東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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千葉大学附属病院 和漢診療科にお邪魔してきました!!

2017.05.19

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昨日は、臨時に休診をいただいて、千葉大学附属病院の和漢診療科にお邪魔してきました!!

 

 

千葉大学には以前から「和漢診療科」という診療科があり、ここで医師と鍼灸師が協調しながら、患者さんの治療に当たっております。

 

千葉大学 和漢診療科 紹介ページ 参照

 

 

以前から気になっていたのですが、今回御縁があったので見学研修させていただくことになりました!!

 

 

朝の8時から30分勉強会。

 

 

大塚敬節先生のエピソードをまとめた『西荻医談』という著書を参加者で輪読していき、それをドクターが解説していきます。

 

 

この解説に、以前墓マイラーでも紹介したことのある名古屋玄医中神琴渓が出てきていたのが嬉しかったです。

 

大塚敬節を含む記事

中神琴渓を含む記事

名古屋玄医を含む記事     参照

 

 

ドクターと鍼灸師、薬剤師が一緒になってこういうことをやっているというのは、非常に良いことだと思いました。

 

 

10時からは診療開始。

 

 

ドクターの診療と、鍼灸師の先生の診療の両方を見学させていただきました。

 

 

印象的だったのは、両方とも、実によく患者さんの話を聞いているということと、電子カルテのオペレーションが非常に整っているということ。

 

 

やはり、ああいう大きな病院では必須なんでしょうが、電子カルテで、瞬時にリアルタイムで自分の担当患者がその日に何を訴え、

 

どういう処置をしたかが、その患者さんに関わる全員で共有できるようなシステムが整っており、そのインフラが機能するようなマンパワーも揃っている。

 

 

その電子データを基に、カンファレンスを行うのも非常にスムーズ。

 

 

これは正直、非常に羨ましかったですね。

 

 

また、かつては

 

「3時間待ちの3分診療」

 

とも揶揄された大学病院の診療体制の中で、非常に丁寧に患者さんの話をうかがう体制を整えているな、と思いました。

 

 

昼食は大学内の職員用の食堂で頂きましたが、どこに行っても、ロン毛に白衣は奇異な目で見られまくりますね。(笑)

 

 

昼食後、14時から教授の先生の回診とカンファレンスに参加。

 

 

やはり入院患者さんは重症が多いです。

 

 

でもまあ、私も長年往診をやってきたので、重症の患者さんは診慣れていますので、そういう意味での驚きや興奮はなかったですが、

 

教授の先生の診察を横で見ていて、あー自分も触りたい、この症例を一から診立てて鍼してみたい、という欲求がハンパじゃなかったです。(苦笑)

 

 

回診の後のカンファレンスも、電子データがあるために非常に分かりやすい。

 

 

会議室の壁をスクリーン代わりにして、プロジェクターで映写しながら、全員でそれを見ながら意見交換ができる。

 

 

病院ならではだな、と思ったのは、レントゲンなどの画像データも映写して、共有することが出来る点。

 

 

でもこれは、僕らも舌診なり顔面診では出来るはず。

 

 

東洋医学も、あれは出来るはずなんで、もっと電子化を進めるべきだと思いましたね。

 

 

その後、千葉大学の医学の6年生の学生さん達が鍼を体験する授業に参加。

 

 

医学部の学生さんが、

 

「スゲエ!」

 

とか、

 

「マジすか!」

 

とか、キャッキャ言いながら鍼を受ける姿に、

 

「あー、こういうの大事だナー。。。」

 

と思いました。

 

 

医師になる前の、まだ頭が柔らかい状態の時に、鍼灸や漢方などの東洋医学に触れてもらおう、という試みなんだそうです。

 

(素晴らしい!!)

 

 

そして最後は和漢診療科の鍼灸師同士での勉強会。

 

 

鍼灸師の先生がドイツの東洋医学の学会に参加したエピソードをお話しいただきました。

 

 

ヨーロッパでも、徐々に東洋医学は盛んになってきているようです。

 

 

今後、日本の東洋医学のレベルはどこまで上がるか。

 

 

今後、日本で、東洋医学が第一選択肢になる日は来るか。

 

 

色々考えさせられ、非常に有意義な1日でした。

 

 

 

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