東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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グイグイ問診する弊害

2013.10.24

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こないだ、学生さんから問われた。


 

「東洋医学的に診断するうえで、問診がとても重要なのはよく分かりました。でも、今日会ったばかりの人に、いくら診察とはいっても、

便の色とか、性質とか、生理のことまで話すのはちょっと・・・。」

 


というご意見。

 


これ、ごもっともです。

(もちろん、そう考えない人もいますが。)

 


また、続けて彼女は言いました。

「問診で聞かれたことって、自分の考えとか、自分に都合のいいことしか言わないじゃないですかー。それを基に考えると、

間違うことってないんですか?」

 

これもごもっともなご意見。


 

患者さんの言うことをまったく鵜呑みにして、それを診断材料にすれば、当然間違う可能性が高くなります。


 

また、さらに言いました。

「以前、北辰会の勉強会に行っている人から、問診してもらったことがあるんですけど、便の色とか、生理の状況とか、

こっちが答えにくそうにしててもグイグイ詰問してくるから、とても怖かったです。。。」

と。


 

これもごもっとも。


 

北辰会方式の初心者で、真面目な人ほどよくやりがちなミスですね。


 

正確に診断しようと思うあまり、患者さんの顔色や、患者さんの感情を気にしてる余裕がないのです。

 


しかしそれでは本末転倒です。

 


問診というのは、そういう意味で、非常に難しい面があります。

 


要は、この学生さんの意見に答えるならば、

◆患者さんが答えにくいことを、初回から無理に聞き出すことはせず、とりあえず置いといて、いずれ信頼関係が構築できたときに聞けばいい

◆患者さんの言うことを鵜呑みにせず、冷静に、客観的に、東洋医学的に分析し、最終判断は体表観察と総合して行う

◆問診は医療者と患者の重要なコミュニケーションの時間でもあり、極力、相手に不快な感情を抱かせるべきではない。

ということです。

 


以上を大前提として踏まえたうえで、上手に、診断に有用な情報を聞き出すのです。


 

テクニック、要ります。


経験、要ります。

 



そこら辺の立ち話と違う、プロの技術です。

 




プロの医療者の診察技術なんですから「当たり前」です。

 




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