東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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身体がついていくのが大変ですね。

こんなときにうたたね、暴飲暴食、寝不足などちょっと無理したりすると、意外とながびいてしまうものです。

しっかり対策をして、急激な変化に体がびっくりしないように気を付けてあげたいですね。

では、今週も先週に引き続き、つわりについての話題を

(先週のブログはコチラ 東洋医学的に「つわりは気の持ちよう」なのか?その① )

東洋医学的に、「つわりは気の持ちよう」なのか?と聞かれたら、

「そうともいえるし、そうでないともいえる」と思います。

****************

中医学を例にとってみますと、つわりの弁証類型として「肝火」というものがあります。

症例発表「妊娠悪阻」~つわりと東洋医学~
(「症状による中医診断と治療」下巻)

これは、もともと肝陽が盛んな女性が妊娠し、

赤ちゃんを育てるために血を集中して使うために肝陰がよけいに不足。

肝陽がさらにのぼせあがったり、肝鬱化火し、肝火が胃を犯したためにつわりが起こるんやー!

という考えです。

そもそも肝陽が盛んだと?

イライラして怒りっぽくなる、目が充血する、わき腹や側頭部など張って痛く感じたり。

生理前にも、肝気が高ぶりますから、こういった症状をお持ちの方もいらっしゃいますね!

上記の弁証類型「肝火」の解説だと、肝火が高ぶるのはお母さんの体の中で赤ちゃんを養うために急激な変化があった=血の一点集中が起きて、体内のバランスを崩したから

という「裏に虚があるから」という視点が大切にされています。

しかしそこは個々に虚実のバランスが異なるわけですから

二人目不妊と正邪弁証
二人目不妊と正邪弁証2

しっかり考えないと効果が上がっていきません。イイ配穴にたどりつかないと思います。

北辰会でたとえば「左太衝虚」「右太衝実」とか、左右差を見ていくことの意味が、こういう弁証と併せるとより意味を成していく、というか腑に落ちてくると思います。

妊婦さんの実側の太衝思いっきり寫したり、つわりで上に突き上げてるところに百会の実に置鍼したりとか

「冒険だな!」って思いますよね。

(学生時代にあったんです、そういうやりとり↓

A「肝中心で吐き気がある友達に百会置鍼したら吐いた!」

B「えっ・・・」

A「肝火でつわりの妊婦さん、太衝つかって治した!」

B「そそそそれ、虚側に補法?ていうかほかに安全なやりようなかったの」

怖い。。。。

(さすがに学生時代だけの話です)

と、話がそれましたが虚実の割合がどうあれ肝陽上亢or肝鬱→胃を犯す→つわりという病機ルートがあるわけで。

肝鬱といえば、助長する原因として「七情不和」が挙げられるのは、東洋医学ではおなじみですよね。

(つづく)

追記。

この、「肝火のつわり」の、肝陰不足の視点は養生するうえでとっても大事だと思います。

精血同源ですから、妊婦さんはよく休む!(横になるだけでも、立っているときよりも子宮に行く血流量は4割UPするとか。)

疲れたら、できる限り、できる限り休んでほしいです。

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