東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

鼻衄(びじく)とは③

2023.05.23

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「鼻衄」の続きで、「胃火と肝火犯肺の鼻衄」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回までのお話はこちら!
 
 
 
いずれも火熱が上炎して陽絡を灼傷して、血が外溢する陽熱裏実証であり、
 
 
 
多量で鮮紅色の鼻衄、イライラ、口渇、尿が濃い、舌質紅、脈数を呈します。
 
 
 
まずは、胃火の鼻衄についてです。
 
 
 
飲酒、辛味や味の濃いものの過食により胃火が盛んになり、上擾迫血して鼻衄が発生します。
 
 
 
『景岳全書・血証門』にて、「衄血の内熱によるものは多くは陽明経にあり」と述べられている通りです。
 
 
 
この場合、口乾、口臭、便秘などをともなうことが特徴です。
 
 
 
治法は、清熱瀉火を用います。
 
 
 
次に、肝火犯肺の鼻衄についてです。
 
 
 
欲求不満などで肝鬱化火したために肝が血を蔵さず、さらに肝火が肺竅を犯して発生します。
 
 
 
特徴は、反復して感情の激動後に発生する点です。
 
 
 
この場合、イライラ、易怒、胸脇苦満、眼球の充血、頭の脹痛、咽の乾燥、口苦などの肝火の症候をともないます。
 
 
 
その他にも、尿が濃い、舌質紅、脈弦数を呈します。
 
 
 
治法は、清肝瀉火を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 
 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

関連記事: 樫部

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ