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こんばんは☆
吉澤です!
先週に引き続き、北辰会十問診の中の一つ、「⑦ 正邪の度合いを図るための問診(肉体負荷試験・大便小便後や発汗後の状況変化)」に関して、書いていきたいと思います。
先週は正邪弁証する上で必要な情報① 問診に関して書きましたが、今週は問診というテーマからは少し逸れますが、正邪弁証を行う上で体表所見も重
A.脈診:胃気の盛衰状況
1 )脈力・脈幅
2)押し切れの脈診
B.舌診:力の入り具合、胖嫩の程度、苔の力、
C.経穴の虚実どちらが目立っているか
以上の所見から正邪の消長関係がどうなっているかを判断します。
【例1】
今まで漢方薬で補剤を中心に服用してきたが主訴が緩解することな
→この場合は「邪気の実が中心」という判定になります。
【例2】
今まで局所鍼でたくさん刺してもらってきたが、抜鍼後2〜
そして、体表所見でも舌に力が少し入りにくく、脈力も弱く、 1指では押し切れないが、 2指で押し切れ、経穴も虚の反応が多く見られる。
→この場合は「正気の弱りが中心」という判定になります。
【例3】
起床時倦怠感が強いがシャワーを浴びるとスッキリし、
舌はやや胖嫩傾向で脈力弱く、
仕事で肉体労働が軽めの時は帰宅後の倦怠疲労感は軽度である。
→この場合は「虚実が同程度」にある可能性が高くなります。
以上で「⑦ 正邪の度合いを図るための問診(肉体負荷試験・大便小便後や発汗後の状況変化)」のご説明は終わりになります。
次週からは「⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査」に関してです。
お楽しみに!
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
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