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血圧と東洋医学

2014.06.24

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明日、東洋鍼灸専門学校にて、「高血圧症・低血圧症」について喋ってきます。

 


内容が結構あるので、2週に渡るかもしれません。。。( ゚Д゚)

 



血圧といえば、末梢血管の内圧のことで、心臓がドクンと血液を送り出した時の圧と、逆に心臓に血液が流れ込み、心臓がグワーッと膨らんできた時の血管内圧を、血圧計で診ます。

 


これが極端に高かったら「高血圧症」、極端に低かったら「低血圧症」と言われます。

 


因みに2014年4月1日に、日本高血圧学会が、5年ぶりに新たな基準を発表しました。


(コロコロ変わるのよね~なんでかしら~へへ~)

 



 



一般的には「高血圧症」の方が問題視されます。

 



血圧が高いと、脳や心臓や腎臓に持続的、慢性的な負担がかかるからです。

 


この結果、脳がやられれば脳卒中、心臓がやられれば心筋梗塞や狭心症、腎臓がやられれば腎不全から透析を余儀なくされたり、もしそうなってしまえば、

 

患者さんのADL、QOLに著しく影響する、大問題だからです。

 


だから、リスクヘッジのために降圧剤を飲め飲め、という先生がいるようですが、ここは医師の間でも非常に大きな議論があるようです。

 




 

 


「低血圧症」の方は、問題がない場合も多いのですが、短期間で徐々に血圧が下がっており、同時に出血傾向があったり、発熱してたり、貧血を伴っていたりした場合、

 

白血病など、大きな病気が隠れている場合もあります。

 


・・・まあ、現代日本では誰でも知ってるこの「血圧」ってやつですが、東洋医学には、実はそんな考え方、もともとありません。(笑)

 


まあ、誤解の無いよう申しますと、東洋医学では血圧計でうかがうことのできる「血圧」ってやつの数値を問題にするのではなく、極端な高血圧や低血圧になると出てくる、

 

頭痛やめまいなどの様々な「症状」や、脈や舌などに現れてくる異常な「東洋医学的所見」を問題にし、それらがどういうメカニズムで出ているかを、

 

東洋医学的に分析し、治療してきたし、している、というわけです。

 

 

つまり、血圧が高かろうが低かろうが、その人に症状がなく、舌診や脈診などの東洋医学的所見が正常であれば、それは正常と考え、治療対象にはしない、ということです。

 

 

逆に、血圧が正常であっても、その人に症状があり、異常な東洋医学的所見があれば病気と考え、治療対象にするわけです。

 

 

ここにも、機械的に平均値、異常値を問題にする西洋医学と、個体差を問題にする東洋医学の違いが端的に現れていますね。

 



まあ、東洋医学的に考えて治療した結果、西洋医学の言う「血圧」なるものが、異常値から正常値に戻る場合もあります。

 



あるいは症状は取れたけど、正常値に戻らない場合もあります。

 



そうなると、「数値」って一体、何なんだ。。。という気もしないでもないです。(苦笑)

 



まあ両医学の、人体に対する考え方の違いが顕著に出てくるテーマなんですね。

 



血圧というのは。

 




気が向いたら続く

 

 




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