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2017.06.01
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おばんでございます。樫山です。
ふと気付いたら白目の部分が真っ赤になっていて、びっくりしたという経験をした人は多いのではないでしょうか。
何の違和感、痛みもないのに人に言われて気付いた、鏡の前に立ったら目が真っ赤と気付くという事が多いと思います。
これは結膜下出血と呼ばれる症状で、よく発症する疾患であります。
結膜下出血は、呼んで字のごとく結膜(白目)の部分に出血が見られる状態で、白目の部分が真っ赤になっていて、なかなかセンセーショナルな見た目なので慌ててしまいがちです。
全身性の疾患を持っている人を除き、ほとんどの場合特発性で、治療の必要性がないものが主です。
目の充血とは違い、血管の走行が不明瞭で、広範囲に出血が見られ、痛みや痒みなどの自覚症状がないのが特徴です。
大体の場合、知らないうちに目をかいてしまったり、何かいきんだ時に出血を起こしてしまう事がほとんどだと思います。
中医学で出血は、主に熱が関与していると考えます。
もともと身体に熱が籠っている人、過労などで気が損傷されて熱を抑えられないものなどなど、熱邪を身体が感受し、血が流れる脈絡を熱が焼き損傷したものが出血と考えていきます。
だんだん夏が近づいてきて、気温の上昇に伴い熱による症状が多く出やすくなってきています。
熱の関与に十分に気を付けて、患者さんの診察をしていかなければいけません。
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