっちも触る必要はなく、極めて少数の鍼での治療が可能になるのです。
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2010.08.06

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これまでのお話・・・
「胃」って何ですか?
「胃」って何ですか?(その2)
「胃」って何ですか?(その3)
「胃」って何ですか?(その4)
「胃」って何ですか?(その5)
「胃」って何ですか?(その6)
「胃」って何ですか?(その7)
「胃」って何ですか?(その8)
☆胃が関わる範囲
さて今日はいよいよ、東洋医学的な「胃の腑」を病むと、実際にどういうことが体に起こるか、という問題です。
でも、これを細かく解説したら、難しくなるし、教科書みたいになっちゃうから、しません。概要を述べます。
・・・一般的には、西洋医学的な「胃の病気」と言うと、胃炎とか、胃潰瘍とか、胃癌とか、要は「胃〇〇」という病名が多いと思います。
これらは基本的に内臓の一部である胃(stomach)の形態的な異常、腹部の消化器症状が主な診断ポイントです。
しかし東洋医学では違います。
「全然」違います。(笑)
「胃の腑」が関わる範囲は「胃」そのものや腹部の症状だけではありません。
ちなみにこれは「胃の腑」以外の他の臓腑でも、全て同じことが言えます。
いつも言うように、東洋医学では、ある臓腑、ある部分、というのは、「あくまでも全体の中の一部にすぎない」という観点をどこまでも外さないため、
常に全体を意識しながら診察診断していきます。
そして、一見まったく関係ない部分(例えば手足や顔)の異常でも、常に五臓六腑と関連付けて考えるのです。
その「五臓六腑」それぞれと「一見関係ない離れた部分」とを結びつけるモノこそが「経絡(けいらく)」と呼ばれるものなのです。
・・・まあ、あまり難しい言い方は嫌いなので、簡単に言いたいと思いますが、この「経絡」というものを介して、「胃の腑」が関わる体の各部分というのは、非常に広範囲にわたります。
まず顔面(特に目、鼻、口、歯)から始まり、のど(首の前面)、胸(乳房、心の臓も含む)、お腹、背中、陰部、股関節、膝、足首・・・と、ほぼ全身各所に関わります。
特徴は、全身なんだけど特に「前側」の異常に大きく関わる、ということです。
なので当然、上記の各部分の病には「胃の腑」の異常から起こるものが多々あり、「胃の腑」を調えることによって治っていくものがある、ということです。
だから例えば西洋医学的な目や鼻の病気、のどや乳房の病気の中には、「胃の腑」に着眼して治療することにより治すことが出来るものがある、
という発想になる訳です。
・・・これが、発想だけで終わったらつまんないけど、実際にそうなるから、スゴイ訳です。
分かっていただきたいのは、例えば花粉症で鼻がつまって目が痒い、なんて時に、足に1本、「胃の腑」を調整する鍼を打ったら、症状が劇的によくなって、その先生から、
「あんたは胃が悪い!」
なんて言われたとして、この場面て、患者さんとしては意味分からんと思うけど、そこにはこういう理論がちゃんとあるんだよ、ということです。
次回に続く
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2010.06.29

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これはニュースです。
なかなかのニュースです。
僕も驚きました。
僕の所属する(社)北辰会の代表理事、藤本蓮風先生が、なんとブログを書き始めました!!
(タイトルもパンチ効いてるヨ!)
・・・僕も、ブログというものを書き始めて半年以上たち、
「あー、ブログっていいもんだなー。」
と思う反面、あまりに忙しい時なんかは、
「毎日ブログ書くの、正直大変だなー・・・。」
と思うこともあります。
そんな中、僕ごときよりもはるかに多忙であろう蓮風先生が、70歳を目前にしながら、新たにブログを書き始める、という行動に、ホントに襟を正されます。
蓮風先生という人は、この業界内では知らない人はほぼいないであろう、という有名人です。
周囲からの、”名人”とか、”天才鍼灸師”といった評価を、その実績からも、実力からも、「ほしいまま」にしている先生、と言っていいでしょう。
奈良にある、蓮風先生が院長を務める藤本漢祥院は、完全自由診療の、鍼灸専門治療院で、1日の来院患者数は約100名(これまでに最高では約200名)、
しかも来院患者のほとんどが、重度の慢性の難治性疾患や癌などの重病を主訴とした患者さんです。
先生はこれを全て1人で診療するという、量的にも質的にも、一般的な常識とは別次元の鍼灸臨床を、実に45年以上展開されています。
僕は蓮風先生の鍼に対する考え方、患者さんに対する態度に強く共感し、数多くの素晴らしい同業の先輩の中で、最もリスペクトしています。
ただ、こういう先生というのは、どの業界でもそうだと思うけど、非常に「誤解」されがちです。
また、同業者からの「嫉妬」、そしてそこから端を発した、冷静さを欠いた「批判」の対象にもなりやすいです。
そういう、ある意味で偶像的な「藤本蓮風」という人が、本当はいかなる人物なのか、ブログでの生の声を通じて、よく分かると思います。
これは画期的です。
この業界の、あのクラスの先生のブログが読めるということは、多くの医療従事者、および患者さんにとっては、非常に大きな「気付き」に繋がると思います。
僕も、今後に注目したいと思います。
皆さんもガンガンコメントしましょう!
今日はワールドカップ日本戦ですね!またスポーツバー、行ってきます・・・。(笑)
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2010.06.15

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さて、五臓六腑シリーズ、続いて「脾(ひ)」についてです。
☆「脾の臓」を理解する上で
これもまた、西洋医学の言う「脾臓=Spleen」とは違います!
僕はこれを、クドいようでもずーっと言い続けようと思います。
そうでないと話が始まらないし、混同して理解していくと、あとで整合とれなくなるからです。
一部に、
「東洋医学の言う”脾”は西洋医学の言う”膵臓(すいぞう)”の働きに相当する。」
という解説がされることがあるようですが、この論、僕は学生のころから「まったく」納得できませんでした。
東洋医学における「脾の臓」を正確に説明するにあたって、あまりにも一面的過ぎるように思います。
これにもし、そんなことない!とおっしゃる方がいらしたら、是非とも詳細なご説明、実際の症例も踏まえた上でのご見解をお伺いしたいです。
こういう、よく分からない理論を聞くと、僕としては、日夜難しい症例に悪戦苦闘しながら勉強しておられる、西洋医学の膵臓の専門医の先生に、逆に申し訳なく思っちゃいます。
「西洋医学の膵臓=東洋医学の脾の臓」という理論が成り立つならば、当然、「あらゆる膵臓病=脾の臓の病」という理論が成り立つことになり、膵臓癌や急性、慢性の膵炎なんかは、
全て東洋医学では「脾の病」ということになり、あたかもその分類方法や治療体系があるかのように聞こえますが、そんなものはございません。
我々は、例え患者さんが膵臓癌であれ、膵炎であれ、その時点での症状、東洋医学的な所見を正確にとらえて、それを正すのみです。
(つまり、気血津液、五臓六腑のアンバランスを正し、人間が持つ自然治癒力を最大限引き出してあげる訳です。)
その結果、患者さんの自覚症状はもとより、西洋医学の画像所見(MRIなど)や血液検査所見でも、症状の改善が確認されることがある、という訳です。
じゃあその2つ(東洋医学と西洋医学)を臨床次元で完全に結び付ける、スキのない理論や方法論があるかというと、現状、そんな便利なものはないんです。
それがないんであれば、自分で作るか、これまで培われてきた”より確からしい理論”に依拠して治療を進める以外にない、ということになりますよね?
前者の場合は、不確定性が強すぎて、とても患者さんにやる気になりません。
患者さんは我々の実験台ではないのでね。
研究所にこもって、ラット相手にやるならまだしも、僕らプロの臨床家が相手にするのは、現実に現代を生きている人間(患者さん)であり、
しかもその患者さんからお金(対価)をいただいて行うのです。
鍼ともぐさを持って、真剣に患者さんの病と対峙した場合、後者を全力でやる以外にないと、僕は考えています。
東洋医学は何千年もの風雪に耐えて、今や世界中に広まりつつある、
”現代で最も確からしい、鍼灸の活かし方”
な訳ですから。
これから何回かに分けて、東洋医学の言う「脾」というものを説明していきます。
いかに西洋医学の言う「脾臓」や「膵臓」と違うか、”普通の人”なら、よくお分かりになると思います。
次回に続く
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2010.03.14
今日、3月14日は、久々の完全オフであります!
しかし、休みだからこそ、片付けなければならない仕事が山ほどあります。
今週清明院に見えた患者さんのカルテを整理したり、学会発表用の資料をまとめたり・・・。
あっという間に時間が経ちますね(苦笑)
この間、学会発表用の資料を作成している時、鍼治療を開始してから、症状とともに、西洋医学的な血液検査の数値はどのように変化したかが問題になりました。
患者さんに聞いてみても、病院からもらった検査データは捨ててしまったとのことで、僕からその病院の先生に電話させていただいたところ、
快くOKして下さいました。
こういう西洋医ばかりだと、とても助かるのですが、残念ながらそうでない先生もおられるようです。
もうこれからは、「患者さんのために」西洋医学と東洋医学がもっともっと手を組まなきゃいけないんじゃないかなあ、と思います。
そうすることで、今より患者さんが東洋医学を受けやすい環境になってくると思いますし、西洋医学にとっても、意義は大きいだろうと思います。
この間まで、とある末期癌の患者さんを、亡くなられる半年前から、亡くなられるその日まで治療させていただきました。
こういう、終末期の医療においても、患者さん本人の意思を尊重しながら、西洋医学と東洋医学がもっとコミュニケーションをとれるような環境があったら、
患者さん本人や、ご家族も、色んな意味で救われるんじゃないでしょうか?
・・・まあ、そういう理想的な環境が作られるのをただボーッと待っていても始まりませんので、甚だ微力ではありますが、清明院ももっと頑張ろうと思います!
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清明院に皆様のお力を!<m(__)m>
2009.12.27

これは、たま~に患者さんから言われます。(苦笑)
・・・てゆーかコレ、フツーに若干失礼ですよね??
大体の場合は、ウチの鍼灸は痛くないよ、恐くないよ、という説明をした後に来るのがコレです。(苦笑)
まあ答えは当然、
「効きます。だから生活できてます。」
なんですが、要はコレってね、鍼灸治療を受けたことのない患者さんにとっての「鍼灸治療」とは、痛いところや凝ってるところを中心に、
全身に鍼を刺されまくり、灸をすえられまくり、拷問のような治療に耐えたのちに、凝りや痛みのとれた体をめでたくGET出来るもの、
という先入観+固定観念から、勝手にそういう風に想像しているのではないでしょうか?
であればそれは全然違います。
その認識は間違ってます。
少なくとも清明院では、そのような乱暴な治療はしませんし、治療の刺激は驚くほど軽いものです。
使う鍼は多くて3本程度、全身状態を詳しく診察したのちに、「ここぞ!」というところにピタッと鍼が入れば、痛みをまったく感じないか、
感じても蚊に刺された程度で、数秒で治まります。
そして、鍼を打ったまま数分、場合によっては数十分安静にしていると、体の冷えている部分は温まってきて、熱っぽい部分はスーッとしてきます。
そして、大体の患者さんは寝てしまいます。
それが、体の「気の流れ」「陰陽のアンバランス」が整っていく感覚であり、清明院が理想とする、刺鍼に対する反応であります。
これを繰り返していくことによって、あらゆる病に対応していきます。
きつい刺激を人体に与えることは、かえってマイナスになると思っています。
「じゃあ病院が行う外科手術は超キツイ刺激ですけど、人体にマイナスなんですか!?」
という突っ込みに対する答えは、
「はい、患部(例えば癌化した内臓)以外にとってはマイナスです。」
となります。
現代は麻酔の技術が発達しているため、手術に痛みを伴うことはありませんが、
とりたい組織をとるために、正常な組織を切り開いていく必要がありますので、切り開かれた正常な組織にとっては、要は大怪我をしたのと同じことです。
当然、癒着など、後遺症の原因になったりもします。
東洋医学が考案された時代は、麻酔の技術そのものがなかった訳ですから、医者のテーマは人体の「形態」ではなく、「機能」に相対的に焦点が当たっていたであろう、
という話は、以前お話しした通りです。
人体の「機能」を整える、すなわち、東洋医学の言う、「気」を上手に動かして「陰陽」のバランスを整える、最高にシンプルな道具が「鍼灸」なんです。
なので、むしろ刺激量が極力少ない「正確な」鍼の方が、気の動きが分散しないため、効くんです。
間違ったキツい鍼を何本刺しても、マイナスです。
お分かりいただけましたでしょうか?
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2026.09.01
2026年 9月の診療日時2026.08.07
2026年7月の活動記録2026.08.01
2026年 8月の診療日時2026.07.16
これまでに竹下が世に出した症例2026.07.08
2026年6月の活動記録2026.07.04
2026年5月の活動記録2026.07.01
2026年 7月の診療日時2026.06.03
2026年 6月の診療日時2026.05.07
2026年4月の活動記録2026.05.02
2026年3月の活動記録2026.05.01
2026年 5月の診療日時2026.03.28
4.12(日)、講演やります!!2026.03.27
2026年 4月の診療日時2026.03.24
2026年2月の活動記録2026.02.27
2026年 3月の診療日時2026.02.18
2026年1月の活動記録2026.02.01
2026年 2月の診療日時2026.01.29
2025年12月の活動記録2026.01.06
2026年 1月の診療日時2026.01.01
2026「丙午」謹賀鍼年!!!2025.12.30
年内診療終了!!2025.12.12
患者さんの声(睡眠障害、その他不定愁訴)2025.12.05
2025年11月の活動記録2025.12.01
2025年 12月の診療日時2025.11.22
患者さんの声(15年以上メンテナンスで継続通院)2025.11.20
11.22(土)、25(火)、通常通り診療やります!!2025.11.19
2025年10月の活動記録2025.10.29
2025年 11月の診療日時2025.10.15
2025年9月の活動記録2025.10.10
清明院16周年!!!2025.10.01
2025年 10月の診療日時2025.09.20
2025年8月の活動記録2025.09.01
2025年 9月の診療日時2025.08.15
2025年7月の活動記録2025.08.01
2025年 8月の診療日時2025.07.04
2025年6月の活動記録2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時