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こんばんは。齋藤です。
一気に気温が低下してきました。
いよいよ冬になってきた感じがしますね。
風寒邪が入らない様、しっかりと厚着をして、風邪を引かない様注意してください。
それでは、前回の続きです。
前回の話はコチラ。
今回は、視覚に関して書いていこうと思います。
まず、西洋医学的に、目で見る情報というのは、どの様に処理されるのでしょうか。
人間が目から得た情報は、視神経を通じて、脳に行きます。
目を通じて得た情報は、情報が送られた脳の視覚野という部分に送られ、目から得た膨大な情報を常に取捨選択、加工・補正を行う処理をしています。
平面を立体としてとらえたり、元々ある目の視野の欠損「盲点」を補正したり、見え難かったり病気などで視野が欠損している場合にもその補正を行うことで視力を維持しています。
脳で情報処理を行うわけですが、白内障の様に目の水晶体という部分の問題で発症する病気もあるので、全て脳が原因というわけではありません。
それでは、東洋医学ではどのように考えられているのでしょうか。
西洋医学同様、目は視覚器官で、心神の「物を任ずる」最も重要な門戸です。
この門戸を通して、心神は、客観的世界観の明暗、色沢、形状を見分けており、「心霊の窓」といわれています。
『霊枢・大惑論』に、「五臓六腑の清気、みな目に上注して精となす」、『霊枢・五閲五使』では「目は肝の官なり」、『素問・金匱真言論』では「肝は目に開竅する」と記載されており、肝と目が密接な関係にあり、「肝は血を蔵す」ということから、血気が視覚機能を主る栄養源であることが分かります。
上記の通り、目の濡養は血気が血脈を通じて行っており、「心は全身の血脈を主る」ということから、「血脈」は心と目を密接に結びつけています。
参考サイト
第一薬品工業株式会社
https://www.d1yk.co.jp/info_health/2016/10/post-32.html
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問 上・中・下巻』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版社)
『現代語訳 黄帝内経霊枢 上・下巻』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版社)
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩 (たにぐち書店)
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