それでは、前回に続き、主気による発病様式に関してです。前回記事はこちらをご参照ください。

 

 

四時の主気は春は風、夏は暑、長夏(梅雨のことです)は湿、秋は燥、冬は寒とされています。

 

 

 

それぞれの主気の成り立ちを1つ1つ整理します。

 

 

 

本日は冬の主気。冬の主気は寒です。寒冷の寒。

 

 

 

この時期は気温が低下し、寒邪が侵襲しやすい時期です。

 

 

 

体表が寒邪の侵襲すると、悪熱、発熱、無汗、身体痛、頭痛といった症状が出現し、胃や腸に侵襲した場合には、腹痛、下痢といった症状が出現します。