東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

婦人科⑩

2025.11.15

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

 

 

 

こんばんは、永井です。

 

 

 

11月も3週目です。

日に日に気温が下がり寒さが厳しくなっています。

 

 

 

 

本日は、腎が協調するその他の臓腑の続きです。

 

 

 

肝についてです。

 

 

 

肝腎同源、という言葉があります。

 

 

 

腎は精を臓することを主り、肝は血を臓することを主っています。

 

 

 

精と血は源は同じで、互いに養い合います。

 

 

 

精血が十分に存在することで、血海が満ち溢れます。

 

 

 

また、肝は疏泄を主り、腎は閉臓を主ります。

 

 

 

これは、肝は開き、腎じは閉じる、という役割を意味しています。

 

 

 

こうした開閉が行われることで、血海が十分満たされ、正常に機能するのです。

 

 

 

そして、肝が蔵する血は、血海にも注いでいます。

 

 

 

 

『肝は血海を司る』、『女子は肝を先天とする』という言葉がありますが、それは、肝が血の臓で、女性の生理的活動と密な関係があることを指しています。

 

 

 

 

血を臓し、疏泄させるという肝の機能は、月経が定期的に始まり終わる、ということに関して、量的な意味で重要な働きを担っています。

 

 

 

 

血海に血を蓄え、その血を流しています。

 

 

 

 

また、肝の経脈は、前陰を循り、少腹に至り、胃を挟み膈を貫き、胸脇に分布し、乳頭を経て、頭頂に上ります。
 
 
 
 
 
 
 
肝と前陰、少腹、乳部、胃は生理的に密な関係にあるということが考えられます。
 
 
 

 

肝気が疏泄され、肝血が豊かに流れ、直接、乳汁を調節し、少腹の気血を調え、陰部の皮膚、毛を栄養しています。

 

 

 

 

次回へ続きます。
 
 
 

参考文献

『中医婦人科学』 主編:辰巳洋  (源草社)

『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 石田秀実 監訳 (東洋学術出版)

『中医学入門』編著:神戸中医学研究会 (東洋学術出版)

『まんが中国古代の養生法』 絵・文:周春才 訳:鈴木博 (医道の日本社)

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

 

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

関連記事: 永井

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ