東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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舌麻(ぜつま)とは③

2026.01.27

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで、「痰阻の舌麻」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
痰が経絡を阻塞することで舌の痺れと強ばりを引き起こします。
 
 
 
発語障害とともに、頭のふらつき、目眩、肢体の痺れ、舌苔滑または膩、脈滑といった痰証を呈します。
 
 
 
また、痰阻の舌麻は次の2パターンに分けることが出来ます。
 
 
 
まず、1つ目のパターンが風痰の舌麻です。
 
 
 
外風が痰を伴って生じるか、痰盛のものが肝風を伴って生じます。
 
 
 
外風によるものは、発症が急激で、悪寒、発熱、痙攣、顔面神経麻痺、意識障害、半身不随がみられます。
 
 
 
痰盛のものは、普段から痰が多く、肥満している場合にみられます。
 
 
 
また、舌苔白滑または黄膩、脈浮滑あるいは弦緩を呈します。
 
 
 
治法は、熄風化痰を用います。
 
 
 
次に、2つ目のパターンが痰火の舌麻です。
 
 
 
普段から痰盛であるものが火邪を感受したり、内熱によって痰火が生じて、痰火が舌に流注する経絡を阻塞して発生します。
 
 
 
この場合、口苦、頭のふらつき、目眩、耳鳴、易怒、舌苔黄膩または黄厚で乾燥、舌質紅絳、脈弦滑数といった痰証と熱証の症候がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は、清熱化痰、熄風を用います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 
 

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