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2014.11.30

小池龍之介著『考えない練習』という本です。
あなたは、考え過ぎの病気だ!とある人に言われたことがありました。
そして、この本を読めと言われ出会った本です。
当時は、いろいろ迷いや悩みやストレスを抱えていてまさに気滞がおきていました。
気滞がおきるといろいろな病気に発展していきます。
世の中は、ストレスでいっぱいです。無意識下で考えることに多くのエネルギーを使っています。
嫌なことがあると、忘れれば良いのに何回も思い出しては腹を立てます。
なぜなのでしょう?
この本には、心というものは、刺激が大好きで、良くないことのほうがより刺激になるので刺激を求めて悪いこと、嫌なことを思い出すようになっている。とありました。
確かに、良かったことは、すぐ忘れるのに嫌だった経験は、いつまでも覚えている傾向にあるような気がします。
そして、思い出し怒りをしているときは、だいたい呼吸が浅くなり、動悸も早くなっています。
何度も過去のことに引き戻され今を生きることを忘れています。
今を生きなきゃもったいないですよね。
そんなときどうしたらよいか?練習としては、過去に引き戻されそうになったとき、自分を客観視すること。
あー自分は、これこれこうで腹をたてているんだなあと一歩引く。そして、普段から、四季の移ろい、空気の匂いなど五感に意識をむける。
嫌なことを考えているときは、そういったことから遮断されていると思いませんか?
これですべて解決というわけではないですが、一つの面白い考え方だと思いました。
ちなみに鍼治療でストレスを受け流せる身体にすることは、できると思います が受けないにこしたことは無い。初めからストレスをかわす知識があるならどんどん取り入れたいですね。
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