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こんばんは、下里です![]()
昨日、(社)北辰会関東支部定例会にて、「妊娠悪阻(つわり)」治療についての症例発表を行いました。
はじめての症例発表、ものすごく緊張しました!いつも堂々と前で講義される院長や講師の先生方は本当にスゴイです![]()
当日ご静聴いただいた方々、ご指導頂いた先生方、応援・協力して下さった方々に感謝でいっぱいです。
たくさん勉強させて頂きました!ありがとうございます。
もうすこしコンパクトに発表すればよかったのですが、時間がいっぱいになってしまい、発表と堀先生の解説で本番は終了となりました。
その後の飲み会で、周りの先生方と発表についての反省、症例の細部について検討した際に、改めて「これを伝えたかった!けど、うまく伝わっていなかったかな?」と感じた、
「つわりと治療」について今回はお話ししたいと思います。
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まず、「妊娠悪阻」とは、
①西洋医学的には、つわり症状がひどく、代謝性疾患などに発展し治療を必要とするもので、全妊婦の1~2%の割合で発生します。
そして、西洋医学的に見た「つわり」とは
・悪心(吐き気)・嘔吐をはじめとする症状で妊娠5~6週頃から症状出現し、
・症状の多くは一過性で妊娠12~16週頃までに自然に消失。
・50~80%の妊婦が経験し、初産婦に多い。
・つわりの原因は明確にされていない
事が特徴です。
②中医学的には、
妊娠病(妊娠時期に発生し、妊娠に関連して起こる症状)の一種と位置づけられ、
妊娠初期は(妊娠3ヶ月より以前)、衝脉の気が旺盛になり、胃気を犯して上がりやすく、胃失和降となるため、
悪心・嘔吐・食事の好き嫌いが出現するもので、
妊娠初期においては特に、生理的におこる側面もある症状で、
悪心(吐き気)・嘔吐といったつわり症状は妊娠嘔吐とされ、
『諸病源候論』には「悪阻(おそ)病」、『産室』には「子病」
『太平聖恵方』には「妊娠病」、『本草綱目』には「妊娠悪阻」
『坤元是宝』には「病食」などと記載されており、俗に「病児」と
呼ばれる。
ように、病理としてもとらえられ、治療方法があります。
メカニズムとしては
1)胃気虚
2)胃陽虚(胃寒)
3)痰飲
4)胃熱
5)肝火
引用『症状による中医診断と治療 下巻』
そう、全妊婦さんの半数以上が悩む症状であるにもかかわらず、西洋医学的には病気とされず治療方法もない
「つわり」は、東洋医学的に見ればある程度生理的な側面もあるものの、昔から「病気」として認識され、治療方法があった、ということなんですね。
ですので、あまり下手に薬も飲めない妊婦さんにとって、鍼灸はじめ東洋医学で辛い症状を少しでも楽に出来る、というのは大変意義があることと思います。
これが伝えたかった―!伝わったかな。。。
つわりの治療については院長も過去に記事にされているのでどうぞご参照ください。
妊娠中は薬が飲めない!?
症例発表、大変勉強になりました!
妊婦さんのお悩みが少しでも解決するよう、もっと精進していきたいです。
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