東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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補瀉 3

2016.02.08

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これまでのお話・・・

 

補瀉 1

補瀉 2 参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆『黄帝内経霊枢』終始萹(9)における補法

 

 

ここには、

 

「陽受気于四末、陰受気于五蔵。故写者迎之、補者随之。知迎知随、気可令和。」

 

とあります。

 

 

訳しますと、

 

「陽は気を四肢末端から受けます。陰は気を五臓から受けます。だから瀉する者はこれを迎え、補する者はこれに随うのです。

 

この方法が分かれば気の流れを整えることが出来ます!!」

 

と言っております。

 

 

 

また、

 

「一方虚、浅刺之、以養其脈、疾按其痏、無使邪気得入。邪気来也緊而疾。穀気来也徐而和。」

 

ともあります。

 

 

これも訳しますと、

 

「虚している場合は浅く刺し、経脈を養います。素早く鍼の後を押さえて、気を漏らさないように、邪気が入らないようにします。

 

邪気が来るときは堅くて早く、緊張感があり、正気が来るときはゆっくりと和やかに来ます。」

 

となります。

 

 

 

ここでは、これまでと違って、有名な「補瀉迎隨(ほしゃげいずい)」というキーワードが出てきます。

 

 

 

鍼灸学校なんかでは、

 

補法の場合は、経絡の流注の方向に沿わせて鍼を打つのが「随」、

 

瀉法の場合は経絡の流注の流れに逆らって打つのが「迎」

 

なんて教わりました。

 

 

僕は個人的には、この終始篇の記載が、そうは読めません。

 

 

病体における気の動きって、流注に応じて機械的に決まるような、そんな単純なものじゃない気がします。

 

 

僕的な補瀉迎隨とは、要はその場その時の患者さんの正気の動きに対して、上手に”随う”、”随わせる”のが補法、

 

その場その時の患者さんの邪気の動きを上手に”迎える”、”迎え撃つ”のが瀉法、だと思っています。

 

 

またここでは、「浅く打つ」ということも補法の重要なやり方であることを提示しています。

 

 

これも意味が深いように思いますが、まあ後ほど語りましょう。

 

 

ともかくここでは、迎随の補瀉と、深浅の補瀉が説かれているわけです。

 

 

 

続く

 

 

 

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