東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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鍼灸教育について

試験勉強

2010.09.16

こんばんは、松木です。はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の国家試験は、毎年2月の最終の土日で開催されています。夏休みも終わり、学生の皆さんから「国家試験の勉強の仕方を教えて下さい!」という質問を耳にする季節になって参りました。僕の回答は常に同じです。「まず過去問を解き、その後教科書を読むのがオススメです。」その理由は、過去問を解くことによって、「国家試験で問われること」がどういったことか、が大体分かります。その後教科書を読むと、たくさんの情報の中で、「対国家試験用」の優先順位が見えてきやすいからです。勉強の効率が上がりにくい学生さんの中には、教科書の全ての情報が大切なように感じてしまわれる方が見受けられます。しかし、必ず情報には優先順位があります。過去問を解いた後、教科書を読むと「あ~ここ問題に出てたな。」と思いながら教科書を読み進めていくことができると思います。同様のことが臨床でも ....

定期試験

2010.09.13

こんばんは、松木です。 本日は学校で定期試験の採点を行いました。 試験というのは、学生の皆さんの学習度合いを評価すると同時に、教師の情報伝達力が評価される場だと思います。 「教授錯覚」なる言葉があります。 教授錯覚とは、大学教育において、 「自分の筋道だった理論の授業によって,学生たちもよく理解できているはずだ。」とか、 「自分の教育への熱意は,学生たちに共感をもって受けとられているにちがいない。」 という類の、教師側の勝手な思い込みのことです。 今回も、定期試験の採点をしていて、とても基礎的な内容で間違いを記入しておられる学生が見受けられました。 ここで、「こいつ勉強しなかったんだな。」と考えるのは簡単ですが、教授錯覚に陥っている可能性も否定できません。 特に、同じ箇所を複数の学生が間違っているとなると、その可能性は高くなると思います。 「普通なら正しく解答でき ....

落語に学ぶ教育技法

2010.09.12

こんばんは、松木です。 私は清明院での業務の他に、専門学校で講師の仕事もさせて頂いております。 人に何かを教えるという事の難しさ、伝える事の難しさを日々痛感しております。 そんな中、大いに参考にしている教材があります。 「落語」です。 特に「古典落語」は授業に大いに参考になります。 それは、「古典落語」というものが、決められた演目を噺家さんがいかにオリジナリティーのある芸に昇華するか、という所にその醍醐味があるからだと思います。 学校教育において、教えるべき内容はあらかじめ決まっています。 その中でいかに「面白い!」と思ってもらえるか。 この、「決まった内容を、いかにして面白く伝えるか」という点で、落語は大いに参考になるわけです。 立川流家元 立川談志師匠は、弟子への指導の際、このようなことを言っておられます。 「落語はリズムとメロディーだ。」 どのようなリズ ....

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