お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2012.08.24
*****************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************
こんばんは、松田です☆〃
イベントが多くだいぶ空きましたが続き行きます。
これまでのお話
刺激量
刺激量 その2
これまでの話で、病気は気や血、津液等の過不足により起こり、その過不足を調整するのに補法・瀉法というものがあり、補瀉法の種類の一つに刺激量があるという事を話しました。
また、過去の症例をもとに刺激量の重要性を考えて行きました。
今回は、その刺激量を決定する要件についてです。
刺激の3要素というものがあり、それはどういった刺激を行うかの刺激の質、どのくらいの刺激の強さを与えるかの刺激の量、刺激を受ける側の感受性の3つがあります。
刺激の質は、鍼や灸などどういった種類の刺激を行うかです。
ここでいう刺激の量は、鍼灸で使う鍼の太さや刺激の時間、手技の種類、穴の数、灸の大きさや硬さ、お灸の数などです。
強刺激は、太い鍼、刺鍼・抜鍼が速い、鍼の動揺の大きい手技、大きく硬いお灸、壮数が多い灸、穴の数が多い施術などがあります。(弱刺激はその逆です。)
もう1つ感受性というものがありますが、これも非常に重要な刺激の決定要件になります。
一般に鋭敏か鈍感かある程度決まっています。
子供・老人への刺激、女性、虚弱体質や神経質の人への刺激、精神労働者、睡眠不足や栄養状態不良者への刺激、鍼灸未経験者、顔や手足への刺激の方が受けての感じ方として鋭敏な感覚であることが多いです。
逆に青壮年への刺激、男性、頑強な者への刺激、肉体労働者、栄養状態が佳良な者への刺激、鍼灸治療経験者、腰や背中などへの刺激の方が受けての感じ方として鈍感な場合が多いです。
上記の感受性の違いは、あくまで一般的に言われている内容であり、当然個人差があります。
当然実際の治療では、女性や老人の場合でも例えば気血の滞りが強い時には、しっかりと気血の流れをよくするようにその人にとって少し強い刺激でも用いる事があります。
また、肉体労働者の青年男性でも働きすぎで睡眠不足があり、栄養状態も良くないという時には、体が弱らないように少し弱い刺激も用いる事があります。
つまり、感受性や刺激の量などは、その時々で変化するものであり一般に言われている内容が一致するれば皆刺激量は一緒という訳ではないのです。
治療する際に、しっかりとした問診をして、体表観察で体の状態をくまなく把握した上で得られた、その時の患者さんの状態に基づいて、どんな鍼を用いて、どこに、どんな角度で、どのくらいの刺激で鍼をするのかというのが決定されるのです。
種々の方法がありますが刺激量として大事なのは、やはりその時その人に合った刺激量をどれだけ適切に与えられるかという事だと思います。
刺激量を適切に与えて効果を出すというのは、非常に重要であり難しいことであると思いますが、問診や体表観察の正確性を高めて行き、繊細な感覚を持って治療を行えば徐々に習得出来るものだと考えています。
より早く習得できるようにしっかり頑張って行きたいと思います。
また、いろんな種類の補寫法についても今後書いて行きたいと思います。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.05.02
今年のGW2025.05.01
矢車菊が伝える季節の移ろい2025.04.30
問診について㉘2025.04.29
自汗(じかん)とは④2025.04.28
血の病⑩2025.04.27
テロ被害者に対する中医学治療のエピソード⑤2025.04.26
花粉症の季節⑤2025.04.25
変わらぬ思い2025.04.24
矢車菊が奏でる青2025.04.23
問診について㉗2025.04.22
自汗(じかん)とは③2025.04.21
血の病⑨2025.04.20
テロ被害者に対する中医学治療のエピソード④2025.04.19
節気2025.04.18
体験は大事2025.04.17
ランドセル2025.04.16
問診について㉖2025.04.15
自汗(じかん)とは②2025.04.14
そろそろ穀雨2025.04.13
テロ被害者に対する中医学治療のエピソード③2025.04.12
重曹2025.04.11
十人十色2025.04.10
はじめまして2025.04.09
問診について㉕2025.04.08
自汗(じかん)とは①2025.04.07
血の病⑧2025.04.06
テロ被害者に対する中医学治療のエピソード②2025.04.05
春爛漫2025.04.04
2025年度始まる2025.04.03
頭汗(ずかん)とは2025.04.02
問診について㉔2025.04.01
心胸汗出(しんきょうかんしゅつ)とは2025.03.31
血の病⑦2025.03.30
テロ被害者に対する中医学治療のエピソード①2025.03.29
花粉症の季節④2025.03.28
ほっと一息2025.03.27
手足汗出(しゅそくかんしゅつ)とは②2025.03.26
問診について㉓2025.03.25
手足汗出(しゅそくかんしゅつ)とは①2025.03.24
桜の開花と時の流れ2025.03.23
1時間の論文探しの末の…2025.03.22
春分2025.03.21
感動する2025.03.20
腋汗(えきかん)とは2025.03.19
5年ぶり!!東京の3月に雪舞う2025.03.18
頭鳴(ずめい)とは③2025.03.17
そろそろ春分2025.03.16
症例報告:鍼治療による腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒⑤2025.03.15
花粉症の季節③2025.03.14
卒業シーズン