東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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口角流涎(こうかくりゅうえん)とは①

2026.02.03

 

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

本日は「口角流涎(こうかくりゅうえん)」について、お話ししていきたいと思います。

 

 

口角流涎とは、口角から涎(よだれ)が出ることを指します。

 
 
『黄帝内経』には「涎下(えんげ)」、『傷寒論』・『金匱要略』には「口吐涎(こうとえん)」と記載があります。
 
 
 
小児の口角流涎「滞頤(たいい)」といわれており、『諸病源候論』では「滞頤の病、これ小児の涎唾の流出多く、頤下を潰す、これ脾冷えるにより液多きがゆえなり」と記載があります。
 
 
 
また、『珍本図書集成・雑証会心録』には、「脾は口に開竅するといえども、津液は腎より出づ。足少陰の気は陽明と上交し、戌癸組合してのちよく水穀の精微を化す。気上交せざれば、すなわち水邪はかえって任脈に従いて廉泉に上り、ゆえに涎下る。ただ足少陰を補いもって下焦の生気の上昇を助ければ、すなわち任脈は下盛して上の廉泉は通じ、すなわち涎は内に下り、外に下らず!」と記載があります。
 
 
 
今回のお話には小児の口角流涎も含めて、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
口角流涎の弁証分類は、主に次の4つです。
 
 
 
1.風中経絡の口角流涎
 
2.風痰の口角流涎
 
3.脾胃実熱の口角流涎
 
4.脾虚寒の口角流涎
 
 
 
以上です。
 
 
 
次回からは各弁証分類について、お話していきたいと思います。
 
 
 
お楽しみに!
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店

『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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