東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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身熱肢寒(かんねつしかん)とは①

2025.05.20

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「身熱肢寒(しんねつしかん)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
身熱肢寒とは、熱病の経過の中で身体の自覚的、他覚的な熱感に加えて、四肢の冷えがみられることを指します。
 
 
 
『素問・厥論』には「身熱」と「手足寒」という記載があり、『傷寒論』には「熱深ければ厥深し」、「厥は、手足逆冷これなり」と記載があります。
 
 
 
身体の熱感と手足の冷えを主症状として弁証論治が行われており、後世の医家は張仲景の説にしたがっています。
 
 
 
身熱肢寒は、外感熱病の初期症状にもみられ、風寒の邪が肌表を侵して邪正闘争が行われて発熱する初期に四肢の冷えもみられることがあります。
 
 
 
この場合は、時間的には短く、熱勢が盛んになることに伴って、四肢も温もってきます。
 
 
 
こういった身熱肢寒の今回話していく範疇の症候ではなく、悪寒発熱に分類されます。
 
 
 
弁証分類は主に2つあり、次の通りです。
 
 
 
1.熱深厥深の身熱肢寒
 
2.陰盛格陽の身熱肢寒
 
 
 
以上です。
 
 
 
各弁証分類については、次回お話していきたいと思いますので、お楽しみに!
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 
 

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