東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「血」って何ですか?(その2)

2012.05.02

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前回のお話・・・

「血(けつ)」って何ですか?


 


続きいきます!


 

前回の話で、東洋医学における「血」の原料は、

1.飲食物から取り込んだ栄養分

2.腎精(じんせい)

ということが分かりました。

 


1.はまあ分かるとして、2.”腎精”ってのは一体、何なんでしょうか。

 



聞き慣れない言葉ですねえ。

 



これは、以前
「腎」って何ですか(その6)や、「腎」って何ですか?(その9)の中で紹介したんですが、記事にある通り、

”腎精”とは、「腎の臓」が蔵する、人間の成長発育~死の過程を正常たらしめている根本的なエネルギーで、

もともとは「気」から出来たものであり、生殖能力にも大きく関わる、人間の正常なカタチ(形体)の基盤

のことであります。

(笑・・・何やらムズい~、でもこれ以上簡単に言えない~)

 


生殖に関わると言っても、当然ながら西洋医学の言う「精子」「卵子」というものとは違いまして、それらを包括した、もっと広い意味を含んだシロモノなのであります。

 



この「腎精」というものが、もし人体の「血」が不足した時には「血」に変化して、不足を補ってくれるんだそうです。

 


面白いこと言いますねえ、東洋医学は・・・。

 



このようにして、人体内の有形物質は、ある物質が足らなければそれに変化することで、一定の恒常性を保つのだ、という訳です。

 



なぜなら、すべてはもともと「気」から成る、という考え方が背景にあるから、こういうことが言えるのです。

 


「血」「精」も、もともとは「気」・・・。

 

 

これを「気一元論」と言います。

 

 


元(みなもと=源)は同じ、だから、一定の条件下で、「血」「精」になったり、「精」「血」になったりすることは、当たり前なのです。

 


なので「精血同源(せいけつどうげん)」という訳ですネ。

 


もちろんこれは我田引水的、牽強付会的な机上の空論でなく、

「実際にその考え方で医療をやってみた結果、患者さんを観察してみた結果、そうとしか考えられないから」

3千年もの間、この立場を堅持し続けているのです。

 



堅持し続けることが出来るのです。

 



なので、現代の医療人である我々が学ぶ価値も、あるのです。

 

 


続く。

 




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