東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2018 中国研修 ⑤ 病院研修2日目

2018.05.14

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これまでのお話

 

2018 中国研修 ① 第一印象

2018 中国研修 ② 観光地を回ってみて   参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

研修旅行の最終日は、今回の旅の大メインクライマックスである、老中医、武連中(ぶれんちゅう)先生の臨床の見学です。

 

 

そもそも今回の訪中は、去年の秋ごろに、お世話になっているとある先生に、

 

「今の中国に、僕が会っといた方がいい老中医の先生って、いますか??」

 

と尋ねたことから、

 

「・・・うーん、そうだなあ・・・、あ!竹下君に会わせたい先生が一人いるなあ!武連中先生!」

 

となったことから、研修計画が始まったものでした。

 

 

武連中先生は、醒脳開竅法という、脳卒中に対する鍼治療の開発メンバーの一人です。

 

(この治療法開発の中心人物は石学敏先生ですが、そのブレーンの一人、という感じでしょうね。)

 

 

日本でも、大田区大森にある牧田総合病院などで行われております。

 

 

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↑↑なかなかの貫禄。

 

 

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↑↑治療室には、患者さんから贈呈された旗が。

 

 

昨日の孫先生の部屋よりも2.5倍くらい広い部屋で、ベッドは8台。

 

 

僕ら6人以外にも、向こうの医大生が8人くらい研修に来ていました。

 

(白衣だらけ☆)

 

 

朝の9時の段階で、武先生の治療室の外には患者さんがごった返していましたが、武先生が来たのは9時半。

 

 

重役出勤、入ってきた瞬間から、親分の風格です。(笑)

 

 

先生が部屋に入ってくると、

 

「朝から待ってるんで、早く診てほしいんですけどー!」

 

と、文句っぽく言いに来る患者さんがいましたが、

 

「焦るな。焦るのは良くない。部屋から出て、待っていなさい。」

 

と、一蹴していました。(笑)

 

 

・・・で、治療開始は10時前くらい。

 

 

一気に8人入れて、基本となる経穴には助手や研修生が鍼をし、重要な経穴には武先生が鍼をしていく感じです。

 

(因みに抜鍼も助手の仕事。)

 

 

鍼は相当な強刺激です。

 

 

日本ではふつう使わないような、実に痛そうな経穴に、ザクザク、ブスブスとすごい勢いで刺していきます。

 

 

いやー、イカツイ。(^^;)

 

 

患者さんが痛がっていても、全くお構いなしで打っていきます。

 

 

・・・まあでも、あれで良くなるんでしょう。

 

 

方法論的には、強刺激過ぎて、日本ではなかなか受け入れられにくいだろうなあ、とは思いましたが、あの自信、まったくブレない態度振る舞い、

 

治療室全体の空気の持っていき方、初診患者さんへの安心のさせ方、目つき顔つき、「気」を操る医療人として、素晴らしかったです。

 

 

1クール終わると、我々が持参した質問に対して、一つ一つ丁寧に回答して下さいました。

 

 

この、講義している時の様子も、非常に良かったですね。

 

 

揺るぎない自信と誇りを感じました。

 

 

そして、なんとご著書まで、サイン付きでいただき、帰り際は握手して、ドアまで見送ってくださいました。

 

(中国を代表するレベルの老中医が、ここまでしてくれるのは、なかなかないことのようです。)

 

 

握手した武先生の手は、あれだけ強い鍼をするのに、意外と”引き”の手だったことが印象的でした。

 

 

一瞬でしたが、なんか、色々読まれた感じがしましたね。

 

 

そして、僕らへの講義(質問への回答)が終わったのが11時半くらい。

 

 

部屋の外では、待ちくたびれた患者さんたちが、イライラした様子で、まだまだごった返していました。

 

 

患者さんたちには申し訳ないナー、と思いつつ、僅か二時間でしたが、貴重な経験をさせてもらった天津の病院を後にしました。

 

 

 

続く

 

 

 

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