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今日は、珍しく舌の写真を載せようかな、と思います。

（苦手な方はスルーしてくださいネ。）

とある重篤な疾患を、複数お持ちの患者さん。

主訴は少し歩くと膝に力が入らなくなり、歩けなくなる、手首の脱力感、違和感というものでした。

治療前↓↓
















（画像クリックで大きく見れます。）

舌の表側の写真、本人は真っ直ぐに出そうとしているのですが、舌が左にグニャッと曲がってしまっているのが分かると思います。

これを東洋医学では歪斜舌（わいしゃぜつ）とか、偏歪舌（へんわいぜつ）と言います。

また、裏側は静脈がかなり怒張しており、右の方が怒張がきついのが分かります。

治療後↓↓

完璧ではないけど、舌がかなり真っ直ぐになり、裏側の静脈は左右差が整ったのがよくわかります。

この治療直後、20年間変化のなかった、手首の違和感が瞬間的に取れています。

〇

毎日毎日舌を観察していると、たまに患者さんから

「舌って、そんなにすぐに変わるもんですか？？」

と、問われることがあります。

変わります。

上記のように。

因みにこの治療、置鍼時間は3分、治療後の写真は、最初の写真から、3分後の状態です。

時に表現できる、この圧倒的なスピード感が、鍼灸医学の魅力の一つです。

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