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「患者さんの声」を頂きましたので紹介します。
下記以外の「患者さんの声」についてはHP内およびGoogleのクチコミページをご参照下さい。
〇
50代女性
◆初診時の主訴:睡眠障害(入眠困難)
◆既往歴:
幼少期~ アレルギー性鼻炎
20代 睡眠時無呼吸症候群
30代 盲腸
50代 人工股関節手術
50代 ヘバーデン結節、ブシャール結節(手術)

(↑↑久々に手書きでいただきました。この時代に手書きって、うれしい。)
〇
【清明院からコメント】
この患者さんは、飲食業にとっては非常に厳しかったコロナ禍の最中に治療に見えて、もう5年近く通院されており、清明院の治療の良さがとてもよく伝わっている症例だと思います。
既往歴を見ただけでも、西洋医学であれば様々な科にかからなくてはいけないことが分かります。
よく外部や学生さんへの講演会などでお伝えするのですが、いくつもある東洋医学の良さの中には、
「全科性」「副効果」
というものがあります。
「全科性」というのは、東洋医学では人体や病気を分解して要素還元論的には考えないので、ある症状を治療するにも、常に全身、全体のバランスを考えた治療を行います。
従って、何科の疾患であっても、東洋医学的に対応することが理論上は可能です。
(もちろん、何科の疾患でも治せる、ということを言っているのではありません。各科専門医の介入を要する病態があることは重々承知しています。)
そして、そういった介入をした結果、メインとなる症状以外の症状も改善していくことは珍しくありません。
例えばこの患者さんのように、睡眠の状態が改善しながら、肩こりや寝違い、風邪症状なども改善していくことは、我々の臨床では日常茶飯事です。
また、こういった介入を年単位で繰り返すことによって、介入前と比較して、例えば
「風邪を引きにくくなった」
とか、
「疲れを感じにくくなった」
とか、
「食欲が増して、便通も良くなった」
などなど、生命活動の基本となるような生理現象や、健康的な生活状況の平均レベルが上がったと思われるような変化が出ることも、日常茶飯事です。
今後も日常のあらゆる症状を可能な範囲でコントロールしながら、大病を予防し、万が一なってしまったとしても軽く済み、早期に回復できるように、この患者さんの人生に伴走していこうと思っております。
〇
2023.01.29

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来たる2.12(日)に、順天堂東医研毎年恒例の、第4回 順天堂東医研特別公開シンポジウム「睡眠の生理と改善策」が行われます!!
このシンポジウムは、特別にどなたでも参加できます。
因みに過去の3回は
2019年冬「東洋医学における予防医学の現状と課題」
2021年春「COVID-19と東洋医学」
2022年春「東洋医学の学び方~伝統医学とどう向き合っていくか~」
というテーマでした!
どの回も参加者100名越えの、大変盛り上がるイベントです。
今回は、いつも順天堂東医研でお世話になっている長瀬眞彦先生、谷川武教授に加え、特別ゲストとして、睡眠衛生のエキスパートである、独立行政法人、労働者健康安全機構、労働安全衛生総合研究所、過労死等防止調査研究センター、センター長である高橋正也先生にもご登壇頂きます。
実は谷川教授も睡眠医学に関してはエキスパートであり、このお二人から睡眠医学の最前線の話が聴けるのが、今から非常に楽しみです。
僕はというと、基本的に「寝ること」の専門家なんですが(笑)、東洋医学、特に鍼灸の側面から見た、睡眠の生理と病理、簡単な養生法や治療に関して、一般の方にも分かるように語らせて頂こうかな、と思っております。
こちらのリンクから、ぜひドシドシとお申し込み下さい。
オンライン(zoom)で行われ、事後のオンデマンド配信もあります。
一般は受講費2000円、医療系学生(鍼灸学生含む)は無料となります。
さらに今回は、同日2.12(日)の昼間にも、「医歯薬学生限定」で、「医歯薬学生のための順天堂大学東洋医学セミナー」を行います!!
こちらは、
午前中の11:00~12:30は東洋医学的診察法の実技指導「脈診・舌診・腹診」、
午後13:30~16:30は大学対抗症例検討会「コロナ後遺症」、
16:30からは漢方の試飲会
を行います!!
医歯薬学生の皆様、是非奮ってご参加ください!!
そのまま大学に残って頂ければ、夜に行われるシンポジウムにも、対面でご参加いただけます!!
お申し込みはこちらから、ドシドシどうぞ!!
順天堂東医研も、2018年に創立して早4年が経ちました。
こうして大規模で発展的なイベントが打てていることが、とても嬉しく、学生さんの頑張りを見ていると、頼もしい限りです。
〇
2017.12.12

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患者さんによく言う。
「この病気を右肩上がりに治そうと思ったら、毎日、一定の睡眠時間の確保はすごく大事ですよ。」
と。
ある種の邪熱が関与した病気、あるいは陰虚、血虚などの陰分の不足が関与した病気には、一定時間の睡眠をコンスタントに取り続けることは、非常に重要。
これが確保できないと、なかなか治っていかない。
鍼や漢方の効きも鈍る。
もちろん理想は、毎日同じ時間に布団に入り、同じ時間に起床し、同じ時間に、同じくらいの量の食事をとる、同じ時間に大便を排出する、
というのが基本であって、よく言う「寝だめ」「食いだめ」みたいなものは、あまり意味がないどころか、かえって良くないらしい。
〇
それにしても、「寝る」というのは、非常に大事だ。
特に冬場は大事。
多くの動物も冬眠する。
冬場に、夜中までジムで汗を流してます、なんてのは、一見健康的なようだが、東洋医学的に見たら、不養生の極み。
この「睡眠」、僕自身も大好きだ。
こないだの日月は、久々のオフ。
あそこに行こうかとか、ここに行こうかとか、色々考えたが、久々だったんで、今週末は講義だし、限界まで寝ることにした。
そして、土曜の夜寝て、月曜の夕方まで寝た。(笑)
約40時間、食事とトイレに一瞬起きた以外は、全て寝た。(゚∀゚)
なかなかこれが出来る人はいないらしいが、僕は小さいころから、これが普通に出来る。
ちょっとした特技と言えるかもしれない。(笑)
「寝だめ」は意味ない、良くないというが、たまにこれをやると、明らかに充電された感覚が出る。
脳がリセットされたような感覚も出る。
・・・僕は、冬眠する類の動物に近いのかもしれない。
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2026.07.16

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これまで、多くの症例を世に出してきた。
20代の頃、経験がない分、少しでも理論武装しなくてはと、自分なりに一生懸命理論をやって、まあ、「口だけは」そこそこ強くなった。苦笑
でも、
「理屈はともかく、で?実際どんな症例やってんの??」
と言われた時に、モゴモゴ言ってて全然パッと具体例や治験例を出せない鍼灸師にだけはなりたくなくて、症例報告は定期的に出し続けようと決めて、早25年以上経ちました。苦笑
なので今では
「どんな症例やってんの?」
と言われたら、即答で
「最近はこんな症例を、こんな考えでやってるよ。」
だし、それに対して
「へえ、じゃあそれ、みんなが分かるように説明してよ。」
ってなった時に
「ああいいよ。いつ??」
と言えるようになりました。
(もちろん、そのレベル、完成度は全然まだまだですが。。。)
とにかく、いつも理屈ばっか打ってたりとか、やった、治った、よくなった、とか、一生懸命あれやこれやと宣伝して、やれ患者さんが何人来たとか、そればっかり自慢して、いざ表には症例出さない、それでは、世間様に対しては説得力がない。
SNSや、自分のHPに書く人はまだいいけど、多くの場合、それでは一方通行だし、真偽が危うい。
開業して軌道に乗るまではそれでもいいのかもしれないけど、ある程度の段階まで来たら、それなりの有識者からしっかりと批判をしてもらって、それを甘んじて受け入れてでも、キッチリと情報、証拠を整えて学会に出す、やっぱりこれが重要じゃないかと思います。
自分のやってる鍼灸が医学だというんなら、誰にでも分かるように説明できる筈です。
僕が初めて公に発表したのは、確か26歳の頃、北辰会関東支部の定例会で、でした。
あれも印象深い症例です。
それ以前の、19歳から26歳までの間も、常に自分自身の症例を俎上に載せて、勉強会でも何でもやってきました。
26歳の発表以降は、数十例の症例を世に出し続けてきました。
こないだふと思ったので、ここらへんで、以下に備忘録として、これまでに発表した症例の主なものを列記しておきます。
(そしてこの記事は今後、年一くらいで更新、アップデートしていこうと思います。)
〇
◆2008
「痿証(上肢運動麻痺)、頚椎症性脊髄症、アメーバ赤痢、HIVキャリアの一症例」@北辰会関東支部定例会
◆2009
「頸椎ヘルニア、アトピー性皮膚炎、鬱証の一症例」@北辰会関東支部定例会
◆2013
「子宮癌末期の一症例」@北辰会本部定例会
「リウマチ性多発筋痛症と診断された両足底痛の1症例」@北辰会本部定例会、日本伝統鍼灸学会(発表後、論文として日本伝統鍼灸学会誌『伝統鍼灸』第40巻第3号(通巻79号)に投稿)
◆2017
「再生不良性貧血の増悪が危惧された妊婦の1症例」@日本中医薬学会(発表後、論文として『日本中医薬学会雑誌』第8巻第1号に投稿)
「乳児のアトピー性皮膚炎の1症例」@日本伝統鍼灸学会(発表後、論文として『伝統鍼灸』第45巻第1号(通巻92号)に投稿)
◆2020
「COVID-19治癒後の諸症状の一症例」@日本中医薬学会
◆2021
「漢方治療で難渋し、鍼灸治療併用により著効したフクロウ型体質の一例」@日本東方医学会(増田卓也医師と共同発表の上、「睡眠・覚醒相後退障害 (DSWPD) の最新の知見と鍼灸治療の可能性」として『東方医学』 39巻 1/2号に投稿)
「小児難治性ネフローゼの1症例」@DAPAカンファレンス
「脊柱管狭窄症、認知症、胃瘻の一症例」@DAPAカンファレンス
◆2023
「コロナワクチン接種後に発症した動悸などの諸症状の一症例」@日本東洋医学会
◆2024
「フィッシャー症候群に鍼灸治療が奏功した一症例」@日本中医薬学会
「10年以上西洋医学的治療を拒否し続けてきた膀胱癌患者の一症例」@Metropolitan FM Conference
◆2025
「口腔扁平苔癬に対する鍼灸治療15症例の検討 ―北辰会方式に基づく臨床的知見―」@日本歯科東洋医学会
◆2026
「北辰会方式鍼灸治療に基づく嗅覚障害14例の症例集積 -病機と治療反応性の検討-」@世界中医薬学会連合会(WFCMS)耳鼻咽喉口腔科専門委員会 第18回学術シンポジウム(中国、広州)
たぶん漏れてるのもチラホラありそうだけど(苦笑)、取り敢えず以上の15題、ということになる。
(うち2題は症例集積、なお、今年中に2例発表予定。)
上記の他、内輪の勉強会で発表した症例や、発表しようとしたけど様々な事情にボツになった症例、講義の中で使用した症例まで入れたら、上記の倍以上の数に上ると思う。
(なので体感的には数十例、という感じ。)
こう見返してみると、この世界に入った1999年から2009年は開業前であり、先ずは開業して独立することに学術面、経済面、精神面において全集中すべき時期だったし、諸先輩方の臨床や症例にひたすらに学んだ時期だったため、公への発表は意識的に控えていた。
(・・・とはいえ、2008年には1本出しており、これも非常に印象的な症例だった。)
清明院を開業した2009年から2020年までは寡作に見えるが、この時期は開業してひたすら清明院を軌道に乗せたけど、2011年には東日本大震災があったり、それでも2015年には拡大移転して・・・、とかいうことをやりながら、せっせと東洋鍼灸専門学校や北辰会、東京衛生学園での講義、講演などをこなしていた時期で、
人前に立ち、何かを教える、診察や鍼灸の実技を見せる、また、臨床を論文化、文章化する、ということの徹底練習、訓練、という時期であったし、また、自分の症例よりも、むしろ後輩の症例や講義資料を添削しまくっていた時期だったように思う。
2020年から、公に症例を出す動きが加速している。
これはコロナ禍に入って、偶然にも時間が出来たことと、2018年の順天堂東医研発足をきっかけに、多くの医師、医学生たちと関わっていく中で、やはり事実はしっかりと発表する、出来れば論文化する、ということの意義を強く感じたためであり、恐らく今後も、出来る限りは継続することになると思う。
清明院に見学に来た多くの医師から言われるのは、
「こんなに凄い症例だらけなのに、何で出さないんですか??」
とか、
「こういう貴重な事実がいくらあっても、それを発表しなかったら、結局はなかった、という評価、認識になってしまう。」
ということです。苦笑
ですので今後も、
「事実があったら叫べ!!」
という、蓮風先生の教えに従って、この医学の良さをアピールし続けようと思います。
いやはや、時間がない。。。
2025.01.21

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今日は告知です!!
2018年から始まり、2024年の12月で6周年を迎えた順天堂東医研、第6回の公開シンポジウムを開催します!!
順天堂東医研は、現在では毎月、対面とオンラインにて、ハイブリッドの勉強会を行っておりますが、全国の医学生さん以外には基本的に非公開なのですが、
2019年から、年に一回、特別ゲストをお迎えして、公開シンポジウムを行っております。
この公開シンポジウムは、医学生のみならず、医歯薬鍼などの医療系学生はもちろん、医師、鍼灸師その他の有資格者の先生方、また患者さんなど一般の方でも、どなたでも御参加頂けます。
これまでの内容は下記の通り。
2019年 第1回 「東洋医学における予防医学の現状と課題」
2022年 第3回 「東洋医学の学び方~伝統医学とどう向き合っていくか~」
どの回も100名以上の皆さんに御参加頂き、非常に盛り上がって印象的でしたが、今回は、総合診療医の業界では世界的に御高名な志水太郎先生(獨協医大総合診療科主任教授)をゲストにお迎えして、
近年、NHKの「ドクターG」などで何かと話題の「総合診療」というものと、西洋医学が日本に入って来るまでは、ある意味、国民の総合診療医的なポジションを担ってきたといっても過言ではないと思える東洋医学の、
類似点や相違点、患者さん主体の、どのような協調関係が考えられるか、実際の症例を通じて皆さんと考えてみようと思います。
ポスターはこちら!!(DL、印刷可能です。)
お申込みはこちらから!!(対面、後日アーカイブ配信付き)
オンデマンド配信専用でお申込み希望の方はこちらから!!
では皆さん、当日か、アーカイブ映像で、お会いしましょう☆
楽しみ~~ 🙂
〇
2023.05.12

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2023年5月8日(月)から、新型コロナウイルス感染症は5類に変更となりました。
5類になったことで、この3年間の騒動も、ようやく一つの節目を迎えた、と言って良いでしょう。
この3年間で、職を失い、生活が全く変わってしまった人、また、感染してしまったことで、お身内や近しい方が亡くなってしまった、という方など、無数の悲しみと不幸が、世界中を襲いましたね。
コロナ以前の当たり前が、当たり前でなかった、ということを嫌というほど思い知らされた3年間だったと思いますし、現在もなお、後遺症で苦しんでいる方が多数おられることと思います。
ですので、5類になったと言っても、なーんかこう、スッキリ!という感じはないですよね。。。
またすぐに新しい感染症のパンデミックが起こる可能性だってありますし、地震などの天災も、不穏なペースで続いていますし、戦争のこともありますから、
まだまだ慎重に、様子を見つつ、徐々に元の生活に戻していこう、というフェイズに入った、というくらいの感じですね。
ところで、たまに聞かれるのでここに書いておきますが、清明院でのコロナ後遺症対応ですが、2020年の段階から、普通にやっております。
(当たり前のことと考え、特に宣伝もしてきませんでした。苦笑)
個人的には、2020年の秋に、第10回、日本中医薬学会学術大会にて「COVID-19 治癒後の諸症状の⼀症例」と題して、症例発表をさせて頂きました。
これは恐らく、日本で最初の、コロナ後遺症を鍼灸のみで扱った症例の、学会発表だったであろうと思います。
コロナ後遺症に関しては、もちろんその後もチョイチョイ、相談されては診ておりまして、いずれも非常に効果的だなあ、という印象を持っております。
・・・というわけで、いくつかの症例を、ここに簡単に紹介しておきます。
◆症例1 50代女性
主訴:全身倦怠感、嗅覚障害、味覚障害、痰
他院の鍼灸師からの紹介
コロナ感染以前からあった倦怠感が、コロナ感染で増悪し、その他の症状も出現し、改善しない。
「肝鬱腎虚」と弁証し、初回治療後、長時間睡眠。数回の治療で改善。
◆症例2 30代男性
主訴:記憶障害、集中力低下、浅眠、頭痛、抑鬱感、倦怠感、胸痛、下痢、腹痛、動悸、唇の荒れ
HPを見て来院
コロナ感染後、諸症状が出現し、無理して仕事を続けて、さらに悪化した。他院の漢方薬で少し改善するも、改善しきらない。
「湿熱中阻>肺腎陰虚」と弁証し、1回の治療で大幅に改善。
◆症例3 40代男性
主訴:関節痛、筋肉痛、下痢、脱毛
清明院患者の紹介
コロナ感染後、脱毛の症状が出る。その1か月後にワクチン接種後、それまでになかった症状が出現。
「肝脾鬱結≧心血不足」と弁証し、5回の治療で大幅に改善。
◆症例4 30代男性
主訴:集中力低下、頭痛、倦怠感、息苦しさ、胸痛、脱毛、動悸
清明院患者の紹介
コロナ感染後、多様な症状が出現。休職を余儀なくされた。
「湿困脾土≧心肝気鬱」と弁証し、6回の治療で職場復帰、15回ほどの治療でほぼ回復する。
◆症例5 30代女性
主訴:嗅覚消失
鍼灸師からの紹介
コロナ感染後、嗅覚が消失。
「肝気犯肺(魄気の異常)」と弁証し、1回で好転。10回ほどの治療でほぼ回復する。
・・・とまあこんな感じですが、挙げていったらキリがない感じです。
(因みに、当院の新規の患者さんのほとんどは、既存の患者さんか、鍼灸師や医師の先生方からの紹介です。(感謝合掌))
ここで強調しておきたいのは、当院では、「コロナ後遺症だから〇〇穴」とか、「コロナ後遺症だから〇〇証」などといった固定的、画一的な考え方は用いず、
あくまでも一例一例において、「その患者さんに」何が起こったのかを東洋医学的に分析、理解して治療に当たっている、ということです。
また最近では、コロナワクチン接種後に起こった、原因不明の体調不良がなかなか改善しない、という患者さんも多数見えており、こちらに関しても、鍼灸治療は非常に有効である、という印象を持っております。
今後も、国の方針としてワクチン接種は続けるのでしょうし、コロナに感染してしまって、後遺症に悩まれる患者さんもおられることでしょうから、これからもコロナ後遺症や、ワクチン接種後の体調不良の対応には、
「日本の医療の番外地」である路地裏の零細鍼灸院として、力を入れていきたいと思っています。笑
2023.03.05

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2.12(日)は、順天堂東医研主催、第4回特別公開セミナーに登壇してきました!!
この日はしかも、午前中から医歯薬学生を集めて「医歯薬学生のための東洋医学セミナー」を同時開催しようということで、午前中は私から脈診、舌診、腹診のキホンの講義をし、
その後長瀬先生と友岡先生に手伝って頂いて実技講座、午後は長瀬眞彦先生からコロナ後遺症の症例を提示して頂き、学生さんと一緒に症例検討会を行いました。
これが非常に、素晴らしかったです。
4つの大学から、症例に関して自分たちの考え方を述べる発表があり、皆さんの弁証論治の推論の完成度に驚きました。
学生の時点であそこまで出来ていれば、10年もすれば恐ろしいことになるでしょう。
ただでさえ普段の西洋医学の勉強も忙しい筈なのに、まったく大したもんです。
圧倒的インテリジェンス。(^^)
夜は今年も順天堂の谷川武教授を座長にお迎えし、独立行政法人 労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所過労死等防止調査研究センター センター長の高橋正也先生、
長瀬先生と私で、「睡眠の生理と改善策~西洋医学と東洋医学の知見から~」というタイトルでシンポジウムを行いました。
高橋先生から最新の睡眠医学の知見を御講義いただき、東洋医学しか知らない私にとっては、非常に刺激的でした。
質問も何個も出て、非常に盛り上がったと思います。
本シンポジウムはオンデマンド配信があり、まだ申し込み可能だそうです。
ご興味のある方はこちらからどうぞ。
2018年に始まった順天堂東医研、はや4周年を迎え、来月はついに50回目の講義になります。
講師は私ですので、気合い入れていこうと思います。
〇
2023.01.28

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1.19(木)の夜は、第48回の順天堂東医研に参加してきました!!
今回の講師はいつもお世話になっている長瀬眞彦先生。
テーマは
「水も滴る?」
ということで、「津液(水分)の異常」にフォーカスした内容でした。
「津液の異常」を東洋医学的に簡単に言えば、
1.津液の流動の停滞
2.津液の絶対量の不足
の二つに大別できます。
津液は、手足末梢まで、体の隅々までを潤す作用(滋潤作用)を持っているわけですが、これがうまく発揮できないと、乾燥したり、熱を持ったりする訳です。
また、津液が体のどこかで停滞すれば、浮腫みになります。
不足してる部分や過剰な部分が生まれて、いわゆる「ムラ」が生じることもあります。
この症状で困っておられる患者さんも、非常に多いです。
乾燥や浮腫みというのは、あらゆる病の原因になり得ますし、あらゆる病を治りにくくさせる要因になり得るでしょう。
そういうものに、東洋医学(鍼灸・漢方)が効果を発揮します。
清明院でも、たとえそれが主訴じゃなくても、乾燥や浮腫みを体質的に持っている患者さんを、診ない日はありません。
私の少ない経験からも、鍼灸を始めてから浮腫みが取れた、乾燥している皮膚に潤いが出た、と患者さんが仰るようになった、なんていう症例は数知れずあります。
今回は、長瀬先生の症例も参照しつつ、「五苓散」の煎じ薬と、「麦門冬湯」のエキス剤、両方の試飲会もやりました。
学生さんも非常に勉強になったのではないかと思います。
〇
・・・さて、ここで告知ですが、次回の2.12(日)は、毎年恒例の特別公開シンポジウム「睡眠の生理と改善策」であります!!
詳しくはまた別記事で紹介しようと思いますが、どなたでも参加可能ですので、是非、上記のリンクからお申し込みください!!
一般の方は2000円、医療系学生(鍼灸学生含む)は無料となります!!
(今回はオンデマンド配信もあります!!)
また、同日2.12(日)の昼間は、「医歯薬学生のための順天堂大学東洋医学セミナー」を行います!!
こちらは医歯薬学生限定のセミナーとなりまして、午前中は脈診などの東洋医学的診察法の実技指導なので、対面でのご参加、午後は「コロナ後遺症」の大学対抗の症例検討会なので、
オンラインでも参加できる、という企画になっております。
(参加費は無料!!お申し込みは上記のリンクから!!)
次々と色々なイベントが行われて、コロナで疲弊した日本も、徐々にではありますが、活気づいてきておりますね。(^^)
〇
2022.08.04

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7.28(木)の夜は、第43回の順天堂東医研で喋ってきました!!
今般の感染拡大を受けて、今回から、再びzoom講義となりました。。。苦笑
(この二年半の間、大体二回ハイブリッドをやると、またオンラインに戻る、というパターンを、3回繰り返しています。苦笑)
・・・まあしかしもう、慣れたもんです。
zoomならzoomで、それに最適化した内容を粛々とやるのみです。
まだまだ、教えていないこと、語っていないことは山ほどある。
今回も北海道から沖縄まで、多くの学生さんから参加申込があり、嬉しい限り。
怪我の功名で、こうやって全国の学生さんと繋がることが出来たのも、オンライン講義の普及の御蔭です。
今回は
「東洋医学的診察法⑩ 弁証問診その2(飲食・二便・発汗)」
「東洋医学的診察法⑪ 弁証問診その3(その他の排出物、五官、睡眠状況など)」
という2本立て。
極めて重要な、「東洋医学的問診」シリーズであります。
的確な漢方処方、的確な鍼灸配穴を得る上で、「的確な弁証問診」が必要なのは言うまでもありません。
えーそんなん、身体を診りゃわかるじゃん、と思った先生もいるかもしれませんが、それだけでは、病の細かいストーリーやメカニズム、その患者さんの置かれている環境、背景まできっちり押さえることは出来ませんので、
そういう「検査すりゃ分かるんだから問診なんて不要」みたいな乱暴な考えは、東洋医学では持ちません。
これはまあよく言われる、「病気を見て人を見てない」ってやつに陥りがちな考え方であって、東洋医学ではミステイクだと考えています。
(by『黄帝内経素問』徴四失論(78)参照)
・・・かつて、西洋医学は、
「3時間待ちの3分診療」
とか、
「PCばっかり見ていて患者の顔を見ていない、冷たい医療」
なんて揶揄されたこともありますが、近年では、
「医療面接」
「NBM(Narrative Based Medicine:物語と対話による医療)」
として、非常に問診が重要視されるようになってきているようで、上記のような声を聞くことは減ったように思います。
しかし、問診が重要というところでは一致していても、患者さんから聴取した情報を、どう分析し、治療に繋げていくか、というところが、そもそもの人体観が異なる、西洋医学と東洋医学では異なります。
今回やった、飲食の情報や二便の情報、睡眠の情報等々から、東洋医学では、その患者さんの全身の機能バランスが、「どこがどう」崩れているのかを考えていきます。
つまり「八綱弁証」「臓腑経絡弁証」「気血津液弁証」「病邪弁証」「病因病機」等々、大きい物差しや小さい物差しを駆使して、その患者さんの体質も含めた病態、メカニズム、ストーリーを全機的、総合的に把握せんが為になされる、東洋医学独特の、重要な診察行為です。
これが理解できない人は、いつまで経っても東洋医学的な思考で治療を進めることは出来るようにはならないでしょう。
また、この弁証問診の学理というのは、体表観察と違って、一定の理論を学べば、みんなでその症例に関してディスカッションできるという利点もあります。
この弁証問診シリーズはまだ少し続くので、これを機に一からキチッとやって、最終的には公開臨床で、その一部始終をお見せしようと思っています。
2022.07.13

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先日告知しましたが、7.9(土)の夜18時から、ドクターズプライムさんの企画で、
「東洋医学へのいざない 診察編②-舌診―」
という内容で、オンライン講義してきました!
(見逃し配信はありますが、オンデマンドではなく、後日決まった日時に再配信、という形になるそうです。)
前回までは「医師の勉強会」というタイトルの講座だったのですが、今回からは「Dr’s Prime Academia」という、カッチョイイ横文字の講座名に変わりまして、今回が一回目です。
新企画では、これまでは一回一回申し込み手続きをする必要があったのが、今後はアカウントを作成すれば毎回ログインして視聴することできるようになったようです。
ただし、今回からはリアルタイムで視聴出来るのは医師、医学生の方のみ限定、となるんだそうで、鍼灸師や薬剤師など、あるいはそれ以外の方で、
どうしても視聴したいという方はこちらから申し込んで頂ければ、後日視聴できるんだそうです。
(また、これはとりあえずの対応策であり、今後はまたどなたでも参加できるようになるかもしれず、まだ始まったばかりの企画であり、諸々検討段階、とのことでした。)
・・・まあ僕としては、僕の話を聴いた人の目が少しでも輝くなら、何でもよい。笑
医師、医学生対象、ということですから、僕としても、鍼灸学生や鍼灸師対象の講義では正直あまりウケない(苦笑)、漢方薬の話や、現代的な研究の話を入れ込みつつ、
楽しみながら工夫をして、お伝えさせて頂いておりますが、この企画を通じて、参加された医師の先生方に、東洋医学に対する正しい認識が少しでも広まれば、
ささやかながらでも、助かる患者さんが増えるのではないか、と思い、そうなることを願いながらやっております。
因みに今回の講義では、先日発売された「今や唯一の鍼灸業界専門誌」である『Tehamo』2号に掲載された、舌診に関する座談会を参考に、
舌診の現代的な研究論文(英文)を紹介させて頂いたので、下記にリンクを貼っておきます。
(『Tehamo』には、私が知っている先生も多く記事を投稿されています。とても記事の質が良いので、鍼灸学生や鍼灸師の方、あるいは鍼灸に興味を持つすべての医療従事者は、必ず読みましょう☆)
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◆Yellow tongue coating is associated with diabetes mellitus among Japanes non-smoking men and women
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jea/advpub/0/advpub_JE20160169/_article/-char/en
◆Scalloped tongue is associated with nocturnal intermittent hypoxia among community-dwelling Japanese the Toon Health Study
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28548303/
◆The relationship between sarcopenia and oral sarcopenia in eldery people.
https://researchmap.jp/okunokentaro/published_papers/25625799
◆睡眠時ブラキシズムと睡眠時無呼吸
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sgf1994/15/2/15_2_95/_pdf
◆Ill-fitting dentures and oral cancer:a meta-analysis
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S136883751400236X
◆Tongue color clustering and visual application based on 2D mation
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31713089/
◆Proposal for a new non-contact method for measuring tongue moisture to assist in tongue diagnosis
https://www.hindawi.com/journals/bmri/2015/249609/
◆舌画像解析によるシェーグレン症候群の診断支援
https://www.m.chiba-u.ac.jp/class/wakan/tongue2021/
↑↑これは講演であり、どこかに文章化されているかは不明でした。
◆舌診・顔面診撮影システムの運用
https://dbarchive.biosciencedbc.jp/yokou/pdf/2010/201003088150062.pdf
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・・・さて来月は8.27(土)の18:30から、これまた東洋医学の診療には欠かせない診察法の一つである「腹診」についてお伝えしようと思っております。
また近くなったら告知しようと思っていますが、お楽しみに!!!
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2026.09.01
2026年 9月の診療日時2026.08.07
2026年7月の活動記録2026.08.01
2026年 8月の診療日時2026.07.16
これまでに竹下が世に出した症例2026.07.08
2026年6月の活動記録2026.07.04
2026年5月の活動記録2026.07.01
2026年 7月の診療日時2026.06.03
2026年 6月の診療日時2026.05.07
2026年4月の活動記録2026.05.02
2026年3月の活動記録2026.05.01
2026年 5月の診療日時2026.03.28
4.12(日)、講演やります!!2026.03.27
2026年 4月の診療日時2026.03.24
2026年2月の活動記録2026.02.27
2026年 3月の診療日時2026.02.18
2026年1月の活動記録2026.02.01
2026年 2月の診療日時2026.01.29
2025年12月の活動記録2026.01.06
2026年 1月の診療日時2026.01.01
2026「丙午」謹賀鍼年!!!2025.12.30
年内診療終了!!2025.12.12
患者さんの声(睡眠障害、その他不定愁訴)2025.12.05
2025年11月の活動記録2025.12.01
2025年 12月の診療日時2025.11.22
患者さんの声(15年以上メンテナンスで継続通院)2025.11.20
11.22(土)、25(火)、通常通り診療やります!!2025.11.19
2025年10月の活動記録2025.10.29
2025年 11月の診療日時2025.10.15
2025年9月の活動記録2025.10.10
清明院16周年!!!2025.10.01
2025年 10月の診療日時2025.09.20
2025年8月の活動記録2025.09.01
2025年 9月の診療日時2025.08.15
2025年7月の活動記録2025.08.01
2025年 8月の診療日時2025.07.04
2025年6月の活動記録2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時